廊下
宮藤「坂本さん、本当にミーナ中佐が俺少佐をあんな……」
坂本「まだわからん。だが本当ならミーナを止めてやらなくてはならん。俺のためにも、ミーナのためにも」
バルクホルン「少佐!」
坂本「バルクホルンか!そっちはどうだ!」
バルクホルン「何処にも見当たらない」
坂本「居住区内に居ないという事は……格納庫か!」
宮藤「ここにいないならシャーリーさんならそこに居るとおもいます!」
坂本「よし、格納庫へ急ぐぞ!」
ペリーヌ「さーかーもーとー少佐ーーー」
坂本「どうしたペリーヌ、そんなに慌てて」
ペリーヌ「シャーリーさんが坂本少佐にこう伝えろと…かくかくしかじか」
坂本「なにっ、アリーセが危ない!?……成程、ミーナの狙いは俺の側に居る女性。それが子供でもか……」
宮藤「アリーセちゃんなら今日はサーニャちゃん達と一緒に居るはずです」
坂本「でかした宮藤!格納庫でなくサーニャの部屋へ行くぞ!」
格納庫
俺「……ハァ…………ハァ。ミーナは狂っちゃいない……あれは……確かどこかで聞いたことがある。
スオムスか何処かで以前あったネウロイによる洗脳か……?
しかし聞いた時とは微妙に違うようだったが……しかしどうであれアレが必要になるな」
俺「……待ってろよミーナ…………」
廊下
ミーナ「うふふ、一体シャーリーさんは何処にいるのかしら♪誰かに知られる前に始末しなきゃいけないのに♪」
ミーナ「見つけたらどうしようかしら……そうね、俺さんと約束した手料理の材料になってもらいましょう。
丁度いいわね。お肉も柔らかそうだし脂肪も十分乗っているし……そうね、ハンバーグにしたら美味しそう」
ミーナ「上手に作れたら、俺さんは喜んでくれるかしら?美味しいって言ってくれるかしら♪」
ミーナ「うふふ、本当に何処にいっちゃったのかしら」
ミーナ「でもシャーリーさんの事だから少しは抵抗してくるわよね……でもきっとそれは愛の試練だわ。俺さん、私頑張るわね」
ミーナ「シャーリーさんを始末し終わったらようやく私と俺さんを邪魔するものが居なく…ならないわね。そういえばもう1人居たわね」
ミーナ「シャーリーさんの前にアリーセちゃんから消しちゃいましょう。シャーリーさんより楽そうだし、どこにいるのかしら?」
ミーナ「アリーセちゃんどこかしらー?でていらっしゃい?私と少し遊びましょう?」
ミーナ「いないわね…この部屋かしら?」
バンッ
ミーナ「外れね。じゃあそこの部屋かしら?」
バンッ
ミーナ「ここも居ない……一体今日は誰と一緒に寝ているのかしらね。ここかしら?」
バンッ
ミーナ「ここも外れ……仕方ないわね……空間把握、本当にコレが使えて助かるわ」
ミーナ「みーつけた♪あそこに居るみたいね……美緒達もどうやら気づいてしまったみたいだし私も急がないといけないわね…」
サーニャの部屋
ドンッ
シャーリー「アリーセ!」
娘「?」
エイラ「な、ナンダヨ急にー。そんなにあわててどうしたんだー?」
サーニャ「…シャーり大尉、どうしたんですか?」
シャーリー「説明は後だ!急いでアリーセを安全な、みんなの場所へ連れていかないと」
エイラ「何か悪い予感がするぞ……タロットタロット……」
サーニャ「エイラ、占いなんてしている場合じゃないわ理由はわからないけど急ぎましょう?」
ミーナ「…………みーつけた♪」
シャーリー「遅かったか!」
ミーナ「これは好都合ね、二人とも一緒だなんて探す手間が省けたわ」
エイラ「一体どういうことだよ、説明しろー!」
ミーナ「エイラさん?少し黙っていてくれるかしら?(ニコッ」
サーニャ「エイラ……ミーナ中佐の手に持ってるもの…」
エイラ「うっ……血まみれの包丁…?」
サーニャ「エイラ……怖い」
エイラ「だ、大丈夫なんダナ。サーニャは私がまも、まもっ…まもるんだー……」
シャーリー「ついでにアリーセも守ってやれよ?けど一体ミーナ中佐どうしちまったんだよー」
ミーナ「どうもしていないわよ?ちょっと俺さんに付く悪い虫を駆除しに来ただけよ?シャーリーさん、大人しく消えて頂戴?」
シャーリー「…悪い虫ね。ミーナ中佐本当にどうしちまったのさ!」
ミーナ「どうしたもなにも…あなたが悪いのよ!私の俺さんに近づいて、誑かそうとして……許せないわ!」
シャーリー「落ち着いてくれよミーナ中佐!あたしは俺を誑かそうとしたわけじゃないさ!」
ミーナ「誑かそうとしてるじゃない!一緒にデートに出かけたり、一緒に寝たり……アリーセちゃんの面倒をみてアピールしたり……ブツブツブツブツ」
シャーリー「ミーナ中佐……確かにあたしはそんな事をしたかもしれないけど……あたしじゃダメだったんだよ。俺のほうから手すら出してくれなかった」
ミーナ「そうなの……シャーリーさんあなたも……。けど関係ないわ?俺さんに近づく女は私が消すと決めたの、あなたも、その子も邪魔なの!一番邪魔なのはその子だけど……その子のせいで!」
タンッ
エイラ「危ないなー!当たったらどうするんだよー」
サーニャ「アリーセちゃん、大丈夫?怪我はない?」
娘「うん……でもミーナおねえちゃん、どうしちゃったの?」
エイラ「わけがわかんないよー」
シャーリー「ミーナ中佐何をしているのかわかってるのか!アリーセを手にかけたりしたらそれこそ俺はミーナ中佐から離れていくぞ?」
ミーナ「ふふ…大丈夫よ?その時の事はもう考えてあるから。一応もう1丁持ってきておいたけど…やっぱり銃はダメね」
タンッ タンッ タンッ タンッ
サーニャ「あぶないっ」
エイラ「たすかったー」
ミーナ「本当にシールドが張れるウィッチは厄介だわ」
シャーリー「そうだぞ。幸いここにはウィッチが3人もいるんだ。じきに今の銃声を聞いて坂本少佐達もかけつけるぞ?」
ミーナ「そうね……ならやっぱりコレにするわ」
ブンッ
キィィンッ!
シャーリー「くそっ、包丁かよ……」
ミーナ「スパナで防ぐなんて…シャーリーさんらしいわね。けどそんな小さなスパナでいつまで防ぎきれるかしら?」
シャーリー「そいつはどうも。けどこいつがあれば十分さ!」
キンキンキンッ
ミーナ「しつこいわね……大人しく諦めなさい?」
シャーリー「あいにく諦めがわるくってね…痛っ」
ミーナ「大人しく刺されておけばそんなに傷だらけにならないで済んだのに…」
シャーリー「まだまだこんなもの俺が受けたものに比べたら…!」
ミーナ「そんなにボロボロになってよく言うわ?おとなしくしていれば楽にしてあげるわよ?」
シャーリー「それはお断りだね」
ミーナ「そう……できる限り痛くしないであげたのに残念ね」
シャーリー「嘘だろ?そんな目をしていたらバレバレさ。明らかに楽には死なせないって目だ」
ミーナ「あらいけない私ったら……そうね…ならもっと痛くしてあげる…………」
ミーナ「 死ね…死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ
死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ死ねっ!」
シャーリー「くそっ、さばききれない……」
ミーナ「おとなしく死になさい?」
シャーリー「……ここまでか」
キィィィィンッ!
ミーナ「!?」
坂本「大丈夫かシャーリ。遅くなって済まなかった」
シャーリー「坂本少佐助かったよ…もう少し遅かったらあの世行きだったよ」
ミーナ「あら美緒。…時間をかけすぎてしまったみたいね」
バルクホルン「ミーナ、お前は何をやっているのか分かっているのか!」
ミーナ「わかっているつもりよ?」
坂本「そこまでだミーナ!言いたいことは後からゆっくり聞いてやろう……だから今は少しおとなしく眠っていてもらうぞ!」
ミーナ「仕方ないわね……」
坂本「すまないがそれ相当のダメージは覚悟してもらう!」
キィィィィンッ!
ミーナ「それ相当?何の事をいっているのかしら」
坂本「馬鹿な!私の攻撃を…烈風丸を包丁で受け止めただと!?」
サーニャ「坂本少佐気を付けてください、ネウロイの反応が…ミーナ中佐からです!?」
「ナ、ナンダッテー!?(AA略)」
バルクホルン「サーニャ、間違いなくネウロイの反応なのか?」
サーニャ「はい、間違いありません」
エーリカ「トゥルーデ見て!ミーナの持ってる包丁!」
バルクホルン「あれは…ネウロイ化しているだと!?しかもあの赤い光はネウロイのビームが包丁を包んでいるというのか」
坂本「だから烈風丸を受け止める事が出来たのか」
ネウミーナ「…ばれちゃったわね」
リーネ「ミーナさんの胸の辺り、前に基地内に忍び込んできた・・・その、むしネウロイ…が///」
宮藤「ほんとうだ…何だかモゾモゾした感じを思い出しちゃうね…///」
ペリーヌ「…///」
ネウミーナ「撃ちぬこうとしても無駄よ?シールドがあるもの。シールドを抜いたり切りつけたりしても…その後はどうなるかわかるわよね?丁度心臓付近よね、ここ」
バルクホルン「くっ・・・!」
ネウミーナ「それに私はただ単にこの人間の望みを叶えてあげようとしているだけよ?大分歪ませてだけど♪」
坂本「まさかミーナがネウロイに洗脳…いや、乗っ取られていたとは……」
宮藤「けど、何時の間にでしょうか。あのネウロイだって倒したはずですよ?」
ネウミーナ「確かに私はあの時この人間に潰され砕け散った…はずだった。けどコアの一部が奇跡的に消滅せずに残ったのよ。そしてこの人間に寄生してコアの修復に励んだわ。大分時間がかかってしまったけど」
シャーリー「あの時の虫か!」
ルッキーニ「むしー!あたしのとこにかえってきたー!」
「えええええええ!?」
ネウミーナ「あの時の恨みをここで晴らさせてもらうわね」
坂本「どうすればいい…下手に攻撃をしたらミーナを傷つけてしまう」
宮藤「坂本さん!あのネウロイから放たれるビームは威力こそ低いけどずっとはシールドがもちませんよ!?」
ネウミーナ「攻撃してもいいのよ?無駄でしょうけど」
バルクホルン「ミーナすまないっ…これも部隊のタメだ!」
タンッ
ネウミーナ「そんな小銃じゃ無駄よ?私だってシールドを張れるんですもの」
バルクホルン「くそっ、何か。何か方法はないのか!」
…パリンッ!
ネウミーナ「シールドが破られたですって!?」
俺「ハァ……ハァ……」
カチャッ
坂本「俺少佐、休んでいろといったはずだ!」
バルクホルン「今こそ大きく外れたが、そんなもので撃って当たりでもしたら…ミーナの上半身が吹き飛ぶぞ!?」
俺「シールドを貫けそうな銃器がこのレールガンしか思いつかなかった……それに私の魔法を忘れたか?俺ならやれる、あのネウロイだけを撃ち抜く」
ネウミーナ「俺さんに撃てるんですか?まさか忘れたわけじゃないでしょう?また同じ事の繰り返しになるかもしれないわよ?」
俺「……」
ネウミーナ「やっぱりできないわよね?また自分の手で大事な人を殺してしまうかもしれないのに」
俺「……黙れ」
ネウミーナ「!?」
俺「次は、……今回は!」
シャーリー「けど大丈夫なのか?的が小さいうえにネウロイとミーナ中佐との距離が殆どないぞ!?」
俺「…大丈夫だ。ミーナには劣るものの、幸い私には空間を把握する能力や距離感には天性の才があるらしくてね」
ネウミーナ「なら撃ちなさい?ほら、早く撃ちなさい?やれるんでしょう?」
俺「くっ……」ガタガタ
ネウミーナ「ほら、やっぱりできないじゃない。その武器、厄介だから最初はあなたからにしましょう。あの時あなたは居なかったので恨みはないですけど、さようなら」
俺「!?」
シャーリー「俺ーーー!避けろーーー!」
娘「パパあぶない!!」
俺「……シールド?」
娘「パパ…大丈夫…?」
俺「ああ、大丈夫だ。しかし驚いた、何時の間に……」
ネウミーナ「まさかそんな!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!」
娘「パパはわたしがまもるんだもん!」
シャーリー「すげー……あのシールド、ビームを消滅させ……いや吸収してるのか?」
坂本「防御面はこれでいいとして……攻撃に転じれないのでは埒が明かない」
エーリカ「攻撃が止まったよ!」
ミーナ「……俺さん。私に構わず撃って頂戴」
俺「ミーナ、洗脳が解けたのか!?」
ミーナ「ネウロイが取り乱した時に洗脳が緩まったの……そう長くは持ちそうにないから早く!」
俺「…無理だ。私には打てなかった。やはりあの時の事を思い出して引鉄を引くことができなかった…」
ミーナ「俺さん、あなたならできるわ。あの時みたいにならないように今までいろいろしてきたんでしょう?私は俺さんを信じているわ。例えダメだったとしても私は何も恨まないわ」
俺「……」
ミーナ「だからお願い撃って。私を撃ちなさい、俺さん!」
俺「……ミーナ。安心してくれ、幸い痛みは感じずに死ねる、そして一人では逝かせない」
俺「シャーリー……もしもの時はアリーセを頼む」
シャーリー「ああ、任せてくれよ」
俺「ミーナありがとう。大切な事をわすれていたな。私はもう二度とあのような事は……ミーナ、後で言いたい事がある。その時はちゃんと話を聞いてくれよ?」
ミーナ「ええ、もちろんよ。俺さん、また後で会いましょう……」
ネウミーナ「ハァハァ……熱くなりすぎて人間ごときにコントロールを奪い返されるとはな、さあもう終わりにしようか」
俺「ああ、終わりにしよう」
カチャッ
ネウミーナ「さっきは撃てなかったじゃない!いいの?失敗したらこの人間も吹き飛ぶのよ!?」
俺「”失敗”したらな。悪いが失敗をする気など全くないんだ」
ネウミーナ「!?」
俺「選ばせてやる、ミーナを解放するか、消えてなくなるか」
ネウミーナ「やめなさい・・・やめて、やめてやめてやめてやめてやめて!!」
俺「終わりにしよう…Lv4ロックオン……」
ネウミーナ「何この本体に浮かび上がる魔法陣は……!何なのよこれは!」
俺「……Lv1プログラム。Lv4の弾道を強制変更……距離は丁度100。目標到達後120度回頭……窓から弾を外へ…」
ネウミーナ「お願い……やめて俺さん」
俺「……ネウロイが気安く私の名を呼ぶな。今からミーナから離れても無駄だぞ?今から撃つ弾は射程距離内ならお前をどこまでも追尾していく。秒速5900mの弾を振り切れるとは思わないがな」
俺「…………(グレーティア、私はここから新しいスタートを切ることにするよ)」
俺「……撃ち抜け!」
カチッ
……ドンッッ!
パリン……パリンッ!
ネウミーナ「馬鹿な……本体のみを撃ちぬくなんて……」
俺「だから失敗する気なんてないっていっただろう?」
ネウミーナ「人間を甘くみたせいか…………」
バタッ
俺「敵機殲滅……」
バタッ
ドクドクドク……
最終更新:2011年08月12日 01:42