愛の重さはチョコの質量に比例します----
316 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 11:39:51.16 ID:INWXitEo0 [30/37]
「淫獣さん恋をする」
バレンタイン短編 愛の重さはチョコの質量に比例します
―バレンタイン前日
ハルカ「ペロッ……うん、おいしい!」
俺「なんか甘い匂いがすると思ったら……そういえば明日はバレンタインか」
ハルカ「あっ俺さん! ダメですよぉ男の人が厨房に入ったら」
俺「ハハッどうせ俺のためにチョコ作ってくれている女の子なんていないんだから別にいいだろ?」
ハルカ「そ、そうとも限りませんよ……?」モジモジ
俺「それ、智子へのやつか?」
ハルカ「はい! やっと納得のいく味が出せました! これであとは形を整えるだけです!」
俺「うおっすごい量だな……」
ハルカ「えへへ私の智子中尉に対する愛を表現するのにはこれくらいの量が必要なのですよ」ニコニコ
俺「そ、そうか…………お、重っ…」ボソッ
ハルカ「え?」
俺「い、いや何でもない! あんまり無理をして体壊すなよ」
317 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 11:44:26.41 ID:INWXitEo0 [31/37]
ハルカ「はい! お、俺さんも明日楽しみにしていてくださいね?」モジモジ
俺「? それじゃあ頑張れよ」
ハルカ「はい! さて……作るのに一週間かかった智子中尉の似顔絵をかたどった型を使って……」
俺「………」
ハルカ「あっそうだ! 箱にも一工夫しましょう! うふふ二人が出会ってからのダイアリーを綴って……」
俺「………智子、しっかり受け止めてやれよ……」
―翌日
俺「おはよーっす」
ハルカ「おはようございます俺さん。ハッピーバレンタイン! これ、受け取ってください!」
俺「えっこれは……」
ハルカ「鈍感な俺さんでも中身が何かくらいは分かりますよね?」
俺「………ありがとな、ハルカ。義理チョコでもすっげぇうれしいよ」
ハルカ「義理チョコじゃありません。俺さんへの親愛をたっぷり詰め込んだ正真正銘の本命ですよ」ニコッ
俺「そっか……食べてみていいか?」
319 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 11:47:54.30 ID:INWXitEo0 [32/37]
ハルカ「どうぞどうぞ」ニコニコ
パクッ
俺「うまっ!? 何だこれめちゃくちゃうまいぞ!?」
ハルカ「えへへその味を出すのに一晩かかったんですよ?」
俺「うん、これならきっと智子も喜んでくれるさ」
智子「おはよ~ハルカ、俺さん」
俺「おっす。おはよう、智子」
ハルカ「おはようございます、智子中尉。えっとですね……今日は智子中尉に渡したい物があってですね……」モジモジ
智子「あっそういえば今日は……」
ハルカ「と、智子中尉っ私の気持ち受け取ってください!」バッ
智子「ウフフそんなに畏まらなくてもいいのよ。ありがと、ハルカ……ってずいぶん大きいわね」
ハルカ「私の気持ちはこれくらいの大きさなんですよ!」
智子「箱の表面に何か書いてあるわね……」
ハルカ「はい! 私が智子中尉に出会ってからの思い出を書き連ねたんですよ! えへへ多すぎて箱の表面に書ききることが出来ませんでしたけどね」ニコニコ
智子「そ、そう」ヒキッ
320 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 11:51:08.88 ID:INWXitEo0 [33/37]
智子「え、ええ分かった……ってこれ私の顔?」
ハルカ「どうですか? そっくりでしょう」
智子「…………そうね。怖いぐらいそっくりだわ……」
ハルカ「それの型を作るのに一週間ほとんど寝ずに頑張ったんですよぉ」ニコニコ
智子「……………………お、重いわね…」ボソッ
俺「ちょっ智子っ」
ハルカ「…………………えっ」
智子「あっ」
ハルカ「智子中尉」
智子「ち、違うのっ今のは……」ワタワタ
ハルカ「……私の愛、重いんですかぁ…?」ウルウル
智子「ちょっさっきのはチョコの質量が大きいっていう意味で……!」アタフタ
ハルカ「……ヒック………エグッ……一生懸命…グスッ……作ったのにぃ……」ジワァ
智子「ご、ごめんね? 私のために睡眠時間も削って頑張ってくれたのよね? すっごくうれしいわよ!?」
ハルカ「ウエエエエエエエエエエエン!! どうせ私は重い女ですよおおおおおおお!!」ポロポロ
321 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 11:53:43.80 ID:INWXitEo0 [34/37]
俺「ば、バカだなぁ! こんなチンチクリンが重いわけないだろう!」ダキッ
ハルカ「お、俺さぁん!」グスッ
俺「ほ~ら高いたか~い……って重っ……」ヨロッ
ハルカ「ッ……俺さんのバカぁ!!」ポロポロポロ
俺「す、スマン! 違うから! 俺が貧弱なだけで……」
ハルカ「もういいです! 智子中尉の重荷にしかならない女は消え去りますっ!!」ダッ
智子「あっハルカ!」
ハルカ「うえええええええええええええええええええええん智子中尉と俺さんのバカああああああああああああああああああ!!」ダダダダダダッ
智子「………」
俺「………」
323 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 11:56:16.74 ID:INWXitEo0 [35/37]
智子「………ハルカには悪いことしちゃったわね…。これからどうしようかしら……」
俺「どうするって……これを食うしかないだろうが」
智子「これを……ですか? 軽く5キロくらいありそうですよ?」
俺「大丈夫だって俺も手伝うから。食ってみ。めっちゃうまいぞ」
智子「おいしいんでしょうけど量が……」
俺「まぁ……な……」
ハルカ「ヒック……エグッ……頑張って作ったのに……」グスッ
智子「ここにいたのね、ハルカぁ……」フラフラ
ハルカ「智子中尉……」
智子「チョコレート全部いただいたわ。とってもおいしかったわよ」ニコォ…
ハルカ「ほ、本当ですか!?」パァァ
俺「ああ……おいしいおいしいって言ってバクバクとあれだけの量を一気に食ってたぞ」ヨロヨロ
ハルカ「智子中尉……」キラキラ
智子「うふふ」フラフラ
324 自分:淫獣さん恋をする[sage] 投稿日:2012/02/14(火) 11:58:38.24 ID:INWXitEo0 [36/37]
ハルカ「そういえばお二人とも何故か顔が真っ赤ですけどどうしたんですか?」
俺「いや別に何でもないぞ」ヨロヨロ
智子「いやー今日はなんだか暑いわねー」フラフラ
ハルカ「? まぁいいや! やっぱり智子中尉は私の虜なんですね! 今夜もいつも通り激しくイキましょうかぁ」サスッ
智子「あふんっ……うっ」ブバッ
ハルカ「えっちょっ鼻血!?」
智子「」ピクピク
ハルカ「白目をむいてますけど大丈夫ですか智子中尉!?」
俺「」ブバッ
ハルカ「ああっ俺さんまで!?」
俺「」ピクピク
智子「」ピクピク
ハルカ「お二人とも一体何があったんですか!? メディック! メディーック!!」
おわり
最終更新:2012年02月14日 12:11