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主人公っぽい俺 3.5

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    幕間:「ルッキーニと俺の昼下がり」
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俺「そういえばこの基地ってかなり広いけど、どこがどうなってんだ?」

ルッキーニ「あ!おーれー!!」

俺「あ、ルッキーニ。何してんだ?」

ルッキーニ「えへへー、見て見て!むしー!」

俺「おお!すっげえ!ルッキーニ虫平気なのか?」

ルッキーニ「ふきゃ?へいきー。どして?」

俺「いやあ、女の子ってなんか虫とか嫌いなイメージあるしさ」

ルッキーニ「んー、そんなことないよ?あたし虫すきー」

俺「かわってんなー」

ルッキーニ「俺はなにしてたのー?」

俺「いやあ、特に何も。あ、そうだ。ルッキーニ今ひま?」

ルッキーニ「にゃ?うん、ひまー」

俺「もしよかったらこの基地を案内してくれよ。俺が知らなそうなとことか」

ルッキーニ「うんいいよー」

俺「やった、それじゃお願いしまーす」

ルッキーニ「へっへーん、まっかせーなさーい」


ルッキーニ「じゃーん!ここがハルトマン中尉とバルクホルン大尉のへっやー♪」

俺「何このゴミ屋敷。俺んちの近所にこんな家あったよ」

ルッキーニ「あっちのきったないのが中尉でー、こっちのなーんにもないのが大尉のほう!」

俺「言われなくてもだいたいわかってしまう……」

俺「というか勝手に部屋とか見ていいのかな……」


ルッキーニ「ここはエイラとサーニャのへやー。あけるよー」

俺「二人とも今寝てるんじゃないの?」

ルッキーニ「だーいじょぶだ-いじょーぶー♪」

エイラ「オ゛イ゛」

ルッキーニ「ひきゃっ」
俺「ひっ」

エイラ「なにやってんだオマエラー!サーニャが起きたらどうすんだー!」

俺「うわああすんませーん!」

ルッキーニ「にっげろー」

エイラ「コラー!」

サーニャ「ん……エイラ、うるさい……」


俺「あー怖かったー。もう部屋はいいから他のとこ案内してよ」

ルッキーニ「ふじゅー、じゃあじゃあ、あたしのお気に入りのとこ連れてったげる!」

俺「お、おい!急に走り出すなって!」


ルッキーニ「俺ー!こっちこっちー!」

俺「はっはっ、速いよルッキーニ」

ルッキーニ「ほら、この木のあっこー」

俺「へ?あそこって……、あ」

俺「なるほど、ルッキーニのお気に入りね」

ルッキーニ「うん!この木、いっぱい虫がとれるの!」

俺「樹液に集まってるなあ、こりゃ最高の木だよ」

ルッキーニ「あのねあのねー、登るともっとすごいんだよ?」

俺「この木を登るの?木のぼりなんていつ以来だろう……」

ルッキーニ「早くのぼってのぼってー」

俺「よ!そんな、ことを、言ったって……っと!」

俺「あー、なんとか登れた。うわあ」

ルッキーニ「へへー、どーお?」

俺「いや、これ凄いよ。最高の景色だ」

ルッキーニ「夕日もすっごくキレイなんだー♪」

俺「この景色もルッキーニのお気に入りってことなんだ」

ルッキーニ「うんー!ねえねえ、ロマーニャって綺麗でしょ?」

俺「うん。食べ物は美味いし海は青いし、気候も人も穏やかだし」

ルッキーニ「うじゅ、俺ー」

俺「なにー?」

ルッキーニ「一緒に、ロマーニャ守ってくれる?」

俺「もちろんだよ、戦友」

俺「あ、まだ一緒に戦ったことはなかったっけ」

ルッキーニ「えへ、ありがと♪」

俺「こちらこそ、俺を仲間に入れてくれてありがとな」

俺「もしルッキーニや他のみんながピンチの時は、俺が助けにいくよ」

ルッキーニ「そしたら、あたしも俺がピンチになったら助けてあげる!」

俺「よろしく。そろそろティータイムじゃないかな、食堂に行こうよ」

ルッキーニ「うん!んじゃ競争だよ、よーいドーン!」

俺「あ、ずるいぞ!待て―」



俺「そういえばルッキーニってロマーニャのエースなんだから俺がルッキーニを助けることなんてあるのかな……」




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最終更新:2011年06月13日 22:03
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