ランド・プラント生物図鑑

目次


惑星外起源生物

数百年前、人類の入植事業とともに持ちこまれた植物が由来であり、マイクロハザードによって突然変異した。

プラント(Plant)

【生態について】
後述するマザー・プラントという個体を頂点としたコロニー(群体)を形成する社会性植物の生物種であり、宇宙植物あるいはプラントと称される。コロニーに属するプラントはマザー・プラントの指令に基本的に従う。情報交換のためなどに種族ネットワークが構築する。コロニー全体として意思を持ち、各個体は脳で例えれば神経ネットワークのシナプスの役割を有する。マザー・プラントが意思決定を行う。ただ突然変異的な自我持ちのプラントの登場があり、新たな進化段階を迎えつつある。
食虫植物がルーツであるため肉食性であり、触手など捕獲器官を有する。進化の過程で大型化したため、昆虫のほかに人間といった高蛋白質性の餌を好んで捕食するようになった。また移動できる自走型と定着する着床型に分岐し、自走型は狩猟技術を発達させた。ただし、現在も自走型と着床型の発生割合は1:5である。
プラントは雌・雄個体がおり、交配し、結実することによって繁殖する。この交配のため、媒介する役目を担うのは基本的に共生生物である(自走型は自ら行えるが)。共生生物はマザープラントが認めた別種族のことであり、果実や糖蜜と呼ばれる栄養価の高い餌を対価に受粉のほか、防衛、種子運搬などを行う。センチネルなどが共生生物として認識されている。花からの芳香に誘われた生物に蜜を与え相互合意の上で共生関係を結ぶ。
プラントは優秀な別種族の個体に対し、寄生行為を行うことがある。ただしヤドリギのような一方的搾取ではない。これをアルラウネ(Alraune)化と呼び、主導権がプラントに渡り、宿主は自我を薄れさせるが、糖蜜が分泌されることで、あらゆる苦痛、ストレス等を感じなくなり、快感を得ることができる。アルラウネ化したプラントは宿主が栄養摂取すれば捕食する必要性が減り、また宿主も光合成等によって補給を受けることができる。寿命も延長し、不老効果も得られる。
プラントは高い擬態能力を持ち、別種族の個体の容姿をとることがある。

  • マザー・プラント
コロニーの頂点に位置し、ネットワークの意思総体を司るプラントの母体。基本的に一つの惑星に一個体が存在し、両性具有により、交配を自己完結できる。年に一度、体内部(ホワイトサレナ)で花を咲かせて共生生物やプラントに受粉させる。結実した種子は次のマザー・プラントになる因子を持つものとプラントになるものに分けられ、プラントとなるものは体内部で発芽し、惑星中に運搬させる。マザー・プラントとなるものはミサイル型の固い外殻に包まれた種子(種子ミサイル)として発射器官から宇宙外へ射出され、別の惑星を目指す。これを宇宙的繁殖と呼び、10年単位(ランドプラントの10公転時間)のサイクルで行われる。また自己完結できても遺伝子強化のために他の惑星のマザープラントとの交配を行うこともある。
新たな惑星に落着した種子ミサイルはまず衝突による衝撃波で周囲1000kmほどのクレーターを作り、根を地中深くおろし水源を探索、かつ光合成を行い、テラフォーミングを行う。
光合成に必要な水、二酸化炭素、光が足りない惑星に落着した場合も種子は数千年以上生き、発芽せず機を待つ。適切な温度になるよう地核熱を利用する。

原生生物

センチネルは今から数百万年前からランド・プラントに棲息。変異したプラントとの共生を開始。

センチネル(Sentinel)

【生態について】
後述するセンチネル・クイーンという個体を頂点としたコロニー(群体)を形成する社会性昆虫の生物種であり、宇宙昆虫あるいはセンチネルと称する。コロニーに属するセンチネルはクイーンの指令に基本的に従うが、統率を乱さない限りにおいては自己判断も行う。情報交換のためのネットワークを持ち、コロニー全体が意思であり、クイーンが意思決定を行う。プラントよりもより社会性の強い習性を持ち、後述する種族内のカーストにより各個体に役目が明確に与えられており、垂直指揮関係の下で行動する。
プラントの共生生物としては長い歴史を持ち、軍隊と位置づけられ、様々な武装を身に付けている。また電磁波、レーダー波、赤外線センサーを駆使することで惑星探査能力に優れ、プラントは彼らの能力を当てに種子ミサイルの発射が行われる。
環境順応性が極めて高く、常に進化し続けることができ、戦闘経験を積むとその情報を学習し、ネットワークにより群全体に伝達され、フィードバックされることにより、より強く進化した個体が生まれてくる。
あらゆる砲撃を貫通させない外骨格を有し、最下カーストのセンチネルですら地上戦力を圧倒する。電磁妨害を行い、無人兵器の自動追跡や遠隔操作システムは無力化される。
幼生第一形態を除くセンチネルが宇宙空間航行及び大気圏内の飛翔能力を持ち、クイーンは空間跳躍ゲートを生成できる。
有害宇宙線に害されず、酸素を高圧に体内で蓄積することで宇宙空間の環境下でも生存し、活動できる。クイーンは星間を渡って別のクイーンと交配する。
珪素石を始めとする有用鉱石を蒐集する性質から鉱山を探査し採掘するのが得意。
  • 幼生
センチネルは二回変態を行い、成体となる。
1.第一形態
およそ外骨格すら持たず、小動物と何ら変わらない愛らしい姿をしている。捕食対象も植物の果実か、昆虫など小動物などに限られる。
脱皮を繰り返し、成長すると2mほどの人型程度のクラスとなり、蛹を経て変態を始める。

2.第二形態
身体構造が成体に近づき、外骨格に覆われたカブトガニのような形態となる。大きさは2から3m程度であり、捕食対象も変態前と変わらないが、人など大型動物を襲うこともある。
ただ成体のような完全な外骨格ではないため、対人用の兵器でも効力がある。それでも、内蔵したハサミのようなセラミックナイフで軍人の殺害や武装車両などを破壊できる。
二枚の透明な翅をを持ち、宇宙空間航行も可能となる。
この形態まではカーストの区別がないが、環境状況に合わせてどの成体のカーストに区分されるかが決まる。

  • 成体
歩哨・斥候カースト
1.カースト小
センチネルの成体の一つのカーストで人類の大きさ概念でいえば彼らの宙域戦闘機と同等か一回り小さいクラスである。センチネル(大型)一体に対し、複数のセンチネル(小型)が随伴して行動する。
槍状に尖った頭部を持ち、頭頂部にビーム砲と体内機関砲、ミサイル発射管を内蔵し、尾びれのような部位に格闘用の鋭いセラミックナイフを持つ。大気圏内では背中から二枚の透明な翅を展開し、飛翔する。

2.カースト大
センチネルの成体の一つのカーストで、宙域戦闘機より二回り以上大きいクラスである。六つの脚が特徴的な節足動物のような形態を持ち、怪力を発揮する。
中脚に体内機関砲を内蔵し、背中に持つ角状のレーザーキャノンは宇宙戦艦の装甲をも貫き、撃沈するほどの破壊的ダメージを与える。大気圏内では背中から四枚の透明な翅を展開し、飛翔する。

艦隊カースト(メガ・センチネル)
人類の概念でいえば宇宙軍の軍艦以上のクラスの巨大なセンチネルのこと。
1.ナイト級
メガ・センチネルの幼生体。潜水艦のような形状に下側と左右に伸びるフィン状の突起物を持つ戦艦クラスの個体。艦首が上下二叉に分かれて出現する口腔部のような部位から放つ要塞砲クラスの大出力エネルギー砲と無数の対空砲を備え、また艦載機射出口に相当する器官から歩哨・斥候カーストを放出する。
また他の惑星に降下し、アブダクション(生体サンプルの捕獲)を行うこともある。ビショップ級又は準女王級に変態する。

2.ビショップ級
成体のカーストの一つ。ナイト級の指揮などをする要塞クラスの個体。ナイト級の数倍の大きさを誇る。内部には準女王と呼称される成長途中のセンチネル・クイーンがおり、ナイト級を複数引き連れての艦隊戦や挟撃等、高い指揮能力を有する。このためビショップ級が撃破されると準女王級もろとも死ぬため、指揮系統が乱れ、ナイト級の陣形維持などが出来なくなる(戦闘行為自体は続行可能)。

3.準女王級
将来女王となる亜成体。ビショップ級内部で下位の艦隊、歩哨・斥候カーストのセンチネルの指揮を行っている巨大な個体。まだ成長途中のため準女王級となっているが、この段階でも生殖機能を持ち、すでに産卵できる。

センチネルのネットワークの頂点に立つ女王であり、種族内の最大個体。四つの翅を持つ。星間交配を終えた後は生涯、ネストと呼ばれる営巣地帯に君臨し続ける。
次元干渉し、空間跳躍ゲート生成ができる。またクイーンの展開するフィールドはあらゆる物理攻撃を無力化し、防御する。接触戦争時にリゲイリア星間帝国軍の攻撃が一切通用しなかった。ただし、フィールドはクイーンの君臨するネスト付近に限定される。エッグシェルと呼ばれる卵巣を下腹部に持ち、長い尾は生殖器官となっている。
星間交配する時は飛翔し、ゲートで星間を渡る。営巣するため別の惑星を探査し、元の惑星には戻らない。
産卵場所はネスト構造体内の壁面のほか、廃墟船、アステロイドベルトの小惑星や隕石へカースト小・大のセンチネルに卵を運ばせて、付着させる。またマザー・プラントの種子ミサイルに産卵し、落着した惑星で繁殖する方法もある。

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最終更新:2011年03月03日 14:04
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