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毎日ナオちゃん第4話

第4話 魔が差しただけなんです本っ当勘弁してください







480 自分返信:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 02:39:44.16 ID:7iLxoYWh0 [8/56]

第4話 魔が差しただけなんです本っ当勘弁してください

俺「ほら、起きてよナオちゃん」ユサユサ

管野「ううん……ムニャムニャ」スゥスゥ

時刻は午前5時。ここ、ペテルブルグの502JFW基地、管野直枝少尉の自室にはまだ朝の陽ざしは差しこんできていない。

あれから……ナオちゃんが俺の朝食作りを手伝うと宣言してから2週間がたった。

その間、ナオちゃんは毎朝早起きして俺の手伝いをしてくれている。

最初は3日くらいでやめると思ってたけど……どうやら俺はナオちゃんの根性を見くびっていたらしい。

俺「ナオちゃ~ん? ほらもう5時だよ?」ユッサユッサ

管野「ンン……さみぃ…」モゾッ

とはいえ、今朝は今年一番らしいからなぁ。布団から出たくなくなる気持ちも分かる。

このまま寝かせてあげたいのはやまやまなんだけど、起こさなかったらナオちゃん本気で怒るしなぁ。

この前なんか前日出撃があって疲れてるだろうと思って起こさなかったら、ものすごい形相で肩パンしてきた。

管野「うぅ……!」ブルッ

こんなに寒そうにしてるナオちゃんを起こすのは可哀想だけど、ナオちゃんの肩パンめっちゃ痛いから起こすしかないよなぁ。







481 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 02:44:55.67 ID:7iLxoYWh0 [9/56]

俺「ナオちゃん、起きてってば」ユサユサユサ

管野「ああもうっ! 寒いっつってんだろっ!?」ガバッ

俺「ちょっ!?」

ナオちゃんは突然飛び起きてきて、俺を布団の中に引きずり込んだ。

管野「へへっ……ぬくぬく……」ギュゥゥ

えっ……何この状態……? ナオちゃんといっしょの布団に入って……背中に抱きつかれて抱き枕代わりにされてる?

管野「スゥスゥ……」ギュゥ

これがナオちゃんがいつも使ってる布団か……。

俺「いい匂いがするなぁ……」

いやいやいやイカンイカン!! このままだとロスマン曹長に挿されてしまう! 素数を数えるんだ! 素数を!

1、3、5、7……

あれ? ここで俺が振り向いたら……

俺「………」クルッ

俺は体を半回転させて反対側に向き直った。

俺の目の前に現れたのは、ナオちゃんの愛らしいにもほどがある寝顔。








483 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 02:49:48.48 ID:7iLxoYWh0 [10/56]

管野「」スゥスゥ

二人の顔の距離は10センチもない。

俺「………」

この距離だったら、不可抗力で口と口が触れ合ってもおかしくはないよな。

俺「………」ソーッ

管野「……ムニャムニャ……」スゥスゥ

唇が触れ合うまであと3センチ、2センチ……1センチ――

管野「………ううん…」パチッ

俺「あっ」

管野「」

俺「いやこれは違うんだって」タラタラ

管野「うおわああああああああああああああああああああああああああああああ!?」ゲシッ

俺「ふごっ!?」ドサッ







484 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 02:53:24.62 ID:7iLxoYWh0 [11/56]

管野「ハァ……ハァ……お前、何し……○τ?姦◆?>△!?」カァァ

ナオちゃんは布団にくるまりながら、顔を真っ赤にして何事かをまくしたてている。

俺「な、ナオちゃんゴメン!! 事情は後でちゃんと説明するから、ちょっと静かにして! 怖い怖いキツネさんにばれたr――」

ロスマン「誰にばれたらマズイのかしら?」

俺「」

ロスマン「ん?」ニコッ

俺「魔が差しただけなんです本っ当勘弁してください」

ロスマン「この暴漢はこう言ってるけど、処分はどうしたらいいかしら、管野少尉?」

管野「」プシュー

あちゃーあの娘思考がショートしちゃってるよ。

ロスマン「分かったわ。処分は私に任せるのね」

ちょっ……ナオちゃんは一言も口利いてませんよっ!?







486 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 02:58:43.15 ID:7iLxoYWh0 [12/56]

ロスマン「諦めていいかげんに楽になりなさい」

俺「違いますって! ただはだけた布団を直そうとして事故で顔が近づいてしまっただけで……!」

ロスマン「そうなの? ところで質問なのだけど、朝起きて下着姿のナオちゃんが隣で寝てたらどうする?」

俺「そりゃ襲うに決まってるじゃないですか」キリッ

ロスマン「有罪確定ね」ズルズル

俺「やめてっ! せめて! せめて、折檻はポクルイーシキン大尉が! 熊さんのキツイお叱りだけで勘弁してください!」

ロスマン「あらっこんな朝早くに起こすのは可哀想じゃない」ニコッ

俺「」

ロスマン「うふふ……伯爵は1分と持たなかったけど、俺くんはどれくらい持つのかしら?」ズルズル

俺「」

ロスマン「大丈夫よ。あっという間に終わるから。っていうかあっという間に耐えられなくなるから」ニコッ

俺「\(^o^)/」







487 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 03:02:09.55 ID:7iLxoYWh0 [13/56]

おまけ 今日のナオちゃん

管野「………」

管野「………」ゴソゴソ

管野「………」

管野「………」モジモジ

管野「あの時……目を開けなかったら良かったなぁ……」ボソッ

伯爵「いやぁ朝っぱらから乙女なナオちゃんが見れて眼福眼福」

管野「!?」カァァ







488 自分:毎日ナオちゃん[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 03:05:45.53 ID:7iLxoYWh0 [14/56]

次回予告

管野「ニパ! イモ食え、イモ!」

ニパ「何だよ……イモならお昼に散々食べたからもういいよ……」

管野「いいから食ってみろって! ほら!」

ニパ「分かったよ、カンノ……。まったく……イモなんてどれ食べたって同じ……」

パクッ

ニパ「甘っ!? 何これ甘っ!?」

管野「ふふん♪ そうだろそうだろ」ニコニコ

ニパ「カンノ、コレ全部食べていいのっ!?」

管野「おお。たぁんと食え。俺、オレにももう1個くれ」

俺「アチチ……ほい」



次回「毎日ナオちゃん」第5話 焼き芋うまく、ナオちゃん肥ゆる冬

第5話へ続く

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最終更新:2011年12月11日 14:59
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