第5話
134 名前:
俺とララサーバルとパトリシア 多分4,5レスくらいで終わる[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 00:33:02.06 ID:C7XgbDxN0 [3/16]
俺「おっ…いたいた、アンジー! ウチのおふくろから手紙が来てな……。」
フェデリカ「アンジー、こっち向いてっ!」
アンジー「えっ?」
フェデリカ「はいっチーズ!」パシャッ
俺「お前は……って…。」
アンジー「ふぇ、フェデリカ少佐っ!? 写真を撮られるなら事前に……」
フェデリカ「ゴメンゴメンっ! 素の可愛いアンジーを撮りたくってね♪」
アンジー「か、可愛いって…! えっと…あの……あ、ありがとうございます…。///」
俺「………。」ポリポリ
フェデリカ「アンタは本当に可愛いわねぇ。」ナデナデ
アンジー「―――!///」
135 名前:俺とララサーバルとパトリシア 多分4,5レスくらいで終わる[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 00:34:27.42 ID:C7XgbDxN0 [4/16]
俺「アイツも大分隊に馴染んできたなぁ。
俺はもういらないのかねぇ…。」ボソッ
パティ「あれ? 俺さんじゃないですか。アンジーに何か用事ですか?」
俺「あ、ああ…………いや、もういいや。」
パティ「?」
俺「今……時間ありますか?」
俺「アンジーは最近隊の皆とよく馴染んできていますよね?」
パティ「そうですね。アンジー、最近私のことパティって呼んでくれるんですよ♪」
俺「ふぅ……それは良かった…。あの…これもシェイド中尉のおかげです。本当にありがとうございました。」ペコッ
パティ「ちょっ…頭を上げてくださいっ! 私はほとんど何もしていませんって!
アンジーを支えてあげていたのは、俺さんじゃないですか…。」
俺「………………そう…ですかね?」
パティ「そうですよ!」
138 名前:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 00:35:56.84 ID:C7XgbDxN0 [5/16]
俺「ありがとうございます……。
それなら…俺は無事役目を終えたっていうことですね。」
パティ「えっ…?」
俺「アンジーにはもう支えてくれる人……いや、支えてくれる人達がいる。
俺はもう…アンジーにとっている必要のない人間ですよ……。」
パティ「………。」
俺「これ以上、アンジーの世話は焼かない。俺よりも優しくて、強い人達がアイツを支えてくれるはずだから。」
パティ「………。」
俺「これでやっと俺も自分のことに専念出来ますよ……ハハ…。」
パティ「………。」
俺「あの…シェイド中尉、出来ればでいいんですけど……これからもこうして俺の話し相手になってくださいませんか? せめて……アンジーの様子だけでも知りたいので…。」
パティ「………。」
俺「未練がましいですかね……ってシェイド中尉?」
パティ「あああああああああああああああああああああああああああっ!!」
俺「!?」ビクッ
139 名前:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 00:37:26.68 ID:C7XgbDxN0 [6/16]
パティ「ハァ…ハァ……ああああ…今嫌なこと考えたぁ…。自己嫌悪だわ…。」
俺「だ、大丈夫ですか…シェイド中尉?」
パティ「大丈夫です……。ゴメン、アンジー…。ああ…私嫌な娘だぁ…。」
俺「??」
パティ「よしっ! アンジーは私の友達だもんねっ! 私が一肌脱がないとっ!」
俺「えっと……シェイド中尉?」
パティ「俺さん!」
俺「は、はい!?」
パティ「俺さんはアンジーにとって大切な人です。」
俺「そんなこと……」
パティ「俺さん…前に言いましたよね? アンジーはアンジーが出来ることを、俺さんは俺さんが出来ることをするって。
それは私達も同じです。私達一人一人が自分に出来ることをする。」
俺「………。」
パティ「私達は私達に出来ることをして、俺さんは俺さんにしか出来ないことをする。
そうやって一緒にアンジーを支えていきましょう?」ニコッ
140 名前:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 00:38:54.86 ID:C7XgbDxN0 [7/16]
俺「俺にしか出来ないこと……世界屈指のエースが集まっているのに、そんなものあるんですかね?」
パティ「あるに決まってるじゃないですかっ! だって……
俺さんはアンジーの幼馴染なんですよ?」
俺「そう……だな…。うん、そうだっ! 俺はアンジーの幼馴染なんだ。俺にしか出来ないことがきっとある。無くても絶対に見つけてやる。」
パティ「フフッ…やっと俺さんらしくなりましたね。」
俺「おふくろがお菓子作って送ってくれるって言っていたからな。アンジーの好きなやつにしてやろう。」ニッ
パティ「やっぱりこっちの俺さんの方が素敵だな…。」ボソッ
俺「ん? 何か言いましたか?」
パティ「いえいえ、何でもないですよ♪
俺さんが元気を出されたようで良かったです。
それで……元気になった俺さんにちょっとお願いがあるんですが…」
俺「ドンと来いですっ! シェイド中尉には今日みたいにいっつも元気付けていただいてますからね。自分に出来ることなら何でもしますよ!」
パティ「フフッ…ありがとうございます。それじゃあお願いしちゃおっかな♪ あのですね…
今度から私のこと、パティって呼んでください。」
俺「へ…?」
141 名前:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 00:40:42.95 ID:C7XgbDxN0 [8/16]
パティ「あっ…あと敬語もなしですからね♪」
俺「いやっ……ええっ!? あの…シェイド中尉は上官ですし…」
パティ「あれ? ララサーバル中尉だって上官ですよ? それなのに俺さんはアンジーって呼んでいますよね?」
俺「うぐっ…!」
パティ「もしかして…私のこと嫌いなんですか…? けっこう仲良くなっていたと思ってたのになぁ…。」ウルウル
俺「そ、そんなことありませんって…シェイド中尉っ!」
パティ「パ テ ィ !」
俺「えっと……分かりま………分かったよ、ぱっ……パティ…!」
142 名前:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 00:43:12.88 ID:C7XgbDxN0 [9/16]
パティ「えへへ♪ 今度から私も敬語は使いませんからね?」
俺「あ、ああ…。」
パティ「高みにいる相手を蹴落としたって、後味が悪いだけ。対抗しようと思うなら、相手と同じ高さまで登らないとね。」ボソッ
俺「えっ?」
パティ「何でもないですよ。
それじゃあこれからもよろしくね、俺くん♪」ニコッ
おわり
最終更新:2013年02月07日 00:24