BAD END 2
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 19:28:37.32 ID:ORq604tS0
俺「いや、いいですよ」
ルッキーニ「だーめ! だってシャーリーが言ってたもん。お前は少し遠慮しろって」
俺「あはは」
ルッキーニ「ふぁい、はんぶん」モフモフ
俺「あ、ありがとうございます……(半分どころか4分の1くらいしかない……)」
ルッキーニ「おいふぃー!」
俺「本当だ、美味しい」
ルッキーニ「ありがとね、俺」
俺「いえ、美味しかったならマロニー婦人にも伝えておきましょう。きっと喜ばれる」
ルッキーニ「まろにー?」
俺「えぇ、ローマの街で偶然――」
シャーリー「おぉ! 俺じゃないか!」
ルッキーニ「シャーリー!」ダキッ
シャーリー「ルッキーニも居たのか」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 19:30:53.21 ID:ORq604tS0
ルッキーニ「あのね、俺がケーキくれたんだよ! ちゃんと遠慮もできたー!」
シャーリー「そうかー、遠慮できたかー やるじゃないかルッキーニ」
俺「どうも、シャーリー大尉」
シャーリー「悪いな、ルッキーニが世話になった」
俺「いえ、喜んでもらえてよかったですよ」
シャーリー「さて、またこんなところをバルクホルンに見られてもアレだ。私たちは帰るよ」
俺「はっ! お疲れ様です大尉」
ルッキーニ「じゃーねー!」フリフリ
俺「さて、さっさと宿舎に戻ろうか……」
俺「ん? ハンガーに明かり? 一体誰だろう」
誰がいたか安価>>87
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 19:46:07.11 ID:ORq604tS0
俺「坂本少佐、どうしたんですか? こんな時間に」
坂本「む、俺か。いや何、紫電改の様子を見に来たんだ」
俺「あぁ、確かあれは扶桑から来た専門の技術者が整備していましたね」
坂本「うむ、デリケートな機体だからな」
俺「土方さんがこちらに来られたのも、ストライカーユニット絡みですか?」
坂本「まぁな…… さて、私はそろそろ部屋に戻るとしよう」
俺「はっ お疲れ様です少佐」
カツカツカツ
俺(土方さんの任務はストライカー絡み…… そしてウォーロックとコア・コントロールシステム……)
俺(いかん、何を考えているんだ、俺は。関係ないことじゃないか……)
バルクホルン「誰だ!」
俺「あ、バルクホルン大尉」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 19:51:55.84 ID:ORq604tS0
バルクホルン「む、お前か……またリベリアンでも待っているのか?」
俺「ち、違いますよ。だからアレは誤解ですって!」
バルクホルン「ふふ、冗談だ」
俺「えっ」
バルクホルン「済まなかった」ペコリ
俺「ちょ、大尉?」
バルクホルン「いくらなんでもアレはやりすぎた。あそこまで言う必要は無かったよ、済まない」
俺「いえ、お気になさらず」
バルクホルン「ミーナに怒られてしまったよ。ある程度の交流なら多めに見るべきだってな。あいつも変わったものだ」
俺「は、はぁ……」
バルクホルン「それでは、私は失礼しよう」
俺「あ、はい。おやすみなさいませ、大尉」
ツカツカ
俺「はぁ、今日はいろんな人に会って疲れたな。さっさと寝るか……」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 19:54:53.19 ID:ORq604tS0
現在のルート
ゲルト―――――――土方―――――――マロニー
↑
このへん
このままではおそらく土方√でシリアス展開
上の表から分かる通りマロニー側によると永遠にお姉ちゃんにはたどりつけないぞ!
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 19:55:50.69 ID:ORq604tS0
翌日 朝
俺「さて、今日は何をしよう」
1.ハンガーに行く
2.ローマの街に出かける
3.基地をうろつく
安価>>95
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 20:31:34.57 ID:ORq604tS0
俺「やること無いし、基地でもぶらついてるかな……」
土方「おや、俺一等兵」
俺「土方兵曹……」
土方「昨日は失礼した。まさかあそこに貴方が居るとは思わず」
俺「いえ、私こそ驚きました。ところで、あの時の話は……」
土方「他言無用でお願いします。もし深入りするようでしたら……」
俺「いえ、滅相もない。私には関係の無いことです」
土方「それは良かった。では、失礼します」
カツカツ
俺「……ふむ、なんだかキナ臭くなってきたなぁ」
友「おーっす!」
俺「友か、足はもう大丈夫なのか?」
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 20:39:02.16 ID:ORq604tS0
友「見ての通り、まだ杖が手放せないが、ある程度は大丈夫だ」
俺「で、シャーリー大尉とはお近づきになれたか?」
友「…………」
俺「あー、その、すまん」
友「いいってことよ……」
シャーリー「よっす! なにしてるんだこんな所で」
俺「シャーリー大尉」
友「うひゃあっ!」
シャーリー「うひゃ?」
友「ななななんでもありましぇん!」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 20:45:08.38 ID:ORq604tS0
シャーリー「? そうか。そうだ俺、昨日のお礼にこれやるよ」ヒョイ
俺「これは?」
シャーリー「バルクホルンのお祝い用に作ったクッキーの実験作だ」
俺「いいんですか?」
シャーリー「ま、実験作だから味の保証は出来ないけどな」
俺「ありがたく頂戴します」
シャーリー「ん、それじゃあな」ツカツカ
俺「………食うか?」
友「情けはいらん」ショボーン
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 20:49:57.69 ID:ORq604tS0
俺「しかし、こうして仕事がなくなると暇だなぁ」
エーリカ「おっ 俺じゃん」
俺「ハルトマン中尉、起きているなんて珍しいですね」
エーリカ「私をなんだと思ってるんだよぉー」
俺「ははは、すみません」
エーリカ「まぁいいや。この前はありがとね、おかげで料理はなんとかなりそうだよ」
俺「お役に立てたなら光栄です」
エーリカ「んじゃ、私はお祝いの準備があるからさっ! じゃあねー」タッタッタ
俺「……お祝いかぁ、俺も何か用意したほうがいいのかな」
俺「うーむ、しかし一体何をプレゼントするべきか……」
俺「こういう時は風呂に入って考えるのが一番だな!」
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 20:53:13.49 ID:ORq604tS0
カポーン
俺「ふぅ、いいお湯だ……」
隊長「仕事を休んで風呂とは、いい身分だな」
俺「た、隊長!?」
隊長「ふん、お前のおかげでこっちはてんてこ舞いだよ。友の奴も怪我して仕事ができんしな」
俺「はは、すいません」
隊長「ところで、あの土方とか言う男だが、ここで何をしているか知っているか?」
俺「いえ、ストライカー関連だとは聞きましたが」
隊長「ふん、気に食わんな」
俺「何がです?」
隊長「扶桑海軍の奴ら、俺達に作業場を明け渡せとか言ってきやがる」
俺「作業場を?」
隊長「なんでも新兵器の調整をするとかなんとかで、機密だからこっちにも入ってくんなとさ」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 20:57:48.95 ID:ORq604tS0
俺「そんな事が……」
隊長「ったく、新参が勝手なことしよって……」
俺「…………」
俺「すいません隊長、少し考えることが出来ましたので失礼します」
隊長「あいよ、楽しい休暇を」
サバァ
俺(新兵器……あの時の思いつめた顔の坂本少佐、土方兵曹……そして、扶桑海軍の新兵器……)
俺(関わるなと言われたが……しかし)
俺「ん? あそこに居るのは……」
1.宮藤とリーネ
2.坂本少佐と土方
3.エイラとサーニャ
安価>>110
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 21:05:55.49 ID:ORq604tS0
おじいちゃん「おぉぉぉい!みちこぉぉぉぉぉ!!」
みちこ「駄目! おじいちゃんもどってきて!」
おじいちゃん「みちこもこっちへくるんじゃ、たのしいぞおおおい」
みちこ「それ以上川を渡ったら戻れなくなっちゃう!」
俺「あの……」
みちこ「貴方もこの三途の川に迷い込んでしまったのね……」
俺「えっ」
みちこ「大丈夫、すぐ帰してあげるから」
俺「ちょっと……」
みちこ「破ァッ!」
俺「はっ!? ここは……」
土方「大丈夫ですか?」
俺「土方さん……」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 21:11:15.32 ID:ORq604tS0
俺「っつぅ……」
土方「貴方は階段から足を滑らせたのか、廊下で倒れていたんですよ」
俺「廊下で……いかん、何も思い出せない」
土方「無理をしないでください。今日はここで休むといい」
俺「ここは……」
土方「医務室です。それでは、失礼します」
カツカツ
俺「……階段から落ちた、か。うーん、前後の記憶が曖昧だ。えっと風呂から出て、そこで誰かを見かけたのは覚えているんだが……」
俺「まぁ憶えていないものはしょうが無いな、今日はゆっくり寝よう」
116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 21:15:43.72 ID:ORq604tS0
次の日
俺「うーん、良く寝た」
女医「あら、起きたのね」
俺「先生、すみませんご迷惑ではなかったですか?」
女医「あら、そうでもないわよ。ただ、起きてからも居座られると、少し迷惑かな?」
俺「はは、失礼します」
俺「さて、休暇もあと三日か、今日は何をしよう」
1.ローマの街に行く
2.基地をうろつく
3.部屋でゆっくりする
安価>>120
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 21:29:18.97 ID:ORq604tS0
俺「ローマまでいくのも結構時間かかるし、今日も基地をぶらぶらするかな」
俺「ん? 坂本少佐?」
坂本「 」
ミーナ「 ! !」
俺「なんかミーナ中佐は怒ってるみたいだけど、何話してるんだ?」コソコソ
坂本「聞き分けてくれ、ミーナ」
ミーナ「ダメよ! 貴女には……もう魔力は残されていないの!」
坂本「それ故のコア・コントロールシステムだ。アレがあれば私はまた飛べる」
ミーナ「美緒……」
坂本「頼む、もう一度私を飛ばせてくれ」
ミーナ「……美緒の馬鹿っ!」タッタッタ
俺「うわぁ、なんか凄い事きいちゃったぞぉ」
俺「とりあえず見つかるとまずい気がするし、ここを離れよう」
124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 21:39:40.88 ID:ORq604tS0
俺「ふむ、なるほど。それで土方さんはコア・コントロールシステムを……」
俺「でもなぁ。まずいよなぁ、アレは」
俺「さーて、どうしたモンかね」
土方「おや、俺さん」
俺「土方兵曹……」
土方「こちらに来てから、貴方とはよく会いますね」
俺「えぇ、本当に……」
土方「さて、私はこれから仕事がありますので」
俺「…………」
俺「ま、俺には関係ないさ」
俺「たまにはハンガーに顔出すかな」
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 21:46:17.33 ID:ORq604tS0
俺「な、なんだこれは……」
隊長「これが昨日言ってたヤツさ」
俺「ハンガーが半分に仕切られてる……」
隊長「向こうで何をやってるのか知らないが、全く困ったもんだよ」
俺「こんなんになってるのに気付かなかっただなんて……くそっ、一度もハンガーに顔を出さなかったのが……」
隊長「お前が来たところでどうにもなってなかったさ」
俺「え、ええ。そうですが……(いや、俺には情報があった。もっと早くこの状況に気づいていれば……
気づいていれば、何だ? 俺には関係ないことじゃないか)」
隊長「おかげで仕事も進まねぇや。ん?どうした俺」
俺「いえ……なんでもありません」
ウー!ウー!ウー!
俺「警報!?」
隊長「ちっ こんな時にネウロイかっ!?」
俺「直ぐに出撃準備を!」
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 21:54:50.85 ID:ORq604tS0
坂本「その必要は無い」
俺「坂本少佐!?」
坂本「私が一人で出る」
俺「そんな……無茶です!」
坂本「ふっ、コレを見ても同じことが言えるかな」
バサッ
俺「仕切りが……」
隊長「これは……ストライカーユニット? しかし見たことのない型だ」
坂本「コア・コントロールシステムを搭載した新型だ。これがあれば魔力の無い者でも飛ぶことが出来る」
坂本「準備はいいか?」
土方「……はい、少佐」
坂本「よし、出るぞ」
土方「本当に行かれるのですか? これはまだ不安定で……」
坂本「何、私なら大丈夫だ。私はまだ飛べる!」
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/16(木) 22:03:55.36 ID:ORq604tS0
俺(そう言って、坂本少佐は飛び立っていった)
俺(しかし、帰ることはなかった)
俺(ネウロイを破壊後、コア・コントロールシステムが暴走。ネウロイ化してしまったのだ)
俺(その後、応戦に出たウィッチーズ隊の奮闘により撃墜。皮肉にも、それがバルクホルン大尉の300機目の撃墜となった)
俺(あの時、俺がもっと早くこのことに気づいていればと悔やまれる……)
俺(その後、俺は軍を辞め、扶桑に戻って土方さんと結婚した)
俺(今では三人の子供に囲まれ幸せに暮らしているが、今でも時折、あの時の坂本少佐と、
悲しそうに撃墜報告をするバルクホルン大尉の顔がよみがえる)
俺(その泣き顔が、何故気付かなかったのかと、俺を責め立てるのだ……)
―― 扶桑書房 「その時501で何があったのか?」 整備中隊元隊員>>1の手記 より抜粋
BAD END……
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最終更新:2012年02月01日 06:47