紅月軌道都市連合

国名

紅月軌道都市連合（くげつ　きどうとしれんごう）

所属星系

フェイルディラシア星系第三惑星
多様な生態系を育んでおり、地球的環境を持つ。
惑星全体が温暖湿潤気候で、穏やか。

歴史

惑星独自の進化を遂げた知的原住種は、その過程で数百の諸族に分岐したが、
幾多の戦争を経、和解し、現在は諸族共栄社会を築きあげて繁栄の絶頂を謳歌している。

そして百数年前に宇宙観測を開始した彼らは、自らの惑星からそう遠くない場所、千数万km先の小惑星帯（アステロイド）に未知の存在を確認。
画期的なロケット技術の開発により、まず『赤い月』と呼んでいた衛星に到達。程なく宇宙開発競争時代を迎える。
無人探査衛星により小惑星帯の調査は詳細に行われ、その未知の存在は何らかの文明の持つ異星から発せられた船であると判明。
それから実に十余年の歳月をかけ、有人調査船が派遣されたのであった。

未知の文明の宇宙艦船群を紅月の基地に曳航して内部調査を開始。
彼ら自身に酷似した体型の種族がコールドスリープ状態で発見された。
偶然にも彼らは情報端末を操作し、その生態情報を獲得することに成功する。だが一つの問題点が悩ました。
この種族は有害か、無害か？
その論議は数ヶ月に渡り繰り広げられ、
未知の文明の高度な科学技術を享受しようとする積極派と、独自の文明を保全し、他の文明に頼よるべきに非ずとする消極派に別れ内紛が勃発する。
結果、積極派が勝利し千代の眠りから人類は覚まされた。

種族

地球人類、原住種の半々

国家機構

• ネイティヴによる惑星政府
• 紅月軌道都市連合政府

国家元首

神代紫音元帥（かみしろ-しおん　げんすい）
コールドスリープ状態で発見された少女。15歳にして大艦隊率いる最高司令官、旗艦『天城』の艦長。
休暇時には巫女として紅月神社に奉仕している。古き良き伝統を丁重に扱う、右傾保守派。

国教

紅月神道
紅月神社を総本社とする。

紅月軌道都市群