第5話 焼き芋うまく、ナオちゃん肥ゆる冬----
49 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:12:10.76 ID:Tmek7QIV0 [15/26]
第5話 焼き芋うまく、ナオちゃん肥ゆる冬
ロスマン「あら? 何故かこっちの方が煙いと思ったら……焚き火をしていたのね」
俺「ロスマン曹長もご一緒にいかがですか?」キュッ
いつもは閑散としている502JFW基地裏手の雑木林だが、今日はパチパチと枯れ葉が燃える音が微かに響き渡っている。
雑木林の中にぽっかりと空いた広場のような場所で、俺とブレイクウィッチ―ズの3人、ナオちゃん、クルピンスキー中尉、カタヤイネン曹長、それと下原少尉とルマール少尉が焚き火を囲んでいた。
ロスマン「確かにあたたかそうだけど……温まるなら基地の暖炉を使えばいいんじゃない?」
俺「フフフ……ちょっと待ってください」ガサガサ
焚き火の中を弄り回す。
それにしても、ロスマン曹長の声を聞いたら股間がキュッとなるな。なんでだろ?
俺「よし、あったあった」ゴロッ
管野「おっもういいのか!?」
焚き火の中から焼け焦げたアルミホイルに包まれた何かが出てきた。
52 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:19:50.37 ID:Tmek7QIV0 [16/26]
ロスマン「あら、それは?」
俺「扶桑の焼き芋っていう料理です」
管野「あちっ!?」
俺「おっと……熱いんだから軍手を付けて食べなって。皆さんもどうぞ。熱いですから気を付けてくださいね?」
伯爵「それじゃあいただこうかな」
ニパ「何だかイイ匂いだね」
下原「久しぶりです」
ジョゼ「………」ジュルリ
ロスマン「私もいただいていいかしら?」
俺「どうぞどうぞ」ニコニコ
管野「俺の焼いた焼き芋は絶品だかんな! コイツ唯一の特技だ! ダハハッ!」
俺の隣でナオちゃんがご機嫌そうに叫んだ。
両手に焼き芋を持って、どうやらご満悦な様子で何よりだ。
53 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:24:06.85 ID:Tmek7QIV0 [17/26]
伯爵「うん、甘くておいしいね」
ニパ「うまっ! コレうまいよ、カンノ!」
管野「ガハハッ! そうだろそうだろ!」
下原「わぁ……おいしい」
ジョゼ「………」ハグハグ
ロスマン「あら? スイートポテトね、これ。扶桑から送ってもらったの?」
俺「いえ、インドのとある村から送ってもらっています」
ロスマン「あのいつも香辛料を送ってくれているっていう?」
俺「はい」
俺が時々作るインド料理。
それに欠かせないたくさんの香辛料は全て、俺がナオちゃんの研修について行った時に立ち寄ったインド連邦のとある村から送ってもらっている。
香辛料とか今回のサツマイモみたいな欧州で手に入りにくい物を送ってくれるのは本当に感謝してるんだけど、俺を神様呼ばわりするのだけは勘弁してほしいよなぁ。
54 自分:
毎日ナオちゃん 題名付けるの忘れてた……[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:30:11.02 ID:Tmek7QIV0 [18/26]
管野「俺! 今日は好きなだけ食べていいだよな!?」
ナオちゃんがキラッキラした目で話しかけてきた。
俺「うん。たくさん焼いてるからたぁんとお食べ」ニコッ
管野「おっしゃ! ありがとう!」ハグハグ
満面の笑顔で夢中になってイモを食べるナオちゃん。
この光景を見れただけで、苦労して落ち葉をかき集めた甲斐があったって思える。
管野「ハグハグ……イモうめぇ……」モグモグ
小動物的な可愛さのナオちゃん。イモはたくさんあるから、今日はずっとこれを見ていられるのか………フヒヒ
管野「………」モグモグ
伯爵「ハハハッ! そんなに食べたら太っちゃうよ、ナオちゃん」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:34:21.36 ID:fXXAZu6L0 [3/7]
ナオチャンーステキー
56 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:36:11.76 ID:Tmek7QIV0 [19/26]
おまけ 今日のナオちゃん
管野「太った……」ズーン
ニパ「あちゃー2キロも増えちゃったか」
管野「いや、アレだって。成長しただけだって。いやぁ成長期はツライぜー」カタカタカタ
サーシャ「いくら成長期でも一日で2キロ成長するなんてありえませんって……」
管野「うぐっ……!」
サーシャ「食べ過ぎですね」
管野「あぅぅ……」
伯爵「ふむ……このままブクブク太っていったら、俺くんにも嫌われちゃうかもしれないね」
管野「!?」ガーン
伯爵「フフフ……そうなれば、ボクがナオちゃんを一人占め……ってどこ行くの?」
管野「……ちょっと基地周りを走ってこようかと……」
サーシャ「あらあら」ウフフ
ニパ「」ニヤニヤ
管野「ち、ちげーし! 別に俺にどう思われようとどうでもいいし! ただ太るのがカッコ悪いと思ってるだけだし!」
57 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:42:15.92 ID:Tmek7QIV0 [20/26]
管野「………」タッタッタッタ
俺「………」パチパチ
管野「……何してんだ、俺?」
俺「昨日はラル隊長とポクルイーキシン大尉に焼き芋をごちそう出来なかったからね。今日は二人とも都合が合うみたいだからごちそうしようかと」
管野「ふ~ん……」グゥゥ
俺「多めに作ったからナオちゃんも食――」
管野「ふざけんじゃねええええええええええ!!」デュクシッ
俺「オウフwwwwwww」
管野「まったく……一体誰のために頑張ってると思ってんだ……」ブツブツ ガサガサ
俺「何故怒っているのかは知らないけど、結局食べるんだね」
管野「まったく……モグモグ……」ハグハグ
俺「フフッ……」ニコニコ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:45:48.66 ID:RlXhZwj4O [2/2]
イェァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!
……ふぅ。
支援支援
60 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:48:49.31 ID:Tmek7QIV0 [21/26]
管野「なぁ、俺」モグモグ
俺「ん?」
管野「オレが食いすぎで太ったりしたらどう思う?」
俺「太ろうが痩せようがナオちゃんはナオちゃんだよ」ニコッ
管野「やっぱりそう言うか……よし、これは頑張らないとな」
俺「別に頑張らなくてもいいのに。太ってても食べ物はあげるよ?」
管野「うるせぇ。お前がどう思おうが知ったことじゃねぇんだよ」
俺「うん、それでこそナオちゃんだ」
管野「見てろよ? 明日にはぜってぇ元の体重に戻してやるからな。それでな、」
俺「うん?」
管野「痩せられたら……頭を撫でてくれる………か…?」オズオズ
俺「もちろん」ニコッ
管野「約束、だかんな……」カァァ
61 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/11(日) 11:54:15.15 ID:Tmek7QIV0 [22/26]
次回予告
サーシャ「う~ん……」
俺「どうしたんですか、ポクルイーキシン大尉?」
サーシャ「部隊の皆にクリスマスプレゼントを配ろうと思うんですけど、何を渡したらいいのか……」
俺「ふむ……それは悩みどころですね……」
管野「何言ってんだ? プレゼントはサンタさんがくれるものなんだから、オレらで配る必要なんてないじゃねぇか」
サーシャ「えっ」
管野「えっ」
次回「毎日ナオちゃん」第6話 幼馴染はサンタクロース
最終更新:2013年02月06日 16:42