俺部屋
シャーリー「なー俺ー」
俺「……」
シャーリー「おーい、聞いてるかー?」
シャーリー「おーい、おれー?」
俺「あっすまない…また考え事をしていた」
シャーリー「坂本少佐と飲みに行った後からなんか様子が変だぞー?ぼーっとしたり上の空だったりどうしちゃったんだよー」
俺「すまない、色々考えなくてはいけない事が山積みでね」
シャーリー「まさか…坂本少佐とどうすればばれずに浮気できるか考えてたのか?」
俺「違うさ…俺自身の問題なんだ。そう、5年間逃げ続けた俺の問題…」
シャーリー「そっかー。あたしに何か手伝える事や相談に乗れることはあるのかー?」
俺「すまないが無理だろう……」
シャーリー「そっか…」
俺「すまない…もう寝よう」
シャーリー「ああ、そうだなー。なー俺…」
俺「どうした?」
シャーリー「やー、なんでもないや。お休みー」
俺「ああ、おやすみシャーリー」
バンッ
坂本「俺っ、いるか!?」
シャーリー「どうしたんだよ少佐ーそんなに慌ててさー」
坂本「シャーリー?まあいい。大変だ、ミーナが倒れた。一緒に医務室まで来てくれ」
俺「ミーナが…!?わかった医務室だな」
坂本「シャーリー大尉も一応一緒に来てくれ。今後についてを話さないといけないかもしれない」
シャーリー「ああ、わかったよ少佐」
医務室
ミーナ「…ここは?」
俺「ミーナ、大丈夫か?俺が誰かわかるか?」
ミーナ「俺さん……それに美緒やみんなどうしたの?」
坂本「ミーナ、覚えてないのか?私と話していた時に倒れたんだ。過労と寝不足らしい」
バルクホルン「しかし、ミーナらしくないな。これを期にミーナも貯まっている休暇を消化したらどうだ?」
ミーナ「ごめんなさい。忙しいときなのにみんなに迷惑をかけて・・・」
坂本「迷惑ではないさ。ミーナには今まで頼りきりだったからな…」
エーリカ「にゃははー、たまにはゆっくりすればいいよ~」
シャーリー「あたし達に任せておいてくれよー」
俺「暫くゆっくり休んで疲れを取るといい。書類関係は私でもどうにかできるしな」
坂本「というわけだ。ミーナ、暫くゆっくり休め」
ミーナ「みんなありがとう。お言葉に甘えさせてもらおうかしら」
坂本「ああ、そうしろ。そうだな、後の事は俺に任せようか」
俺「わかりました」
坂本「積る話だってあるだろう?」
バルクホルン「それではミーナを頼むぞ俺少佐」
エーリカ「じゃーねー」
シャーリー「それじゃーあたしも戻るとするよー」
バタン…
俺「……」
ミーナ「……」
ミーナ「俺さん、シャーリーさんとの交際は順調なのかしら?」
俺「別に私とシャーリーは」
ミーナ「そうでしょう?この間だってシャーリーさんとキスをしていたじゃない」
俺「…。しかしシャーリーとはこれ以上発展はしなさそうさ…」
ミーナ「嘘…だって俺さんはよくシャーリーさんと一緒に寝てるじゃない。朝方部屋から出てくる所を見たことがあるのよ?」
俺「あれは、アリーセが……」
ミーナ「アリーセちゃんだって凄くシャーリーさんに懐いているじゃない。このままシャーリーさんにお母さんになって貰ったら?」
俺「そう簡単に決めれないさ……アリーセが懐いてるって理由だけだったらシャーリーだけじゃなくてミーナでも…」
ミーナ「そんな事は言わないでもいいのよ?俺さんは私の事が嫌いなんでしょう?」
俺「そんな事はないが?ミーナ最近一体どうしてしまったんだ?」
ミーナ「……嘘よ。最近ずっと私の事を無視していたじゃない!」
俺「無視?無視なんてした覚えは一度もないが」
ミーナ「嘘、嘘よ!何度も何度も俺さんの事を呼んだのにそれを無視してシャーリーさんの呼びかけにばっかり……(ブツブツブツブツ」
俺「ミーナ……?そんな事なんて」
ミーナ「嘘は辞めて頂戴!本当は聞こえていたんでしょう?でもシャーリーさんと一緒に居たかったから私を無視していたんでしょう?そうよ、そうにちがいないわ……」
俺「落ち着けミーナ。私はそんな事を考えたりしたことなんて一度だってない」
ミーナ「そんな事を言うのは辞めてちょうだい!いいのよ。シャーリーさんと居ると楽しいんでしょう?アリーセちゃんだって懐いてるし…(ギュッ」
俺「…ミーナ、離れるんだ。何かお互いに勘違いしているようだから話合おう?」
ミーナ「俺さんはまた私を拒絶するの!?あの時もそうだった。今回もまた同じなの?どうして!」
俺「違う。前は…そうだったかもしれない。けど今回は違う。拒絶しようとしてるんじゃない」
ミーナ「……そう。でもそんな嘘つかなくていいのよ?私決めたの……んっ…ちゅ…」
俺「……」
ミーナ「どんな手段を使っても…無理やりでも俺さんを私のものにするって…」
俺「ミーナ…?何を言っているんだ、落ち着くんだ」
ミーナ「さっきは少し取り乱してしまったけど、今私はとても落ち着いてるわよ?」
俺「落ち着いているなら。考えなおそう。まずは話を」
ミーナ「やめないわ。私が俺さんからグレーティアさんの事も、シャーリーさんの事も、アリーセちゃんの事も…忘れさせてあげる。
私の事だけ、私じゃなきゃダメにしてあげる。俺さん、逃げようなんて思っちゃだめよ?逃げたりしたらアリーセちゃんがどうなってもしらないんだから」
俺「何っ!アリーセに手は出すな!」
ミーナ「どんな手段だって使うと言ったでしょう?俺さんの事だからアリーセちゃんの事になると周りが見えなくなるもの利用しない手はないわ?」
俺「ミーナ、本気なのか…?」
ミーナ「ええ、本気よ。わからないかしら?」
俺「……わかった。ミーナの好きなようにするといい。けどアリーセには手は出さないと約束してくれ」
ミーナ「ええ、いいわ。アリーセちゃんには手は出さない。ふふ、そんなにアリーセちゃんの事が心配かしら?…俺さん…ちゅ……」
俺「……」
翌朝:朝食後
坂本「ミーナ、もう大丈夫なのか?」
ミーナ「ええ、おかげさまでだいぶ楽になったわ」
坂本「はっはっはっ、俺少佐に任せて正解だったな」
芳佳「俺さんどうしたんですか?」
俺「ん?俺がどうかしたか?」
芳佳「んー。何か心配事でもあるんですか?」
俺「そんな事は特になにもない。ちょっと考え事をしているからそのせいだろう」
シャーリー「しかし、ミーナ中佐が倒れた時はどうなるかとおもったよなー、俺」
俺「ああ。そうだな……」
ミーナ「・・・・・・俺さん、途中になっていた書類整理の手伝いの続きをお願いしてもいいかしら?」
俺「あ、ああ。わかった」
ミーナ「さぁ、いきましょう?」
シャーリー「俺ー、書類整理頑張ってこいよー」
俺「ああ、がんばってくるよ」
ミーナ「それではシャーリーさん、俺さんは借りていくわね」
ミーナ部屋
ミーナ「…俺さん?誰の許可を得てシャーリーさんと話なんてしたのかしら?」
俺「いや、それは…話を返しておかないと不自然だったろう?」
ミーナ「不自然でもいいのよ?シャーリーさんの事は無視して!まだ分からないのかしら?」
俺「……」
ミーナ「アリーセちゃんの事での脅しと気持ちいい事だけじゃダメなのかしら……俺さん、3回ぽっちじゃダメだったかしら?」
俺「ちがっ…」
ミーナ「ねえ俺さん。また昨日の続きをしてあげるわ。俺さんの弱い所は全部知ってるんだから……シャーリーさんじゃ知らない事を私は全部知ってるんだから……」
俺「ミーナ……」
ミーナ「俺さん、早く他の子達の事は忘れて私だけを見て?」
数日後
ミーナ「~♪」
坂本「ここ数日機嫌がいいみたいだな、いい事でもあったのか?」
ミーナ「ええ。少しいいことがあったのよ」
坂本「そうか。しかしようやくミーナが元のミーナに戻ってよかった、はっはっはっ」
バルクホルン「ああ、これでもう大丈夫そうだな」
俺「……」
シャーリー「俺ー、大丈夫か?中佐が元気になったと思ったら今度は俺かよー」
俺「……」
シャーリー「俺ー元気だせよー?どうしちゃったんだー?ほら、コレで元気だせよー」
バルクホルン「リベリアン!な、な、何をやっているんだ。俺少佐の顔を胸に埋めようとするな!」
シャーリー「うるさいなー。この位いいだろう?俺ー元気でたかー?」
俺「……」
ミーナ「シャーリーさんそんなんじゃダメよ?俺さん、元気を出して頂戴?」
俺「……そうだな」
ミーナ「俺さん明日休みだから一緒に出掛けましょう?気分転換をすればきっと元気になるわよね?」
俺「それもいいかもしれないな」
バルクホルン「それがいいようだな。俺少佐もミーナの代わりに書類作成からなにまでさせてしまったからな…慣れない事をして疲れが溜まっているのだろう」
シャーリー「遅くまで頑張っていたみたいだしなー」
ミーナ「そうね、俺さんには随分迷惑をかけてしまったもの…疲れて当たり前よね」
坂本「俺は今日ももう休みでもいいぞ?今度は俺に倒れられたら困るからな…」
俺「すまない、坂本少佐。なら私は今日も休ませてもらうよ…」
シャーリー「なら俺ー、あたしと……ありゃ?」
俺「……(フラフラ」
シャーリー「相当疲れてるみたいだなー……ゆっくり休ませてやったほうがいいかー」
俺の部屋
俺「これでいい。すまないシャーリー……」
娘「パパーだいじょうぶー?」
俺「アリーセ大丈夫だよ。パパ少し疲れただけだからちょっと休んだらすぐに元気になるよ」
娘「うん!わたしおねえちゃんたちのところへいってくるね!」
俺「あまり迷惑をかけないようにな」
娘「いってきまーす!」
俺「アリーセ…パパが絶対に守ってやるからな」
夜
俺「…そろそろミーナの所へいく時間か」
シャーリー「おーい俺ー。今夜俺の部屋に行ってもいいかー?」
俺「すまない、ちょっと今日はヤボ用がある」
シャーリー「そうかー。最近まともに話すらできなかったからなー。でも用事ならしかたないかーじゃーなー」
俺「…すまない」
ミーナの部屋
ミーナ「俺さん28秒の遅刻よ?…随分待ったんだから」
俺「28秒位いいだろう?」
ミーナ「どうして28秒も遅刻したのかしら?まさか俺さん……他の子と話してて遅れたんじゃないわよね?」
俺「まさか。私の部屋の時計が少し狂っていただけのようだ」
ミーナ「そうよね、俺さんが私以外の子と……」
俺「……」
ミーナ「もういいわ。そんなところに立ってないで早く来て?」
俺「わかってる」
ミーナ「でもこうやって一緒に抱き合って寝ていると5年前の事を思い出すわね…」
俺「…ああそうだな。5年前は毎晩こうしていたか」
ミーナ「ええ、そうよ。でも5年前の俺さんは本当にダメな大人だったわよね」
俺「…そうだな。14の女の子を弄んだ悪い大人だったな」
ミーナ「ふふっ、そうね」
ミーナ「けど、いいのよ?そのおかげで今こうやっていられるんですもの」
俺「……」
ミーナ「それに……あの時のおかげで俺さんの事を全部覚えたんですもの」
俺「……」
ミーナ「俺さん、今日は何回したいのかしら?」
俺「ミーナ、今日はもう寝よう。明日は出かけるんだろう?」
ミーナ「そうだったわね。私とした事が忘れかけていたわ」
俺「おやすみミーナ」
ミーナ「おやすみなさい、俺さん。ちゅ」
俺「……」
翌日
ミーナ「俺さん起きて?ねえったら」
俺「…おはようミーナ。もう朝か」
ミーナ「ええ、もう朝よ?やっぱり俺さんはお寝坊さんね。今日は私と出かける事…覚えてる?」
俺「ああ、忘れたりしないさ」
ミーナ「よかったわ。後、お願いがあるの…できれば俺さんと二人っきりで出かけたいの」
俺「…今度はアリーセも一緒に連れてっていいか?」
ミーナ「ええ、今度一緒に行きましょう?」
俺「わかった。アリーセには悪いが今日はお留守番をしてもらうとするさ」
ミーナ「ごめんなさい。わがまま言ってしまって」
俺「…いいさ。私は準備とアリーセを誰かに預けてくる。玄関で落ち合おう」
ミーナ「わかったわ」
俺「…昨日までのミーナはなんだったんだ?今日のミーナは何処もおかしくない。私が疲れていただけなのか?」
基地内
俺「アリーセ、パパは今日ちょっとミーナと出かけてくるけど…お留守番できるか?」
アリーセ「きょうはつれてってくれないのー?」
俺「今度一緒に連れてってあげるからな?」
アリーセ「んーわかった。パパいってらっしゃ~い」
俺「シャーリー、今日一日アリーセの面倒を見てもらっても大丈夫か?」
シャーリー「任せておけよー。今日はゆっくり気分転換してこいよー?」
俺「助かるよ。アリーセ、シャーリーに迷惑をかけたらだめだぞ?」
アリーセ「うん!」
俺「それでは頼むよ」
外
俺「お待たせミーナ」
ミーナ「それでは行きましょう?」
俺「(待たせても大丈夫だったか。…多分ミーナもこの間は疲れていたんだな)」
街
ミーナ「俺さん、まずはどこから行きましょうか」
俺「それならまた色々頼まれているものがあるからそれを買っておいてしまいたい」
ミーナ「わかったは、なら何でも揃うあのお店ね」
デパート
俺「ええと、あれとこれとそれと…これも必要だっったな。頼まれたものはこの位だな。ミーナ、頼まれたものは全部見つけた。あれ、ミーナ何処へいってしまったんだ?」
ミーナ「……」
俺「お、いたいた。ミーナ探したぞ?」
ミーナ「あ、俺さん勝手に居なくなってごめんなさい。俺さんが頼まれていた物を探している間に私も自分の買い物を終わらせようとしていたの」
俺「一緒に探せばよかったのにな。何を探していたんだ?……包丁?」
ミーナ「ええ、そうよ。私ももうすぐアガリを迎えるでしょう?その時の為に宮藤さん達に料理でも習っておこうと思って。もし料理がうまくできるようになったら真っ先に試食してもらえるかしら?」
俺「ああ、楽しみにしてるよ」
ミーナ「宮藤さんたちだけでなくて俺さんからも習っちゃおうかしら」
俺「手が空いている時でよければ料理の1つや2つ教えるよ」
ミーナ「ありがとう俺さん。ならこれとこれを買えばよさそうね」
俺「(そんな分厚い包丁使いにくいとおもうが…)」
俺「ミーナ、本当にその包丁でいいのか?料理ならもっとこっちに良い包丁が…」
ミーナ「これでいいの。何だかもってしっくりきたのよ。やめた方がいいかしら?」
俺「手にしっくりくるなら…ありか」
ミーナ「私、これを使ってがんばるわね」
俺「ああ、がんばって是非手料理を振る舞ってくれ」
ミーナ「うふふ、楽しみにして居て頂戴。さ、買い物の続きをしましょう?」
俺「そうだな。次に行こうか」
別フロア
俺「指輪…か」
ミーナ「俺さん何を見ているのかしら?」
俺「ちょっと指輪を見ていたのさ。どれも綺麗だろう?」
ミーナ「ええ、とっても綺麗……」
俺「……近々指輪を贈ろうと思う人が居るんだ。同じ女性として聞いておきたいんだが、ミーナならどの指輪を贈られたい?」
ミーナ「……」
俺「やっぱりどれも綺麗だから迷うよな」
ミーナ「そうね…私ならこれかしら?」
俺「なるほど、それを選んだか。やっぱりミーナは見る目があるな」
ミーナ「一体誰に贈るんですか?」
俺「まだ誰とは決まってはいないけれど近い未来、アリーセの母親になってくれる人に贈ろうとおもうんだ。」
ミーナ「……そう。俺さん、次はあそこのお店に行きましょう?」
俺「ああ、次はあっちか。ちょっと荷物を置いてくるから先にいっててくれ」
ミーナ「わかったわ。お店の前で待ってるわね」
俺「ああ。すぐに追いつくよ(あの指輪か…どっちに渡しても大丈夫そうなデザインだな)」
俺「すみません、その指輪を1つ。ええ、お願いします」
一方
ミーナ「コレとコレも必要ね。4個位あればいいわね」
ミーナ「うふふ……」
数分後
俺「ミーナお待たせ」
ミーナ「ごめんなさい。俺さん一人にあんなに一杯荷物を運ばせてしまって」
俺「ああ、あのくらい大丈夫さ。車の中に入れてきたから少し時間がかかってしまってすまなかったね」
ミーナ「全然大丈夫よ?私も急に思い出した買い物をできたから」
俺「そうか。ならよかった」
ミーナ「それじゃあ早くあそこのお店にいきましょう?」
数時間後
ミーナ「俺さんごめんなさい。食事や私の買い物まで出費させてしまって…」
俺「ミーナが気にすることはない。私が勝手に会計を済ませただけだ」
ミーナ「そういうところは昔から変わらないわね」
俺「そうだったか?」
ミーナ「もう落ち着いた大人になってしまったけど、時々妙な所でプライドを持ってるあたりは昔のままね」
俺「昔の事はあまり思い出したくないな…」
ミーナ「あっ、ごめんなさい。そうよね…昔の事は思い出したくない事だったわね…」
俺「私が全て悪いんだけどな。きっかけを作ったのも、それを引きずっているのもね」
ミーナ「俺さん……」
俺「さて、そろそろ基地に戻ろうか。遅くなるとみんなが心配するぞ?」
ミーナ「そうね、俺さんありがとう。今日は楽しかったわ」
俺「俺も、いい気分転換になったよ」
基地
坂本「随分と遅かったな。心配したぞ?」
ミーナ「美緒、ごめんなさい。やっぱり連絡を入れるべきだったかしら」
坂本「ミーナと俺の事だからそこまで心配はしていなかったがな」
ミーナ「でも次からは遅くなるようならちゃんと連絡をいれるわ」
坂本「ああ、そうして貰えると助かるな。それでその俺はどうした?」
ミーナ「俺さんなら頼まれていた買い物をみんなに渡しにいっているわ」
基地内
娘「パパおかえりなさい!おみやげはー?」
俺「ただいまアリーセ。ちゃんとお土産は買ってきたぞー?」
娘「パパありがとう~!」
シャーリー「俺、お帰り~。アリーセよかったなーお土産を買ってきてもらえて」
娘「うん!」
宮藤「最近アリーセちゃんは俺さんよりシャーリーさんに懐いちゃってる感じですね!」
俺「えっ!?」
リーネ「今日だってまるで親子みたいでしたよ?」
俺「えっ!?」
ペリーヌ「そうでしたわね。あれはまるで優しいお母さんと可愛い娘といった感じでしたわ」
娘「シャーリーおねえちゃんだーいすき!」
シャーリー「そうかそうかー。アリーセはあたしが好きかー」
娘「シャーリーおねえちゃんがママになってくれたらいいのにー」
シャーリー「それはあたしじゃどうにもならないなー」
宮藤「けどお二人はお似合いだとおもいます」
シャーリー「ミヤフジー、あまりからかわないでくれよ」
宮藤「からかってなんてないですよー」
「あははははー」
俺「さて、私は少し部屋に戻ろうかな」
娘「パパー。今日はよしかおねえちゃんたちとねてもいい?」
宮藤「俺さん、私達は迷惑じゃないですからアリーセちゃんは今夜私達の部屋で一緒に寝ますね」
俺「宮藤がそういうのなら頼もうか」
娘「やったー!」
俺「それではたのんだよ」
シャーリー「あっ、俺ー待ってくれよー。あたしも行くよー」
俺部屋
俺「(ミーナは居ないな……)」
シャーリー「俺ーどうしたんだー?部屋に入らないのかー?」
俺「いや、なんでもない。今行く」
俺部屋・ベッドの中
シャーリー「なー俺ー。最近どうしちゃってたんだー?」
俺「どうしちゃったっていうのはどういうことだ?」
シャーリー「ほら、何かに怯えてたような…疲れてていたような…どうも様子が変だったから心配したんだぞー?」
俺「もう大丈夫だよ。今日で疲れは取れたからね(ミーナの様子も普通だった。もう大丈夫だろう)」
シャーリー「そうかー…(モゾモゾ」
俺「どうした?」
シャーリー「俺と一緒に寝るのは久々だからなー。俺分を補給したいんだよ~」
俺「そういえばそうだったな。けどくっ付きすぎじゃないか?」
シャーリー「何だ?今日は珍しく緊張してるのか?好きなだけ触ってもいいんだぞ?」
俺「いや?遠慮しておくよ」
シャーリー「そう簡単に否定されると何か悔しいなー」
俺「手を出すわけにはいかないからな」
シャーリー「触る位ならいいんだぞ?ほら」
俺「私はもうおっぱいおっぱい言ってられる年ではないしな」
シャーリー「そっかー……なあ俺、まさか俺って」
俺「?」
シャーリー「女に興味がないとか、小さな子にしか発情しないとかじゃないよな……?」
俺「そんなわけない」
シャーリー「本当かー?こんないい女が抱き着いてるのに勃つどころか触ろうともしないし、昔はまだ14のミーナ中佐に手をだしたんだろー?」
俺「……言っておくが。私は男が好きな訳でもないし、小さい子しか愛せない人種じゃない。時には狼にだってなるさ」
シャーリー「へー……」
俺「信じてないな?」
シャーリー「信じろっていってもなー」
俺「独身生活が長くて女っ気もなかったからな…でも今でもシャーリーにむしゃぶりつきたいとか思っていたりするんだぞ?…コントロールできるけどな」
シャーリー「むしゃぶりついてもいいんだぞー?」
俺「そういう事は結婚した相手としかしないと決めたんだ」
シャーリー「そっかー、ならしかたないなー」
俺「昔はやんちゃだったが、今では自称紳士だからね」
シャーリー「あははは、なんだよ自称って」
俺「…もう疲れたよ。寝るよ」
シャーリー「ああ、そうだなー」
俺「なあ、シャーリー。もし私が今ここで別れようなんて言ったらシャーリーはどうする?」
シャーリー「そうだなー。あたしは別に俺がそう決めたなら構わないよ。元々あたしが押し掛けたんだしなー」
俺「そうか……」
シャーリー「やっぱり…迷惑だったかー?」
俺「いや、そういう訳じゃないんだ。今のは忘れてくれ」
シャーリー「わかったよー。お休み俺―」
俺「ああ、お休みシャーリー」
俺「(……私はどうすればいいんだグレーティア)」
翌日・夜
俺「あれ以来ミーナは特におかしい所もなく、私がシャーリーと話していても特に何も言わなかった。これはもう完全に大丈夫だろう、今度ゆっくりミーナと話をするべきか」
ミーナ「俺さんいるかしら?」
俺「ミーナか。丁度いい、少し話をしないか?」
ミーナ「お話?良いわよ?」
俺「…ミーナもう大丈夫なのか?」
ミーナ「何の事かしら?倒れた時の過労ならもうとっくに大丈夫よ?」
俺「いや、その後の事だよ」
ミーナ「何の事かしら?」
俺「俺にした事を覚えてないのか?」
ミーナ「私って俺さんに何かしたかしら…?」
俺「(覚えていない?)」
俺「いや、何もなかったならいいんだ。きっと私が見た夢だろう」
ミーナ「私が俺さんの夢に出てくるなんて少しうれしいわ」
俺「そうなのか?」
ミーナ「ええ。だって夢でも私の事を考えてくれていたんでしょう?」
俺「そうかもしれないな…」
ミーナ「ええ……!?」
俺「どうしたんだミーナ?」
ミーナ「……(ブツブツブツブツ」
俺「ミー…ナ?」
ミーナ「…俺さん、これは何かしら」
俺「!?」
ミーナ「俺さんの髪の毛の長さじゃないわよね?しかも色だって違う」
ミーナ「この色…シャーリーさんね?なんで俺さんの枕の上に落ちているのかしら」
俺「それは、きっと昨日アリーセを預けた時に…」
ミーナ「そう……」
ミーナ「お…さん…う……き」
俺「ミーナどうしたんだ?」
ミーナ「俺さんの嘘つき!!今朝からもう俺さんからあの女の匂いがプンプンしていたわ!どうして嘘をつくの!昨日一緒に寝ていたんでしょう?」
俺「!?」
ミーナ「どうしたのかしら?言い返してもいいのよ?ほら、言い返してみなさいよ!」
俺「……今まで黙っていて済まなかった。私とシャーリーは今付き合っているんだ」
ミーナ「……そう。けど俺さんは何も悪くないわ?どうせ向こうから押し掛けてきたんでしょう?全部あの女が悪いわ。あの泥棒兎が消えたら私と俺さんの邪魔をするものなんて何もなくなるわ?」
俺「!?」
ミーナ「俺さん、ちょっとまってて。すぐに終わらせてくるから」
俺「終わらせるって何をだ…?」
ミーナ「何って、ちょっと邪魔なものを消してくるのよ」
俺「ミーナ、本気で言ってるのか?私を驚かそうとしているだけだよな?」
ミーナ「冗談なんて言うわけないじゃない。俺さんもあの女に誑かされてそんな事いってるのよね?でも大丈夫よ。私があの女から俺さんを助けてあげるから」
俺「待てっ、ミーナ!」
タンッ!
ミーナ「俺さんはそこで待ってて?アリーセちゃんがどうなっても私は知らないわよ?それに次はもしかしたら俺さんに弾が当たっちゃうかもしれないわ」
俺「ウィッチ相手に銃なんて通用すると思っているのか?ミーナ、私は全力でミーナを止めないといけないらしい」
ミーナ「どうして私の邪魔をするの?俺さんを助けてあげるだけなのに。仕方ないわね」
タンッ!タンッ!
俺「!?」
ミーナ「シールド…やっぱりウィッチは厄介ね」
タンッ!タンッ!タンッ!カチッ
俺「ミーナ、もうやめろ!」
ミーナ「あら、弾切れ……手詰まりね」
俺「ミーナ。今なら他の誰かに今の事を言う気はない。だから一度落ち着いて話し合おう」
ミーナ「武器もなくなっちゃったし素手で俺さんに勝てる気はしないわ…いいわ話し合いましょう?」
俺「よかった…ならこっちで」
ザクッ
ミーナ「うふふふふ♪ごめんなさい俺さん」
俺「ミーナ……?」
ザクッ
俺「ぐぅっ……」
バタッ
ミーナ「ごめんなさい俺さん、そんなに血を流して痛い?痛いわよね…」
ザクッ
ミーナ「でも、俺さんが悪いのよ?私を止めようなんてするから。」
ザクッ
ミーナ「俺さんの事なら何でも知ってる私を差し置いて、あんな女と話した挙句、一緒に寝たりして、あの女色に染まって……」
ザクッ
ミーナ「ああ、でもあんな女にまで優しくする俺さんも大好きよ…けど誰にも渡したくない、あの女にも、あの女にも、あの女にも!」
ザクッ
ミーナ「私だけの俺さん、私だけ見ていて?すぐに私達の邪魔をするものを消すから」
ミーナ「本当にごめんなさい…本当は俺さんを傷つけたくなんてなかったの。痛いわよね?辛いわよね?」
ザクッ
ミーナ「俺さん、少しだけ辛抱していて?すぐに終わらせて宮藤さんを呼んでくるから……邪魔者が居なくなったらゆっくり愛しあいましょ?」
俺「……ミー…ナ……」
ミーナ「俺さん、死んじゃ嫌よ?少しだけ頑張って頂戴。私も頑張るから……俺さん愛しているわ……ちゅっ」
俺「…………7発。ヤバイのは2発か……這うぐらいならいけるか……ぐぅ……」
ズルズル……
俺「…へ…やの………外……・…・…でなきゃ……」
俺「ミーナを……と……め………ないと………血…です………ぎか…………」
坂本「今さっき銃声がしたが……俺!?大丈夫か!?何があった!」
俺「……ナを……め…い…と……」
坂本「宮藤!宮藤!!!!」
宮藤「どうしたんですか坂本さーん」
坂本「緊急事態だ!早くこっちへ来い!」
宮藤「はっ、はいっ!!って俺少佐!?!?どどどどどうしてこんなに血まみれ……血の池じゃないですか!?」
坂本「そんな事はどうでもいい!宮藤、早く治療を!」
宮藤「え、あ、はい!!!」
俺「そ・・・こと・・・そこ・・・を・・・さい・・しょに・・・」
宮藤「わかりました!絶対に治して見せますから俺少佐、気を確かに!」
俺「さか・・・も・・・としょう・・・さ。ミー………ナ…を……止め……」
坂本「ミーナがどうしたというんだ?……まさかこれはミーナがしたというのか!?何故俺を!」
俺「あと・・・でせつめ・・・いし・・・ます・・・・・・いま・・・は…ミーナを……止め…てくだ・・・さ・・・い」
坂本「……わかった。まずはミーナを探して何かしようとしているのを止めればいいのだな」
俺「(コクッ」
坂本「しかし……ミーナがどうしてこんなことを……俺、ミーナの行き先に心辺りはないか?」
俺「……リー。シャー…リー」
坂本「シャーリー?シャーリーの所か。宮藤、お前はそのまま俺の治療をしてくれ」
リーネ「坂本少佐、急によしかちゃんを呼んでどうしたんですか?」
ペリーヌ「俺少佐もいるようですけど?」
リーネ・ペリーヌ「!?」
坂本「見るな!リーネは急いでバルクホルンとハルトマンをここへ呼んできてくれ!ペリーヌはシャーリーの所へいってミーナが来たら逃げるように言うんだ!緊急事態だ、急げ!」
リーネ・ペリーヌ「了解!」
数十秒後
バルクホルン「坂本少佐、緊急事態とはどうした!」
エーリカ「一体どうしたのー?」
坂本「俺がミーナにめった刺しにされた……」
バルクホルン・エーリカ「!?」
坂本「理由は不明だが、次はシャーリーを狙っているらしい。何としても止めなくてはならない」
バルクホルン「ミーナがそんなことを?しかも俺相手にか?」
エーリカ「最近ちょっとミーナおかしなところがあったから…本当なのかも」
坂本「今は一刻を争う。シャーリーを見つけ次第、ミーナから逃げるように伝えてくれ」
バルクホルン「了解だ。行くぞハルトマン!」
エーリカ「一大事だ一大事だー」
坂本「宮藤、私もミーナを探しに行く。このまま俺の治療を続けて、治療が終わったらお前も探すのを手伝ってくれ」
宮藤「わかりました坂本さん!坂本さんもお気をつけて!」
俺「…宮藤……軍曹、残りの部分は…傷を軽く塞ぐ程度でいい……」
宮藤「けど!」
俺「大丈夫だ…さっきの2か所・・・以外は致命傷ではない……宮藤軍曹も……ミーナをさがし…てくれ」
宮藤「わかりました。俺さんはここでじっとしていてください。ミーナさんを見つけて止めた後また治療します」
俺「ああ…頼む」
俺「…これでコレ以上血は流れないか。私行かないと……私が止めてやらないと……」
ハンガー
シャーリー「ハァ?何言ってるんだ?ミーナ中佐がそんな事をするわけないだろー」
ペリーヌ「嘘ではありませんわ!坂本少佐がシャーリー大尉に伝えるようにとおっしゃったんですもの」
ルッキーニ「うじゅー、ペリーヌがおかしくなったー」
ペリーヌ「あの惨状を見ていないからそんな事をいえるんですわ!」
シャーリー「坂本少佐がねー……ならそうなのかなー」
ペリーヌ「そんなのんきな事を言ってる場合ではありませんわ!狂ったミーナ中佐が来るかもしれないんです、早くできるだけ多くの人数と合流して……」
シャーリー「ミーナ中佐がねー…でも私達はウィッチだぞー?シールドもはれるしミーナ中佐の魔法だってあたしたちを傷つけられるようなものじゃないだろー」
ルッキーニ「そうだよ、シャーリーは強いからミーナ中佐が襲ってきてもかえりうちだもん」
シャーリー「あははは。大丈夫さー。けど中佐があたしをねー……まずい。これはまずいぞ!?」
ペリーヌ「どうしましたの?」
シャーリー「ペリーヌ、急いで坂本少佐の所へ走ってくれ。あたし以外にももう1人ターゲットになる可能性がある!」
ペリーヌ「はっ、はいっ」
シャーリー「あたしよりもアリーセが危ない!」
最終更新:2011年08月12日 01:43