903 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:38:32.36 ID:cEU12r3KO
了解、んじゃ行くわ
隻眼の鷹
第1話「夢を失った鷹」
―ブリタニア空軍基地・執務室―
空軍少将「今回の右目の負傷は実に不運だったな。俺大尉…」
空軍少将「貴官に本日付けでワイト島方面防衛隊への転属を命ずる」
俺「…………」
空軍少将「それほど厳しい基地ではない。ネウロイの襲撃も少なく穏やかな所だ。現場のウィッチ達の指導係でもしながらゆっくり養生すると良い」
俺「…了解です」
空軍少将「安心しろ、軍は君を不必要だとは思っていないさ。君は貴重な男性ウィッチの1人だ。それも鷹の目と呼ばれたな」
俺「…その呼び方は止めて下さい。自分はもう、ただのウィッチです」
空軍少将「…すまない、軽率な発言だったな」
俺「…すいません、こちらこそ失礼しました。では自分はこれで…お世話になりました」
904 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:40:14.30 ID:gHTpLwsk0
試演
905 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:41:41.83 ID:UszS794o0
片翼勢キター!!
総員第一種支援配備
906 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:41:56.83 ID:RIHF8tuL0
しゅえん
907 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:43:36.89 ID:Za2zRgom0
お? ワイト島かホクホク
908 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 02:43:45.97 ID:cEU12r3KO
俺は鷹の目とまで呼ばれた狙撃手だった…
このまま行けば精鋭だけを集めた部隊、第501統合戦闘航空団への転属も夢ではなかったはず
だが戦闘での簡単な判断ミスによりネウロイと相討ち、利き目である右目を失った
それからしばらくして軍へと復帰した俺に突き付けられた現実がコレだ
…そう、俺はこの負傷によって名誉まで奪われた
俺「………」
全てを失い、完全に無気力となった俺は自室の少ない荷物をまとめて空軍基地を後にした。
909 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 02:46:56.17 ID:cEU12r3KO
―ワイト島基地―
俺「平和な場所だな…まぁ負傷兵の養生には丁度良いか」
島についてからここまで見渡す限り自然と集落が何ヵ所か、それ以外は何もない場所だった。
俺は基地のウィッチ専用の駐屯所へと入り、この部隊の隊長が居るであろう執務室の扉をノックした。
角山「はーい」
俺「…失礼します」
角丸「あら、貴方が今日配属予定の男性ウィッチさん?」
俺「はい、ブリタニア空軍より転属になりました俺大尉です」
角丸「ブリタニア空軍の俺大尉!?俺大尉ってあの鷹の目の…」
俺「すいません、その名は今の自分にはもう荷が重いもので…」
角丸「え?あ…」
俺「自分は知っての通り狙撃手です。ですがこの負傷した右目、利き目だったんです。片目を失うだけでこの様ですよ…狙撃手なんて」
910 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:48:36.71 ID:UszS794o0
(喜んでおいてまだ片翼読んでないことに気付き焦る音)
支援
911 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:48:46.02 ID:Za2zRgom0
しえんしえん
912 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:50:44.51 ID:Za2zRgom0
910
- 元501の隊員が居る
- 扶桑のウィッチはカメハメ波的な必殺技を持つのが慣習なのか
- オッパイ
これを抑えておけばおk
913 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 02:51:21.75 ID:cEU12r3KO
角丸「貴方もだったのね…ごめんなさい」
俺「お気になさらず…自分はこの基地のウィッチたちの指導をメインに勤めようと思います」
角丸「そうね、お願いしようかしら」
俺「了解です」
角丸「では昼食の時間にでも全員に貴方の事を紹介するわ。それまでは自室待機をお願いします」
俺「はい」
角丸「では自室まで案内するわ。それ程広くない基地だからすぐそこよ」
914 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 02:53:42.36 ID:UszS794o0
912
サンクス
土曜日に届くぞまってろよ美佐ァ!
支援
915 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 02:55:08.27 ID:cEU12r3KO
―自室―
俺「はぁ…」
角丸隊長に案内され、自室に到着した俺はベットに腰を降ろし、溜め息を吐いた
使い魔「おい、主や」
俺「…なんだ、急に出てきて」
コイツは俺の使い魔の鷹だ。俺はコイツのお陰で狙撃手として、鷹の目としての名を馳せたといっても過言ではない
使い魔「なんだはこっちの台詞じゃな。今の主には昔の様な熱意を感じられない…一体どうしたのじゃ?」
俺「お前なら分かるだろ?俺は全てを失ってここへ来た。俺にとってはお前も同じく落ち込んでいると思ったがな…」
使い魔「ふん、落ち込んだところで何も変わらないからの」
使い魔「それに儂は使い魔じゃ、力を貸せても主の事は何も変えられん…」
俺「…そうだな」
起きていても余計な事を考えてまた落ち込むだろう…
俺は体を倒し、眠ることにした。
916 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 03:01:09.04 ID:cEU12r3KO
ウィルマ「おーい、俺さーん!」
俺「Zzz…」
ウィルマ「寝てるなら勝手に入るわよー!」
アメリー「えっと、あの…それはちょっとマズイんじゃ…」
使い魔「おい、誰か来たぞ。さっさと起きんか!」
俺「ぅわ!?痛っ!ちょ、爪で引っ掻くの反則だろ!」
アメリー「あ、ウィルマさん!」
ウィルマ「って訳で失礼しまーす!」
俺「あ…」
ウィルマ「へぇー、記録でしか見たこと無かったけど中々良い男じゃない」
俺「えっと…どちらさん?」
917 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:04:36.41 ID:Za2zRgom0
あら人妻(予定)
918 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 03:05:10.09 ID:cEU12r3KO
ウィルマ「昨日配属になりましたウィルマ・ビショップ軍曹です」
アメリー「あ、アメリー・ブランシャールです」
俺「そうか、情けない一面を見られたな…」
使い魔「ふん、無防備に寝息を立てていた主の失態じゃな」
ウィルマ「お昼だから呼びに来たんだけどすぐに準備出来そう?」
俺「あぁ、このまま行くだけだし問題無い」
919 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 03:07:57.50 ID:cEU12r3KO
―食堂―
角丸「全員集まったみたいね。ではお願いします」
俺「…ブリタニア空軍より転属になりました、俺大尉です」
角丸「俺大尉はブリタニア空軍では鷹の目と呼ばれた狙撃手で…」
フラン「ちょっと!鷹の目だか爪だか知らないけど男がなんで私達の隊に入ってくんのよ!」
俺「……………」
角丸「えっと、とにかく皆も自己紹介お願いね」
ウィルマ「さっきも自己紹介したけどウィルマ・ビショップです」
アメリー「お、同じくアメリー・ブランシャールです!あの、よろしくお願いします」
フラン「…フランシー・ジェラードよ」
ラウラ「…ラウラ」
角丸「じ、じゃあ自己紹介も終わったし昼食にしましょうか!」
920 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:10:47.40 ID:UszS794o0
さっそくピンポイントで傷口をえぐっちゃうフランちゃんかわいい支援
921 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 03:12:49.53 ID:cEU12r3KO
俺はこの隊のメンバーに若干不安を抱きながら食事を始めた
フランは気に入らなそうに終始俺を睨んでいる。男性ウィッチがそんなに嫌いなのか?それより食事に集中しろよ…
フランとは対象的にこちらの様子を見ながらあたふたしているアメリー。…なにもしないから少し落ち着いてくれ、頼むから…
そんな微妙な空気を割いてくれた人物は意外な人だった
アメリー「み、皆さん!昨日のウィルマさん着任パーティーに引き続き、俺さん着任パーティーをしませんか?」
フラン「別にする必要ないわよ。そんなの…」
ラウラ「………」パクパク
ウィルマ「良いわね、昨日に引き続き今夜もパーティー!」
角丸「…決まりね、じゃあ今夜は俺さん着任パーティーをしましょうか」
俺「別に俺の事は気にしないで良いですよ…では、失礼します」
角丸「あ、待って俺さん!」
アメリー「あ、行っちゃった…」
フラン「なによ、アイツ…!」
ラウラ「………」モグモグ
ウィルマ「………」
922 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 03:18:26.52 ID:cEU12r3KO
―自室―
俺「………」
使い魔「なんじゃ、あの態度は」
俺「またか、今度はなんだ?」
使い魔「折角彼女達が主を歓迎しておるのにあの対応は失礼じゃと思わんのか!」
俺「俺は負傷の為、半ばここのウィッチの指導役として跳ばされた様な物だ。指導官なんて結局は嫌われ役、最初から嫌われてても変わらないだろ」
使い魔「ふん、いつからお前はそんなひねくれ者になったのやら…」
ウィルマ「俺さーん、居るー?」
俺「ん、どうぞ」
ウィルマ「失礼します」
俺「ウィルマ軍曹か。どうした、俺に何か用か?」
ウィルマ「食堂でした着任パーティーの話をね」
923 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:20:44.83 ID:oTUU0Ulz0
いかん眠い寝る支援
924 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 03:23:20.09 ID:cEU12r3KO
俺「アレなら別にやらなくても良いさ」
ウィルマ「そう言わずに折角なんだから良いじゃない、あなたの為にやるパーティーよ?」
俺「放っておいてくれ」
ウィルマ「でもさ…」
俺「俺は仕方無くここへ配属されただけだ。鷹の目と呼ばれた狙撃手だろうと片目を負傷すればこんな役割だ」
俺「片目と名誉を、そしてエースを夢見て護ってきた場さえ奪われた今の俺は他のウィッチ達に自らの技術を伝える事しか出来ない」
俺「そんな戦う理由も失った役立たずの俺が来たのを祝うなんて無駄な事だ」
925 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:26:28.43 ID:UszS794o0
シエーン
926 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:26:43.59 ID:gHTpLwsk0
ウィルマまじウィルマ支援
927 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 03:27:36.55 ID:cEU12r3KO
ウィルマ「…嫌なら辞めれば?そんな気持ちを押し殺してここにいるなんて辛いだけよ」
ウィルマ「でもね、私達は貴方みたいなエースじゃないからどれだけ大変だったか分からないけど…また1から始めるのも悪くないって思う」
ウィルマ「失ったなら取り戻せば良い、私はそう思うわ」
俺「軽々しく言わないでくれ!…俺の努力がどんなものだったかなんて知らない分際で!」
ウィルマ「貴方にも護りたかった国や仲間がいるんでしょ?だったらそれの為に戦えば良いんじゃないかな?」
俺「!…俺は…また戦えるのか?こんな体でも」
ウィルマ「その気になれば出来るわよ、実力は有るんだから」
俺「…そうだよな、すまないウィルマ軍曹。手間を掛けたな」
928 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:30:06.11 ID:UszS794o0
ウィルマさんマジ聖母
929 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:31:03.29 ID:oTUU0Ulz0
ウィルマさんの
話術スキルは
チート
930 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 03:31:10.62 ID:n/S10AiS0
支援!
931 :隻眼の鷹 1話:2012/02/03(金) 03:32:15.83 ID:cEU12r3KO
ウィルマ「私は思った事を言っただけよ」
俺「それでもさ、さて…片目を失っても気高く大空を舞う鷹の意地をみせてやるかな」
俺「戦う理由は…そうだな、半人前のお前達が一人前になるまで俺がお前達を守る!…それで良いか」
ウィルマ「さすがは鷹の目、大きく出たわね」
俺「志は大きい方が燃えるだろ?」
ウィルマ「あはは、確かにね。じゃあ行こうか、談話室で隊長達が待ってるわ」
俺「あぁ、そうだな。ウィルマ軍曹」
ウィルマ「ウィルマで良いわよ」
俺「そうか、ならウィルマさん。行くぞ」
ウィルマ「はい、大尉殿」
最終更新:2012年02月03日 03:54