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喋れない俺過去編:壱話

喋れない俺本編から3年前の過去話の外伝的なお話。

本スレへの投下タイミングがなさそうなのでwikiに直投下

『わんこと秘密のハンガー』


俺「」トコトコ

ウィッチ軍曹「(何処へいくのかしら?)」コツコツ

俺「」トコトコ

ウィッチ軍曹「」コツコツ

俺「」クルッ、ジーー

ウィッチ軍曹「俺君どうしたのかな?」

俺「」クルッ、タタタタタッ

ウィッチ軍曹「待って!」タッタッタッ

俺「」トテテテテテ

ウィッチ軍曹「もう、まってったらーーーー!」タッタッタッタッ



ウィッチ軍曹「はぁ、はぁ。どこへ行っちゃったのかしら……」

ウィッチ軍曹「おかしいなぁ、こっちのほうに来たと思ったんだけど」

ウィッチ軍曹「何処にもいないわね……また探し直しね」コツコツ

物陰
俺「」コソコソ

俺「」トコトコ




俺「」トコトコ

ウィッチ少佐「おや?」

俺「」テクテク

ウィッチ少佐「ウィッチ軍曹に目を離すなと言っておいたんだが……」

俺「」キョロキョロ、テクテク

ウィッチ少佐「俺君、待ちたまえ」

俺「!?」

ウィッチ少佐「一人で基地をうろうろしていると迷子になってしまうぞ?」

俺「」タタタタタッ

ウィッチ少佐「ふむ、逃げられてしまったな。またお腹が空けば部屋に帰ってくるか」



俺「♪」トコトコテクテク

基地の人「子供……?」

基地の人「あら可愛い子ね」

基地の人「何だ何だ?」

基地の人「誰かの子供か?」

俺「」トテトテ

基地の人「ざわざわ」

基地の人「ざわざわ」


<「俺くーーーーん!」


俺「!?」トテテテテテテ

俺「」タタタタタタタッ

俺「!?」ドンッ

怖そうな人「お?なんだ坊主……」

俺「」コソコソ

怖そうな人「待ちな」ヒョイッ

俺「」プラーン……ジタバタ

怖そうな人「人にぶつかっておいて逃げようとは……いかんなぁ」

俺「」ジタバタジタバタ

『うわぁ、あの子供よりによってモテナイ大尉に……』
『まさか血の雨が降るってことなんてないよな!?』
『おい、あの子供の保護者だれだよ、早く来てやれよ……』

ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…

ウィッチ軍曹「この人だかりまさか……すみませーん通してくださーいすみませーん」



怖そうな人「あん?何かいったらどうなんだ?あん?」

俺「」プラーン……ブルブル

ウィッチ軍曹「あっ!俺君こんな所にいたのね……ってなんでモテナイ大尉につまみ上げられてるの?」

俺「」ジタバタジタバタ

怖そうな人「あっ!う、ウィッチぐぐぐ軍曹。きょ、きょきょきょ今日もいい天気ですね。この子供ですか?うろちょろしていた所を捕まえたんですよ」

ウィッチ軍曹「おろしてあげてください」

怖そうな人「えっ?」

ウィッチ軍曹「だから、おろしてあげてください」

怖そうな人「は、はい」

俺「」ストン

ウィッチ軍曹「俺君、勝手に何処かにいっちゃダメでしょう?」

俺「」トテテテテ

ウィッチ軍曹「ああ、逃げないで!」

ウィッチ軍曹「はぁ、また逃げられちゃった……」

怖そうな人「あ、ああああのううううウィッチ軍曹。あの子供はウィッチぐぐぐ軍曹のしししっししし知り合いですか?」

ウィッチ軍曹「えっと、私があの子の保護者みたいな感じです」

怖そうな人「……保護者……!?」

<ええええ~~~~!?

ウィッチ軍曹「いけない、まって俺くーーーん」



ハンガー

俺「♪」トコトコ

整備士「またあのちびっこ来てるよ」

整備士「一体あの子どこから潜り込んできたんだろうか」

整備士「俺達の邪魔をするわけでもないしいいんじゃないか?」

俺「」キョロキョロ、コソコソ

整備士「隅っこに居るだけだしなぁ」

整備士「だよなぁ。隅っこで飯くってるか寝てるかだし

整備士「多分また寝てるところをウィッチ少佐達が連れていくだろうしほっておこう」

俺「」ジーー

整備士「な、なぁ。凄く見られてるよな」

整備士「ああ、今日は珍しいな」

整備士「なぁボク。ここは危ないからね?」

俺「」シュン…コソコソ

整備士「隅っこにいっちゃったな」

整備士「なんだか悪い事しちゃったのか……?」

整備士「怪我でもされたら大変だし仕方ないな」

俺「」ファーーーー……

俺「Zzz」


ウィッチ軍曹「何処にもいないし、残るはここのハンガーだけね。すみませーん、小さな子供が紛れ込んできませんでしたか?」

整備士「小さな子供?それならあそこの隅っこにいるよ」

ウィッチ軍曹「ありがとうございます。……こんな所で寝ちゃって、風邪でも引いたら大変ね」

俺「」スヤスヤ

ウィッチ軍曹「どうしたら言う事を聞いてくれるようになるのかしら……とにかく部屋まで運ばなきゃ」」



俺「!」ムクッ。キョロキョロ

ウィッチ軍曹「俺君、お昼寝は済んだのかしら?」

俺「」プイッ。トテトテ

ウィッチ軍曹「俺君待ってよー」

俺「」トコトコ

ウィッチ少佐「ん?二人とも何をしているんだ?もうじき夕食だぞ?」

俺「!」

ウィッチ軍曹「あら?動きが止まった……?」

ウィッチ少佐「多分、夕食の一言に反応したみたいだぞ?」

俺「」パタパタ

ウィッチ少佐「俺君、部屋に戻らないか?美味しい夕食を持ってきてあげよう」

俺「!」トテトテトテトテ

ウィッチ少佐「ウィッチ軍曹も一緒に部屋に居てやってくれ。食事は私が運ぼう」

ウィッチ軍曹「分かりました、行ってきます」タタタッ



俺の部屋

俺「」

ウィッチ軍曹「ウィッチ少佐まだかなぁ。そろそろ来てもいい頃なのに」

ウィッチ少佐「待たせたな。ちょっと無理を言って色々作ってもらってきたんだ」

ウィッチ軍曹「ハンバーグにプリンまである」

俺「」クンクン

ウィッチ少佐「熱いから気を付けるんだぞ?」

俺「?」

ウィッチ少佐「どうした?食べてもいいんだぞ?」

ウィッチ軍曹「もしかしてフォークとナイフの使い方が分からないんじゃないでしょうか」

ウィッチ少佐「ああ、そうか。そうかもしれないな」

ウィッチ軍曹「こうやって切って、ふーふー……俺君あーん」

俺「」パクッ。モグモグ……

ウィッチ軍曹「俺君美味しい?」

俺「!」パタパタパタパタ

ウィッチ少佐「ははは、どうやら凄く美味しいみたいだな。凄い尻尾をふっているぞ」

俺「」ジーーーー

ウィッチ軍曹「はい、あーん」

俺「」パクッ。モグモグ。パタパタパタパタ

ウィッチ少佐「ウィッチ軍曹、後は任せたぞ?」

ウィッチ軍曹「はーい。後は任せてください」

俺「」ソワソワ

ウィッチ軍曹「本当にハンバーグが気に入ったようね。はい、あーん」

俺「」パクッ。モグモグハフハフ

ウィッチ軍曹「そんなに慌てなくてもいいのに……」

俺「」モグモグ

ウィッチ軍曹「そろそろ大丈夫かな……?」ソー……

俺「!?」ビクッ。タタタタッ。ブルブル

ウィッチ軍曹「ご、ごめんね?叩いたりするつもりは無いのよ?」

俺「」ジーーーー

ウィッチ軍曹「頭を撫でようとしただけなのに……ハァ」




続く




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最終更新:2011年07月12日 23:54
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