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ヒューロトゥック紳士同盟

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ヒューロトゥック紳士同盟




目次



概要


濃密なガスに覆われた海の星ヒューロトゥック
そこでは太古より魚族、甲殻族、軟体族など、多種多様な種族による国家が築かれ覇を競っていた
しかし、現在は軟体族の英雄ルツァーノ・ペルゼオランツの働きにより統一され
種族を超えた硬い結束によって、遂に外宇宙への進出をも果たすに至った

もともと超多種族星であったこの星の住民達に種族の垣根は存在せず
単に種族が違うからといって対立するという思考概念は皆無である
ただし、平和主義というわけではなく共存を乱す者に対しては同属であったとしても容赦は無い

住民の殆どはネイティブだが、海底には事故により落下した移民船をそのまま居住区とした
他星系種族による海底都市も存在し、中には水中の生活に適応する者もごく少数だが存在する




設定

国の標語 液化ガス海の壁も真空の壁も隣人を遮らない 
国歌 深遠なる蒼 
公用語 水中超音波信号(共用語翻訳機あり) 
国家元首 ルツァーノ・ペルゼオランツ 
首都 海底都市フェイリンクス 
公式略称 紳士同盟 
通貨 シェル 



歴史


~知的生命の誕生~

表面積の99%以上が海というこの惑星は、恒星に近いながらも薄い大気層を覆うガスと
海面付近を覆う浮遊性の藻やプランクトンによって適度な温度が保たれ
海底部を構成する惑星の核は、原始の時代より活発な火山活動を繰り返している
外見からは想像もつかない恵まれた環境の中、多くの種が生まれた
単純な食物連鎖に従い生きてきた彼らだったが、一部の種族が超音波による短長信号を用いた言語を発明
各種族は自らの体の特性を駆使し独自の発音方法を開発し種族を超えたコミュニケーションを生んだ
やがて彼らは知性と文化を育み、種族という概念に囚われない統率された国家を築くようになった


~戦争と統一~

国家の誕生は繁栄をもたらしたが、同時に国同士の争いの歴史を生んだ
手足を持つ種族は武器を用い、手足の無いものは己が体を凶器と化して戦った
戦争は多く技術を生み、病や自然災害を克服したが、戦えど戦えど戦争が無くなる事は無かった

しかし近年、フェイリンクス海溝国を治める軟体族の英雄ルツァーノ・ペルゼオランツが
その領内に墜落したはぐれ移民船アルフェカ号の乗員と運命的な邂逅を果たしたことにより状況は一変した
ルツァーノは外宇宙の知識や技術を世に広め、星間国家の樹立を提唱、多くの国がこれに賛同し同盟を結成
最後まで対立関係にあった大軍事国家、カルモーラ帝国の皇帝バランディニ15世に対しルツァーノは決闘を申し込んだ
互いの肉体のみを用いた決闘は三日三晩続き、遂に決着は着かなかったが、両者最後の一撃が互いの頬を捉えたとき
彼らの心中には怒りも憎しみも無くただ友情だけが残ったという
その後バランディニ15世は同盟に調印、それに伴い同盟への参加を渋っていた国々も次々と調印するに至った

こうしてヒューロトゥックは統一され、ルツァーノの活躍を称えるため紳士同盟の名が冠された
その後、アルフェカ号によりもたらされた技術に独自の技術を組み合わせ、宇宙への進出を果した


~他星間との関係、及びマイクロハザード~

近年まで他星の種族との交流はほぼ存在しなかった
陸地は皆無、多くの成分を含む海水は生物にも金属にも毒に等しい。居住はおろか生存すら難しい惑星である
人類種による発見当初、豊富な水と海洋生物を食品利用する案も出たが、攻撃性の高い生物に返り討ちにあう者が続出
水や生物も毒性を排除するための手間に予想以上のコストがかかることから断念された
ヒューロトゥックの民も未知の来訪者に対し意思疎通を試みたが、それが相手に認知される事はなかった
そのため、長きに渡りヒューロトゥックは凶暴な原生生物が棲み、利用価値の低い星としか認識されなかった

しかし近年、人類の移民が盛んになるにつれヒューロトゥックの利用価値が見直され、大規模な惑星改造案が提出された
マイクロハザードによる凶暴な原生生物の殲滅とともに、海面を覆う藻や微生物を死滅させ海面の表面温度を上昇
それによって海水を除去し陸地を作るというものだった。
幸いアルフェカ号の乗員によってもたらされた知識を基に開発されたバクテリアが功を成し人類が予想していた結果は出せず
計画は再び白紙に戻ったが、ヒューロトゥックではバクテリアを克服しハイパー化するマイクロハザードとの戦いは今も続き
未知の感染症やゆるやかな海面の下降が確認されている

しかし、ヒューロトゥックの海に棲む民に人類全てを恨む者は居ない。人類の引き起こしたマイクロハザード
そのマイクロハザードを克服したのもまた人類の知識なのである。
遺伝子が同じであることなど些細な問題、ヒューロトゥックの民が胸に秘めたる想いは一つ

外道死すべし、非紳士的行為を行う者に情け無用

彼らは決して平和主義者ではない、マイクロハザード、その悪魔の兵器を使う存在を許す者はこの紳士の海に存在しないのである




種族


原住種

ヒューロトゥックの原住種は微生物や植物を除いた大きく3つの種族に分けられる
種族はさらに科によって分かれており、細分化すれば億を超える種が確認されている
その中で知性を持つものは限られているが、それだけでも数十万の種が存在する
知性体のおおまかな体長は成体で30㎝~70M、寿命は50年~数百年
各種族とも体長や寿命は個体差が激しく、また個体数も多いため統計や平均を取ることは難しい


~トルシェス~

手足は無く、鰭により水中を泳ぐ種族、魚類族とも呼ばれトルシェスは『武』を意味する
3種の中で最多の個体数と高い戦闘力を持ち、戦争では機械化された固体や
死後、体内にて化学変化を起こし爆発する知性を持たない兵器種と呼ばれる種も存在する


~オルボォノ~

手足を持ち、硬い殻を持つ種族、甲殻種とも呼ばれオルボォノは『智』を意味する
三種の中では最も器用で高い知性と技術力を持ち、産業や労働の要となっているが
運動能力はきわめて低く、鈍重なものが多い


~キャドリー~

高い生命力としなやかな体、外骨格を持つ者もおり多種多様な形状をした種族
軟体種とも呼ばれ、キャドリーは『美』を意味する
三種の中では飛びぬけた能力は無いが、行動力、適応性に長け芸能や美術など
の文化的な分野で多く活躍している


新しき種族

人類とコーディネーターを指す。150年程前、移民船アルフェカ号によってこの星に降り立った彼らは
原住種に様々な知識や技術を伝えたが、その出自は謎に包まれ、表舞台に出ることを嫌うものが多い
海底都市で農場や海底輸送船団を営み、政治には殆ど干渉せず中立的な立場を保っていたが、世代の進んだ
現在では古い世代の制止を振り切り様々な分野へと精力的に進出しようとする異端児も見られる。


人類種

150年程前、移民船アルフェカ号によって戦乱渦巻くヒューロトゥックに降り立った
現在の首都であるフェイリンクス海溝にて、ルツァーノ・ペルゼオランツとの接触を果した
その後、技術と知識の提供により居住権を得た彼らはアルフェカ号の生活モジュールををベースに海底ドームを建造
政治、特に軍事に関わる事を嫌った彼らは非武装の海底輸送船団を結成、今まで殆ど確立されていなかった
運送事業を一手に引き受け、海の民との友好的かつ中立の立場を築いた
数世代を経た現在では、移民時の10倍以上の2万人に人口が膨れ上がり、表舞台への参加を望む血気盛んな若者も多い
出自に関しては多くの説があるが、アルフェカ号のハード、ソフト両面から多くの情報が改竄、抹消されており
現在それを正確に知る手段は皆無といえる


コーディネーター

アルフェカ号によって人類と共に降り立ったもう一つの種族、人類に近い容姿だが、低エネルギー下での長期活動を
優先させたため人類よりも頭一つ分小柄で、生身で原住種との通訳を行うための特殊な副耳器官を持つ
身体能力は人類よりやや劣るが、非常に長寿で強化遺伝子による環境への驚異的な適応力と、多種間での交配能力を持つ
起源は人類種によって幼体の状態でもたらされた数十のみだったが、現在では交配が進み、副耳機関を持つ者だけで
約5千人が存在し、人類の半数以上が混血であるという統計も出されている
人類との立場は対等であったが、原住種との交流に欠かすことの出来ない人材でもあったため、しばしば人類間で
小規模なコミュニティの代表者として選出される事もあった
少数ではあるが生身での水中生活に適応する者もおり、活動域の広さを見出され人類、原住種両社会で重要なポストに就く者も多い






政治


フェイリンクス、カルモーラ、バネス、モフトロ、シュネリケ、メヂ、アガナツ
これら7つの海域を国とし、それぞれの国から選出された領主による紳士会議にて国の方針は決められる
領主から1人盟主が選出され、最終的な決定権は盟主の決断に委ねられている
各国の統治形態は紳士同盟結束前のものが維持されており、それぞれ違った文化や特色が見られる
ただし、軍事に関しては統合され、星国騎士団が新たに結成された





外交


種族間での抗争が絶えない星団社会に進出当初は戸惑いを感じていたが、逆にその状況が
ルツァーノに今まで通り種族の枠に囚われない交友関係を築くというスタンスを貫く決意をもたらした
民もそれに呼応し、まだ見ぬ世界との積極的な平和的交流を望んでいる

紳士同盟結束以後、常に他星団との社交的な場では盟主であるルツァーノが率先して登場していたが
過密なスケジュールと通常の気圧下では補助器無しで殆ど活動できないルツァーノに代わって紳士同盟外交使節団が作られた
組織のトップとなるのは水陸両生コーディネーターのアゴーニャ女史、使節団には多くの人類種、コーディネーターが参加しており
種族の垣根を超えた積極的な交流を望む姿勢のアピールも兼ねている


    • 所属組織・締結条約

サピエンス国家連合(S.N.F)




    • 国交樹立国








経済




代表的な都市




住民




文化




軍事





外部リンク

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最終更新:2008年10月29日 19:08
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