05/05/18 00:05:14 ID:qQy2zdUN
『貴方に抱かれて…』
「リ、リオン…ぁあああ…!!」
サラは絶頂をむかえ、体がピクピクと痙攣していた。
心地よい快感が体を包み込み満足そうだ。
あたしは今、リオンに抱かれている。彼があたしを見る優しい目。私には向けられた視線…全てが愛しい…
彼があたしの体を求めてくれることが、素直に嬉しかった。
それがお酒で酔った勢いでも…。
「やっと気がついた?」
リオンがサラの顔を覗きこんでいた。
「ごめん、リオン。あたし・・・寝てたんだ・・・」
目をこすりながらサラの瞳にリオンが映っている。
うん、やっぱかっこいいなリオンは。
最初に会った時はまだウブだったのに…って…なんであたしが裸なの!?
え~っと、確か皆とお食事して…お酒を飲んで…酔ったリオンが気分を悪いと、
あたしが部屋に連れて・・・
えっと・・・。やばい…頭がパニックになってるよ~。
サラが起き上がろうとしたら、唇が塞がれた。
「んんっ…」
口の中にリオンの舌が入ってくる。サラもそれに答えるように舌を絡ませた。
ピチャピチャ…。二人の長いキスが続く。
あっ・・・そうだ!あたし、リオンに抱きつかれてそのままベッドに押し倒されたんだ。
そして…服を脱がされて…やだぁ…恥ずかしぃ…
「サラ、敏感すぎだよ…」
「違う~!!リオンがスケベだからでしょ!もぉ~」
サラは顔を真っ赤にしながら否定した。膨れた頬が綺麗だ。
サラはリオンの初めて見る男の姿…普段の時と違うため、
緊張して顔を合わせようとしない。
「指だけですぐイッちゃうし、キスしただけなのにもう濡れてるじゃん」
リオンはサラの秘部に触れると、わざと音をたてた。
ピチャピチャ…チュク…チュク…。
「ああっ・・・!」
「あは、こんなに濡れちゃって、サラはスケベだね」
「嫌ぁ!言わないで…あっあっあぁん…だ、駄目ぇ…そこは…ぁああん」
サラはあまりの恥ずかしさに、両手で頭を押さえた。
どうしよう。あたしなんでこんなに、感じてるのかしら・・・今までセックスなんて
何回もしてたのに…ううん、こんな気持ち…初めてだわ。
「ほら、手どかして。キスできないじゃん。言うこと聞かないわがままなお姫様は、
気持ちよくしてやんないよ~だ♪」
リオンは手を秘部から離し、太腿に移して下から上へと撫ではじめた。
体中にくすぐったさと快感がビリビリ電流のようにがはしる。サラの息が乱れる。
リオンはサラの唇の端をペロペロと舐めた。
「あ、・・・んぅ・・ふぅ・・・」
太腿をなで回す手とリオンの唇に普通にキスしたくて、サラは足をモジモジさせたていた。
体が火照り自分の体ではない感覚になる。目が潤み何かをこうような様子になった。
「あはは・・何モジモジさせてるの?どうして欲しいか言わなきゃわからないよ・・」
「あ、・・・んっ・・・・ぁぁあっ!リオン・・・ほっ、欲しいの…」
「何がほしいの?わからないなぁ」
リオンは、薄くて綺麗に整って生えている陰毛を引っ張った。
もぉ…意地悪…あたしはリオンに触って欲しいのにぃ~!
恥ずかしさよりも快楽を求める方が勝ってサラは口にした。
「リオン…お願い!ゆ、指・・・をあたしのア・・・ソコに入れてくれる?」
リオンは膣内に人差し指を入れる。
「きゃぁあん!!ああぁ・・・」
サラはシーツを握りしめもだえている。
「サラはスケベだなぁ。じゃ1本じゃ足りないんじゃないの?」
リオンは指を2本に増やす。
「あっぁぁん!・・・あぁああ・・・」
リオンはもう一本入れようとしたが、サラの体はむしろそれ以外を求めはじめていた。
「指いれた次は何しようか?けっこう中はキツイね。締め付けて離さないじゃん」
「ゆ、指でかき回してぇ!!ぁああ・・・」
リオンはサラの唇に吸いつきながら、指を出し入れする。
「ぁぁあうぅう…ん」
声が出せないもどかしさに興奮が増す。リオンは唇を離し
「ここ?ここがいいかな?」
っとサラの…Gスポット…もっとも感じる場所を探り当てた
「あぁぁっん・・・あぁぁ!」
「あはは…ここが感じるんだ」
サラの感じるところを強く刺激する。
ピチャピチャ…クチュ…クチュ…
部屋中にサラの喘ぐ声と共に響き渡る。
「あん!あっあぁあ~ぁあ!!も・・・もうっっ駄目ぇええ!!ぁあああ!!!」
絶頂直前でリオンは秘部から手を離した。
「ひゃぁああ?」
「サラがダメって言ったからやめたんだけど…ふふ…」
リオンは意地悪そうに笑顔を浮かべる。
「もぉ~ばかぁ!やめちゃダメでしょ!意地悪う~」
サラは頬を真っ赤にし、潤んだ目でリオンを見上げた。
「はいはい。わがままなお姫様だ。今度は一緒に気持ちよくなろうね」
リオンはサラのおでこに優しくキスをすると膨張した肉棒を取りだした。
「・・・リオン・・・早く・・・来て・・」
リオンはサラの腰を持ち肉棒を秘部にあてると、先っぽをゆっくり挿入した。
ニュプ…ズブズブズブ…
「あぁあん!大きい~」
リオンは肉棒をだし、また先っぽを挿入した。
「あ、ああぁぁぁぁん~いい…ぁああ…」
腰を打ち、出し入れを繰り返していると…
「リ、リオン…!ああ!ぁああ…」
快感に我慢ができずサラは自ら挿入を深めようと腰をふりだした。
ズブッ!奥まで肉棒が入る。
「あぁぁあぁあ・・・」
「サラってスケベだね。もっと気持ち良くしたあげる」
リオンは腰をふる。はじめはゆっくり。徐々に早くしながら。
「あぁ!あっ!あっ!あん!!ぁあ」
サラは感じすぎて泣き叫びはじめる。サラもリオンに合わせ腰をふりはじめた。
「イキそう?僕も気持ちよくてやばいよ」
さらに肉棒を打ちつけぐりぐりさせる。
「リオン・・・イッちゃうよ・・・イクゥ!あぁあん!!!」
リオンはサラの乳首を噛んだ瞬間、サラを絶頂に導いた。
「ぁあああああぁぁあーーーーー!!」
サラの秘部は肉棒をきつく締め上げ、リオンも絶頂を迎える。
「んんっ!」
膣内から肉棒を取りだし、サラの腹に精子をぶちまける。
「ハァハァ…ハァハァ…」
2人の荒い息。サラはリオンの手を取り握り締めた。
「…リオン…」
サラの荒い息が徐々に静まり寝息にかわっていった。
暫くしてあたしが目を覚めるとリオンの姿はいなかったの。あの出来事は夢?
ううん、夢じゃないわ。だって…ベッドにはリオンの匂いが残っているんですもの。
朝になったら直接本人に聞いてみよう…ふふ…今度はあたしのリードでしてみようかな。
あたしは再び眠りについた。
最終更新:2007年01月07日 00:48