火葬場でデート----
706 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/01/24(火) 12:19:37.31 ID:pD8ipnm10 [33/37]
「なんたらかんたらうんたらかんたら」ブツブツ
ヒック グスッ オシイヒトヲナクシタナ グスッ
俺「う~む長いなぁ……」ボソッ
ニパ「………」ジーット
俺「おいニパ」
ニパ「………」ジーット
俺「?」
俺「いやーすまなかったな、お偉いさんの火葬に付き合ってもらっちまって」
ニパ「いいって。俺さんも大変だね。見ず知らずの人のお葬式にも出席しないといけないなんて」
俺「まあそういうのが俺の仕事みたいなもんだからなー。ところでさ、お前亡くなった人と面識あったのか?」
ニパ「えっ何で? まったく会ったことないよ」
俺「あれ? そうなのか? その割には火葬場で妙に真剣に祈ってたな」
ニパ「それはまあそうだよ。あの人だってスオムスのために頑張ってくれた人なんでしょ? その人があの世で幸せになることを祈るのは当然じゃない?」
707 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/01/24(火) 12:25:20.12 ID:pD8ipnm10 [34/37]
俺「ふ~ん。お前義理堅いなぁ」
ニパ「う~ん我ながらやりすぎな気がする……。もうちょっと器用に生きられたらなぁ……」
俺「そんなこと言うなって。俺はお前のそういうとこすっげぇ好きだぞ?」
ニパ「ほ、ほんと…?」モジモジ
俺「ほんとだぞー。ずっとそのまま真っすぐなお前でいたらいつでも頭をクシャクシャしてやる」クシャクシャ
ニパ「はははっ痛いよ!」
708 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/01/24(火) 12:32:27.32 ID:pD8ipnm10 [35/37]
俺「それにしても、火葬場って独特な雰囲気があるよなー」
ニパ「そうだねー。ついてない私は何だか身の危険を感じちゃうよ……」
俺「ああ……お前はヤバそうだな。遺体といっしょに火葬場に閉じ込められてそのまま焼かれて……」
ニパ「や、やめてよ俺さん! 想像しちゃったじゃん!」
俺「大丈夫だって」
ニパ「うう……俺さんが変なこと言うから嫌な想像しか出来なくなっちゃったよ……」ガクブル
俺「そんなことになっても俺がお前を守ってやるからさ」ニッ
ニパ「俺さん……」キュン
俺「お前一人じゃ死なせん。俺もいっしょに燃えてやる」
ニパ「ちょっそれじゃ結局私死んじゃうじゃん!」
俺「それはまあ仕方ないって」
ニパ「ああもうまたいつものようにからかって! せっかく珍しく俺さんキュンとしたっていうのに!」
俺「はっはっはっ!」
おわり
最終更新:2012年01月25日 15:49