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ミノムシ8話

翌日・基地

ミーナ「これより会議を行います。あのネウロイの巣をどう破壊するのか。あの人型ネウロイをどうするか……」

俺「その点に関してはある程度対処できると思います。みんなの協力は必要になりますけれど」

坂本「何か方法があるのか?」

俺「ええ。成功するかしないかは分かりませんが……」

ペリーヌ「一つよろしいですか?」

俺「ペリーヌ中尉、何か?」

ペリーヌ「あなたは本当にあの……」

俺「あー、それについては触れないで貰いたい。アレは俺の忘れたい過去だからね」

バルクホルン「そうか、私とリベリアン以外はこの俺を見たことがなかったな」

俺「あの件に関しては本当に迷惑をかけたと思ってます。謝れというならローリング土下座だろうが焼き土下座だろうが何でもしますよ」

ペリーヌ「そ、そんなもの必要ありませんわ……まったく」

エーリカ「もう何があったかわすれちゃったよー」

シャーリー「ま、俺もあまり気にするなよ。色々ワケアリだったわけだしなー」

俺「ありがとう……話を戻そうか。巣は多分俺が破壊できます」

坂本「それは本当か!?」

俺「多分、ですけどね。昨日試しにブラックホールを撃ってきたら巣に少しダメージを与えられたから……もっと強力なヤツを打ち込んでやれば破壊に至ると思います」

ミーナ「そこで問題になるのがあの人型ネウロイという訳ね……」

俺「ええ、一瞬で巣を破壊できるならいいんですけどね……あれを破壊できるくらいのものになると魔法力も相当使う事になるし、それなりに時間も……だから、俺以外であの人型ネウロイをどうにかしてもらわないといけない訳です」

シャーリー「俺がさくっと人型を倒してその後巣を破壊する。っていうのはダメなのか?」

俺「あの人型ネウロイを倒すとなるとそれなりに消耗を覚悟しなくてはならないですし、その後巣を破壊するための魔法力が足りるかと言われると……」

バルクホルン「しかし、我々であの人型ネウロイを倒せるのか?この前だって私も何もできずに……」

俺「大丈夫ですよ。アレに対抗するためだけにジェットストライカーを作って持ってきたわけですからね」

ミーナ「でも、ジェットストライカーは俺さんとリーネさんが使いますよね?」

俺「ジェットストライカー2機は今回の作戦ではシャーリーとお姉ちゃんに託します」

バルクホルン「私に!?」

シャーリー「あたしに!?」

俺「今回の作戦で俺が使う必要性はないですからね。開発時から飛んでる俺やリーネ以外がアレを使うとなると短時間使いこなすのは厳しい。だから……一度ジェットストライカーを運用したことがあるお姉ちゃんと音速の世界を知っているシャーリーが適任だと思います」

バルクホルン「しかし、あれはお前とリーネの……」

俺「別に俺やリーネ専用機じゃないよ……あれのナンバーはSW-501。どちらかと言えばストライクウィッチーズ専用機といったところかな?本当なら全員分作って持ってきたかったけど……」

ミーナ「人型ネウロイは2人に任せるとして後はどうするのかしら?」

俺「一応他のネウロイが来る可能性も考えて、俺が巣まで到達するまでの護衛と周囲の警戒をしてもらいます。余裕があるなら人型ネウロイへの攻撃を」

坂本「なるほどな……そういえば俺、リーネが見当たらないがどうしたんだ?」

ああ、説明しないとだめか……

俺「リーネはこの作戦には連れて行きませんからここにも連れてきていません」

ミーナ「何故かしら?リーネさんの射撃はあのネウロイの動きの牽制にもなると思うのですけど」

俺「……それは」

言わないとダメだろうか……


坂本「何か訳でもあるのか?」

俺「……リーネはもう魔女じゃないから」

バルクホルン「そうかそうか……?」

シャーリー「もう魔女じゃない……?」

沈黙。何があったか悟った者は顔を真っ赤にしたり、うつむいたり、あたふたしたりてしまった。うん、予想はしてたよ

ルッキーニ「うじゅー?なんで魔女じゃなくなっちゃったのー?」

シャーリー「ル、ルッキーニにはまだ早い!」

宮藤「どういうことなんですか……?」

坂本「宮藤もそのうちわかるさ、はっはっはっ」

サーニャ「?」

エイラ「サーニャ、聞いちゃだめだ!」

エーリカ「にしし、やっちゃったかー」

ペリーヌ「は、破廉恥ですわ!」

バルクホルン「お、おれぇ!?」

ミーナ「コホン。静かに。3日後に作戦を決行します。何か異論や別の方法がある人がいれば……居ないみたいね」

俺「今回は少しでも魔法力を温存するためにうちの空母で巣ギリギリまで接近、そこから作戦を開始するよ。何か聞きたい事とかがあれば後で俺のところまで」

ミーナ「それでは解散にしましょう。3日後までは自由行動とします」

俺「シャーリーにお姉ちゃんは自由にジェットストライカーを使って言いように言っておくから、試しに一度は飛んでおいてくれよ」

シャーリー「ついにあたしもジェットストライカーを使えるのかーよしバルクホルン、今からいこう」

バルクホルン「仕方のない奴だ……」




俺「3日後か……黒服、紙とペン持ってきてくれ。後封筒」

黒服A「手紙でも書かれますか?」

俺「ああ、親父宛にね……」

黒服B「どういう風の吹き回しですか?」

俺「俺にだって色々あるんだよ……親父とは3年前からあまりうまくいってないからな……丁度いい機会だと思ってね」

手紙というよりは遺書に近い物になってしまった……

俺「よし、これでいい。ちゃんと届けておいてくれよ」

黒服A「かしこまりました」

俺「残り3日……か」

基地内・俺の部屋

俺「お。宮藤軍曹、来てたのか」

宮藤「あ、俺さんお邪魔してます」

リーネ「お帰りなさい」

俺「ただいま、3日後に決まったよ」

リーネ「そうですか……本当に大丈夫なんですか?」

宮藤「大丈夫だよリーネちゃん。今度は絶対成功させるから!」

俺「宮藤軍曹の言うとおりだな。最初から失敗することなんて考えてたらダメだな」

リーネ「でも、失敗するかもしれないんでしょう?」

宮藤「そうならないように、私もがんばるから」

宮藤「あ、私はソロソロお邪魔しますね。その、二人で一緒に居たいでしょうし」

俺「はは……そんな気を使う必要はないけどな」

リーネ「そうだよ、よしかちゃん」

宮藤「ううん。いいのいいの。また夕食のときにでも!あ、リーネちゃんは今日夕食作るの手伝わなくてもいいからね。ゆっくりしてて」

行ってしまったか。空気の読める子になったな……


リーネ「俺さん……よしかちゃんはああ言ってるけど……本当はどうなんですか?」

俺「成功率だけでいったら五分五分かな……」

リーネ「やっぱり失敗するかもしれないんですね?」

俺「でも成功率1%以下!奇跡が起こらないと成功しない……!とかじゃないからね。ほぼ成功するよ」

リーネ「だけど……」

俺「俺は少し弱気になりすぎてただけかもな。それか昨日リーネとこんなことしたいからあんなこと言っただけかも……」

リーネ「んっ……もう、俺さんったら。まだ真昼間ですよ?」

俺「しってる」

リーネ「ヘタレさんを卒業したと思ったらずいぶん積極的になりましたね」

俺「そうかな。あまり変わらないと思うけど……」

リーネ「もう、これ以上はだめですよ?誰か来たらどうするんですか?」

俺「誰もこないよ」

リーネ「私が拒むかもしれないですよ?」

俺「拒まないのも知ってる」

リーネ「もう……でも夜までお預けです」

俺「……わかったよ。でも、この位はいいだろう?」

抱きしめる位なら……

リーネ「……」

俺「……」

リーネ「ねぇ、俺さん。一つだけ約束してください」

俺「ああ、いいよ」

リーネ「それは『                   』約束ですよ?」

俺「そんな事か。わかったよ。絶対に守るよ」

リーネ「絶対ですよ?もし守ってくれなかったら嫌いになりますからね?」

俺「ああ……」




3日後・空母・エンタープライズ艦橋
俺「さて、そろそろ作戦開始時刻だ……艦長、発進させてくれ。」

艦長「了解しました。エンタープライズ発進」

俺「指定された場所まで頼むよ、着いたらその場所に待機。俺の指示があるまでだ。ちょっとネウロイの攻撃の的にされただけで逃げるなよ?また俺が死亡した場合は直ちに戦線より後退、離脱せよ。後の事は任せた。俺は格納庫へ行くよ」

艦長「了解しました……ご武運を」


格納庫内
ミーナ「いよいよね……」

坂本「そうだな……この作戦が成功しなかったら欧州は……」

ペリーヌ「またガリアがネウロイの手に落ちない為にも……!」

ルッキーニ「悪い奴はでてけー!」

サーニャ「エイラ、大丈夫かな……」

エイラ「大丈夫、今日は運がいいぞ。みんなついてる」

宮藤「私たちががんばらなくちゃ!」

エーリカ「さっさと終わらせてかえろーよ」

バルクホルン「そうだな……このジェットストライカーなら!」

シャーリー「なんたって俺が作ったストライカーだ、絶対に大丈夫さ」

エンタープライズ内
リーネ「こっそり着いてきちゃったけど……ここ何処だろう」

黒服A「!?」

黒服B「リネット様、どうしてここに……」

リーネ「あっ、黒服さん達……お願いします、俺さんには言わないでください」

黒服A「ええ、今行ったところで若が心配するだけでしょうし、もう戻るには遅すぎる……」

黒服B「けど、怪我でもされたら我々が若に殺されかねないのでせめてこちらへ」

リーネ「ごめんなさい……どうしても心配でこっそり着いてきてしまったんです」

黒服A「そりゃ心配でしょうね……」

黒服B「我々も若の事が心配ですからね。さあ、艦橋へ行きましょう」

黒服A「作戦が成功することを我々は祈る事位しかできませんからね……」

リーネ「はい……」




ベネツィア近海・ネウロイの巣

俺「そろそろか……ミーナ中佐」

ミーナ「ええ、第501統合戦闘航空団はこれよりネウロイの巣へ進攻します。バルクホルン大尉にシャーリー大尉は速やかに人型ネウロイの殲滅を。残りは俺さんの護衛に。全員出撃!」

「了解!」


俺「やっぱり居るか……」

巣を守るように人型ネウロイが立ちはだかっていた

バルクホルン「俺、あいつは我々に任せておけ!絶対に俺の方へは行かせないからな!」

シャーリー「ああ、あたしたちがあいつを必ず抑える!」

俺「頼んだよ……武器の使い方も分かってるとおもうけど……くれぐれも気を付けて」

バルクホルン「ああ、私の奴は前のと殆ど変らないから大丈夫だ。違うと言ったらこの杭打機くらいか……」

俺「近距離用の兵装です。一発限り、けど威力は折り紙つきです。これなら装甲の上からでもコアをぶち抜けるはずです」

シャーリー「これは確か撃ちっぱなしだと一気に弾が減るから残り弾数に注意だっけ?」

俺「ええ、弾が切れたらすぐカートリッジを交換してください」

バルクホルン「よし、行くぞリベリアン!」

シャーリー「いくかバルクホルン!」


俺「こちらも巣へ向かいます」

ミーナ「みんな、ネウロイが来ないか注意して」

「了解」



俺「しかし何時みても大きいな……それでは始めます。これから俺は無防備になるので色々お願いします」

ミーナ「ええ、わかっているわ。私たちがあなたを守るから安心して巣の破壊に集中してちょうだい」

俺「…………ブラックホール!」

巣を破壊できるくらい強力なものを

俺「……思ったよりきついな」

徐々に瘴気は吸い込まれてゆくが巣本体はまったく微動だにしない

俺「もっと広範囲に……もっと強力に……!」


坂本「吸い込まれてゆく……」

宮藤「すごい……これなら!」

俺「これでいけるか!?」

巣を包み込む重力場が完成した。後は巣が自壊するのを待つだけだ。人型ネウロイの様子は……

シャーリー「行かせないさ!」

バルクホルン「お前は私たちが必ず倒す!」

人ネウ「……」

シャーリー「早いぞ!ジェットストライカーでも追うのがやっとかよー」

バルクホルン「口を動かす余裕があるならあいつを狙え!」

シャーリー「とっくに狙ってるけど当たらないんだよ」

バルクホルン「アレの攻撃を防げるようになったのはいいが……これじゃ埒があかないな」

シャーリー「でも、これをあたし達が倒さないと!」

バルクホルン「わかってる。俺の為にもこいつは必ず私たちが倒す!」




俺「やはり苦戦しているか……こっちも人の事は言えないか」

坂本「俺、まだ巣は破壊できないのか!」

俺「予想以上に堅牢で……もっと強めないとダメなのか……魔法力が持たないぞ?」

ミーナ「ほかのネウロイが出る気配はないわね。みんな、バルクホルン大尉とシャーリー大尉の援護に向かってちょうだい」

『了解』


バルクホルン『いや、こっちは大丈夫だ。だから俺の護衛を続けてくれ』

シャーリー『みんなじゃこいつの攻撃を防げないだろう?だからこっちはあたし達にまかせなよ』

ミーナ『わかったわ……ダメだと思ったら援護を要請すること。いいわね?』

バルクホルン『ああ、わかっている』

シャーリー『そこだーーーー』




シャーリー「ちくしょう!こうなったら!全弾もっていけーーー!」

バルクホルン「頭と胸と腹を狙うんだ!その3か所にコアがあるらしい!」

シャーリー「よし……しまった弾切れ!?けど動きは鈍った、頼んだバルクホルン!」

バルクホルン「仕方のない奴め!まずは1個目のコアだ……もっていけ!」

ドンッ。ネウロイの腹部へと杭が撃ち込まれる

バルクホルン「コレは1発限りだったな……これを捨てれば…少しは軽くなったな」

シャーリー「こっちもマガジンの交換は終わった。次は頭を狙おう」

バルクホルン「よし、50mmカノン砲を使う……奴をあのあたりまで追い込んでくれ!」

シャーリー「まかせとけ!うりゃああああああ」


バルクホルン「いいぞ……そこだ!」

ドンッ、ドンッ、ドンッ


シャーリー「ひゅー、やったぜ!頭を吹き飛ばした!後は胸のコアだけだ」

バルクホルン「むっ……ネウロイの様子がおかしい……しまった!」

シャーリー「どうしたバルクホルン?」

バルクホルン「あのネウロイ、我々と戦う事を諦めたか!?俺の方へ向かっているぞ!」

シャーリー「なんだって!なら止めないと!」

バルクホルン「まて!こっちから撃ったら俺に当たるかもしれないだろう!」

シャーリー「そうしたらどうしろってんだよー」

バルクホルン「取りあえず追うんだ!体当たりをしてでも止めればいい!」

海上 エンタープライズ

艦長「まだ終わらないのか……」

黒服A「あのデカブツ相手ですからね時間がかかるのは仕方のない事です」

黒服B「あの小型ネウロイだってリベリオン艦隊ともども12機のソーサレスぶっ潰してますからねー」

リーネ「みんな大丈夫かな……」

艦長「我々は待つしかできないのか……」

黒服A「若はいいとして……小型ネウロイを相手にしている2人はかなり手こずっているようですね」

リーネ「私にもできること……」

黒服B「リネット様どちらへ!」

リーネ「私にも多分できることがありました!格納庫と甲板まで連れて行ってください」

黒服A「若に叱られてもしりませんよ?」

黒服B「こちらです」

リーネ「やっぱり積んであった……あの時の狙撃銃……」

黒服A「しかしリネット様、リネット様はもう……」

リーネ「空はもう飛べないかもしれません。けどまだ数回位なら……今まで通り撃てるはずです!」

黒服B「甲板はこちらです、急ぎましょう」



甲板

リーネ「ここからなら……」

黒服A「まさかここから撃つのですか?」

黒服B「あそこまでかなり距離がありますが……」

リーネ「当てます……当ててみせます!」

黒服A「あのネウロイ……若のほうへ移動してる!?」

黒服B「リネット様、あのネウロイを狙えますか?」

リーネ「もちろんです……絶対にあの人型ネウロイのコアを打ち抜いて見せます」

俺「これが俺の限界だ……!そろそろ潰れろ!」

少し凹んだが……全然ダメだ……俺の力じゃやっぱりダメだったか……


バルクホルン『ミーナ、すまない。ネウロイがそちらへ向かった』

ミーナ『わかったわ。みんな何としてもあのネウロイを迎撃して』

『了解!』

ミーナ「俺さんは私たちに構わず巣の破壊に専念して」

俺「了解」



ペリーヌ「早すぎますわ!」

坂本「ペリーヌ文句を言うな。ここを抜かれたら終わりなんだ」

エイラ「上上下下左右左右……来る場所がわかってても反応しきれないし、無理ダナ(・x・)」

サーニャ「あたらない……」

ルッキーニ「うじゅー……はやすぎるよー」

エーリカ「シュトゥルム!避けられたっ!?」

ミーナ「まずい……ここを抜けられる!?」



俺「こうなったら……腹をくくるしかないか」

巣を破壊するにはこれしかないな……

ミーナ『俺さんごめんなさい!ネウロイが抜けたわ。巣の破壊は諦めてそこから離脱して!』

俺『ミーナ中佐、それはできませんね……俺も今丁度腹をくくったところなんだ。今更逃げるわけにはいかないんから』

ミーナ『作戦は中止よ、戻ってください!』

俺『その提言は却下だ、ミーナ中佐。これよりストライクウィッチーズは撤退せよ。これは命令だよ』

ミーナ『そんな!』

俺『さてと、通信を切るよ』

インカムを俺は捨てた。

俺「……飛ぶのに必要な魔法力も全部持って行け!足りないならもう二度と魔法が使えなくなってもいい、今後使う分ももっていけ!それでも足りないなら俺の命もくれてやる!だからもっともっと強力な……巣を破壊できる力を……!」

さぁ、覚悟を決めろ俺。ここまで来たならやるっきゃないだろ


人ネウ「……」

俺「なっ、もうきたか!?」

ビームを喰らおうが腕や足を?がれようが巣だけは必ず潰す。命と引き換えにしてでもな

人ネウ「……」

俺「……ビームがくるか……撃つなら撃て!死ぬ前に必ず巣はぶっ潰す!」

ドンッ……ネウロイは砕け散った

『!?』

俺「何が起こったんだ……?」


数秒前 甲板

リーネ「俺さんは絶対守って見せる……お願い、1発でいいから私に魔法を……お願い!」

ぴょこん 

リーネ「まだ、私にやらせてくれるのね……胸のコア……あたって!」カチッ






俺「……甲板に誰かいる……リーネ!?そうか……リーネが俺を助けてくれたのか……」

これで邪魔者は居なくなった……

俺「さ、つぶれちまえ!」

俺「巣が押しつぶされていくな……これでこの巣ももう終わりだろう」

さて、一体何を持ってかれたのだろうか。まだ生きてるから命まではとられてはいないよな?

俺「とべているわけないな。全魔法力を注ぎ込んだんだ」

いつの間にか世界が逆転していた。落下中だが問題はない。そろそろのはずだ

バルクホルン&シャーリー「俺ーーーーーーーー!」

俺「ナイスキャッチ」

バルクホルン「やったのか?」

俺「上を見ればわかると思うよ」

巣はもはや原型をとどめては居ない。もうあとわずかでこの世からなくなるであろう

シャーリー「やったな、俺!これでベネツィアは解放されるよ」

俺「……ああ。俺も少しは人類の役に、世界の平和に少しでも貢献できたかな……」

バルクホルン「あたりまえだ。巣を破壊したんだぞ?英雄扱いになるはずだ」

俺「はは……それはちょっと俺には重いかな。……少し疲れたよ。このまま寝てもいいかな……」

シャーリー「ああ、ちゃんと送り届けてやるからいいよ」

バルクホルン「ああ、お休み俺」



501基地

俺「……んー、よく寝たな」

OK。生きてる

リーネ「俺さん、おはようございます」

俺「ああ、おはようリーネ。昨日は人型ネウロイから助けてくれてありがとな」

リーネ「少しでも役にたててよかったです。そういえば俺さんがなかなか起きないからみんな心配してましたよ?」

俺「ここに来てからみんなに心配かけたの何回目だろうな、はは」

リーネ「3回目ですよ、もう……今回もすごく心配したんですから」

俺「はは、でももう心配かけるようなことはないだろうから大丈夫だよ」

リーネ「?」

俺「俺もどうやらウィッチとしてはもうダメみたいだね」

試しに魔法を使おうとしたがまったく発動しない。どうやら全て持っていかれたようだ

俺「これからどうしようかな」

今代理でやってる艦隊司令を続けるか、ヒモになるか、親の会社に戻るか……

リーネ「しばらくはゆっくりしたらどうですか?」

俺「そうだな、旅行にでもいこうか。空母で旅行は嫌っていってたもんな。次の事を考える前に少しゆっくりするのもいいかもしれないな」






食堂

ミーナ「あら、俺さんおはようございます。ふふ、もうお昼前ですよ?」

坂本「おお、俺。もう起きて大丈夫なのか?」

バルクホルン「俺、よくやったな。流石私のおとうt」

シャーリー「俺、お疲れ様。昨日はすごかったなー」

俺「いや、みんなのおかげだよ」

エーリカ「俺はこれからどうするのさー」

ペリーヌ「ここへ戻ってきてはいかがかしら?」

俺「俺ももうウィッチじゃ居られなさそうだからね。ここへ戻ることはできないかな」

ルッキーニ「どうしてー?」

俺「魔法力を全部使い切ったみたいだからね」

サーニャ「……」

エイラ「俺、サーニャを困らせるなー」

俺「」

ミーナ「それで結局俺さんはどうするのかしら?」

俺「あては幾つかあるので、しばらくブリタニア旅行にでも出ようかと思います」

坂本「そうだな、それがいいかもしれないな。ブリタニアもいいが扶桑もいいぞ。はっはっはっ」


俺「まだ、ネウロイの脅威は残っているけど俺は一足先に脱落させてもらいますよ、ははは」

バルクホルン「何を言う。欧州からのネウロイ追放の希望をつないでくれたんだ、俺はよくやったさ」

シャーリー「後の事はあたしたちに任せておけってー」

俺「ま、俺も裏方として協力すると思いますよ。とりあえず残り8機ジェットストライカーは作らせて持ってこさせます。勿論使ってくれるでしょう?」

ミーナ「そうね。お願いしちゃおうかしら」

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最終更新:2013年01月23日 01:30
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