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幕間:「シャーリーと整備俺の更ける夜」
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整備俺「大丈夫?もう落ち着いた?」
シャーリー「ああ、悪かったな。夜中に急に来ちゃって」
整備俺「いや、全然いいよ。まあドアを開けた瞬間に抱きつかれたのは驚いたけど」
シャーリー「悪かったよ……。本当に嫌な夢だったんだ」
整備俺「シャーリーさんがそんなに怖がるなんて、一体どんな夢を見たの」
シャーリー「怖い夢って訳じゃ……。いや、確かに凄く怖かった。死ぬほどね」
整備俺「む、そんな軽はずみに死ぬとか言わないで欲しいねえ」
シャーリー「うっさい馬鹿。夢の中じゃ私を置いて勝手に死んだくせに」
整備俺「あ、俺が死ぬ夢だったのね……。そりゃ済まないことしたなあ」
シャーリー「まったくだ。罰として今夜はベットでずっと私を抱き締めてもらおうかな」
整備俺「ちょ!?それはちょっと色々問題が」
シャーリー「はやく、抱き締めて。お願い」
整備俺「……その顔はちょっと反則だよシャーリーさん」
シャーリー「はやく」
整備俺「……了解です。よいしょっと、さあこちらへどうぞ」
シャーリー「うん。よっと」
整備俺「うん、二人だと温かい。シャーリーさんもう少しこっち来て」
シャーリー「よいしょ。顔近いな」
整備俺「君がこうしろって言ったんじゃない」
シャーリー「前にも思ったけど、お前って結構いい体つきだよな」
整備俺「まあ年がら年中動き回っているもので。君こそいい体つきじゃないの」
シャーリー「うわ、なんかやらしい言い方だな」
整備俺「否定はしません。最高の抱きごこちだしね」
シャーリー「ふっふっふ、そうだろそうだろ」
整備俺「ねえシャーリー」
シャーリー「ん?」
整備俺「俺は絶対に君を置いていったりしないよ」
シャーリー「……本当に怖かったんだぞ。血が止まらなくて、体がどんどん冷たくなっていって」
整備俺「シャーリー」
シャーリー「目も合わなくなってきて、口からも血を吹き出して」
整備俺「君は馬鹿だな」
シャーリー「何が!」
整備俺「隙あり」
シャーリー「んむっ!?」
整備俺「ぷは。どう、血の味はした?」
シャーリー「……しなかった。」
整備俺「なら何も問題無いじゃない。ほら、明日も早いし寝ちゃいなさい」
シャーリー「なんか、いや。やっぱいいや」
整備俺「何ほっぺた膨らましてんの。かわいいなもう」
シャーリー「うるさいつつくな。もう寝る」
整備俺「はいはい。おやすみなさい」
整備俺「寝た……かな?よく襲わなかった俺。騎士鉄十字章ものだよ」
整備俺「まあ信頼されてるってことなのかなあ。ありがたいんだけどさあ、もうちょっとこう、警戒心を持ってくれても……!?」
シャーリー「ふーん」
整備俺「いつから聞いてたのシャーリーさん……」
シャーリー「まだ寝てなかったんだよ騎士鉄十字章受章者さん」
整備俺「うわあ」
シャーリー「お望み通りこれからは少し距離を置いて接してやるよ」
整備俺「そ、それはご勘弁を。俺は寂しいと死んじゃう生き物なんです」
シャーリー「お前はウサギか」
整備俺「何言ってるの。ウサギは君だろ?」
シャーリー「そうだな。だから絶対私から離れるなよ?」
整備俺「死んでも離さないよ、シャーロット」
最終更新:2011年06月13日 22:02