○連合軍本部○
ミーナ「……」
俺「?」
<がやがや
<あの子供がか?
<ふむ……
<にわかに信じられんな……
<しかし、位置的にストライクウィッチーズでないと……
俺「」ウトウト
ミーナ「あの……始めるなら早く始めて貰えませんか?そろそろ開始して頂かないと俺君が退屈で寝てしまいます」
偉い人「そうだな……それではそろそろ開始しよう」
フリードリヒ「俺君すぐに終わるからね。しばらくの辛抱だ」
俺「」コクコク
ミーナ「(助かったわ……少なくとも味方が一人居る)」
偉い人「それでは……俺少尉の取り扱いをこれよりどうするかについての話し合いを行う」
偉い人「やはり研究所につれていってこ後世の為に……」
偉い人「いや。いつ人に牙を向くか判らない。現に別の時間軸とやらの彼は世界をめちゃめちゃにしているのだろう?」
フリードリヒ「ここは私と一緒に暮らすべきだ」
偉い人「しかし彼は英雄だ。もう世界中に広まってしまっている…・・・そんな彼を抹殺したり研究材料にしたら非難が凄い事になるぞ?」
俺「???」
ミーナ「……」
偉い人「だがしかし!」
偉い人「危険分子は排除すべきだ」
偉い人「排除するくらいなら研究材料に……」
フリードリヒ「だから私が責任を持って一緒に」
偉い人達「うるさい黙ってろ。こちとら割と真剣なんだ!」
フリードリヒ「……はい」
<あーでもないこーでもないそーなんだ
俺「…」イライラ
ミーナ「俺君ダメよ?もう少し辛抱してて」
俺「」ゴロゴロ
俺「」グデー
ミーナ「俺君、大人しくしてなさい?ほら、椅子に座って」
俺「」フルフル。ゴロゴロゴロ……
フリードリヒ「ほーら俺君。チョコ勲章だよー」
俺「!」
フリードリヒ「頭の固い奴等が何やら話し合いに入ってしまったからおやつでも食べて待ってるといい」
俺「」コクコク。ハムハムモグモグ
ミーナ「すみません、皇帝陛下」
フリードリヒ「よいよい。所でミーナ中佐ものは相談なんだが」
ミーナ「何でしょうか?」
フリードリヒ「俺君を私に」
ミーナ「却下します」
フリードリヒ「しょぼーん……」
俺「♪」ハムハムムシャムシャ
偉い人「何故わからん!俗物共めが!」
偉い人「天才の私が言うのだ間違いない」
偉い人「人類は一度粛清されるべきなのだよ」
フリードリヒ「あーあ。あっちは物騒だね」
ミーナ「本当にあのままで大丈夫なのでしょうか」
フリードリヒ「折角ネウロイとの戦いが終わったと思ったら今度は人同士の戦争になんてなったら話にならないんだけどね」
ミーナ「そう……ですね。折角人類の脅威が消し飛んだのに」
俺「♪」ムシャムシャ
フリードリヒ「あの連中jも俺君のかわいらしい所を見れば考えも変わるかもしれないな……はーい!そこの堅物共ー、ちゅうもーく」
偉い人達「ああ!?」
フリードリヒ「このままだと人類同士の戦争に入っちゃいそうだからまずはこれを見て落ち着けー」
偉い人達「?」
俺「♪」ハムハムモグモグ
偉い人達「……」
俺「♪」ケプッ。ゴローン…ゴロゴロ
偉い人達「むぅ……」
俺「」ゴロゴロ……ウトウト
俺「」フワァ~~……ウトウト
俺「Zzz」スヤスヤ
偉い人「ただの子供じゃないか」
偉い人「おやつを食べてる姿が可愛かったな」
偉い人「ふむ……これは。ふぅ」
フリードリヒ「最初から報告書にそう書いてあるでしょう!俺君の本当の可愛さはこんなもんじゃないからな!」
ミーナ「ええ、そうです。危害が加わらなければ俺君はただの子供なんです」
フリードリヒ「尻尾を振りながら笑顔で駆け寄ってくる姿はたまらないぞ?」
偉い人達「……ごくり」
偉い人「だがまってほしい。今ミーナ中佐は危害が加わらなければと言ったな?危害が加わったらどうなるというのだ」
ミーナ「そ、それは……」
フリードリヒ「人類もネウロイみたいに全滅させられちゃうんじゃないかな。てへぺろ」
偉い人達「……やはり拘束。いや……抹殺」
ミーナ「あのー……一ついいですか?」
偉い人「なんだね」
ミーナ「俺君は拘束も抹殺もできないと思うんですけど……報告書を見てもらえると判ると思いますが」
偉い人達「!?」
偉い人「これってまずいな……抹殺しても蘇って逆に我々が全滅させられてしまう」
偉い人「捕まえても簡単に逃げられてしまうな」
偉い人「協力してもらうという名目上で軟禁するしかないかもしれない」
フリードリヒ「それならやっぱり私のところで一緒に」
偉い人達「うるさい!こっちは真剣なんだ!」
フリードリヒ「はい……」
俺「Zzz」スヤスヤ
ミーナ「当の本人は寝てるしもう……」
??「そろそろいい加減にしたらどうです?」
偉い人達「あなたは!?」
??「醜い言い争いなんてして……俺君がこれまで人に牙を向いた事がありますか?」
偉い人達「そ、それは……」
ミーナ「(一度だけあるけど黙っておいたほうが良いわね。あれは特殊な状況だったからノーカンよノーカン」
偉い人「しかし、危険な事にはかわりがなくて……」
??「少なくとも私が一緒に暮らした2年はそんな事はありませんでした」
ミーナ「私も短い間でしたが一度もそんな事はありませんでした」
フリードリヒ「危険なのはその可愛らしさだけだとおもいまーす」
??「そうね」
フリードリヒ「俺君のこれからの扱いはこれからも変わりなく、ウィッチ達に任せるのが適任かと。それか私に」
偉い人達「それでは!」
??「俺君のこれからは私が決めましょう……いいですね?」
偉い人達「あなたがそういうのでしたら」
フリードリヒ「お願い。フリードリヒに任せるって言って!」
??「却下」
フリードリヒ「しょぼーん」
??「それでは一回、会議は終了です。明日に彼をどうするか発表しましょう」
偉い人「わかりました。それでは明日に……」
フリードリヒ「是非フリードリヒにおまかs」
偉い人達「はいはい。行くぞ」
フリードリヒ「痛い、ひっぱらないでー」
…
…
??「俺君とミーナ中佐はここに残って貰うわよ?」
ミーナ「あなたってもしかして」
俺「!」
俺「」トコトコトコトコ
俺「♪」パタパタパタパタ
??「久しぶりね、俺君」ナデナデ
ミーナ「やっぱりあなたはウィッチ軍曹ね!?」
ウィッチ軍曹?「お久しぶりですね、ミーナ中佐。でも今の私はウィッチ軍曹ではないの」
ミーナ「ええ……あっさりあの上層部の方達が言う事を聞くんですもの」
俺「♪」
ウィッチ軍曹?「ふふ、そうね……さしずめ今はウィッチ総帥とでも呼んでもらおうかしら♪」
ミーナ「総帥、お願いです。俺君の事は……」
ウィッチ総帥「わかってるわ。俺君をあんな奴等の好き勝手にはさせないから安心して、ミーナ中佐」
…
…
俺「♪」モグモグ
ミーナ「ふぅ。俺君はみんなの気も知らずまるで旅行にでも来てるみたい…」
俺「?」
ミーナ「気にしないで、独り言よ?」
俺「」コクコク。モグモグ
ミーナ「でも、ウィッチ軍曹が大丈夫って言っていたから……多分明日は俺君に良い方向に動くと思ってもいいのよね……?」
俺「?」
ミーナ「独り言よ」
俺「」コクコク
俺「」トコトコ……ヨジヨジ
ミーナ「俺君どうしたの?」
俺「♪」
ミーナ「私の膝の上に乗りたかったのかしら?」
俺「」コクコク
ミーナ「もう。ご飯の途中よ?」ナデナデ
俺「♪」
ミーナ「もう、仕方ない子ね……はい。食べさせてあげるわ」
俺「♪」モグモグ
ミーナ「でも急にどうしちゃったの?」
俺「」フルフル
ミーナ「まるでこの間の挨拶をしに来た時みたいね」
俺「!」フルフルフルフル
ミーナ「違うのかしら?」
俺「」コクコクコクコクコクコクコクコク
ミーナ「怪しいわね……」
俺「」フルフルフルフル
ミーナ「別に大丈夫よ?きっとウィッチ軍曹がどうにかしてくれるし、私達が付いているもの」
俺「」
ミーナ「もう、この間みたいに勝手に居なくなったりしちゃだめよ」
俺「…」コク
○翌日○
ウィッチ総帥「それでは……」
偉い人「総帥!判決を」
偉い人「世の為を考えればお分かりですよね?」
偉い人「決断を……」
ミーナ「ウィッチ軍曹……」
ウィッチ総帥「……」
俺「?」
ウィッチ総帥「……俺君に全てを任せます。こちらでいくつかの選択肢を用意しました。この中から俺君には選んでもらおうと思います」
ミーナ「!」
偉い人達「!」
俺「?」
ウィッチ総帥「俺君いらっしゃい……」
俺「」トコトコ
ウィッチ総帥「さあ、俺君。この中から自分で選びなさい?あなたの好きなものを、他人の意見になど耳を貸さず、自分の考えを……」
俺「」ジー
俺「」ジー……チラッ
偉い人「世界の為、世界の為」
フリードリヒ「自由になって私の所に!」
ミーナ「俺君が好きなものを選ぶのよ?」
ウィッチ総帥「俺君、選べないかしら?」
俺「」フルフル。ウーン……
『この役立たず!』
『ウィッチになっても何もできねーとか金にもならないじゃないか』
俺「…」
『俺君、おいでー』
『俺君、こっちこっちー』
『俺君はいいこねー』
俺「……」
『ボクは色々な時間のボクを助けようと……』
『君じゃまだ小さいから、ここからはボクの仕事だよ』
ウィッチ総帥「……」
俺「……!」
偉い人達「決めたようだぞ?」
ミーナ「何を選ぶのかしら。俺君ならきっとあれでしょうけど」
俺「」ピッ
ウィッチ総帥「本当にこれでいいのね?」
俺「」コクコク
ウィッチ総帥「わかりました……。みなさん、俺君が選んだその道は……」
最終更新:2012年02月25日 21:59