あれから数か月後
俺「ヘルマァ!何回言えばわかるんだ人の話聞いているのか?」
ヘルマ「ごめんなさいであります。ごめんなさいであります!」
俺「謝ってる暇があるならとっととやれぇ!」
ヘルマ「ごめんなさいであります、ごめんなさいであります」
俺「ええい、追加で走り込み10km追加だ!」
ヘルマ「あんまりであります、あんまりでありますー」
俺「ハァ……筋はいいんだがなぁ」
ウィッチA「ヘルマちゃんまた俺大佐にしごかれてるみたいね」
ウィッチB「そうね。またヘマしちゃったもんねー」
ウィッチA「俺大佐に私も特訓してもらいたいなぁ。夜の」
ウィッチC「ヘルマちゃんは俺大佐のおきにだから仕方ないよー」
ウィッチB「俺大佐ってまさかロリコン……?」
ウィッチA「そんな事ないとおもうけど……」
ウィッチB「でも、ヘルマちゃんばっかりに構ってるよね」
ウィッチC「確かに……」
ガランド「気を付けろよ~。俺大佐はロリコンだからな」
ウィッチーズ「ガランド少将!?」
俺「ガランド少将!何訳の分からない事を吹き込んでいるんですか」
ガランド「ははは。冗談はさておき…俺大佐がヘルマを可愛がるのは娘が恋しいからだろうな」
ウィッチーズ「娘ぇ!?」
俺「そうか、言ってなかったな。5歳になる娘が一人いる。かれこれ数か月は会えていないが」
ウィッチーズ「ええええええ!?」
ウィッチA「娘が居るって…独り身だと思ってたわ」
ウィッチB「意外だわ…」
ウィッチC「信じられないわ」
ウィッチA「不倫…それもいいかもしれない」
ウィッチB「やめときなって」
ガランド「不倫もなにも俺大佐は今独り身だぞ?」
ウィッチA「チャンスね!」
俺「今は独り身だけが一応待たせている女性が居るんですが…」
ガランド「そうだったな、すまんすまん」
ウィッチA「ざんねーん」
ガランド「この部隊もそのうち公になるだろうからそれまでは我慢してくれよ?」
俺「ええ、それは分かっているつもりです」
俺「(かれこれここへ来て半年以上たつがミーナ達は元気にやっているだろうか…)」
ヘルマ「俺大佐、走り終わったであります。もう動けないであります……」
俺「今日もよくがんばったな(ナデナデ」
ヘルマ「明日も頑張るであります」
ウィッチA「そうよー。もっと頑張りなさい」
ウィッチB「私達位になれとはいわないけどもう少し頑張ってね」
ウィッチC「随分良くなってきたけどまだまだね」
ヘルマ「はいであります……」
ガランド「ははは。手厳しいな」
俺「ヘルマ、お前はまだ若いし焦らなくてもいい。カールスラント奪還作戦も近いがまだ時間はある」
ガランド「そうだ、もうすぐカールスラント奪還作戦が始まろうとしている。そこで我々第44戦闘団は公のものとなろう」
別の基地
ミーナ「トゥルーデ、フラウ。ついにあなたたちともお別れね」
バルクホルン「長い間一緒に戦ってきたからな。ミーナと離れ離れになるのは少々寂しいな」
エーリカ「そうだよー。このまま司令を続ければいいのに急に異動だなんてー」
ミーナ「仕方ないわ。ガランド少将の命令ですものきっと何かあるに違いないわ?それに私はもうすぐ飛ぶことはできなくなるから……」
バルクホルン「私もミーナの後にすぐ飛べなくなるのだろうな……ハルトマン、カールスラント奪還は任せたぞ」
エーリカ「うん、私達の故郷は必ず取り戻してみせるよ。だから二人は待っててよ」
ミーナ「ええ、そうさせてもらうわ」
バルクホルン「私はミーナの後を引き継ぐみたいだから暫くは覚悟しておけよ?」
エーリカ「うえー……」
ミーナ「それじゃあ二人とも、今まで楽しかったわ。また軍の作戦で一緒に行動することもあるでしょうし、カールスラントが奪還できたらそこでまた会いましょう」
バルクホルン「そうだな。約束だ」
エーリカ「なら頑張ってカールスラントを取り戻さなきゃ!」
バルクホルン「ミーナ、そういえばどこの部隊へ異動になるんだ?宮藤やリーネの居る所か?」
ミーナ「第44戦闘団みたいね。でもこんな部隊聞いたことないわね」
バルクホルン「ああ、もしかしたら新設される部隊なのかもしれないな。第501統合戦闘航空団の設立に関わっていたから召集されるのかもしれないぞ」
ミーナ「ガランド少将の事だからそうかもしれないわね」
バルクホルン「落ち着いたら手紙を書こう」
エーリカ「私も書いて送るよー」
ミーナ「そうね、私も向こうへ着いたら書かせてもらうわ」
バルクホルン「アリーセも連れていくのか?」
娘「そうだよ~。ミーナママといっしょにいくのー」
バルクホルン「こんな前線に居るよりは全然マシだろうな。しかし俺は何をやっているんだ」
エーリカ「結局半年以上たつのに音佐太すらなかったよね……」
ミーナ「本当にどうしてしまったのかしら……」
娘「ぱぱいそがしいのかな……」
ミーナ「大丈夫よ。きっとまたそのうちひょっこり帰ってくるわよ」
娘「うん!」
バルクホルン「我々も俺を見たらミーナやアリーセに連絡を入れよう」
エーリカ「むしろ縄で縛ってでも連れていくよー」
ミーナ「ええ、お願いね。それじゃあ行きましょうかアリーセちゃん」
娘「うん!トゥルーデお姉ちゃん、フラウお姉ちゃんまたね」
バルクホルン「道中気を付けるんだぞ」
エーリカ「またいつか会おうねー」
数日後:第44戦闘団基地
俺「司令補佐が来るですって?」
ガランド「ああ、私もまだ忙しい身だから俺大佐に全てを任せてしまっているだろう?司令代理と戦闘隊長の兼任も辛いとおもってな、手配しておいた」
俺「それはありがたい。どんな人が来るんです?」
ガランド「それは秘密だ。ただ元ウィッチだから色々と都合はいいだろう」
俺「そうですか。これでようやく少しは楽になりそうだ」
ガランド「大分楽になる。司令業を全部丸投げしても大丈夫かもしれないからな」
俺「それはいいですね。もしそうなら本業に専念できそうだ」
ガランド「ああ、明日か明後日には到着はずだから楽しみにしているといい」
俺「そうさせて貰いますよ」
ガランド「少々驚くかもしれないがね」
俺「?」
ガランド「気にしないでくれ。独り言だ」
俺「そうですか。ガランド少将は今日もまたこれから?」
ガランド「いや、2-3日はこっちの仕事をするつもりだ。というわけだ、明日からは数日本業へ戻ってもらっていい」
俺「了解。明日より数日本業へ戻らせてもらいます。あいつらたるんでなければいいが…」
ガランド「小うるさいヘルマがいるから大丈夫だろうさ」
俺「確かにそうかもしれませんね」
2日後・第44戦闘団基地
ミーナ「ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐、ただ今到着いたしました」
ガランド「ミーナ久しぶりだな。急に異動させてしまってすまなかった。そっちは俺大佐の娘だな?」
娘「アリーセです。よろしくおねがいします」
ガランド「流石俺大佐の娘だ。ちゃんと挨拶できるみたいだな」
ミーナ「俺さんは大佐になられたんですか?」
ガランド「ああ、オペレーション・マルスの後に銃殺刑か大佐に昇進して馬車馬の如く働くかを選ばせた」
ミーナ「なら俺さんは無事なんですね?」
ガランド「ああ、無事だとも。今もしっかりと私の代わりに働いてくれているよ」
ミーナ「けど、無事ならなぜ連絡をくれなかったのでしょうか」
ガランド「俺大佐には少し重要な任務に就いてもらっているからな。機密保持のために外部との接触は禁止だったのだよ」
ミーナ「そうだったんですか…けど俺さんが無事という事がわかっただけでも…」
娘「パパは元気なのかな」
ガランド「ああ、君のパパは今も元気にやっているよ」
ガランド「ミーナをここへ呼んだのは司令補佐及び司令代理補佐を頼みたかったからだ」
ミーナ「司令補佐と司令代理補佐ですか?」
ガランド「ああ、実質司令代理補佐だ。私は殆どここへ来ることがないからここの戦闘隊長に司令代理も押し付けている」
ガランド「カールスラント奪還作戦も近づいているからそろそろ本業に専念させてやりたくてね。基地の司令経験があるミーナを呼んだ訳だ。補佐とは言うが実質司令業務を全て丸投げだ」
ミーナ「了解しました。私でできることならやらせて頂きます」
ガランド「そういってくれると思ったよ。戦闘隊長は今訓練に出ているはずだから戻ってきたら紹介しよう」
ミーナ「戦闘隊長と司令代理を兼任されているならさぞ立派な方なんでしょうね」
ガランド「ああ、よくやってくれているよ」
ミーナ「お会いするのが楽しみです」
ガランド「ああ、楽しみにしていてくれ。きっと驚くぞ」
上空
俺「よし、みんないい仕上がりみたいだな。奪還作戦も近い。これからは毎日飛んで更に練度を上げていくぞ」
ウィッチ達「了解!」
ウィッチA「今日はヘルマちゃんもいい動きしていたわよ」
ヘルマ「特訓の成果が出たであります!」
俺「随分私の特訓を頑張ってきたからな…できてあたりまえだ」
ウィッチB「そういえば今日ですよね。司令補佐という名の司令がくるのって」
ウィッチC「どんな人なんだろう」
俺「私も元ウィッチとしか聞いていないな。帰ったら会えるんだその時どんな人か分かるだろう」
第44戦闘団基地
ガランド「ウィッチ達が帰ってきたみたいだな」
ミーナ「凄い、ここのウィッチ達はみんなジェットストライカーを使っているんですね」
ガランド「ああ、この第44戦闘団はジェットストライカーを始めとする最新鋭装備を運用する部隊となっている。そのせいもあってまだ公には発表していないがね」
ガチャッ
俺「ガランド少将、お呼びでしょうか」
ガランド「ああ、お呼びだ。俺大佐、ついに司令補佐が到着した」
ミーナ「…………!?」
娘「パパーーーーーー!」
俺「アリーセ!?久しぶりだな、元気にしていたか?連絡してやれなくてごめんな、寂しくなかったか?」
娘「うん、さみしかったけどミーナママやトゥルーデおねえちゃんやフラウおねえちゃんもいっしょだったからがまんできたよ」
俺「そうかそうか。けど、どうしてアリーセがここに居るんだ?」
娘「ええとね。ミーナママといっしょにきたんだよ?」
俺「ミーナと一緒に!?」
ミーナ「……」
俺「……」
ガランド「彼女が今度新しく司令補佐及び司令代理補佐を務めるミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐だ(ニヤニヤ」
俺「ミーナ……」
ミーナ「俺さん……」
ギュッ
俺「ミーナ、どうしてここへ?」
ミーナ「あがりを迎えた後、急にここの司令補佐を任される事になったの」
ガランド「だから私が無理やり引き抜いた」
俺「ガランド少将……」
ガランド「おっと、勘違いするなよ?有能な司令を確保しておきたかっただけだからな?」
ミーナ「でも俺さんにようやくあえてよかった……まさかここに居たなんて思わなかったわ」
俺「私もカールスラントを奪還するまでは会えないと思っていたよ……ミーナにもアリーセにも」
娘「パパーわたしも、わたしもいるよー!」
俺「アリーセもよく来たね。ミーナは優しくしてくれていたかい?」
娘「うん!本当のママみたいだったよ」
俺「そうかそうか。よかったなー」
娘「うん!」
ガランド「おほん。いつまでそうやって抱き合っているつもりだ?」
俺「すみませんついね…」
ミーナ「申し訳ございませんガランド少将」
ガランド「ま、わからんでもないがな。それではミーナ中佐、暫くは私や俺大佐の代わりにここの基地司令の代理を頼む」
ミーナ「司令代理をですか!?確か司令補佐の為にここへ異動になったはずですが」
ガランド「私も忙しい身だ、俺大佐だってカールスラント奪還作戦が間近の為に忙しくて司令代理をやる暇がない」
ミーナ「まさか最初からそのつもりで……」
ガランド「そういう事だ。第501統合戦闘航空団司令を務めたミーナ中佐なら何ら問題はないだろう?」
俺「ネウロイとの戦闘や作戦に関しては私が全て請け負うから以前よりは楽だと思うぞ?」
ミーナ「わかりました。司令代理の任務お受けします」
ガランド「そういってくれると思ったよ。詳しい事は俺大佐から聞くといい。私はこれからまた上と会議だ。暫くは戻れないから2人とも頼んだぞ」
俺「了解」
ミーナ「了解しました」
ガランド「そうそう俺大佐言い忘れた事がある」
俺「何でしょう」
ガランド「羽目を外しすぎるなよ?物事には順序があることをまた忘れないようにな。大事な作戦前なんだ、ミーナを使えないような事にはするなよ?」
俺「こりゃ手厳しい。俺ももう昔みたいなガキじゃないので大丈夫ですよ」
ガランド「そうだったな。それでは頼んだぞ」
俺「本当に久しぶりだなミーナ」
ミーナ「ええ、本当よ。何か月ぶりかしら」
俺「10か月ぶり位か…本当に長かった」
ミーナ「ええ。でもこうやってまた会う事が出来た、私はそれだけでも満足よ」
俺「そういえば、まだあの時、言おうとしたことが言えていなかったな…」
ミーナ「そういえば、何を言おうとしていたのかしら?」
俺「それはだな……」
「押さないでくださいであります。」
「ちょっとヘルマちゃん、もう少しずれてよ見えないじゃない」
「あの女の人誰かしら……小さな子供もいるみたいだけど」
「何よあの女!俺大佐と親しげに話しちゃったりして!」
「押さないでくださいであります、もうダメであります!」
ガタッ…バターン
俺「ん?どうしたお前たち」
ヘルマ「違うであります、違うであります。覗き見なんてしてないであります」
ウィッチB「ちょっとヘルマちゃん、覗きって言っちゃだめじゃない」
ヘルマ「そうでありました。たまたま近くを通っただけであります」
俺「別に覗かなくたって夕食辺りで紹介するつもりだったのだがな。こちらは基地司令及び基地司令代理補佐としてこの第44戦闘団に配属されたミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐だ」
ミーナ「はじめまして。今日からここの基地司令及び基地司令代理補佐をするつもりだったんですが基地司令代理を務めることになったミーナ・ディートリンデ・ヴィルケです。よろしくお願いしますね」
俺「ということだ。これからはミーナ中佐が司令を務め、私は本来の戦闘隊長の役職に専念することになる」
ウィッチ達「はぁ~い」
ヘルマ「まさか新しく来る人がミーナ中佐だとは思わなかったであります」
ミーナ「あなたは確かヘルマさんだったわね」
ヘルマ「覚えていてくれたでありますか!感激であります」
ミーナ「ええ、忘れもしないわ。あの時は大変だったわね」
ヘルマ「はい。けどみんな無事でよかったであります」
俺「なんだ、ミーナとヘルマは知り合いだったのか」
ミーナ「ええ。以前に少しね」 キミ空参照
ウィッチA[で、あの子供は誰かしら」
娘「えっと、アリーセです。よろしくね」
ウィッチB「可愛いわね~。ミーナ中佐の子供かしら」
ウィッチC「それはないはずよ?」
俺「それは私の娘だ。もし虐めてでもしてみろ?どうなるかはわかっているな?」
ウィッチA[…蜂の巣になるわね」
ウィッチB「虐める訳ないじゃないですか~」
ウィッチC「お持ち帰りしたい位なのに~」
ヘルマ「よろしくであります、アリーセちゃん」
娘「よろしくねおねえちゃん!」
ヘルマ「お姉ちゃんでありますか!?」
娘「うん!」
ミーナ「どうやらヘルマさんが気に入ったみたいね」
俺「そのようだな。ヘルマ、私が忙しい時は娘の面倒を頼んだぞ」
ヘルマ「了解であります!」
俺「というわけだ。私とミーナは基地の事などでまだ話が長くなりそうだから娘の面倒を見ていてくれないか?」
ヘルマ「了解であります!いくでありますアリーセちゃん」
娘「うん!」
ウィッチA「基地を案内してあげましょう?」
ウィッチB「そうね、迷子になったら大変ですものね」
ウィッチC「一緒に行きましょう?」
俺「コレで少しは静かになるな」
ミーナ「お仕事の話なんてする気はないんでしょう?」
俺「まあな」
俺「ただ二人きりになりたかっただけさ」
ミーナ「もう、悪い人ね」
俺「ミーナだって今は二人きりのほうがいいだろう?」
ミーナ「それはそうだけど……」
俺「それに他の人が見てたら恥ずかしくて伝えようとしていた事が伝えられないさ」
ミーナ「そんなに恥ずかしい事を言うつもり?」
俺「まあな」
俺「アリーセの言葉で再度決心したよ。ミーナ、アリーセの母親になってもらえないだろうか?」
ミーナ「アリーセちゃんの母親に…それって…!?」
俺「こんな子持ちでバツイチな私とだが…結婚してはくれないだろうか」
ミーナ「」
俺「……やっぱりこんな奴とはダメだったか」
ミーナ「いいえ、そんな事ないわ。こっちこそ本当に私でいいのかしら?俺さんを刺したりしたこともあるのに…」
俺「そんな事いったら、私だって一度ミーナを捨てたこともあるだろう?もういちど言おう。ミーナ、私と結婚してくれ」
ミーナ「はい」
ガターン
ヘルマ「…痛いであります」
俺「ヘルマ!?」
ヘルマ「な、何も聞いてないであります。聞いてないであります!」
俺「どうしてそこに居たんだ?怒ってないから言いなさい」
ヘルマ「忘れ物を取りに来たら大事な話をしていたみたいなのでつい…」
娘「パパー!ミーナおねえちゃんが本物のママになるのー?」
俺「ああ。まだ先になると思うが、そのうちにな」
ミーナ「けどアリーセちゃん、もう本当のお母さんだと思って接してくれてもいいのよ」
娘「うん!」
ヘルマ「おめでとうであります!みんなに言ってくるであります!」
俺「待て、ヘルマ!言いふらすな!……行ってしまったか」
ミーナ「着任早々大変な事になりそうね」
俺「そうだ、後コレも渡しておかないといけないな」
ミーナ「この箱何かしら」
俺「開けても構わないよ」
ミーナ「この指輪、前に俺さんと買い物へ行ったときの…」
俺「本当はすぐに渡すつもりだったんだが色々ありすぎたせいで今になってしまったよ」
ミーナ「ありがとう俺さん。そしてこれからよろしくお願いします」
俺「こっちこそよろしくミーナ。届出はカールスラントを奪還してからになるがいいか?」
ミーナ「ええ、構わないわよ。」
俺「今は浮かれている場合ではないんだ、それだけは分かってくれるかい」
ミーナ「ええ、それは私も同じよ。だってネウロイから私の、俺さんの故郷を取り戻すための作戦なんですもの…」
俺「ああ。必ずこの手でカールスラントからネウロイを1匹残らず仕留めてみせる。俺達の故郷を取り戻してみせる」
ミーナ「私はもう前線に出ることはできないからお願いね…」
俺「任せておけ。カールスラントを取り戻したら大々的に結婚式を挙げようか。トゥルーデや坂本少佐達も呼んでね」
ミーナ「楽しみにしてるわね」
そして数か月後
俺「ついにこの日が来たか…もう一度確認しますが本気なのですね、ガランド中将」
ガランド「ああ、本気だとも。我が故郷カールスラント…私も一匹でも多くのネウロイを倒してみせるさ」
俺「止めても無駄なのはわかっていますが、無茶だけはしないでくださいよ?シールドだって張れないんですからね」
ガランド「ああ、わかっているさ。だがこの完成したMe262ならばネウロイなど恐るに足りん!」
俺「確に。以前使っていた物よりも遥かに良くなった」
ガランド「このカールスラント奪還作戦は我々第44戦闘団の活躍にかかっているからな?」
俺「というわけだ、お前らびびってないだろうな!」
ヘルマ「びびってないであります!びびってないであります!」
ウィッチA「もちろんよ。この数か月自分の手足のようにコレを使えるようになる為に厳しい訓練をしてきたんですもの」
ウィッチB「私達だってエース級のウィッチなんですよー?心配しないでも大丈夫でーす」
ウィッチC「そうですよ。俺大佐もガランド中将も私達の足を引っ張らないでくださいね」
俺「言うようになったな」
ガランド「俺大佐も無理はしなくてもいいんだぞ?ここで怪我でもされたらミーナに何を言われるかわかりゃしない」
俺「ガランド中将、大丈夫ですよ。俺は無事にミーナの所へ戻るって約束しましたので。それに、この戦いが終わってカールスラントを奪還できたら結婚だってするんですから」
ガランド「俺大佐……それは言っちゃいけないワードが大量に…」
俺「?」
ヘルマ「死亡フラグがびんびんであります…」
俺「死亡フラグなんてネウロイごとこいつで撃ち抜くまでだ」
ウィッチA[俺大佐~。そんなに武器を積んで重くないんですか?」
ウィッチB「レールガンを一体何本装備すれば気が済むんですか」
ウィッチC「ひーふーみー……12門のレールガンとかばかげてます」
俺「この位ないと長時間戦えないからな。それにせっかくうちの技術屋達が頑張ってくれたんだ。使ってやらないとな」
ガランド「さて、おしゃべりはこの位にしよう。……全軍に次ぐ、カールスラント奪還作戦をこれより開始する」
俺「というわけだ。私達第44戦闘団の力を、新鋭装備の力を見せつけてやるぞ!他の戦闘団に遅れを取るなよ!」
「了解!」
地上・作戦本部
ミーナ「ついに始まってしまったわね…俺さんどうかご無事で」
バルクホルン「ミーナ!ミーナじゃないか!」
ミーナ「トゥルーデ!どうしてここに?噂だとまだ前線で戦っていたと聞いたけど」
バルクホルン「この間、ハルトマンに全てを託して前線から身を引くことにしたんだ」
ミーナ「そう、フラウは頑張っているのね」
バルクホルン「ああ、今回の作戦も私やミーナ、俺大佐の為に頑張ると意気込んでいたぞ」
ミーナ「俺さんも前線に出ているからもしかしたらフラウと遭遇するかもしれないわね」
バルクホルン「何、まだ俺大佐は戦っていたのか」
娘「パパは強いからネウロイをみんなやっつけちゃうよ!」
バルクホルン「アリーセもここまで来ていたのか」
娘「うん。パパにがんばれーっていいにいっしょにきてたの」
バルクホルン「そうか……となれば後は作戦が成功するのを祈るしかないな」
ミーナ「ええ……きっと無事に作戦は成功するわ。そんな気がするの」
カールスラント
ガラント「よし、一機撃墜!悪いな、今回の勝負は勝たせてもらおうか」
ヘルマ「やったであります!こっちも一機撃墜であります」
ウィッチA「私達もネウロイをぶっとばすわよ~」
ウィッチB「ええ、一機でも多く!」
ウィッチC「けど、本当にネウロイだらけね……」
俺「……だが私達はそのネウロイを全て倒し、カールスラントを取り戻さねばならない。もたもたしていられないぞ?」
俺「さて…全レールガンのチャージ完了。邪魔な大型には小型共々退場願おうか」
俺「Lv5マルチロック!全大型ネウロイをロックオン……Lv1プログラム、大型までの道筋の小型をできる限り潰せるルートを見極めろ…」
俺「ネウロイ、悪いが故郷を返してもらうぞ……!」
俺「消え失せろ。ヘッジホッグフレア!」
エピローグへ続く
最終更新:2011年07月09日 20:17