セイルナシア星系プラスコーヴィア近傍宙域に存在する
アシュテリア統一教団の第二司教区(第一司教区は惑星アガパンサス)
セイルナシア星系第三惑星プラスコーヴィアを奪はれ、移民輸送艦アクシズ・ムンディを旗艦とした50隻の輸送艦に住まっている。
目次
設定
国旗 |
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国の標語 |
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国歌 |
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公用語 |
プラスコーヴィア語 |
国家元首 |
アリス・ザーバッハ司教 |
首都 |
アクシズ・ムンディ |
最大都市 |
アクシズ・ムンディ |
面積 |
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総人口 |
1億人 |
公式略称 |
ハイド司教区 |
英語国名 |
Hyde diocese |
通貨 |
ハイド=マナ |
歴史
数十世紀前、地球を脱し星間航行によってセイルナシア星系に到達したハイド輸送艦隊は、環境の整っている第三惑星を移住候補に選定した。
第三惑星をプラスコーヴィアと命名し、地上の開拓を押し進めた。やがて人口三億人ほどを擁するまでに成長し、文明は絶頂期に達した。
しかし星団社会に参入して以降、拡大し続ける反人類主義勢力に危機感を覚え、非難声明を繰り返す。
プラスコーヴィア会戦
ネイティヴ解放連合による突如侵攻によって、脆くもプラスコーヴィアの防衛線は崩れ去り、惑星は掠奪された。
滅亡を避けるべく、アシュテリア統一教団の庇護下に置かれる。
惑星退去を要求された司教区側は、ハイド輸送艦隊の再利用を決定し、暫定移住先にプラスコーヴィア近傍宙域を選んだ。
政治
地位的にはアシュテリア統一教団の自治領と看做される。
アシュテリア統一教の布教が国家的に行われる祭政一致体制。
司教が教区長を務め、アシュテリアに対する直接交渉権を持つ。
協働司教がこれを補佐し、かつ司教が退官した場合、継承権を有する。
司教たる要件として未成年、才色兼備であることが定められている。
ハイド司教区代表
アリス・ザーバッハ司教
ハイド司教区代表(教区長)として、教区民から択び抜かれた少女。
アクシズ・ムンディの中枢を管理する。
彼女は翼を持つ救世の天使であり、
アクシズ・ムンディから、恐怖《闇》を包み込むほどの、白銀の輝き《光》を纏った巨大な翼が蒼空に広げられるとき、全区域に託宣が告げられる。
協働司教として、リナ・ザーバッハを選択。彼女ら二人は互いに対等であると認め合い、相思相愛の固い契を結んでいる。
したがって、アリスの意思はリナの意思であり、その逆も然り。
外交
故郷プラスコーヴィアを奪ったネイティヴに対する憎悪を抱いている。
人種を無差別に扱う統一教に反する思想ゆえ、感情としては滅多に露わとはならない。
アシュテリア統一教団に対する信仰心の下にあるが、日が浅いため、統一教への想いは複雑。
ただアシュテリアに対しては最大限に信頼を寄せている。
外交はアシュテリアを通した窓口が開かれている。
経済
代表的な都市
アクシズ・ムンディ
最大の我が国の都。
世界軸、世界の開始点と呼ばれ、統一教信仰のシンボリックな建造物。
星間航行能力を持つ移民輸送艦であり、地球から惑星プラスコーヴィアに移住する際に使われた。擬似惑星空間とも称される。
現在、プラスコーヴィア近傍小惑星群の周辺宙域に存在する。
その他、が存在し、それぞれの艦船が一つまるごと行政区として成立している。
それらを総称してハイド輸送艦隊と言う。
住民
バイオロイドを自称する人工生命。人類に似せて造られた有機的ヒューマノイド。
永遠の若さを究明し、15歳の肉体は老化しない。長命で平均150年生きる。貧弱な体躯だが耐久力は高い。
文化
プラスコーヴィア由来の文化とアシュテリア統一教の融合した文化が開花。
ハイド建国記念日には必ずプラスコーヴィアのある方向を艦隊は臨む。
軍事
輸送艦隊は自衛程度の武装しか備えていない。
したがって30隻の護衛艦も伴っており、ハイド輸送艦隊の総隻数は80に達する。
主力兵器は高エネルギー荷電子砲。
外部リンク
最終更新:2008年10月28日 01:04