------------1941年・京花帝国陸軍福知山駐屯地---------
西沢「なんであたしが新人の教官なんてやらなきゃいけないのよ」
竹井「私もあなたに教官を頼んだことについては無謀だと思ってるわ」
西沢「だよね!もう帰っていい?」
竹井「ダメよ」
西沢「えぇえ~」
竹井「京花帝国のご指名なんだから誇りに思いなさい」
西沢「誇りも何も、ウィッチのいない国のご指名なんて――」
コンコン
竹井「どうぞ」
???「失礼します!」
???「本日より京花帝国陸軍第0特別戦闘航空隊に配属されました僕軍曹です!――であります!!」
竹井「こんにちは。私はあなたの指導教官の竹井醇子、中尉よ」
西沢「」ツーン
竹井「(ほらあなたも自己紹介しなさい)」
西沢「同じく指導教官の西沢義子、ひそうちょー」
竹井「(こら!)」
西沢「(だってさー)」
僕「よろしくお願いします!!」
竹井「こちらこそよろしく。そんなに緊張しなくていいわよ」
僕「はっはい!」
西沢「」ジィー
僕「なっ、何か顔についていますか!?」
西沢「」ジィー
西沢「」ムニムニ
僕「なっ、なひを!」
西沢「あなたのほっぺ柔らかいわね」
僕「にひさふぁひほーほー!おふぁわむれふぉ!!(西沢飛曹長、お戯れを)」
西沢「それぇムニムニー」
僕「あふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁふぁ」
竹井「やめなさい」ゴン!
西沢「痛っ!殴らなくてもいいでしょ」
竹井「大丈夫僕くん?」
僕「あわわわわわ」
西沢「ねぇあなた!」
僕「はっはい!」
西沢「なかなか見所があるじゃない、気に入ったわ!」
竹井「(ほっぺの柔らかさが?)」
西沢「非常に不本意だけど、あなたの教官をしてあげるわ。感謝しなさい!」
僕「あっありがとうございます!西沢飛曹長!!」
西沢「国は違うけどあたしたちは同胞。西沢さんで構わないわ」
僕「にっ西沢さん!」
西沢「おう!」
竹井「私も階級なしで良いわよ」
僕「はっはい!」
西沢「いい僕!あたしが教官になるの、あなたを世界一のウィッチにしてあげるわ!訓練は厳しいから覚悟しておきなさい!あっはっは!」
竹井「(まぁ基本的には私が教えることになるんだろうけど……)」
僕「よろしくお願いします!!」
-------------------------上空にて-----------------------------------
西沢「いい?ストライカーで飛ぶのなんて簡単よ。飛ぶイメージをすればいいだけだから」
僕「飛ぶイメージですか?」
西沢「ズシャアアズゴオオォォォブオオオォォォォォンンって感じ」
僕「???」
竹井「それじゃあ説明になってないわよ」
西沢「どうやって飛ぶかなんて考えたことも無いからわからないわよ」
竹井「翼では飛んだことあるのよね?」
僕「はい!」
竹井「基本はそのイメージでいいわ。でも使うのは翼じゃなくてストライカーだからそこを気をつければ大丈夫よ」
僕「わかりました!」
僕「」イメージ
ブオオオオオォォォォォン
僕「おおおおおおおお!回りました!!」
西沢「よし!それじゃあ発進!」
ブオオオオオオォォォォォン
西沢「次は手を離すから自分で飛んでみなさい」
竹井「いくらなんでもいきなりすぎない?」
西沢「大丈夫大丈夫。私もすぐに一人で飛べたんだから」
竹井「あなたと一緒にされても」
西沢「全く無問題。よし、手離すわよ」
僕「はっはい!」
竹井「(大丈夫かしら?)」
西沢「醇子、せーので離すわよ」
竹井「えぇ」
西沢「せーのっ」
パッ
僕「」フワッ
僕「あわわわわわわわわわわ!!!」ブオンブオンブオオオオオォォォォンン
西沢「あはははははは!回りながら落ちてる!」
竹井「ちょっと!笑ってないで助けなさいよぉ!!」ブオオオオオォォォォンン
西沢「あははははは!頑張れ醇子!」
西沢「今日の訓練はこれで終わり」
竹井「お疲れさま」
僕「ありがとうございます!」
西沢「よし僕!一緒にお風呂入ろう!」
僕「えっ!」
西沢「なんだ?あたしと入るのは嫌なのか?」ムニムニ
僕「いふぁ、ほうじゃなふて――」
西沢「いいから来い!」ガシッ
僕「中尉ぃ!」ズリズリ
竹井「やれやれ……」
カポーン
西沢「何してるの。早く来なさいよ」
僕「いやでも……////」
西沢「恥ずかしがる必要なんかないでしょ」
僕「////////」
西沢「そうかわかったわ。胸が小さいのが恥ずかしいんでしょ?」
僕「えぇえ!」
西沢「ふふふ、あたしが揉んで大きくしてあげましょう。それぇ!」
僕「あわわわわわわ」
タオルバサァ
西沢「・・・」
僕「――!」
西沢「あなた……男だったの?」
竹井「気付くのが遅すぎよ」
西沢「何!醇子は気付いてたの!?」
竹井「最初から知ってたわよ」
西沢「だって、どっからどうみても女でしょ!このあたしより長い髪だって……」
僕「/////////」
西沢「・・・」ジィー
僕「なっ……なんでしょうか……//////」
西沢「まぁあれね……小さいわね……」
僕「うわわあああああぁぁぁぁぁぁんん!!!」ドタバタドタバタ
竹井「何を言ってるのあなたは!」
西沢「いやぁ、率直な感想を」
竹井「あとで謝りなさいよ」
西沢「いやでも、どうみても女でしょ。あたしより可愛いってどういうこと……」
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坂本『はっはっは、そんなことがあったのか』
竹井『笑い事じゃないわよ……』
坂本『でも女っぽかったというのは信じがたいな』
竹井『今よりも身長は小さくて、髪は長かったからね。そのときの写真は多分彼がもっているはずよ』
坂本『そうか。今度見せてもらおう』
竹井『彼はウィッチになる前は病弱で、ずっと家の中にいたそうよ』
竹井『だから訓練のときはすごく楽しそうで、毎日元気いっぱいだったわね』
竹井『でもだんだん元気が無くなっていったわ……』
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西沢「――とまぁそういうわけ。わかった?」
竹井「全然説明になってないわよ」
西沢「だって考えながら戦闘なんてしてないんだもん。しょうがないじゃない」
僕「」
竹井「僕くん?」
僕「」
西沢「起きてるー?」ブンブン
僕「はっ」
竹井「大丈夫?」
僕「はい、大丈夫です。申し訳ありません」
西沢「どしたどした?ひょっとして恋?僕の気持ちは嬉しいが残念ながらあたしは――」
竹井「確実にあなたじゃないから心配無用よ」
西沢「何を!」
僕「」
西沢「おいおい本当にどうしたの?」
僕「」
竹井「今日の訓練はこれで終わりにしましょう」
僕「ありがとうございます……」
僕「」テクテク
西沢「なんか最近変だよね」
竹井「そうね。どうしたのかしら」
最終更新:2012年02月16日 22:54