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【第一話】オールスターのような何か

【カールスラント】

  • 宮殿のような場所

「長かった……いよいよ待ちわびた決戦の時期が来た……!」
「今回こそは必ず勝って、そして祖国の奪還を!」

(湧き立つ室内)

「わかっておるな?貴重なウィッチを3人も送り込むその意味を……のう、ミーナ中佐」

ミーナ「重々承知しています、陛下。我々にお任せください。必ずや陛下のお役にたってみせます」

バルクホルン「必ず勝利をカールスラントに!」

ハルトマン「zzz」

バルクホルン「こら、ハルトマン!寝るんじゃない起きろ(小声)」

ハルトマン「ねむいよう……あと3時間……」

バルクホルン「陛下の御前だぞ!(小声)」

(陛下のにらみつける)

「ミーナ中佐、本当に後ろの2人で大丈夫なのかね?」

ミーナ「だ、大丈夫です。ああ見えても二人はカールスラントで1、2を争う優秀なウィッチです」

バルクホルン「ハルトマン!今日という今日はカールスラント軍人としての規律を!」

ハルトマン「zzz」

バルクホルン「だから寝るな!」

ミーナ「……」

「本当に大丈夫なのかね?」

ミーナ「断言します」

(騒がしい音)

ミーナ「………………二人共やる時はしっかりやります、ご安心を」

「間が気になるが、君が断言するのならそうなのだろう」

ミーナ「はい」

「では、3人にはこれを授けよう。なるべく強力な【俺】が召喚できるようなものを集めたつもりだ」

ミーナ「ありがとうございます陛下。ありがたく使わせていただきます」

(ミーナは形状の違うストライカーユニットを手に入れた)
(バルクホルンは甘い甘いお菓子を手に入れた)
(エーリカは鉄のパイプ手に入れた)

ハルトマン「だけどさー本当こんなので強い【俺】なんて呼べるのー?」

バルクホルン「それを言ったら私のなんてお菓子だぞ!?幸いミーナのは強そうなのを呼べそうな雰囲気を漂わせているから何とかなりそうだが……」

「失敬な!!逸話通りならそのパイプからはかなり攻撃力の高い【俺】が。甘いお菓子からは最強クラスの【俺】が呼びだせるはずなのだ。共に扱い辛いとされているが、優秀なウィッチの君達なら苦労せんだろう」

ミーナ「では、私のこれからはどのような【俺】が?」

「バランス取れた【俺】が呼び出せる。呼び出した【俺】達をうまく纏めてくれるだろう」



(時を同じくして)



【扶桑】
  • 横須賀基地

坂本「私がですか?」

「今回の極秘任務について、扶桑海軍は君が適任と判断した」

坂本「しかしこの任務は……」

「内容を知ったからには後戻りはできんよ。なあに、一人で遂行しろという訳ではない」

坂本「一人でないとすると」

「その通り、もう一人協力者を準備している。民間の出の少女だが、ウィッチで強大な魔法力を持ち強力な治癒魔法を扱う事ができる」

坂本「民間人を巻き込むなんて……」

「彼女ももう扶桑海軍軍曹。立派な軍人だ」

(坂本のにらにつける)

「おっと、睨まないでくれないかな?無理強いなどしていない。成功報酬を伝えたら喜んで協力を申し出てくれたよ」

坂本「餌で釣ったような形ですが、本人がやると言うのならば……」

「強力な治癒と障壁を持つ彼女と、そのパートナー。そして坂本少佐、君には【俺】召喚の媒体として国宝級の刀を授ける」

坂本「これは……!?このような国宝を本当に使ってもよろしいのですか?」

「それだけ扶桑も今回は本気なのだ。ネウロイの驚異が目と鼻の先にある今、必ず勝利せねばならんのだ!!」

坂本(勝利した場合どうなるかは書かれていない。が、勝利した場合、ネウロイの驚異から解放されるの……か?)

坂本「この任務、必ず成功させてみせましょう」

「はっはっはっ、期待しているぞ」

(坂本は国宝・童子切安綱を手に入れた)


【扶桑】
  • 宮藤診療所

清佳「芳佳。本当に行くのね?辞めるならまだ間に合うわよ?」

芳佳「ううんお母さん。私行くって決めたんだ。成功させて必ずお父さんを連れて帰ってくるから」

清佳「でもまだ成功するって決まった訳じゃないのよ?」

芳佳「成功するって思わなきゃ、絶対に成功しないよ!どこでだかは忘れちゃったけど、ウィッチに不可能はないって聞いた事もあるもん!」

清佳「芳佳……」

婆「一度決めたら、もう何を言っても無駄さ。芳佳、やるんだったらとことんやってきなさい」

芳佳「うん、おばあちゃん」

(押入れを漁る音)

清佳「……芳佳これを持って行きなさい」

芳佳「お母さん、何これ?」

清佳「お父さんがこんな時の為にって、遺してくれていたものなの。お父さんが遺してくれたものだから、きっと何かの役にたつはずよ」

芳佳「お父さんがこれを私に……」

清佳「何に使うかはわからないわ。海軍に行ったら使い方もわかると思うわ」

(芳佳は薄い本と綺麗な羽の栞を手に入れた)



【リベリオン】

シャーリー「いきなりこんなものを渡されて、頑張ってきてくれって言われてもなー」

(廊下を歩く音)

シャーリー「これって絶対に呪われたアイテムか、曰く付きのアイテムだよなー」

(ため息をつく音)

  • 回想

「リベリオンは安全な地とはいえ、今後ネウロイからの脅威に晒される可能性がある!」

「そこで、今回のアレなわけだ」

「勝って、リベリオンを世界のリーダーに!」

「ネウロイの脅威に晒されない国に!」

「なあに、物資の支援はいくらでもしよう」

「勝てるパートナーを呼び出せるアイテムも準備した、説明資料とこれを持っていきなさい」

シャーリー「本当にこんなもので大丈夫なのか?血糊がべったり付いた包丁で呼び出せる奴なんて絶対にヤバイだろー……むしろあたしがヤバイんじゃないかー?」

(再度ため息をつく音)

シャーリー「でも、音速への挑戦も諦める訳にはいかないしなー、やるしかないか」

シャーリー所持品
  • 血糊の付いた包丁
  • 資料



【ブリタニア】
マロニー「アレに出すウィッチを早く登録しろだと?」

副官「はい。日数がギリギリらしく、朝からしつこいくらいに」

マロニー「別にウィッチなど出さずともブリタニアには開発途中のアレがあるというのに……」

副官「どうしますか?」

マロニー「そうだな。確か最近入隊した中にビショップの名を見た気がするな」

副官「確かに居ます。リネット・ビショップ、かのミニー・ビショップの娘で優秀な成績で養成学校を卒業していますね」

マロニー「なら、それでいいだろう。ベテランウィッチ出す訳にはいかん」

副官「そう伝えておきましょう。ああ、あとアレに必要な【俺】召喚用の触媒は何を持たせておきます?」

マロニー「そうだな、あの不味いDレーションでも持たせておけばいいんじゃないか?」

副官「我が軍にそんなものはありませんし、調達までに時間が……」

マロニー「なら、そこに転がってるロープでも渡しておけばいい」

副官「このロープですか?ちゃんと【俺】が召喚できますかね?」

マロニー「アレが投入できるまでの時間が稼げればいい。何かを召喚さえできれば新人だとしても、運が悪くない限り1日2日は大丈夫だ」

(笑い声)

(黒色の何かのシルエット)


リーネ譲渡予定品
  • 転がっていたロープ


【ガリア】
ペリーヌ「わたくしは勝つ以外の選択肢は残されていないようですわね……政府は何を考えているのかわかりませんし、支援もあまり期待できそうにありませんし……」

(暗い部屋に一人)

(何かが落ちてくる)

ペリーヌ「羽?……このタイミング、きっと【俺】召喚の触媒に使えということですわね」

(箱からレイピアを取り出す)

ペリーヌ「お父様の無念も必ず晴らして見せますわ、この領地を……いえ、このガリアを必ず復興させてみせますわ!」

ペリーヌ所持品
  • レイピア
  • 黒い羽

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最終更新:2013年01月21日 11:41
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