ミーナ「と、ということで…第634独立飛行隊からやって来た、俺中尉です!」
俺「えっと! こ、これからよろしくお願いしますっ!!」
「「「「「お、男のウィッチ!!?」」」」」
サーニャ「うん…」
宮藤「へぇ~! すご~い!!」
リーネ(男の人…大丈夫かな…)
バルクホルン「こ、これが…坂本少佐の言っていた第634独立飛行隊の男のウィッチ…なぁ、ハルトマン…オマエはどうお――」
エーリカ「zzz…」
バルクホルン「―――って、寝るなーっ!! 今はミーティング中だぞ!? 寝るなんて、何を考えているんだ!」
エーリカ「んん…うるさいなぁ…」
バルクホルン「なっ! うるさいとはなんだ!? 今、俺中尉が話している最中だろうが!!」
エーリカ「どうでもいいよ……ん? 俺?」
ペリーヌ「えっと、俺中尉でよろしいかしら?」
俺「は、はい!」
ペリーヌ「俺中尉は趣味とかあるのですか?」
俺「趣味ですか…?えっとですね…釣りとかフットボールとか…あとはバイクいじりですかね…」
シャーリー「バイク!? お、俺はバイクが好きなのか!?」
俺「は、はい!」
シャーリー「へぇ~!! 私もバイクが大好きなんだ! 俺とは気が合いそうだよ!」
俺「そ、それはよかったです!」
バルクホルン「私からも質問していいか?」
俺「ど、どうぞっ!」
バルクホルン「なにか固有魔法はあるのか?」
俺「はい。 『魔導針』です」
バルクホルン「ということは、ナイトウィッチなのか?」
俺「はい!」
バルクホルン「そうか、答えてくれてありがとう」
俺「いえ、とんでもないです」
エーリカ「………もしかして…」
バルクホルン「ん? どうした、ハルトマン?」
エーリカ「…………まさか…ね?」
バルクホルン「?」
エーリカ「あ、あのさぁ…! 私からも、ちょっと質問!」
俺「はい、なんでしょうか?」
エーリカ「……えっと…まさかとは思うケド……俺って私の事知ってる?」
俺「えぇっと……す、すみません…まだ、501のメンバー、みなさんの名前を把握してなくて……」
エーリカ「……エーリカ・ハルトマン…… これで、どうかな…?」
俺「…エーリカ…ハルトマン…エーリカ………エーリカ…ハルトマン……――――っ!!!!!!」
エーリカ「あっ、その反応は… 私の事、知ってるんだね」
俺「お、あおぉぁ……ほ、ホントに…ハルトマン…? 小さい頃、遊んだ…あのハルトマン…なの…?」
エーリカ「たぶん、そうだよ。ううん、そのハルトマンは絶対に私のことだと思う。だって、私も俺と小さい頃に遊んだ記憶があるもん」
俺「うぇぇぇぇえええええぇぇぇええええっ!!?!?!? えっ!?いや…あえぇぇっ!?」
エーリカ「叫びたいのは、こっちの方だって… まさか、あの俺と、こういう風に再会するなんて思ったこと無いし…」
ミーナ「えっと…2人とも、どういう事…?」
エーリカ「えっとね、私と俺は親戚なんだ。それと、私の家と俺の家が近かったから、小さい頃はよく遊んだんだよ~」
ルッキーニ「それじゃあ、幼馴染ってこと?」
エーリカ「うん。そういう事になるね」
坂本「はっはっはっ! それはスゴイ偶然だな!」
俺「ま、まさか……ハルトマンが…ここに…」
ミーナ「話しも一段落ついた所なので、ミーティングはここまで」
ミーナ「ナイトウィッチである俺中尉にはサーニャさんと同じ夜間哨戒任務に就いてもらいます」
ミーナ「これからは、サーニャさん、エイラさん、俺中尉でペアを変えながら、夜間哨戒をしてもらいます」
エイラ「えぇ… 私は…サーニャと…」
サーニャ「俺さん…これからよろしくお願いします」
俺「は、はい!こちらこそ宜しくお願いします!!」
エイラ「えぇ…」
ミーナ「俺中尉のプロフィールは各自に配っておくので、目を通しておくように。それと、俺中尉も各隊員のを配っておくので、目を通すように」
俺「は、はいっ!了解ですっ!」
― 俺の部屋 ―
俺「ふぅ…まさか、ハルトマンがいたとはなぁ…」
俺「…ハルトマンがウィッチになったってのを聞いた時も驚いたけど………それ以上に驚いたのは…」
俺「…ハルトマンがトップ・エースになっていた事なんだよなぁ……正直、昔と同じようには接しにくいなぁ…」
俺(……でも…………俺のことを覚えていてくれて…嬉しかった…)
俺「よし!今日はもう寝るか! あっ、でもその前に…」ガサゴソ
俺は11歳の時、肌の露出が多い女を見ると過呼吸になってしまうという持病を抱えてしまった
周りのヤツから「これじゃぁ女を抱くときに苦労するぜ?ほら、おれがこの本を貸してやるから」と言われ、
その…なんだ…エ、エ…エッチな本を貰ったんだ…
このポルノ本で女の裸に免疫をつけて、過呼吸を克服する訓練を毎晩、欠かさずに行っている
俺「……ぶはっ!? は、ははは…裸っ!!/////」
未だにページをめくった事が無いんだ…表紙を見ただけでギブアップ
俺「くっ…! い、息がっ!! こ、小袋は…どこにっ……」
「あった!はーっ!すーっ!はーっ! ふぇぇ…なんとかなったよ…」
俺「……も、もういっちょ!」
― ハルトマン部屋 ―
エーリカ「…もうこんな時間だ…寝ようっと」
エーリカ(…ホントに…今日はビックリしたなぁ……まさか、俺と再会するなんて… 正直、名前を聞くまでは誰だか分からなかったし…)
エーリカ(…背も高くなって、顔つきも男の子っぽくなってたし…ちょ、ちょっとイケメンに……なんか昔と同じようには接しにくい…)
エーリカ「……眠れない……久しぶりに再会したんだし…ちょっと話しでもしに、俺の部屋にでも行ってみるかな…」
― 俺の部屋 ―
【淫らなオラーシャウィッチ 貴方が欲しいのぉ…】
俺「どばばばばば!///// くっ、苦しいっ!!」
「すーっ!はーっ!すーっ!はーっ! へぇぇ…俺、小袋が無かったら、確実に死んでるなぁ… つ、次のこの本でラストだ!気合を入れていくぞ!」
【男魂 オマエ…すげぇパンツァーシュレックを持ってるな…ウホッwww】
俺「………あれ? 苦しくならない…なんでだ? それにこの本、男二人でなにやってるんだ? これじゃぁ駄目だ、違う本を…」
俺「きしぇぃぇぇぇぇぇぇぇっ!?!?!?///// こ、これはっ!!//// く、ぐるじぃぃぃぃぃっ!うっ!!」
「ずーっ!ばーっ!ずーっ!ばーっ!すーっ!はーっ! こ、これは…刺激が強すぎる…はぁはぁ…」
エーリカ「なに読んでるの?」
俺「なにって…過呼吸を治すためにエッチな本を……って、うわぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?!?」
俺「ど、どうしてハルトマンがここにいるんだぁぁっ!?!?」
エーリカ「眠れないから、俺の部屋にでも遊びに行こうと思って」
俺「なんで俺の部屋なんだよ!?」
エーリカ「いやぁ、久しぶりに俺とお話しがしたいなぁって思ってね。 それより、この本は…」
俺「!!」
エーリカ「えーっと、なになに…カールス『うわぁぁぁっ!! 見ちゃ駄目だぁぁぁっ!!』
俺「これは駄目だって!」
エーリカ「…………」ニヤニヤ
俺「……もしかして……見ちゃった…?」
エーリカ「うん!」
俺「……本当に…?」
エーリカ「うん」
俺「うわぁぁぁ……最悪だぁぁっ!」
エーリカ「俺もこんなの読むんだねぇ~ ま、男の子だから仕方が無いケド」ニヤニヤ
俺「うっ…こ、これには訳があってだな!」
エーリカ「別に言い訳しなくたって大丈夫だよ。 こういうのは、男の子にとって大切なんでしょ?」ニヤニヤ
俺「へ、変な方向で、勝手な解釈はやめてくれぇぇぇっ!!本当に、こういうモノを読むのには訳があるんだって!!」
エーリカ「……へぇ…訳ねぇ……で、どんな訳なの?」
俺「たぶん…ハルトマンなら言っても大丈夫…だよな……えっと、あの…その…実はだな…」
エーリカ「過呼吸?」
俺「ああ…ちょっと肌の露出の多い女の人を見ると過呼吸になっちゃって…それを治すために…エッ…な本を読んでたわけ…」
エーリカ「ふ~ん だから…過呼吸ってのを治す為に、こんな本を読んでいたんだ」
俺「ま、まぁ……」
エーリカ「…………もうちょっと、違う治療法は無いの?」
俺「だって! 周りの人たちが、過呼吸を治すなら、コレしかないって言うんだもん…」
エーリカ「………ふーん…」
俺「あ、あのさ………やっぱり、こういう本って……マズイのかな…?」
エーリカ「マズくは無いと思うけど…ここ、宿舎に持ち込むのはマズいね」
俺「そ、そうだよなぁ……」
エーリカ「でもさ、なんで男の子って…こういう本が好きなんだろうね」
俺「さ、さぁ…… あのさ、ハルトマンって…こういう系の話は平気なの…?」
エーリカ「えっ…?」
俺「い、いやぁ…その……あまり恥ずかしがっていないからさ……平気なのかなぁって…」
エーリカ「んー 平気…では無いかな。 むしろ、結構…恥ずかしい…かも…」
俺「だ、だよね……」
エーリカ「……なんだか…ゴメンね」
俺「えっ?」
エーリカ「なんか…俺の知られたくないところ、見ちゃって」
俺「ああ、そのこと……仕方が無いよ、もう過ぎちゃったことだし」
エーリカ「……ゴメンね」
俺「大丈夫だって! たぶん…」
エーリカ「あっ、もうこんな時間だ」
俺「本当だ。もう日付が変わっちゃってるな」
エーリカ「さてと!俺の秘密を知ることが出来たし!もう寝ようっと!」
俺「あ、ああ…うん…おやすみ… あっ! このコトは誰にも話さないでくれよな!?」
エーリカ「この事って?」
俺「その…過呼吸のコト……こんな持病、恥ずかしくて…」
エーリカ「ああ、その事ね。 うん、わかったよ。それじゃぁ、おやすみ俺」
俺「う、うん……」
バタン
俺「……うぅ…初日から…俺の秘密が……うぅ…」
俺(……これからの生活が…不安で仕方が無い……何事も起こりませんように……)
最終更新:2011年09月19日 19:46