船内・部屋
俺「取りあえずリーネ、俺がわるかったよ。だから機嫌なおしてくれよ」
リーネ「ふんっ。俺さんなんて大嫌いです」
俺「だから俺が悪かったよ……」
あー、怒ってる。超怒ってる
俺「リーネどうしたら機嫌なおしてくれるんだよ……」
でも抱きしめてちゅっちゅすれば今までなら即機嫌回復、ちょろいぜ
リーネ「辞めてください。触らないでください」
俺「えっ」
リーネ「私はすっごく、怒ってるんです!」
俺「でも、いつもならこれd」
リーネ「俺さんから婚前旅行なんて言われてすごく嬉しかったし楽しみにしてたんです……なのに!」
俺「そのことはあやまr」
リーネ「なのに、実際は旅行でも何でもないし、空母でだし……俺さんの嘘つき」
俺「リーネすまn」
リーネ「ヘタレな不能さんは少し黙ってればいいと思います」
俺「」
凄い笑顔で言われた……
俺に9999のダメージ。俺は死んだ
夕食時
俺「」もぐもぐ……
黒服A「若、どうされたのですか?」
俺「何でもない……」
黒服B「リネット様、若に一体何が……」
リート「知りません(ニッコリ)」
研究員「ダメだ……目が死んでる……」
俺「」もぐもぐ……
黒服A「しっかりしてくださいよ若!」
俺「」もぐもぐ……
黒服B「ダメだ。完全に沈みきってる……」
リーネ「俺さん、みんな心配してますよ?(ニッコリ)」
俺「……ああ、そうだね」
黒服+研究員(絶対原因はこの人だ……笑顔が怖い・・・!)
夜
俺「はぁ……」
リーネ「何してるんですか?」
俺「俺ももう寝ようと……」
リーネ「どうして私のベッドに入ろうとしてるんですか?俺さんの寝る場所はあっちですよ?」
床にタオルと毛布が置いてある……
俺「えっ……?」
リーネ「ヘタレな俺さんにはお似合いですよ?」
俺「」
切れていい。そろそろ俺は切れていい。
その日俺は枕を涙で濡らしながら床に就いた……
深夜
俺「ヘクシッ…寒い……もう無理だ。……よし、リーネは寝ているな」
コソコソ、ぬくぬく
俺「ふぅ……ベッドの中は温かいな…生き返る……」
リーネ「俺さん、何で布団の中にいるんですか?」
OH。起きていらっしゃった
俺「寒いから」
リーネ「俺さんは床がお似合いなのに」
俺「悪いのは俺だけどさ。いい加減俺だってそろそろ怒るからね?」
リーネ「ヘタレな俺さんがですか?」
俺「」
OK。こっちが下手に出てたら……もう許さん。
リーネ「きゃああああああああ。嫌っやめて、はなして!」
へへ、久しぶりに切れちまったぜ……とりあえずどうしてやろうか。馬乗りになったのはいいが……普通ならこのまま無理やり……なんだろうけどヘタレな俺には無理だな
俺「リーネ、どうしてやろうか。もむちむちプリン卵責めにでもしてやろうか?」
黒服AB「若!今リネット様の叫び声がしましたが大丈夫ですか!あっ」
俺「あっ」
リーネ「あっ」
頼むA・B察してくれ!頼む。俺はA・Bに仕切りにアイコンタクトを送るっ。伝われ!
黒服A「若、お楽しみのところ失礼しました」
黒服B「そういうプレイなら先に言っておいてくださいよ。朝まではここら一帯に誰も来れないようにしておきますね」
黒服ナイス!俺、初めてお前らが頼もしく見えたよ
黒服A・B「お楽しみのところ失礼しました。あ、でも程々にお願いします」
俺「リーネ、これでしばらくは人が来なくなった」
リーネ「む~、勝手にすればいいじゃないですか」
むくれっつらのリーネちゃんもかわいい。膨らませたほっぺぷにぷにしたい……
俺「それじゃ、勝手にさせてもらうよ」
変な事したらまた心的ダメージを負いそうなので抱きしめるだけにしとこう。抱き枕ぺろぺろ
俺「……」
リーネ「……」
俺「……」
抵抗はされなかった、だいぶ怒りゲージが下がってきたらしい
しかし眠くなってきた。柔らかいしいい匂いだし暖かいし……ああ、寝たらベッドから蹴落とされそうだ……けど眠い……
俺「Zzz……」
リーネ「……(つんつん」
俺「Zzzzzz」
リーネ「もう……」
俺「しまった、寝てた!リーネに逃げられた!」
リーネ「何言ってるんですか?目は覚めましたか?」
俺「覚めた」
あれ、逃げられてなかった
リーネ「私に何か言う事はありませんか?」
俺「ごめんなさい」
リーネ「それだけですか?」
俺「愛してる」
そういえば始めていったな、この言葉
リーネ「き、聞こえません……///」
あ、動揺してる動揺してる
俺「だから、愛してる」
リーネ「し、知りません///」
俺「割と本気であいしてる。もう、3度も言わせないでくれよ、恥ずかしい」
何故かこうすっと言葉がでてきたな……親父の気まぐれで始まった関係だし、まだそんな時間はたっていないのに自分でも意外だな……
俺「ま、まだ朝早いしもう一眠りしよう。おやすみ……Zzzz」
リーネ「だから俺さんは床で……」
俺「Zzzz」
リーネ「まさか私なんかに俺さんからあんな言葉が聞けるなんて……」
ちゅっ
俺「何してるの?」
リーネ「お、俺さん起きていたんですか!?」
俺「うん。まだ起きてた。何してたの?」
リーネ「……何もしてませんよ?」
俺「そうなんだ(ニヤニヤ)」
やられたらやり返してもいいよね?
俺「ま、おやすみ」
ちゅっちゅちゅっちゅ
リーネ「俺さん、まだ寝ないでください」
俺「?」
リーネ「……さっきの言葉本当ですか?」
俺「ん?ああ、リーネの事、愛してる」
リーネ「……仕方ないから今日は一緒に寝てもいいです」
俺「助かった……」
結局朝起きた時には機嫌が治ってて助かった。
しかし到着まで時間がありすぎてやることがなさ過ぎて困る
空を飛んだり、空母内の見学をしたり、乗組員をいじったり、人前でいちゃいちゃしたり
夜?勿論いちゃいちゃですよ。おめー勃たないだろだと!?勃つからね!本番になるとへにゃるだけだからね!手や口や胸だとギンギンだからね!
あれなんだよ、呪われたアイテムだから装備欄から外せないだけなんだよ……チクショウ
結構楽しんでいる間に何だかんだで日数も過ぎ……
501基地
ミーナ「ただいまより第501統合戦闘航空団はこの地よりネウロイを一掃するためにオペレーションマルスに参加します。我々の任務は連合国艦隊旗艦・大和の護衛です」
ミーナ「全員出撃!」
一同「了解!」
オペレーションマルスが開始された
宮藤「がんばろう、リーネちゃ……そうだ、もうリーネちゃんは……」
ペリーヌ「宮藤さん、何をしていますの!行きますわよ!」
宮藤「は、はい。ペリーヌさん」
ペリーヌ「寂しいのはわかりますけど……今は集中なさい」
10人の魔女たちは決戦の地へと飛び立っていった……
洋上・連合国艦隊
モブ「おい、見ろ!ウィッチだ!」
モブ「おお、ストライクウィッチーズだ」
バルクホルン「これが大和か」
シャーリー「でっけーなー」
坂本「見えたぞ」
ミーナ「ええ!」
ペリーヌ「見えてきましたわ……」
宮藤「うん…あれがネウロイの巣」
ミーナ「そうよ」
坂本「あれが敵の親玉だ」
モブ「間もなくベネツィアに到達、敵の防空県内に突入します」
モブ「大和、ネウロイ化まで後3分」
モブ「駆逐艦ニコラス被弾!」
杉田「総員、戦闘配置!」
ミーナ「はじまったわ、大和がネウロイ化するまで何としてでも守りきるのよ」
一同「了解」
宮藤「くっ……きつい」
ネウロイからの攻撃は宮藤が全てシールドで受け止める
ミーナ「攻撃が大和に集中しているわ」
坂本「奴らめ大和がふつうじゃない事に気づいたか」
シャーリー「こい!ルッキーニ!」
ルッキーニ「あいよー」
シャーリー「うおっりゃーー」
ルッキーニ「ばっびゅーーーん」
シャーリー・ルッキーニペアは2人の合わせ技による攻撃でネウロイを次々と倒していく
シャーリー「フゥ!やったぜ」
エイラ「こっちだこっちー、ひゃっほーー。……サーニャ!」
サーニャ「うん!……一発しか撃ってないのに」
エイラ「すごいぞ、サーニャ」
エイラ・サーニャペアもエイラがネウロイを集めサーニャがそれを攻撃。ネウロイにネウロイがぶつかりそのネウロイに次のネウロイがぶつかっていき破壊が連鎖していく
バルクホルン「うおおおおおりゃああああ」
エーリカ「ほいほいほー」
エーリカ「全然減らないよー」
バルクホルン「黙って倒せ!勲章が向こうから飛んでくると思えばいい」
エーリカ「そんなんどうでもいいよー」
この2人はいつも通りの平常運行だった。
ペリーヌ「宮藤さん、平気でして?」
宮藤「うん、平気だよ(頑張るんだ。私が頑張るんだ)」
坂本「ハァ……ハァ……」
ミーナ「大丈夫?少佐」
坂本「なんのこれしき。宮藤たちもがんばっている。私も負けてはいられない」
杉田「対ネウロイ用対空弾、全艦砲撃開始!」
艦隊も負けてはいない、全艦から発射された対ネウロイ用対空弾がネウロイを吹き飛ばしてゆく
ペリーヌ「宮藤さん!横に!」
宮藤「しまった!?」
ドンッ ドンッ
バーン、ネウロイは砕け散った
宮藤「ネウロイが、でも誰が!?」
ペリーヌ「私じゃありませんわよ?」
遥か彼方からすごい勢いで飛んでくる物体が1つ……
リーネ「よしかちゃーーーーーん」
宮藤「わっぷ、苦しいよリーネちゃん!?」
リーネ「大丈夫?怪我はない?」
坂本「リーネがなぜここに?」
ミーナ「リーネさん!?どうしてここに!?後それは……?」
リーネ「俺さんが心配なら助けに行ってきたほうがいいって……後これは俺さんが作ってくれたストライカーです」
バルクホルン「ジェットストライカーじゃないか!大丈夫なのか?」
リーネ「通常運用には全く問題ないみたいです。何度かテストで使いましたけど、魔力が枯渇するといった事は起こらなかったです」
シャーリー「俺も来てるのか?」
リーネ「はい。今はストライカーの最後の調整で時間がかかっているみたいです。あのネウロイが出てきた時の為にって」
ミーナ「そう……大和がネウロイ化するまで後少しよ。みんな頑張って頂戴。リーネさん、貴女も手伝ってくれるわよね?」
リーネ「はい!その為に来ました!」
モブ「目標まで距離12000。ネウロイ化まで後30秒」
モブ「魔道ダイナモ起動準備」
杉田「追い込まれた人間の恐ろしさを奴らに思い知らせてやれ」
モブ「残り20、19、18・・・3,2,1,0。コアコントロールシステム改起動!」
モブ「魔道ダイナモ始動!」
大和が異形のモノへと変化を遂げてゆく
モブ共「おお!」
バルクホルン「始まったか!」
エーリカ「みたいだねー」
サーニャ「エイラ、見て」
エイラ「うわ、本当にネウロイになってる」
モブ「大和、ネウロイ化完了」
モブ「制御可能時間、残り約9分」
杉田「大和、浮上!」
ミーナ「大和のネウロイ化は成功したみたいね。みんな一旦天城に戻りましょう」
宙を飛ぶ大和は小型ネウロイを次々と粉砕。自身もダメージを負うが瞬時に修復されてゆく
杉田「ネウロイ化した大和は無敵だ!」
モブ「ネウロイの巣まで距離1000、500、300……」
ネウロイを粉砕・自身を修復しつつネウロイの巣との距離を詰めていく大和…
杉田「つっこめーーーーー!……いまだ!主砲斉射!」
モブ「主砲斉射!」
大和はネウロイの巣中心へたどり着き、すべての砲塔を巣へと向ける
杉田「我々の勝ちだ……!」
大和の主砲がネウロイの巣へと放たれた……
モブ「ネウロイの巣健在!」
杉田「なん……だと……!?」
モブ「ネウロイの巣より人型ネウロイが飛来……大和へ攻撃を……」
杉田「ネウロイなど返り討ちにしてやれ!」
モブ「ダメです……今の攻撃で魔道ダイナモ破損……大和ネウロイ化解けます……」
杉田「そんな……大和が……」
ネウロイ化が解けた大和は空を飛ぶ機能を失い落下を開始する……そして大和は海へと沈んでいった……
バルクホルン「あのネウロイは!」
シャーリー「あたしや俺やバルクホルンをやったやつだ!」
坂本「気をつけろあいつのビームはシールドを貫通してくるぞ!」
リーネ「みなさんは早く天城へ……私が時間を稼ぎます」
ミーナ「リーネさん!?あなた……」
リーネ「私はさっき来たばかりですからまだ魔法力に余裕があります。それに今のこのシールドなら貫通するビームも防げるはず……」
宮藤「リーネちゃん、何言って……」
リーネ「芳佳ちゃん、また後で会おう?だから今は早く天城へ!」
ミーナ「わかりました。リーネさん。必ず帰ってくるのよ。第501統合戦闘航空団は全員天城へ帰還。これは命令です」
一同「……了解」
宮藤「リーネちゃん。必ず、必ず戻ってきてね……!」
リーネ「うん、芳佳ちゃん。絶対に帰ってくるから心配しないで」
エーリカ「あいつがこっちに撃ってきたよ!」
リーネ「……!」
シャーリー「リーネのシールドがあいつの攻撃を防いでいる今のうちだ!みんな早く天城に戻るんだ!」
リーネ「みなさん、聞こえますか!私が攻撃を防いでいる間に避難してください!そんなに時間は稼げません。早くお願いします!」
10人のウィッチ達は天城へと帰還。そして艦隊が動き始める
杉田「リネットさん……しかし次に繋げる為に今ここで無駄な死者を出すわけにはいかない……両舷全速取り舵いっぱい!全艦急速りだーーつ」
リーネの言葉に従うように残っていた連合艦隊は180度回頭、ネウロイの巣より遠ざかっていく……
杉田「……多くの命を守るためとはいえ、ウィッチ一人を残して戦線を離脱……扶桑公国軍人として心から恥じる……」
リーネ「私ももう少しがんばらなくちゃ……俺さんが来てくれるまで」
空母エンタープライズ
艦長「准将、ネウロイの巣は健在。どうやら失敗に終わったようです」
黒服A「若、あの人型ネウロイも現れたそうですよ?リネット様があちらにいらしたはずですよね?」
俺「奴が出て来たか……そろそろ俺の出番かな。艦長、エンタープライズは連合艦隊と合流させておいてくれ」
艦長「了解しました」
研究員『聞こえますか?俺様、こちらの作業ももう終わりました。いつでも行けますよ』
俺「さてと、準備もできたみたいだしお姫様を助けに行くとしますか」
黒服A・B「若、お気をつけて」
俺「ま、今回もまた撤退の時間を稼ぐだけだからね。前回と違って多分逃げ切れるし、あちらの攻撃も防げる、はず。実験も兼ねてちょっと行ってくるよ」
研究員「若、例の物です」
俺「本当に作るなんてお前もいい意味で頭のネジがぶっ飛んでるな」
研究員「はは、暇つぶしに作ってたらいつの間にか完成していましたよ。若の図面のおかげですけどね」
俺「ま、次回ありがたく使わせてもらうよ」
さてと、予想外なところで強力な近距離用の兵器も手に入った。ジェットストライカー用に武器も作った。奴との戦闘方法ももうわかっている。けど今回はアレとの決着を付けるターンじゃない。今回は手ぶらでいい
俺「進路クリア……いくぞ、発進!」
洋上・連合国艦隊
俺「連合国艦隊……逃げ切れたのか?ミーナ中佐達はあそこか、おーーーーい」
ミーナ「俺さん!?……!?俺准将どうしてこちらに……?」
俺「連合艦隊は無事に離脱できたみたいですね、よかった。ああ、後今まで通りでいいですよ。
空母の人を自由に動かすために大統領に無理言ってもらってきただけですからね」
周りを確認する。ちゃんと10人のウィッチが居る。……10人?
俺「そういえばリーネの姿が見えないですけど、行き違いになったのかな?もう先に帰りましたか?」
バルクホルン「そのことなのだが……連合艦隊や我々を逃すためにリーネが囮に残った……」
俺「!?」
シャーリー「あたし達じゃあのネウロイの攻撃すら防げないし、魔法力も殆ど残ってないからネウロイの攻撃を防げて魔法力もまだ余裕がある自分が囮になるって……」
俺「そうですか……」
ま、全滅以外の方法をとるとしたらそれしかなかっただろうね
坂本「俺?何処へ?」
俺「ああ、ちょっとお姫様を迎えにね」
ペリーヌ「無茶ですわ!貴方だってあのネウロイに歯が立たなかったのでしょう!?」
俺「あの時は、ね。今ならやろうと思えば多分仕留められる。けどネウロイの巣がある以上モタモタしてられないし、倒すための武器も持ってきていないから今回も逃げるけどね」
ミーナ「俺さん、リーネさんを無事に連れ帰ってきてください」
俺「もちろんそのつもりです」
バルクホルン「お前もちゃんと戻ってこいよ!後で色々言いたい事があるんだ!」
シャーリー「あたしからもだ!ちゃんと戻ってこいよー」
俺「それ、また死亡フラグ立っちゃうから!ま、主役にはフラグはたたないか。また後で!」
天城を後にする。急いでネウロイの巣までいかないとな。全速だ!
ネウロイの巣付近
リーネ「……!艦隊はみんな遠くにいったよね。よかった……後はあのネウロイを倒すだけ!」
シールドは攻撃を防いでいるがこちらからの攻撃は全て避けられてゆく
回避しつつ攻撃へと転換しようとするがその一瞬の隙をみてネウロイからの攻撃がリーネを捉える。シールドで防げるが攻撃のチャンスは訪れずジリジリと魔力が削られてゆく
リーネ「きゃあああ……みんなちゃんと逃げられたかな……ハァ、ハァ」
リーネ「ハァ……ハァ……もうシールドが……」
ネウロイが追い打ちの攻撃を仕掛けてくる
リーネ「う……くぅうう、うう……俺さん…みんな……」
ネウロイの攻撃をシールドで受け止めるが遂にシールドが粉砕。リーネも海へと落下してゆく……
俺「あそこか……まずいぞ!?」
リーネがシールドで攻撃を受け止めているのが見えたが……あの様子じゃもう持つまい、と思った矢先、海へと落下を開始
普通じゃ間に合わない……普通ならな
俺「ブーストポット作動……エンジン臨界まで20秒!第一次ブースト起動!」
今回も付けててよかった追加ブースター。前のエンジンに比べてかなり無茶が効くようになったから15秒じゃなくて20秒まで時間が伸びたし出力も上がった優れものだぜ……
俺「間に合えよ……リーネェェェェェェ!!」
OK、キャッチ成功
俺「リーネ大丈夫か?」
リーネ「……う、俺さん?」
俺「すまない。色々と遅れた。まだ飛べるか?」
リーネ「うん……絶対に来てくれるって信じてました」
俺「……!」
ネウロイは俺に向けて攻撃をしてきた。空気が読めないネウロイだ。お姫様のピンチに颯爽と主役が助けに登場した感動のシーンなのにさ
俺「普通ならここで、よくもリーネを!とか言ってあのネウロイをフルボッコにするんだろうけどさ。今日もまた逃げさせてもらうよ。決着は次回に持ち越そう!」
ま、ネウロイさんはそんな事お構いなしで攻撃してくるから全部シールドで止めてやることにする。諦めて攻撃してこなくなればいいのにな
俺「後は、一つ試しておきたい事があったんだよな」
ネウロイの巣、あれに俺の力は届くのか……
俺「ブラックホール!」
……周りの瘴気が一部消滅したな……本体も若干吸い寄せられてたような気がするが……。こんな規模じゃダメみたいだな。本体を潰せる位強力な奴を作らないと……
俺「よし、大体わかった。お姫様も助けたことだし……離脱するよ。リーネしっかりつかまってろよ!」
リーネ「うん」
リーネを抱きかかえてネウロイの巣から離脱を開始する
人型ネウロイは諦めた様子もなく追って攻撃を仕掛けてくる。本当に面倒な相手だ……
俺「面倒だな……引っかかってくれるとありがたいけど……!」
適当に重力場をばら撒いていく。当たらなくても回避するために軌道を変えるロス分が稼げればいい
逃げても逃げても追いかけてくる……距離は詰められていないからこれならいけそうだ
俺「さてと……そろそろいいかな?」
ダメなら俺の魔力を直にぶち込んでやればいいだけだ
俺「ブーストポット作動!いけええええ!」
耐久力だって上がってるのさ。2回までなら多分使える……と思う
俺「よし。この速度なら奴も追って来れないか……追ってこられたらどうしようかと思ったよ」
とりあえずこちらの速度が上だと分かるとネウロイは追跡を中止。どうやら俺は逃げられたようだ
しばらく飛行していると連合艦隊が見えてきた。みんなのいる天城に着艦するとしようか
俺「ふぅ、ただいま」
リーネ「みんな、ただいま……」
バルクホルン「俺!無事だったか!」
シャーリー「よかった、無事だったかー」
俺「シャーリー、ねえさ……ゴホン、バルクホルン大尉にシャーリー大尉無事に戻ってきましたよ」
みんなだって先生のことをお母さんとか言っちゃった過去があるだろう?
ミーナ「よく無事で……」
俺「ええ。とりあえずリーネを休ませたいから何処か部屋に……」
ミーナ「そうね、一旦天城の中へ入りましょう」
天城内
俺「これでよし、と」
リーネ「Zzz・・・」
宮藤「大丈夫かな、リーネちゃん……」
俺「疲れて眠っているだけだよ。宮藤軍曹、君も疲れているだろうけどリーネの事を少しの間見てもらっていても大丈夫かな?」
宮藤「あ、はい。わかりました」
俺「悪いね。すぐ戻ってくるから頼んだよ」
ミーナ「改めて、お帰りなさい。俺さん」
俺「ええ、ただいま戻りました」
バルクホルン「俺、本当に無事でよかった」
シャーリー「聞いてくれよ、俺―。前お前がやられた時にバルクホルンの奴g」
バルクホルン「黙れリベリアン!お前だって!」
ミーナ「もう、二人とも喧嘩しないの。それで今後の事ですが……」
俺「ああ、今後の事はまた明日のほうがいいな。みんな鏡でも見たほうがいいよ。疲れ切った顔してる」
ミーナ「しかし!」
俺「1日位平気だよ。それにそんな状態じゃマトモな考えもできやしないからね。巣の事、あのネウロイの事はまた明日」
坂本「ここは俺の言うとおりにしておこう。確かにみんなもう酷い顔だ」
俺「というわけで、解散」
シャーリー「もう解散だから固い話はしなくていいよな?」
俺「いいですよね?」
ミーナ「ええ。今日はもう解散。基地に付くまで自由とします。けど各自極力すぐ休むように」
シャーリー「そういえば俺、さっき私たちの事また妹と姉と間違えてただろー」
俺「な、何の事かわからないですが?」
バルクホルン「そういえば私の事を姉さんとか言いそうになっていたな」
俺「学校の先生を間違えてお母さんと呼んでしまいそうになった、あれと同じですよ」
シャーリー「これから別にわざわざ名前の後に大尉なんてつけなくてもいいよ?あたしは」
バルクホルン「私もだ。お姉ちゃんと言ってくれてもいいんだぞ?」
俺「流石にそれはちょっと……」
バルクホルン「何を照れている!そんなやつはこうだ!」
シャーリー「こうだこうだ!」
もみくちゃにされた。昔もよくこうされてたな……
俺「……」
バルクホルン「ん?どうした?」
シャーリー「黙っちゃってどうしたんだよー」
俺「妹の事や姉さんの事を思い出して……」
バルクホルン「だから、私が代わりになってやるといっているんだ。だから俺、お姉ちゃんって言ってみろ。ハァハァ」
シャーリー「もっと頼ってくれていいんだぜー」
俺「お姉ちゃん……シャーリー……」
バルクホルン「ハァハァ、何だ俺!」
俺「いや、お姉ちゃんって呼べって……」
バルクホルン「ハァハァ、そうだったな!」
シャーリー「」
俺「2人ともありがとう……」
ミーナ「それにしても3人とも仲がいいわねぇ」
バルクホルン「ミ、ミーナ!なんでここにいるんだ」
ミーナ「酷いわね。ここは一応私の割り当てられた部屋よ?」
シャーリー「すっかりわすれてたよー」
俺「俺はもう退散するよ」
バルクホルン「ああ」
シャーリー「またなー」
シャーリー「バルクホルン、これでよかったのかー?」
バルクホルン「ああ。お姉ちゃん……お姉ちゃん……ハァハァ」
シャーリー「ダメだこりゃ……」
俺「ただいま」
リーネ「俺さん、お帰りなさい」
宮藤「あ、お帰りなさい」
俺「リーネ、もう起きていたのか。宮藤軍曹も疲れていたところをありがとう」
宮藤「いえ!大丈夫です。あっ、それでは私は戻りますね。リーネちゃん、また明日基地についたら!」
リーネ「うん。またね、よしかちゃん」
俺「今日は大変目にあわせてしまったな」
リーネ「ううん。そんなことないよ。俺さんが助けに来てくれるって信じてたから」
俺「でも、もし助けに行けなかったらどうするつもりだったんだよ」
リーネ「どんな手段を使っても俺さんなら助けに来てくれたでしょ……?」
俺「そうだね……かもしれないな」
リーネ「それより、俺さん。あのネウロイ、倒せそうですか?」
俺「多分倒せると思うよ?」
リーネ「私もがんばります!」
俺「ああ……リーネはもう頑張らなくていいんだよ」
リーネ「え……?」
俺「次の作戦にはリーネは連れて行かないよ。もう危険な目にあわせたくないしね」
リーネ「……私じゃ足手まといですか?」
俺「そういう訳じゃないよ。あのネウロイと戦うのは……俺じゃない予定だしね」
リーネ「えっ!?」
俺「俺は多分巣の破壊で手一杯になるからね。ジェットストライカーはシャーリーとお姉ちゃんに託す」
リーネ「……」
俺「それに、失敗したら死ぬかもしれないんだ……わかってくれよ」
リーネ「俺さんと一緒になら……」
俺「ダメ。変な事考えないの」
リーネ「いいです!無理にでも着いていきます」
俺「だから、ダメだって……」
リーネ「嫌です。それじゃあ無理やり止めればいいじゃないですか!私をもう飛べない体にすればいいじゃないですか!」
俺「……」
リーネ「できないですよね、俺さんじゃ絶対むr…んっ……」
俺「…………」
リーネ「……んっ……あっ……」
俺「絶対無理?」
リーネ「んっ……だって今までだって……」
俺「今までは……だろ?」
もうヘタレは卒業だ
俺「……大丈夫みたいだけど?」
リーネ「……///」
俺「……これ以上入れたらリーネはもう魔女じゃ無くなるけど……どうする?」
リーネ「……リベリオンに居た時から覚悟はできてます」
俺「そう……リーネ、俺の無茶なお願いを聞いてくれる?」
リーネ「なんですか?」
俺「次はミスったら本当に死ぬだろうからさ……もし俺が死んでも俺の事忘れないで欲しいんだ」
リーネ「忘れる訳ないじゃないですか……!」
俺「ありがとう。後もう1つ……」
リーネ「なんですか?」
俺「こればかりは運だし無茶なお願いだけど……俺が生きてた証をさ、残したいんだよ」
リーネ「それって……///」
俺「無茶言い過ぎたな。今のは忘れてくれ」
リーネ「俺さん……いいですよ。私も……その、頑張ります///」
最終更新:2013年01月23日 01:30