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幕間:「ルッキーニと俺の昼下がり」
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俺「そういえばこの基地ってかなり広いけど、どこがどうなってんだ?」
ルッキーニ「あ!おーれー!!」
俺「あ、ルッキーニ。何してんだ?」
ルッキーニ「えへへー、見て見て!むしー!」
俺「おお!すっげえ!ルッキーニ虫平気なのか?」
ルッキーニ「ふきゃ?へいきー。どして?」
俺「いやあ、女の子ってなんか虫とか嫌いなイメージあるしさ」
ルッキーニ「んー、そんなことないよ?あたし虫すきー」
俺「かわってんなー」
ルッキーニ「俺はなにしてたのー?」
俺「いやあ、特に何も。あ、そうだ。ルッキーニ今ひま?」
ルッキーニ「にゃ?うん、ひまー」
俺「もしよかったらこの基地を案内してくれよ。俺が知らなそうなとことか」
ルッキーニ「うんいいよー」
俺「やった、それじゃお願いしまーす」
ルッキーニ「へっへーん、まっかせーなさーい」
ルッキーニ「じゃーん!ここがハルトマン中尉とバルクホルン大尉のへっやー♪」
俺「何このゴミ屋敷。俺んちの近所にこんな家あったよ」
ルッキーニ「あっちのきったないのが中尉でー、こっちのなーんにもないのが大尉のほう!」
俺「言われなくてもだいたいわかってしまう……」
俺「というか勝手に部屋とか見ていいのかな……」
ルッキーニ「ここはエイラとサーニャのへやー。あけるよー」
俺「二人とも今寝てるんじゃないの?」
ルッキーニ「だーいじょぶだ-いじょーぶー♪」
エイラ「オ゛イ゛」
ルッキーニ「ひきゃっ」
俺「ひっ」
エイラ「なにやってんだオマエラー!サーニャが起きたらどうすんだー!」
俺「うわああすんませーん!」
ルッキーニ「にっげろー」
エイラ「コラー!」
サーニャ「ん……エイラ、うるさい……」
俺「あー怖かったー。もう部屋はいいから他のとこ案内してよ」
ルッキーニ「ふじゅー、じゃあじゃあ、あたしのお気に入りのとこ連れてったげる!」
俺「お、おい!急に走り出すなって!」
ルッキーニ「俺ー!こっちこっちー!」
俺「はっはっ、速いよルッキーニ」
ルッキーニ「ほら、この木のあっこー」
俺「へ?あそこって……、あ」
俺「なるほど、ルッキーニのお気に入りね」
ルッキーニ「うん!この木、いっぱい虫がとれるの!」
俺「樹液に集まってるなあ、こりゃ最高の木だよ」
ルッキーニ「あのねあのねー、登るともっとすごいんだよ?」
俺「この木を登るの?木のぼりなんていつ以来だろう……」
ルッキーニ「早くのぼってのぼってー」
俺「よ!そんな、ことを、言ったって……っと!」
俺「あー、なんとか登れた。うわあ」
ルッキーニ「へへー、どーお?」
俺「いや、これ凄いよ。最高の景色だ」
ルッキーニ「夕日もすっごくキレイなんだー♪」
俺「この景色もルッキーニのお気に入りってことなんだ」
ルッキーニ「うんー!ねえねえ、ロマーニャって綺麗でしょ?」
俺「うん。食べ物は美味いし海は青いし、気候も人も穏やかだし」
ルッキーニ「うじゅ、俺ー」
俺「なにー?」
ルッキーニ「一緒に、ロマーニャ守ってくれる?」
俺「もちろんだよ、戦友」
俺「あ、まだ一緒に戦ったことはなかったっけ」
ルッキーニ「えへ、ありがと♪」
俺「こちらこそ、俺を仲間に入れてくれてありがとな」
俺「もしルッキーニや他のみんながピンチの時は、俺が助けにいくよ」
ルッキーニ「そしたら、あたしも俺がピンチになったら助けてあげる!」
俺「よろしく。そろそろティータイムじゃないかな、食堂に行こうよ」
ルッキーニ「うん!んじゃ競争だよ、よーいドーン!」
俺「あ、ずるいぞ!待て―」
俺「そういえばルッキーニってロマーニャのエースなんだから俺がルッキーニを助けることなんてあるのかな……」
最終更新:2011年06月13日 22:03