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ニロンド開放戦お疲れ様でした。
ココから先、冒険する理由とかどうしようかな~と思ったんでとりあえず思いついた流れで書いてみる。



ニロンド開放戦の後……
凱旋に沸き立つニロンドの市民やエルフの民の中にあって、オルフェール盗賊団の面々は半ば英雄のような扱いを受けていた。今まで陽の当たる道を歩いてこなかった彼らにとって、このような待遇は生まれてこの方受けたことがないものであった。
勝利を高らかに謳う祝宴が酣となった頃に、一人の女がオルフェールのテントに向かって歩いていた。

サシャ(以降サ)「団長、入ります」
オルフェール(以降オ)「サシャか」
サ「傷の方は大丈夫ですか」
オ「ああ、呪文による治癒も行ったことだ。問題ない」
サ「それは良かったですね」

女はどこか思いつめたような表情をしており、時折り何かを言いかけては止める仕草を繰り返していた。

神々しいまでに光る月が、夜の帳を優しく包んでいる。宴の喧騒も、ここには遠いものである。

オ「それで、何の用だ?わざわざここまで来て、何もないということは無いだろう」
サ「……」

しばしの沈黙。
やがて、女は、意を決したように話を始めた。

サ「市長とやらが話していた件、団長は受けますか?」
オ「蜂起軍の旗頭が云々という話か」
サ「そうです」
オ「あの後も少し考えたのだが、やはり私は受けるつもりはない」
サ「そうですか……」

サ「アタシは、個人的にその話を、受けようと思います」
オ「そうか、ならばこの団を抜けるという事になるな」
サ「はい……」
オ「お前とサラダに関しては、拾った連中の中では使える方だと思っていたんだがな」
サ「親に捨てられたアタシを拾ってくれて、ここまで生きる術を教えてくれたことには感謝してます」
サ「できればアタシも団長に恩返ししたいとは思います」
サ「でも、アタシはこのチャンスを逃したくもないんです」
オ「そうか」

オ「それで……話はそれだけか?」

サ「はい」

沈黙が、再び周囲を支配する。

ややあって、男が一言だけ、呟いた。

オ「勝手にするがいい」

サ「……ありがとうございます、団長」

オ「もうお前は団員でも何でもない。団長と呼ばれる筋合いは無いな」

どこか、突き放すように男は続ける。その口調からは、本心を窺い知ることは出来なかった。

サ「ありがとうございます」

俯きながら、女が搾り出すような声で答える。
その肩が震えていたのは、気のせいであっただろうか。

ややあって、テントから一人の人影が出てきた。

忌み子として扱われ続け、いつしかその身に卑屈さと媚び諂いが刻み込まれた。女は、そんな自分の身の上を呪いながら生きてきた。
自分を受け入れてくれた、この盗賊団を去るのはとても辛いことだ。

だが、やはり親や故郷の人々に認めてもらいたい。

そのために、彼女は闘うことを決めた。

まずは北へ。
アンデットの侵略に対して独自の抵抗を続けているというレジスタンスと接触し、体勢を作らなければならない……

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最終更新:2007年08月25日 23:11