901 : ガラス俺 それじゃ後編投下開始 >>868から[sage] : 投稿日:2011/02/05 01:59:20 ID:1M6u2gHg0 [17/29回(PC)]
シャーリー「ネウロイ?! セッティング済ました後で助かったよーーーーッ!」
そう言って彼女はストライカーを履いた。
シャーリー「俺、部屋に戻ってろ! 危ないから出るんじゃないぞ!!」
ルッキーニ「行こ! シャーリー!!」
シャーリー「ミーナ中佐、敵は!?」
ミーナ《基地から二時の方角ーー》
そうこうしてると見知った顔が次々と集まってくる。
しかし、俺はそれらに声をかける事なく、かけれても気づく事なく格納庫を後にした。
902 : ガラス俺[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:00:57 ID:1M6u2gHg0 [18/29回(PC)]
~廊下~
適当な階段に腰掛ける。基地全体が騒々しいが、ここは重要なところではないのか人通りは無い。
さっきの話を思い出す。
シャーリー『私は速さ、かな』
シャーリー『しばらく前に音速の壁をーー』
彼女の話を聞いてると嫌でも思い出してしまう。
自分の夢や、守れなかった__の事を。
俺(それで一丁前に黄昏てるわけか、惨めだねぇ)
こんな自分でも動揺するんだ、という新たな発見をする。
仮面を付けてもボロは出るものか。
903 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:02:15 ID:XAkiSm5S0 [7/10回(PC)]
支援
904 : ガラス俺[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:03:22 ID:1M6u2gHg0 [19/29回(PC)]
昔の事を思い出して、俺はどうしようというのか。
ーこのままショボくれてみる?
ハッ! 冗談。仮面が脱げそうなら付け直すまでさ。
なに、たいした手間はかからない。すぐに元通りの自分だ。
ーそうして誤魔化し続けるの?
何をだよ。
ー本当はシャーリーに言いたくて堪らないのに。
やめろ。
ー「もう走らな
905 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:05:01 ID:ysiynNLw0 [17/19回(PC)]
支援
906 : ガラス俺[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:06:48 ID:1M6u2gHg0 [20/29回(PC)]
自分を殴りつけた。
俺「すとーっぷ、シンキングタイムは終わりですよ」
いけない、いけない。
ちょっと油断するとすぐこれだ。案外俺ってば根暗なのかもね。
俺「いやーねー、なんかサイレン鳴ったのに自分の世界に閉じこもっちゃって」
パンパンと膝を払いながら立ち上がる。
頬が痛い、ちょっと強く殴り過ぎたか。
俺「とりあえず考えるのは『やるべき事』が済んでからにしましょか」
自分の傷口を抉るのなんか比較にならんくらい大切な事をな。
ヒャハ、と笑う。
そして俺は司令室の方角に
足を進めた。
907 : ガラス俺[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:10:19 ID:1M6u2gHg0 [21/29回(PC)]
~司令室~
ミーナ「ネウロイ残数大型一、中型二、小型二十。少佐、コアのある個体は?」
坂本『中型には両方確認した、小型に無いのは本体が中型だからだろう。しかし大型に無いのは引っかかる』
ミーナ「わかったわ、そのままサーニャさんと索敵を続けて」
ミーナは指示を出し終え、いったん息をついた。
今回のネウロイは特別なステルス性もなく、実際に交戦してみてもなんらおかしな所もない『普通な』ネウロイのようだった。
だからこそ警戒する。
最近のネウロイは高速型、分離型、果ては巨大な塔のような変種のオンパレードだったのだ。
そこにきてこのネウロイだ、何かあると思うのは当然だった。
そしてその予感が当たる。
観測班「ロマーニャに向かう新たなネウロイ確認!
数は一、高速で移動しています! 」
908 : ガラス俺[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:13:51 ID:1M6u2gHg0 [22/29回(PC)]
ミーナ「シャーリーさんが先行、坂本少佐はコアの確認に随行して下さい!」
『了解!』
コアの確認次第だが、これで向こうは持ち札を出し切ったか。
しかし、まだ伏兵があるようなら自分の出撃もありうるかもしれない。
ミーナ「整備班、私のストライカーの準備を」
と、格納庫の方から爆炎が上がる。
観測班「中佐! 目視にてネウロイ確認、基地から1500の距離です!!」
通信士「確認と同時に格納庫に直撃あり!向こう側と通信途絶! 」
ミーナ「ロマーニャに現れたステルス型ーーッ! このタイミングで!!」
いや、このタイミングを狙っていたのか。
ステルス型もある程度索敵出来るサーニャさん、美緒は出払っている。目視以外にネウロイの存在を確認出来ない、これ以上とないチャンスだったのだ。
909 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:14:06 ID:XAkiSm5S0 [8/10回(PC)]
支援
910 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:14:18 ID:ysiynNLw0 [18/19回(PC)]
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┃ (\ ∧_∧ / ) .┃
┃ \ \(三)Д`)/ / ..┃<ゴンッ
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┃ 支援ガラス.┃
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911 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:2011/02/05 02:14:42 ID:dmvr1Ui10 [4/4回(PC)]
1500とかオワタwwww
912 : ガラス俺 >>911距離は適当だぜ☆[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:17:45 ID:1M6u2gHg0 [23/29回(PC)]
ミーナ「医療班、災害救助班を向かわせて! あと警報発令、非戦闘員は避難を!!」
基地残ったウィッチは私一人、ならば。
ミーナ「現場の指揮権をそれぞれバルクホルン大尉、坂本少佐に譲渡。私が出てステルス型を抑えます!」
管制官「し、しかし格納庫と連絡が」
ミーナ「付いても付かなくても行かなくちゃ乗れないでしょ!?」
管制官「は、はい!」
「指揮官が焦りを顔に出しちゃあメッ!だぜ。後、あの飛び回る虫ケラはお兄さんにまっかせなさい」
振り返る、しかし入口には誰も居ない。
ミーナ「……俺さん?」
913 : ガラス俺[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:21:28 ID:1M6u2gHg0 [24/29回(PC)]
~格納庫~
格納庫は酷い有り様だった。
幸い人的被害は出なかったようだが、天井が破壊され空がまる見え、ガレキがそこら中に散らばっている。ストライカーも何機か潰されてるようだ。
視線を走らせる。
見つけた、目的のものはあれだな。
整備員「おい、あんた! いまこんな所にいる場合じゃ」
ピンッと整備員の額を指で弾く。そのまま彼は崩れる落ちた。
ごめんなー、急ぎの用事だから許してくれ。
そしてそれの目の前に着いた。
メッサーシャルフ Bf109
それには埃を防ぐためかテントが張られており、おそらく訓練用の予備機と思われた。
俺「目覚めのキスはお好きかな? 悪いが無理やりにでも起きてもらうぜ」
914 : ガラス俺[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:26:54 ID:1M6u2gHg0 [25/29回(PC)]
テントを取っ払い、ストライカーに足を嵌める。光が溢れ、俺は無事に装着出来た。
頭と臀部には何も生えていない。
少し力むようにすると、エンジンが始動したのかプロペラが回り始める。
俺「うし、操作に問題は無いな」
武装は適当な銃ーMG42ーを装備した。不思議と重さは感じない。
格納庫の入口はガレキで塞がっているが、ご丁寧に天井に穴が空いている。大きさも問題無さそうだ。
これでいつでも出れる。
ミーナ「俺さん!? 何をしてるの! 早く降りて避難して下さい!!」
タッタッタッ
おっともう追いついて来ちゃったか。
915 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:28:14 ID:XAkiSm5S0 [9/10回(PC)]
しえ
916 : ガラス俺[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:30:44 ID:1M6u2gHg0 [26/29回(PC)]
俺「ミーナちゃんは司令室に戻ってくれ、ちょっとお兄さんが悪い虫払ってくるからさ」
どのみちミーナちゃんは出撃出来ない、彼女のストライカーが瓦礫に潰されてるのは確認済みだ。
ミーナ「ふざけてる場合!?」
俺「大丈夫、俺ってば扶桑のスーパーエースなんだぜ? これくらい余裕ですよ」
ミーナ「えっ、そんな話は」
もちろん嘘☆この一瞬が欲しかっただけでさぁ。
足に力を込め直すと体が浮き始め、周りに円状の光が灯る。
俺「俺、出すぞ!」
ブロロォォォォォォォォ!
ミーナ「俺さん!!」
917 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:33:32 ID:ysiynNLw0 [19/19回(PC)]
支援
918 : ガラス俺[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:34:59 ID:1M6u2gHg0 [27/29回(PC)]
ミーナちゃんには悪い事をしたと思う。
だけど、この基地にきてやりたい事を見つけちゃったんだ。
ー基地に来てすぐの追いかけっこ。
ーハーブ園でのお茶会。
ー執務室での居眠り。
ーお風呂場での騒動。
ー食堂での演説。
ー皆でお菓子作り。
ー夢を語った少女の笑顔。
これらはたった数日の出来事。
しかし全部、全部が俺にとって大事な思い出なんだ。
それが壊されそうになってるのに黙って逃げろ、なんて無理な話さ。
守りたいから俺は飛ぶ。
今はそれが一番、皆からは怒られると思うけど。それでも、俺はやらなくちゃいけない。
そうして俺は戦いの空に舞い上がった。
第五話 終
919 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:37:59 ID:EKBx/EshO [1/1回(携帯)]
おつ!
920 : ガラス俺 最後にサルった[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:39:05 ID:1QMpQH+xi [1/1回(iPhone-SB)]
第一話のノリが懐かしい今日この頃。
エクシードでチャージな戦いはしばらく先だよ! それまでは俺に血反吐を吐いてもらう予定。
それでは遅くまで支援感謝です!
921 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] : 投稿日:2011/02/05 02:43:15 ID:E4ON5eZ00 [2/2回(PC)]
おつおつ
最終更新:2012年08月21日 03:22