俺「遂に休みキター!」
今日は一日ゴロゴロし放題だ。
黒服A「若、お休みのところ悪いのですが本日は我々と共に来ていただきます」
俺「お前らなんでここにいるの?どこから湧いてでてきた?」
黒服B「若がここに来てからずっと外で見張ってましたけど。今日は許可を取って若を迎えにきてますからね。ということでついてきてください」
俺「やだ。やーだー絶対やーだー。今日はゆっくり寝るんだー」
黒服B「こうしてっと。おいA準備はできた」
黒服A「よし。連れて行け」
ミノムシ俺「はなせーはなせーやめろよやーめーろーよー」
黒服A「若、大人しくしてればすぐに帰れますからね」
俺は車の後部座席に押し込まれどこかへと連行されていった……
俺が連行された数分後…
バルクホルン「起きろ、俺!……居ない、だと?今日は確か俺は休暇のはずだったが……」
シャーリー「おーい、バルクホルンまだかー?」
バルクホルン「リベリアン、俺が居ない。お前、俺が何処に居るか知らないか?」
シャーリー「あたしも知らないなー。てっきりまだ寝てるとおもったよ」
バルクホルン「せっかくこの間のお礼をしてやろうと思ったのに」
シャーリー「仕方ないさ、また居る時にすればいいんじゃないか?俺も居ない事だしあたしたちももう出かけよう」
バルクホルン「そうだな。そうするとするか。リベリアンと2人きりで街へ出かけるのはしゃくだがな」
俺「ここはどこだよー」
黒服A「ロマーニャにあるホテルです」
黒服B「父様、若をお連れいたしました」
父「うん、元気そうだな俺」
俺「あー。そうですねー。休みに呼び出していったいなんだよー。帰りたいんだけどー」
父「聞いているぞ。逃げずにそれなりに活躍しているようじゃないか」
俺「逃げだしたいんだけどねー。逃げるたびにつかまってひどい目にあってるよー」
父「自業自得だな」
俺「こんなくだらない話するために読んだんならとっとと帰りたいんだけど」
父「落ち着け。今日お前を呼んだのは2つ理由がある。まず1つはこれを見てもらいたい」
父から2枚の紙を受け取ってその内容を確認する
俺「……本気でこれを作るつもり?」
父「ああ、勿論そのつもりだ。作る前にお前のチェックを受けておいて動きそうなのか確かめておこうと思ってな」
俺「動かないよーこれ」
父「なるほど。動くというわけか」
俺「本当にこれを作るつもり?大事なことなのでもう2度いいました」
父「二度も言わせるな。動くとわかれば至急試作品を作らなければな」
俺「よくこんなやばいものを本気で作ろうと思ったよ」
父「これがあればネウロイを消滅させれるかもしれないのだぞ?」
俺「で、ネウロイの次は人相手にだろ?」
父「ネウロイが消滅する様を見ればこれを持つリベリオンに各国はひれ伏すだろう。持っているだけでな」
俺「ネウロイの巣にそんなものを使ったらその周辺が住めなくなるだろ。それにそれは俺が作ったわけじゃなくてそこらへんにいる学者とかの協力で作ったんだろ?他の国もすぐに同じものを作るよ」
父「代わりに住む場所ならいくらでもあるだろうに。ならお前が新しく作ってくれるのか?」
俺「俺はこれについては全面的に反対。これは人が持っちゃいけない力だねー。親父はもう忘れたの?人が手を出しちゃいけない領域に踏み込んだ奴等の事と末路」
父「あの計画はそもそもよくわからない敵の力を利用するといった点が問題だったのだ。しかし今回のこれは違う」
俺「まーいいや。これを作るのも使うのもやめた方がいいからね。酷い事になるからね。俺は警告したからね」
父「以前のお前なら食いついてくると思ったのだがな。まぁいい。もう1つの要件はだな、結婚しろ」
俺「は?」
父「だから、結婚しろといったんだ。今日呼んだのも所謂お見合いの為だ」
俺「結婚なんてまだ早いよ、俺まだ19だぜ?」
父「問題ない、相手も若い。それに形式上だけでいい。子供を1人作った後なら別居だろうが愛人を囲おうがかまわん」
俺「……」
父「うちは欧州でのシェアはその他地域と比べると低い。だからお前にも少し位役に立ってもらうぞ」
俺「役に立つとおもう?俺が」
父「欧州方面につながりができればそれで問題ない」
俺「……」
父「それにお前も家庭でも持てば少しはマトモになるだろう。3年前の事をいつまで引きずっているのだ?」
俺「引きずってねーよ」
父「しかし少し前にずいぶんと取り乱して3年前のあの時みたいにふさぎこんだらしいではないか」
俺「俺の行動は筒抜けかよ」
父「はは、私ももう60だ。本当ならお前が会社を継いでくれると助かるんだがな、本人にはその気がないらしい。せめて孫の顔を見せる事と少し位は親孝行だと思って役にたて」
俺「そんなもんしらねーよ。会社なら潰しちゃえばいいだろー」
父「そんなわけにはいかんよ。いったい何人の失業者を出すと思ってるんだ」
俺「はいはい、拒否権はなしですよね。こんな家庭に生まれた宿命ですよね」
父「物分りは良くて助かる、……(はい、はい。お待たせしました。ええ、もういらしていただいても……はい、お待ちしております)」
一方…
シャーリー「バルクホルン、あたしはこれでいいよ」
バルクホルン「むっ……本当にこれにするのか?こっちのほうがいいんじゃないのか?(以外と高いものを……)」
シャーリー「あれー、何でもいいんじゃなかったのか?それじゃ、(さっきよりも高い)こっちにしようか?」
バルクホルン「ぐぬぬ、さっきの奴でいい!」
シャーリー「ありがとうな、バルクホルン。これ前から欲しかったんだー」
バルクホルン「ああ。これでお前への礼はおしまいだ。しかし俺の奴には何をあげれば喜ぶだろうか」
シャーリー「まー高価なものはいらなさそうだよなー。相当お金は持ってるだろうし」
バルクホルン「うーむ……」
シャーリー「まだ時間はあるしゆっくり考えればいいんじゃないか?」
バルクホルン「まったく、これだから金持ちは……」
シャーリー「あいつのことだから価格よりも気持ちだと思うんだ」
バルクホルン「気持ち……か。もう少し考えるとしよう」
俺「あー……だりー。お見合いとかさー、やる必要ないと思うんだよねー。どうせもう色々決定なんだろー?」
父「そこまでわかってるならあきらめろ。それともいきなり拉致して無理やり結婚させたほうがよかったか?」
俺「流石にそれはなー。好みの子じゃなかったときが怖い」
いつかは覚悟してたけどさ。せめて20過ぎてからだと思ってたよ
?「遅くなって申し訳ない」
?「初めまして」
何か聞いたことある声がしたけど?
父「いえ、うちのバカが来るのが遅くなって待たせてしまって申し訳なかった、俺こっちにこんか!」
俺「あーもう、うるさいなー。叫ばなくても聞こえてるっての」
あー……
俺「おいおい、親父。お見合い相手って」
まさか……
父「お前だっていきなり知らない相手だったら絶対に本気で逃げ出すだろう?こちらはリネット・ビショップ嬢。お前のよく知ってるリーネちゃん」
俺「まったく……これじゃここで逃げ出しても意味ねーじゃないか。まさか相手がリーネだったとはなー」
これは基地からすら逃げないとダメなパターンかよ。……キュッ。……あそこから逃げるのは無理だな
リーネ「ごめんなさい、写真の中に俺さんの名前を見つけて……知らない人よりは知ってる人で……」
リーネパパ「リーネ、知り合いだったのかね。なら話は早い」
父「俺と知り合いだったとはね。ええ、話は早いですな」
ファーザーズ「さあ、式はいつにする?」
俺「ふざけんな」
父「ふざけてないぞ。かわいい子じゃないか」
リーネパパ「自慢じゃないが、こんないい子はなかなか居ないと思うよ、俺君」
俺「そうですね。それはわかりますよ。かわいいし」
リーネ「///」
父「ならいいじゃないか。さあいつにする」
俺「だーかーらー。俺はもう諦めてるし、ある程度は受け入れられるけどさ、リーネに迷惑だろ。親の勝手を押し付けて」
リーネ「俺さん、いいんです。私も昔からいつかはこのような日が来るってわかっていましたから……」
リーネパパ「俺君もわかっているだろう?家庭の事情位」
俺「……」
父「リーネちゃんもこう言っていることだし、俺もあきらめろ」
リーネパパ「経歴を一通り見せてもらったけど、君はリーネを託すに足る男だ。たのんだよ俺君」
ファーザーズ「ここは若い2人でゆっくりとこれからの事でも。ささ、こっちこっち」
俺「どこに連れて行くんだよ!」
リーネ「ちょっと、お父さん?」
リーネパパ「隣の部屋だよ」
父「据え膳だぞ。たまには男を見せろ童貞息子」
俺「ハァ?わけわかんねーよ!」
俺「……親父これは?」
リーネ「///」
父「何って、ベッドだ」
俺「1つしかないけど?」
リーネパパ「一緒に使うんだし1つでいいだろう?ほら、ちゃんと枕は2つ用意しておいたから」
俺「……」
ファーザーズ「私たちは隣で商談と今後についての話にはいるから、あとは若い2人でごゆっくり。孫をできれば早く抱きたいなー」
俺「ハァ・・・・・・・」
リーネ「///」
俺「まーいいや、寝てるとこ無理やり起こされて連れてこられたし寝よ。お休み」
リーネ「あ、おやすみなさい」
『あーあー。俺、寝るな。そっちの会話は聞こえているからな。やることやるまで帰れないと思えー』
『リーネ、早くパパに孫の顔を見せておくれ』
俺「盗聴器しこんでるのかよ!」
『その位しないとお前は何もせんだろう!早く帰りたいなら、わかってるな?』
俺「チッ……ウルセーナ。このダメ親共!」
かきかきかきかき。とりあえずリーネには筆談で伝えることにする
[とりあえず、これから俺に話を合わせてくれ]
リーネ「(コクン」
隣の部屋
『俺さん、そんないきなり……』
父「ようやく俺め。その気になったか」
『リーネパパからお許しもでてるんだからさー諦めろよー』
『あんっ。俺さん……』
『声が向こうに聞かれるから、声出さないで……親にこんなこと聞かれたくないだろ?』
『はい……』
リーネパパ「俺君やるな……」
『……ギシッギッシギッシギシギシ』
『ギッシギッシギシギシギシギシギッシギッシギッシギッシ』
『くっ……リーネ!』
父「童貞がはしゃぎおって」
リーネパパ「若いなぁ俺君……だがそれがいい」
俺が居る部屋
[もう布団の上で跳ねるのはいいよ]
布団の上で飛び跳ねるのを辞める。さてと、後もう少しで逃げる準備だ
隣の部屋
『俺さん……』
『さっさと子供でも作って親孝行でもするか……特に俺の親父は老い先短いし』
『でも、俺さんさっきは嫌がってましたよね?』
『スッキリしたら気がかわった』
『もう、俺さんったら』
『疲れたしちょっと寝ようか』
『はい』
父「一回で終わりとは情けない奴だ。しかしやることはやったからもう少ししたら返してやるか」
リーネパパ「式の日時や規模はもうこちらで勝手に決めてしまいましょう」
父「ですな」
俺「ご丁寧に最上階か。けど問題ないね」
窓から顔を出して高さを確認する
リーネ「俺さんまさか窓から逃げるんですか?」
俺「そだよ。ここから飛び降りようかなーってねー」
リーネ「そんなことしたら死んじゃいますよ?」
俺「大丈夫大丈夫。死なないって。俺を誰だと思ってるんだよ。」
リーネ「でもこの高さから落ちたら関係ないんじゃ……」
俺「俺を信じろってー。仮にも天才だぜ?できないような事はしねーよ。とりあえずよっと」
リーネ「きゃっ。俺さん!?」
俺「ちゃんとつかまってないとリーネだけ落ちるからな?よし、始めるか」
リーネ「は、はい」
俺「親父!聞こえるか!俺はここからもう逃げるからな!あばよ!」
隣の部屋
『親父!聞こえるか!俺はここからもう逃げるからな!あばよ!』
父「なんだと!どう逃げるというのだ……まさか!」
リーネパパ「飛び降りて逃げる気では!?」
父「あのバカ息子め・・・!」
部屋にファーザーズと黒服A・B。見たことない奴らも何人かなだれ込んできた
俺「親父、そんなにあわててどうしたんだよ」
父「俺、何を考えてるんだ!ここが何階だと思っているんだ!それになぜリーネちゃんを抱きかかえているんだ!」
俺「え、ここから一緒に飛び降りるからだけど」
リーネパパ「リーネ!?本気なのか!?俺君に無理やり付き合わされてるだけか!?」
リーネ「ごめんなさい、お父さん。やっぱり私も自分の結婚相手くらい自分で選びたいんです!でも、絶対に無理だから……逃げる事にします!」
俺「そーゆーことみたいだよ」
父「ここは10Fだぞ!飛び降りたら逃げるも何も……」
俺「親父、逃げれるよ。人生からだけどね」
父「待て!」
俺「じゃーな、親父。あの世で会おうぜ!」
父「俺ェ!」
リーネパパ「リーネ!」
俺はリーネを抱きかかえて窓からとんだ。
バルクホルン「決まらない……」
シャーリー「まだ悩んでたのか」
店員「何かお探しでしょうか?」
バルクホルン「ああ、ちょっと知り合いにお礼をと。しかしその相手は高価なものや欲しいものはすでに持っているんだ。だから何を送ればいいのか」
シャーリー「何かいいものってないかなー?」
店員「難しいですね……その方のご職業はなんです?」
バルクホルン「設計師だったり軍人ったりか?」
店員「なら、これなんかはどうでしょう。つ[設計に使う定規やテンプレートのセット]」
バルクホルン「確かにこれなら……しかし普通にもっと良いものをもってそうだな」
シャーリー「メッセージでも添えて渡せばいいんじゃないか?」
店員「価格より気持ちですよ」
バルクホルン「そうするか……ならこれを」
店員「お買い上げありがとうございます。ではメッセージカードはおまけしておきますね」
バルクホルン「ああ、助かる」
シャーリー「ふー、ようやく終わったかー。もうそろそろお昼の時間だな。何食べよう」
バルクホルン「お前の好きにするといい。それにしても何か騒がしいな」
シャーリー「あっちみたいだ。ちょっと見に行こう」
バルクホルン「お前というやつは……しかしいったいなんなんだ」
シャーリー「すみませーん、一体何があったんですか?」
ヤジウマ「ほら、あそこの最上階を見てみなよ」
やじうま「男が女の子を抱えて窓の淵に立ってるんだ。今にも落ちそうで落ちそうで」
ヤジウマ「心中か?物騒だなぁ」
バルクホルン「おい、リベリアン。あれってまさか……」
シャーリー「俺に……リーネ!?」
キャートビオリター!
バルクホルン「おい、俺の奴。飛び降りたぞ!?」
シャーリー「ウソだろ……」
俺「もちろん死ぬ予定なんかないけどなーーーーー」
無論、死ぬ気なんてさらさらない。落下、はしているが非常にゆっくりと俺は下へと落下している。
この魔法マジ便利。最強の逃亡スキル。追っ手は潰せるし、高い所から落ちるのも登るのもできる。やろうと思えば川や池の下だってくぐれるしな
ああ、周りの野次馬がうるさいな。スゲーとか何が起こったんだーとか。
俺「あばよーーーーーおやじーーーーーー!」
野次馬をかき分けリーネを抱えたまま逃げる。
俺「さーて振り落とされないようにつかまってろよー。まずは追っ手を巻かねーとなー」
リーネ「は、はい!」
バルクホルン「我々も追うぞ、リベリアン!」
シャーリー「ああ。バルクホルン追おう!」
俺「ふー、ここまでこればもうまけたかなー。いやーリーネには悪い事をしたねー」
リーネ「いえ、いいんです。それに私ももう少しだけ我儘をいってもいいかな……って思って」
俺「ま、厄介な家庭に生まれた宿命だなー。けど今日来た相手がリーネで助かったよ。もし知らない人だったら逃げる前に相手に食われてただろうしなー」
左よし、右よし。追っ手はもう完全にまいているようだ
俺「じゃ、リーネ。また後で基地でなー」
リーネ「あ、待ってください俺さん」
俺「??」
リーネ「あの、お邪魔じゃなかったら、帰るまで一緒に居てもいいですか?」
俺「かまわないけどさー。俺みたいなやつと一緒でいいのかい?途中で何処かに連れ込んで食っちゃうかもよ?」
リーネ「俺さんはそんな事しない人ですよね?」
俺「わからないよー。俺は気まぐれだからなー」
リーネ「でも、お父さんと俺さんのお父さんが諦めてなきゃ私たち無理にでも結婚させられますよ?だからこの機会に将来の旦那様になるかもしれない人を良く知っておこうと思って……」
俺「そうならないように逃げたんだけどなー。それにリーネには俺よりももっとふさわしい相手がいるよ」
リーネ「ふふふっ」
俺「なんだよ?まったく。……いくよ」
リーネ「あ、まってください」
父「今度会ったらこっぴどく説教をしてやらないと……御嬢さんを巻き込んで申し訳ありません」
リーネパパ「まさか俺君があんな大胆な逃亡を図るとはね。ますます気に入ったよ。ぜひ娘の夫に欲しい
父「よかった。なら、先ほどの予定でいきましょう。ええ。」
リーネパパ「そうしましょう。ええ」
俺の知らないところで俺の評価が上がった。
街の人「ヒソヒソ、あれって」
街の人「やっぱそうだよねー、あの俺だよね?写真でしか見たことないけど本物もやっぱりかっこいいなー」
街の人「死んだって噂だったけどやっぱりいきてたんだー。写真とっちゃおうかなー」
俺「……」
忘れてた。街に出るとこんな事になるんだった……
リーネ「俺さん?」
俺「何?」
リーネ「さっきから周りの人が俺さんの事を見てますけど」
俺「ほら、割と俺って有名だからね。しかも表に出なくなってから3年もたってたしねー」
返事がないけどどうした
俺「あれ?リーネ?」
いねぇ。どこいったし
リーネ「ごめんなさい・・・・・・人ごみに押されて」
俺「仕方ねーな」
手をつないでおくとする、これではぐれる心配はないだろう
俺「さーいくぞー」
リーネ「はい///」
シャーリー「いたかー?バルクホルンー」
バルクホルン「いいやいない。俺の奴どこへいってしまったんだ」
シャーリー「あ!いたぞバルクホルン!」
バルクホルン「間違いない、俺の奴だ」
シャーリー「リーネもいっしょみたいだなー」
バルクホルン「ああ、そのようだな。あいつらいったい何をしているんだ」
シャーリー「んー、デートじゃないのか?」
バルクホルン「何!?本当か!」
シャーリー「だってほら、手つないで歩いてるし」
バルクホルン「我々の誘いから逃げてデートとはいい身分だな……」
シャーリー「別に逃げてないけどな」
バルクホルン「しかし、俺とリーネとは珍しい組み合わせだな」
シャーリー「そうでもないだろー。俺が粗相してぐるぐる巻きにされた時、リーネの奴すごい心配してたぞ?」
バルクホルン「何!?」
シャーリー「だってぐるぐる巻きにされてるとき、俺にご飯を食べさせてあげてるのリーネだぞ?」
バルクホルン「気が付かなかった……」
シャーリー「邪魔するのも悪いしさーもうあたしたちは帰ろうぜ」
バルクホルン「そうだな……帰るか」
シャーリー「そんな暗い顔するなってー」
バルクホルン「誰が暗い顔をしているんだ!帰るぞリベリアン!」
シャーリー「はいはい」
俺「もうこんな時間かー。そろそろ帰らないとなー」
リーネ「帰るって何処にですか?」
俺「親父のとこ。だって帰る足がないし」
リーネ「でもお父さん達きっとすごく怒ってるんじゃ……」
俺「あー、大丈夫大丈夫。何かあったら俺が何とかするよー。巻き込んだ張本人だしなー」
リーネ「はい、お願いします」
俺「まー大丈夫だとおもうけどねー」
父「で、俺。何しに戻ってきたんだ?」
俺「え、帰りの手段を調達しに。黒服AB。基地まで乗せてけよ?」
黒服A「若、お帰りなさい」
黒服B「デートは楽しかったですか?」
俺「で、デートじゃねーよ。俺が歩いてるところをリーネが付いて来ただけだっての」
リーネパパ「お帰りリーネ。楽しかったかい?」
リーネ「うん、お父さん。すごく楽しかったよ」
リーネパパ「俺君、今日はありがとう」
俺「感謝される覚えがないんですけども?」
リーネパパ「こんな嬉しそうなリーネを見るのは久しぶりだからね、これからも娘の事を頼んだよ」
俺「えっ?」
リーネパパ「リーネも俺君となら問題ないだろう?」
リーネ「はい、お父さん。今日1日一緒にいたけど、俺さんとなら大丈夫だよ」
リーネパパ「娘もこういっているし、俺君いつでもその気になったらリーネを襲っちゃっていいからね。むしろ今晩にでも俺君専用にしていいからね?」
俺「えっ……?でもウィッチじゃいられなく……」
リーネパパ「そうなったら早々に軍なんてやめて実家に帰って来ればいいだけだからね。俺君も一緒に辞めて家に来てもいいんだよ?」
父「いやいや、一応俺にはうちの会社を継いでもらわないと……」
リーネパパ「継ぐ前にブリタニア支社の経営でも任せてみたらどうです?」
父「それもアリだな……」
俺「おーい、すみませーん。俺の知らないところで何処まで話が進んでるですかー」
父「いや、ブリタニア支社はだめだ。孫の顔が見れない!やはりリベリオンに戻らせないと」
リーネパパ「本社を誰かに任せてブリタニアにしばらく来てはどうです?家に部屋の空はまだまだありますよ」
父「それはいいな」
俺「何でもう色々決まった事前提で反してんだよ……」
父「え?もう決まっただろう?今晩やるんだろ?脱童貞おめでとう息子よ。」
リーネパパ「娘だって俺君ならOKと言ってるし、何も知らない娘を俺君好みに仕立てあげてやってくれ」
ダメだこのバカ親共、早く何とかしないと
黒服A「若おめでとうございます」
黒服B「今晩はお楽しみですね」
俺「お前らタヒね」
基地
俺「今日は大変な目にあった……」
ミーナ「俺さん大丈夫?」
俺「大丈夫だけどスゲー疲れた……全然休暇になってないから中佐、明日も休暇頂戴」
ミーナ「(ニコニコ)」
俺「スミマセンデシタ」
坂本「でも。俺、黒服から聞いたが父親と会ってきただけだろう?」
俺「いやー。それだけだったらいんですけどねー。お見合いだとか逃亡劇だとか色々と……」
シャーリー「お見合い!?」
俺「そー。相手の父親もノリノリでさー大変だったよー」
リーネ「私のお父さんがごめんなさい……」
ペリーヌ「俺さんのお見合い相手はリーネさんでしたの!?」
俺「そーなんだよー。最初はびっくりしたねー」
バルクホルン「だから街を2人は一緒に歩いていたのか」
俺「え?何でしってるの?」
シャーリー「あたしたちも休暇だったからさ、街にでてたんだよ。そしたら俺が建物の上から降ってきたからさー」
俺「あれみてたのかー。はずかしいなー」
宮藤「あたしも街にいきたかったなー」
ルッキーニ「あーたーしーもーーー」
ミーナ「二人ももうすぐお休みだから、もう少し辛抱してね」
エイラ「今度二人の相性でも占ってヤルヨー」
サーニャ「お似合いだと思います」
リーネ「俺さん」
チュッ。
リーネ「ヒソヒソ(今晩待ってますね)」
俺「!?」
『おーーーー!?』
俺「びっくりしたなーもう……。俺も退散しよう!」
バルクホルン「……(渡しそびれてしまった」
俺日記大分日数がたった日
今日はとにかく疲れた。精神的に。
マジおっさん共自重。
しかし俺にもわからない事が1つ。いつリーネとのフラグを立てたのか、ということだ。
うん、思い当たる節がない。考えても時間の無駄だ。この俺にも分からないことだってある
けれど、最後のあの言葉にはどきっとした。今晩行けば脱童貞できるのかな。少し気になる。
俺「でも、もう疲れたから寝よう……Zzz」
ギィーーーー……パタン。モゾモゾゴソゴソ
最終更新:2013年01月23日 01:31