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父と子の6話「ロマーニャで」

おれが1945年に転移してきたから十数日後

おれ「・・・・・・」(フラフラ)

シャーリー「おーいおれー・・・朝っぱらからそんなにボロボロで大丈夫か?」

おれ「大丈夫です・・・」

坂本「大丈夫と言ってもそうは見えないが・・・また俺にしごかれたみたいだな。そろそろ俺にいい加減もう少しやり方を考えろと言ってやるか」

シャーリー「そうしたほうがいいかもしれないなー。最近おれがボロボロじゃなかった所なんて見たことないぜ」

おれ「本当に大丈夫ですから心配しないで、母さんにシャーリーさん」

坂本「おれが私のことを母だと思っていてくれているならなおさら私は止めなくてはならないな。」

俺「おー、みんなそろって何やってるんだ?」

坂本「丁度いいところに来た・・・俺、そろそろいい加減にやり方を変えろ!おれを見て何も思わないのか?」

俺「何を思うっていうんだ?昔の俺を見ているようなだけで特に何も思わないな。それに美緒ちゃんにはこの間言ったろう?俺は俺が今までしてきた方法でやるってね」

シャーリー「自分がそれで成功したからって他の奴も同じ方法で成功するわけじゃないとおもうぜー?」

俺「大丈夫さ。おれは俺の息子なんだ・・・この方法でいい。前に比べて随分マシにもなってきたからな」

おれ「父さんの言うとおりです。おれも今の方法で大丈夫ですから・・・」

坂本「おれがそう言うなら無理には止めないが・・・」

シャーリー「なら限界だとおもったら無理にでも止めればいいさー」

俺「何言ってるんだ。限界が来てからが大事なんだよ全く・・・けどそろそろ修行漬けってのもダメだし息抜きが必要だな」

坂本「息抜きか・・・ロマーニャの町にでも息抜きに行かせてみるか」

シャーリー「それならあたしが送っていってやるよ。ロマーニャに行く予定もあったしね」

俺「それじゃ俺も。ちょっと買い物があんだよ」

坂本「おれも一緒に行ってくるといい。ゆっくり羽を伸ばす事も必要だ」

シャーリー「そういうことだよ一緒に行こう。けどそんなボロボロの状態で連れていくワケにもいかないし、一旦シャワーを浴びて着替えてこいよー?」

おれ「はいそうします」

ミーナ「あら、みんなでロマーニャへ行くのね?」

坂本「そこの3人が。だがな」

ミーナ「美緒も行ってきたらいいじゃない。親子水入らずでロマーニャの街でゆっくりしてらっしゃい」

坂本「親子水入らずと言ってもまだまだ先の事だぞ・・・?それに間違っても俺となんてそんなことになるとは思えない」

俺「ひっどいなー。そんな事言わないでよ、俺泣いちゃうよ?」

坂本「勝手に泣けばいいだろう!」

ミーナ「あらあら・・・」

おれ「・・・・・・」

坂本「どうしたおれ。私の顔に何かついているか?」

おれ「ねえ、母さんも一緒に行こう?」

坂本「う・・・おれがそう言うのなら一緒に行ってやるか」

=====
===

ロマーニャの街に到着

俺「よっし、それじゃー俺はちょっと所用を済ませるとするわ。また後で落ち合おうぜ」

坂本「おい俺、勝手な行動をするな!」

俺「美緒ちゃん子供じゃあるまいし迷子になんてならねえよ。ちょっと急ぐからそれじゃまた後でなー」

坂本「全く・・・足並みを揃えない奴だ」

シャーリー「仕方ないなー。少佐、あたしたち3人で周ることにしようよ」

坂本「そうだな・・・おれはどこか行きたい場所はあるか?」

おれ「おれですか?出来れば1本刀が欲しいんだけどロマーニャでどこか手に入る場所なんてありますか?」

シャーリー「刀かー。多分手に入るとは思うけどそこまでいい刀があるかはわからないぜ?」

坂本「確かにその童子切や虎徹のような国宝、最上大業物のようなものが手に入るとは思えないな」

シャーリー「けど、昔に海外に持ち出されたものがどこかに眠っているかもしれないけどねー」

おれ「別に凄い刀が必要なワケじゃなくて普通のでいいんです」

坂本「それなら多分ロマーニャでも手に入るだろう。取り扱っていそうなところを探してみるか」

シャーリー「それなら確かあっちのほうにそれっぽい店が前にあった気がするよ。行ってみようか」

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俺side

俺「確かここだな・・・すみませーん誰かいないか?」

老人「これはこれは、ウチにお客さんとは珍しいものだ」

俺「ロマーニャ人が刀なんて欲しいなんて思わないでしょ。アンティークとしての置物は別としてさ」

老人「ほっほっ。そして客人、何をお探しか?」

俺「力のある刀が欲しい」

老人「ほっほっほっ、力のある刀と来ましたか。そんな刀はウチにはございません、お引き取りください」

俺「隠さなくてもいいんだぜ。ここに何本かあるってのは分ってるんだ。じーさんあんたが只物じゃないってこともな」

老人「ほっほっほっ。それはそれは・・・」(シュパッ!)

俺「おっと、遅え遅え。無理するなよじーさん。老体で無茶すると腰を悪くするぜ?」(キンッ)

老人「ほっほっほっ。ワシの剣を受け止めたか・・・なるほどなるほど・・・口先だけではないみたいじゃの」

俺「ったりまえだ。俺を誰だと思ってる、こう見えても剣聖が1人、童子切安綱を受け継いだ者さ」

老人「ほっほっほっ。まさかわしの前に童子切を持つ者が訪れるとは・・・」

俺「で、どうなんだよ。まだお引き取りくださいか?」

老人「ほっほっほっ。いいでしょう幾つか準備しましょう」

俺「一番イイ奴を頼むよ」

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おれside

坂本「シャーリー、本当にこっちであっているのか?街のはずれまで来てしまったぞ」

シャーリー「大丈夫大丈夫、ほら見えてきた。あそこの小汚い店さ。確か前にルッキーニと来た時に刀がいっぱいあって坂本少佐が好きそうな店だなーって話してたんだよー」

おれ「・・・あの店から何か力のようなものを感じます。これは闘気・・・?」

坂本「何かありそうな雰囲気か。行ってみよう」

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坂本「・・・店主はいるか?」

おれ「ごめんくださーい」

シャーリー「な、沢山刀があるだろう?」

俺「あれ、美緒ちゃん達どうしてここに来てるわけ?」

坂本「俺!?」

おれ「父さんも刀を探しに来ていたの?」

俺「まーな。けど残念だな、ここの店で一番いい刀は俺が手に入れる事になるからな」

おれ「別におれは一番いい刀でなくてもいいから1本欲しいから来たんだ」

俺「そうかそうか。見渡す限り刀刀刀・・・1本位はお前にあうのもまぎれてるだろう」

坂本「ふむ・・・本当に大量の刀が置いてあるな・・・良く見るとちらほら業物もまぎれているようだが?」

俺「そうだね。何本も業物がまぎれてるけど俺が欲しいのはただの業物じゃないんでね」

坂本「となると・・・良業物・大業物・最上大業物それに準ずるものと言ったところか」

俺「そうだねー。最低でも童子切とバランスが取れる刀が欲しい。二刀の技を使う時は今までは友人の三日月を、ついこの間はおれからもう1本の童子切を借りなきゃならなかったからな」

坂本「成程な・・・おれは最上大業物の虎徹があるから、童子切の力に拮抗できていたわけか」

おれ「はい。多分おれの腕じゃ大業物クラスの刀をもってもバランスをとることが出来ないかもしれないです」

老人「待たせたな客人。・・・今日は客人のバーゲンセールじゃな。そこの3人も刀を探しにきたのか?」

シャーリー「探しているのはあたしたちじゃなくてこの子だけだよ」

おれ「そこまで力のある刀じゃなくていいので、おれがまともに扱える位の刀を探しています」

老人「ほっほっほっ。自分の実力を過小評価する必要はないぞ童」

俺「それで、俺が頼んだブツは?」

老人「ほっほっほっ、あわてるでない。慌てる乞食は貰いが少ないといわれて居るじゃろう。この中から好きな物を持っていくといい」

俺「どれどれ・・・なあじーさん。どうしてこんないい刀がこんなところに置いてあるんだよ。国宝クラスも混じってるじゃねえか!」

おれ「凄い・・・本当なら博物館に飾ってあってもおかしくない物ばかりだよ・・・」

坂本「私もぜひ1本欲しいくらいだ・・・」

シャーリー「そんなに凄いのか。おれはどれにするか決めたのか?」

おれ「あっ、そうだった・・・おれも1本探さないと・・・」

老人「童もこの中から選んでもいいんじゃぞ?」

おれ「いえ、おれはそこの中以外から選びます。まだどこかにおれにあった刀がありそうな気がするんです・・・さっきから呼ばれている気がするんです」

老人「(ほう・・・気づいたか)」

俺「んー。中々しっくりこないなあ。次次!」

おれ「どこだろう・・・さっきからおれを呼んでいる刀は・・・」

坂本「よし、一緒に探してやろう。刀を見る目は私も少々持ち合わせているからな」

シャーリー「あたしも探してやるよ~。ビギナーズラックでいいのを探し当てるかもしれないからね」

おれ「ありがとう、母さん、シャーリーさん」

俺「よし、じーさん。俺はこれにするぜ!」

老人「ほっほっほっ。やはりそれを選ぶ事になったか」

俺「太刀 銘備前国包平作。名物大包平。童子切をもってりゃこいつを選ばない訳にはいかないからな」

老人「ほっほっほっ、代金は要らんもっていくといい」

俺「まじで!じーさんありがとうよ。ありがたく使わせてもらうぜ」

老人「久しぶりに良いものが見れたお代じゃ。連れの童はまだかかっているようじゃね」

俺「まだまだ正宗とか髭切とかあるのになあ・・・」

老人「ほっほっほっ。童は別のを探していたようじゃからな」

俺「別の物ねえ・・・」

坂本「おれ、これなんかどうだ?小烏丸。平家の家宝がなんでここにあるかは知らないが良い物だろう?」

シャーリー「俺ーこれなんてどうだー?なんとなく選んでみたけど結構よさそうな物だとおもうぜ?なんかひんやりしてるし」

おれ「村雨・・・!?本当になんでもあるな・・・」

坂本「びっくりするような物ばかり置いてあるな・・・」

シャーリー「細かい事なんてどうでもいいさー。おれはまだ見つけられないのか?」

おれ「・・・沢山ありすぎてその中から探すのが大変で」

坂本「確かさっきは闘気を感じるといっていたな?それを感じ取ればいいだけではないのか?」

シャーリー「確かセンサー代わりにも使えるんだよな?何か分るんじゃないか?」

おれ「盲点でした・・・一度やってみます・・・・・・・・・・・・・・・あった!」

おれ「多分、これだ・・・」

老人「ほっほっほっ。それを見つけたか童」

俺「じーさん、それを見つけたってどういうことだ?あの刀何か特別なもんなのか?」

老人「ほっほっほっ。感覚を研ぎ澄ませばあの刀の凄さが分かるとおもうぞ?」

俺「感覚をねえ・・・・・・・・・!?なんだありゃ・・・なんつー物騒なもんがあるんだよ」

老人「ほっほっほっ、あれが何かわかったようじゃな」

俺「本当に何でもあるな・・・どうしてこんなところに国宝級のものがごろごろしてるんだよ」

老人「それはじゃな・・・わしがまだ剣聖と呼ばれていた頃、道場破りみたいなものをしていたんじゃ。持っていったのは看板でなく刀・・・だったというわけじゃ」

俺「納得。」

おれ「それでおじいさん、父さん、この刀は一体どんなものなの?」

俺「おいおい・・・それが一体どんだけ凄いものかわかってないのかよ!?」

おれ「なんだか凄そうなのはわかるんだけど・・・」

老人「それは霊剣・布都御魂じゃよ。まさか見つけられる者がいるとはおもわなんだ」

坂本「国宝のバーゲンセールだが扶桑は本当に大丈夫なのだろうか・・・」

シャーリー「何だか凄そうなのはわかったよ。んー、あたしも何か1つ記念に買っていこうかな~」

坂本「シャーリーもこれを機に剣術でも学んでみるか?」

シャーリー「それもいいかもしれないな。なんたって3人も先生がいるんだからな~」

おれ「おれは先生なんて出来るような柄じゃ・・・」

シャーリー「それじゃああたしはもう少しこの店で物色するとするよー」

おれ「おれももう少しここに居ます」

坂本「なら私ももう少しここを見ているとするか」

俺「えっ今からてっきり美緒ちゃんと二人っきりでデートの予感って思ったんだけど違うの!?」

坂本「何をばかなことを言っている。ありえないな」

おれ「せっかくロマーニャに来たんだから父さんと母さんは二人で楽しんでこればいいと思います」

坂本「おれまで何を・・・」

シャーリー「そういうことなら・・・よーしおれ。あたしたち二人でデートとしゃれこもうか」

おれ「シャーリーさんわかりました」

シャーリー「とういうわけさ、坂本少佐」

俺「2人ともGJ。さあ俺達は行こうか美緒ちゃん。かわいい息子のデートを邪魔するわけになんていかないだろう?」

坂本「くっ・・・なら私は一人でロマーニャを回る」

俺「そんなこと言わずに一緒に回ろうよ。美緒ちゃんにはプレゼントも買ってあげたいしな」

坂本「そんなものなどいらん」

俺「そんなこと言わずにさ。ちょっと早い誕生日プレゼントだと思って貰えればいいのさ」

坂本「!?」

俺「ふふん。その位はリサーチ済みさ。だから大人しく俺についてきて貰おうか」

おれ「・・・・・・」

シャーリー「・・・・・・」

坂本「二人も私をそんな目で見るな!わかった今日だけだからな」

俺「よし、それじゃあ・・・」


「うわああああ・・・ネウロイだ!」

「どうしてこんなところに!早く逃げろ!」

坂本「ネウロイだと!?」

俺「どうしてこんな街中にネウロイが現れたんだ!」

シャーリー「あたしたちで迎撃するしかない。トラックにストライカーユニットは積んであるから急ごう」

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おれ「急いでネウロイを迎撃しなきゃ・・・」

坂本「おれはここで待機だ」

おれ「どうして?ネウロイが来てるっていうのに・・・」

坂本「こんな人の目が多い場所でお前のストライカーユニットを晒す訳にはいかない。それにお前のストライカーユニットは持ってきていない」

おれ「・・・・・・」

坂本「シャーリー。おれを見ておいてやってくれ。ネウロイは私と俺で迎撃する」

シャーリー「了解」

俺「・・・美緒ちゃん。美緒ちゃんは市民の誘導の手伝いに回ってくれ」

坂本「何を言っている?まさか一人で迎撃するつもりか?」

俺「これから美緒ちゃんとのデートだってのに空気の読めないネウロイのせいでタイムリミットがガリガリ削れてるんだ・・・久々に切れちまいそうだぜ」

俺「おれ、そっから俺の戦い方を見てろ。俺達がどう戦うべきかわかるはずだ・・・とっととあのネウロイ共をぶった斬って俺はデートをするんだ!」

坂本「な、何を言っているんだ!一人で5体のネウロイの相手をするというのか?無謀にも程がある」

俺「・・・たった5体程度、本気になれば俺一人で十分だ。そして・・・今がその本気になる時だ」

おれ「父さん・・・動機が不純すぎるよ」

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坂本「結局俺一人で出て行ってしまったな」

おれ「はい・・・父さんはおれに戦い方を見せてやるって言ってました。けど本当に大丈夫かなあ・・・」

シャーリー「本人が大丈夫だっていってるんだから大丈夫なんじゃないか?」

坂本「そうだな・・・俺がやられてしまったら私とシャーリーで迎撃に向かえばいいな」

おれ「母さんもさらりと怖いこと言わないで!」

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俺「さてと・・・大包平の試し切りといきますか。後は出来る限りおれの奴に色々と見せてやる必要もあるな」

俺「ネウロイは5体。大型は最後まで取っておくとして・・・まずは周りの4匹からだ」

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坂本「まずは大型以外から倒すみたいだな・・・」

おれ「もう1匹倒した!すれ違い様に抜刀して斬り捨てた・・・?」

シャーリー「これなら案外本当に一人で大丈夫なんじゃないか?みろよ、ネウロイの攻撃も当たる気配がないし、あたりそうになっても刀で弾いてるぜ?」

坂本「刀に魔法力を纏わせているんだろう」

おれ「魔法力と闘気をうまい具合に扱うとあんなことができるのか・・・」

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俺「まずは一匹!大包平・・・やっぱり噂に違わない名物だ」

坂本「次のネウロイはどうするつもりなんだ?ネウロイも警戒を強めて攻撃の頻度を上げてきたぞ・・・」

おれ「近づけれないなら近づかないで攻撃すればいい・・・?」

シャーリー「そんなことが出来るのか?」

おれ「おれにはできません・・・でも父さんになら・・・」

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俺「めんどくせー。懐には入れてあげませんってか!無駄なあがきだけどな!」


俺「・・・刃を飛ばしてやればいいだけだ。斬り裂け、両断・飛燕剣!」

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おれ「関係ないところで刀を振ったと思ったらネウロイのビームが斬り裂かれてる!?」

坂本「わたしも烈風丸でビームを斬り裂く事はできるが・・・あれは何が起こっているんだ」

シャーリー「さっきおれが言ったみたいに近づかない攻撃をしたんじゃないのか?」

おれ「闘気と剣圧と魔法力を見えない刃にして飛ばしてる・・・?」

坂本「俺ならそれが出来るというわけか・・・これで2匹が沈んだな。残り3匹だ」

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俺「残り3体!ちっ・・・更に警戒を強めてきたか。あの大型の攻撃なんつー密度だよ。だけど・・・」

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坂本「あの攻撃は避けられないぞ!?」

シャーリー「坂本少佐、そろそろあたしたちも準備をしたほうがいいかもしれないぜ?」

おれ「大丈夫・・・多分あの攻撃は当たらない」

坂本「攻撃を捻じ曲げ、一部を消滅させているだと・・・?」

おれ「父さん、ピンチの時には自身に纏わせればいいんだね・・・」

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俺「無駄無駄ァ!そんな攻撃じゃ俺には届かねーぞ!」

俺「そんななめた攻撃、気合いでいくらでも掻っ消してやるよ!残り2体は一気に決める!」

俺「分身からの飛燕剣・二重!」

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坂本「なあ・・・私は疲れているのだろうか」

おれ「?」

坂本「今、俺が2人に見えたんだが・・・」

シャーリー「あたしもそうみえたなー」

おれ「はい。分身してました。多分片方は気合いの塊だとおもいます・・・多分。もうおれにもわけがわかりません」

坂本「私もだ・・・」

シャーリー「まあいいんじゃないか・・・?残りはあの大型だけになったわけだしな」

俺「残るはあの大型1つ。おれの奴は今までの俺の動きややってきた事はちゃんと見てただろうか?」

俺「だけど・・・息子の心配よりも今は美緒ちゃんとのデートの事が最優先だ!」

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おれ「父さん、今度は何をおれに伝えようとしてくれるんだろう・・・」

坂本「しかし残るは大型、本当に大丈夫か?」

おれ「父さんは一人で大型を倒してきてるはずだから大丈夫。それに父さんが死ぬかもしれないのはもう少しだけ先だから今日は多分大丈夫・・・」

坂本「そうなのか・・・。なら大丈夫か・・・?」

シャーリー「俺も本気出すとか言ってたし大丈夫なんじゃないか~?」

おれ「今の父さんは多分誰にも止められません」

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俺「いい加減ネウロイも気づかないものかねー。今の俺にはそんなビーム撃っても効果ないって事がさ。テンション最高潮の俺は誰にも止められないぜ!」

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おれ「ネウロイがかわいそうになってきました・・・。ああも簡単に攻撃を斬られたり捻じ曲げられたり消滅させられちゃあ・・・」

シャーリー「けどどうして俺はネウロイに攻撃を仕掛けないんだ?さっきみたいにビームを切り裂きながら進む真空刃みたいなのを飛ばせばいいじゃないか」

坂本「さっきのは小型だったからあれでよかっただろうが今度の相手は大きい。コアの位置がわからない以上無駄な消耗は控えようとしているのだろう」

シャーリー「なるほど!なら少佐がコアの位置を俺に教えれば直ぐにでも戦闘は終わるんじゃないか・・・?」

おれ「あっ」

坂本「多分教えたところで私の言う事を今日は聞きなどしないだろう」

おれ「きっと母さんの前で良い格好見せたくて、一人で何とかするとか言い出しそうです・・・」

シャーリー「な、なるほどなー・・・」

=====
===
=

俺「コアの位置はわからない。美緒ちゃんに聞けば教えてくれそうだけど一人で大丈夫と言った手前格好悪くてそんな事できない・・・。未完成だけどあれをやるか」

 「今回は訓練用の刀でなく大包平・・・童子切と大包平の2本でなら100%とは言わないけど50%程度はやれるはず」

 「これが剣聖が生涯に1つ作る奥義・・・今代剣聖俺の奥義!」

=====
===

おれ「父さんは何かをやるつもりだ・・・」

坂本「何か・・・?」

シャーリー「なんだか凄い事をやってのけるんじゃないか~?」

おれ「多分、剣聖になって1つ作る奥義・・・父さんは今ここで編み出すつもりかもしれない」

坂本「奥義と言うとあの烈風斬を斬って消滅させたあれではなかったのか」

おれ「あれは前代剣聖の奥義で・・・父さんのお父さん、おれのおじいさんの奥義のはずです」

俺「今回は特別版をかましてやるぜ?美緒ちゃんにアッピルするには丁度良い機会・・・!」

 「・・・いくぜ?」



 「奥義」


 「無」



=====
===

おれ「えっ!?何が起こったの・・・?」

坂本「ネウロイが消えた・・・?」

シャーリー「ちょっと待った!ネウロイが居た所少し変じゃないか・・・?」

坂本「言われてみれば・・・歪のようなものができているような気がするな」

おれ「あっ、その歪が消えました。父さん一体何をしたっていうんだ・・・」

俺「あー!!しくじった、やりすぎた・・・思った以上にこの2本の組み合わせは凄い事になってるのな」

 「せっかくネウロイのド真ん中をハート型にくり抜こうと思ってたのに・・・けどそんな事はどうでもいいね!今から美緒ちゃんとデートだひゃっほぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉおおおう!」

=====
===

おれ「お帰り父さん、色々ありがとう。これでどうすればいいのか大分わかったような気がします」

俺「そうかそうか、少しでもわかったならそれでいいや。さあ美緒ちゃん、デートデート!さっさと行こう」

坂本「俺、デートはしてやろう。けどその前に最後にお前は何をした」

俺「最後?ああ、空間ごとネウロイを斬り取った。本当はネウロイのど真ん中をハート型にくり抜こうかと思ったんだけどさー、失敗しちゃった」

坂本「・・・そうか。お前が化け物と言う事だけはわかった」

俺「じゃあ時間が勿体無いから俺達は行こうか」

坂本「今日だけだぞ?」

俺「連れない事言わないでよ」

=====
===

シャーリー「行っちゃったな。あたし達もロマーニャを見て回ろう」

おれ「はい、先輩・・・いやシャーリーさん」

シャーリー「先輩ぃ?」

おれ「シャーリーさん、今のは忘れてください」

シャーリー「人には知られたくない事もあるだろうし、おれの時代の人と間違えちまっただけだろ?」

おれ「はい、その通りです。行きましょう?」

シャーリー「よーし、それじゃ案内はあたしに任せてくれよ」

=====
===


3時間後

おれ「シャーリーさん、色々連れて行って貰ってありがとうございました」

シャーリー「いいってことよ。にしても俺と坂本少佐おっそいなー」

おれ「街中で喧嘩でもしているんでしょうか・・・」

シャーリー「あの二人なら無くもないかもな~」

おれ「あっ。噂をすれば父さん達も戻ってきたみたいです」

シャーリー「なーおれ。あの二人この3時間でやけに仲良くなってないか・・・?」

おれ「そういえば腕なんて組んで歩いてますね」

シャーリー「何があったんだろうな」

おれ「わかりません。でもあの二人には仲良くなってもらわないと困るからどんな理由で仲良くなったかなんてこの際どうでもいいんです」

シャーリー「そうだったなー。あの二人がくっ付かないとおれが生まれてこないんだったな」

おれ「はい。後は3日以内におれを仕込んでくれればいいだけです・・・」

シャーリー「なんで3日以内になんだ?」

おれ「予定では3日後に父さんが死んじゃうんです。ネウロイとの戦闘で・・・」

シャーリー「それってかなり重要な事じゃないか。俺や坂本少佐には伝えたのか?」

おれ「これ以上は父さん達には何が起こるかを伝えないつもりです・・・。けどおれがどうにかして父さんを死なせないようにします」

シャーリー「そうかー、ならあたしもこの事は少佐達には伝えないよ」

おれ「ありがとうございます・・・」

おれ「おかえり、父さん母さん。何かいいことあったの?」

俺「まーな!」

坂本「ちょっとな」

シャーリー「何があったんだよ。あやしいな~」

おれ「デートに行く前は全然仲良くなかったのに3時間で何があったの?」

俺「ふっふっふっ・・・色々あったんだよ色々」

坂本「本当に色々な」

シャーリー「聞いても何があったか教えてくれそうにないし諦めようぜ~。さートラックに乗った乗った、ぐずぐずしてると置いてくよ?」

俺「それは勘弁」

おれ「待ってよシャーリーさん」

坂本「ほら、二人も早くトラックに乗らないか」

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最終更新:2011年09月03日 18:13
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