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俺とアンジーとパティ パティEND

パティEND







16 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22:42:10.13 ID:OZqy7GXd0 [7/20]

「俺とララサーバルとパトリシア」パティEND


――1945年夏 ローマ郊外 アンジーの病室

アンジー「私はお前のことが好きなんだ」

俺「えっ……」

パティ「えっと……その……」オロオロ

アンジー「なっ!? パティ!? 何故ここに!?」

パティ「あの……アンジーのお見舞いに来たんだけど……お、お邪魔だったみたいね!」ダッ

俺「お、おい!」ガシッ

パティ「離してよっ!」パシッ

俺「おわっ!?」

パティ「ご、ゴメン俺くん……そ、それじゃあ邪魔者は退散するねっ!」ウルッ

ガチャッ

バタン

俺・アンジー「「………」」






20 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22:46:12.55 ID:OZqy7GXd0 [8/20]

俺「…………アンジー? その……お前は俺のことが……?」ソワソワ

アンジー「……………ああ、私はお前のことが好きだ」

俺「そっか……正直戸惑っているけど、うれしいよ」ソワソワ

アンジー「そう言ってくれると私もうれしい」

俺「………」ソワソワ

アンジー「………」

俺「あんj――」

アンジー「それで? お前は何故こんな所で油を売っているんだ?」

俺「えっ」

アンジー「だから、早くパティを追いかけろと言っているんだ」

俺「いや、お前何言って……」

アンジー「パティは今泣いている。それくらい鈍感なお前でも分かるだろう?」

俺「ああ、だけどせっかくが告白してくれたんだからお前のそばに……」

アンジー「無理はしなくていい。いつも私のために自分を押し殺してくれているんだ。たまにはお前のやりたいようにしてくれ」







22 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22:50:08.19 ID:OZqy7GXd0 [9/20]

俺「じ、じゃあ俺はお前のそばにいたいからここに――」

アンジー「嘘を吐くな」ギロッ

俺「」ビクッ

アンジー「ハァ……お前が私のことを一番理解してくれているのと同じようにな、お前のことを一番理解しているのは私なんだ」

俺「………」

アンジー「お前が嘘を吐く時に無意識の内に唇を触る癖を知っているのは、長い付き合いの私だけだぞ」

俺「そ、そんな癖があったのかよ俺……」

アンジー「お前は今パティのことが気になっていても立ってもいられないはずだ」

俺「………」ソワソワ

アンジー「頼む、俺。こういう時くらい、お前の思う通りにしてくれ」

俺「………」

アンジー「私にも……大好きなお前の背中を押させてくれ」ニコッ






23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22:54:41.64 ID:fxMe/kpA0 [5/7]
アンジー…

支援






24 自分:俺とララサーバルとパトリシア ここから√分岐[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 22:55:17.34 ID:OZqy7GXd0 [10/20]

――病院近く キレイな景色が見える丘

パティ「ヒック……エグッ……」ポロポロ

グシグシ

パティ「ダメダメッ! やっとアンジーが勇気を出して告白したんだもん! 二人を祝福してあげないとっ! ……………なのに、」

ポロポロポロ

パティ「なんで涙が止まらないのよぉ……!」ポロポロ

「ハァ……ハァ……やっと見つけた……!」

パティ「ふぇ……?」グスッ

俺「もっと遠くに行ったのかと思ってたけど……ハァハァ…こんなに近くにいたのかよ……!!」ゼェゼェ

パティ「俺……くん……? どうしてここに……?」グスッ

俺「そんなもん、お前が逃げるからに決まってんだろうが」

パティ「そ、それは……!」

俺「隣……座るぞ?」

パティ「う、うん……ってダメだよ! 俺くんはアンジーのそばにいてあげないと!」







26 自分:俺とララサーバルとパトリシア ここから√分岐[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:00:07.85 ID:OZqy7GXd0 [11/20]

俺「………確かに、アンジーと会うのも久しぶりだから、もうちょっとアイツのそばにいたかったさ」

パティ「だ、だったら!」

ポン

俺「でもな、いつも明るいパティがこんな所で涙をポロポロ流して泣いているんだ。そんな一大事を放っておけるかよ」ナデナデ

パティ「あうぅ……」カァァ

俺「それで、なんで泣いてるんだよ」

パティ「! な、泣いてなんかないよっただ目にゴミが入っただけっ」グシグシ

俺「いや、いくらなんでもそれは無理があるだろう……」

パティ「そ、そんなことないって! 私目が埃に弱くてさーアハハー!」

俺「一応、俺はお前がここで泣いてる理由も理解している……と思う。なんとなくだけど」

パティ「嘘だよ。鈍感な俺くんが分かるはずないもん。アンジーの気持ちにだって今までずっと気付かなかったでしょ?」

俺「いや、まあそうだけどさ……そこまで長い付き合いでもないパティの方がこういうことに関しては分かりやすいというか……」

パティ「ふ~ん、そういうものなのかな~?」

俺「うん。俺はお前があの場から逃げた理由を知った上で、お前を追っかけてきた。その意味は分かるか?」

パティ「………」







29 自分:俺とララサーバルとパトリシア ここから√分岐[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:06:24.54 ID:OZqy7GXd0 [12/20]

俺「パティ、俺は……お前のことが好きだ」

パティ「ッ……!」

俺「明るくて優しいお前のことが好きなんだよ」

パティ「俺…くん……」ポロポロ

俺「だからさ、お前がこんな所で一人で泣いているのは我慢ならないんだよ」

パティ「あっ……ヒック……ありがとう俺くん……! 俺くんの気持ちはうれしい。すっごくうれしいよ? でも……」

グシグシ

パティ「私には俺くんの気持ちに答えることは出来ないよ」ニコッ

俺「………俺のこと嫌いか、パティ?」

パティ「そんなわけないじゃん♪ 私は……俺くんのことが好き。きっと……アンジーに負けないくらい俺くんのことが好き」

俺「なら……」

パティ「でも、ダメなんだよ。俺くんのそばにいるのは私じゃダメなんだ」

俺「………」

パティ「アンジーは、俺くんの支えがあれば100%の力が発揮出来る。アンジーには俺くんが必要なんだよ」

俺「そうかもしれねえけどさ……」







31 自分:俺とララサーバルとパトリシア ここから√分岐[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:12:12.69 ID:OZqy7GXd0 [13/20]

パティ「俺くんは……アンジーのそばにいてあげないといけないんだよ……最初から……私の入る隙間なんて無かったんだ……」グスッ

俺「お前何言って――」

パティ「よ、良かったね俺くん! あんなイイ子なかなかいないよ! 美人だし……マジメで誠実だし……」

俺「パティ、話を聞けt――」

パティ「私のことは心配しないで! 二人で幸せに――」

俺「ああもう黙れっ!!」グイッ

パティ「ちょっ」


チュッ


パティ「」

俺「や、やっと黙ったな……」

パティ「ななななななな俺くん!!!!!!?///」ワタワタ

俺「だから黙ってろって言ったろ!? せ、せっかく俺が勇気振り絞ったんだから無駄にしないでくれ……」カァァ

パティ「う、うん……///」プシュゥゥ








32 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:18:10.13 ID:OZqy7GXd0 [14/20]

俺「前から思ってたけどさ、どうもお前は他人のことばっかり考えて自分のことを二の次にするよな」

パティ「……俺くんにだけは言われたくない」

俺「棚上げって最高だよな」

パティ「むぅ」ジトーッ

俺「偶には自分に正直になってみたらどうだ?」

パティ「自分に正直になったって……私の気持ちは変わらないよ……。私……アンジーが悲しむ顔なんて絶対見たくないって思ってるもん……」

俺「………」

パティ「私、アンジーのこと俺くんと同じくらい好きだから……大好きだから、アンジーの大切な俺くんを奪ったりしたくない……」

俺「………」

パティ「それに……私が好きな俺くんは、アンジーのために頑張ってる俺くんだからさ」ニコッ

俺「………」

パティ「私は……俺くんの気持ちに答えられないの」ジワァ

俺「………」

パティ「………」






33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:18:56.37 ID:fxMe/kpA0 [7/7]
パティ可愛すぎる

しえん







35 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:24:10.84 ID:OZqy7GXd0 [15/20]

俺「パティ……俺はさ、これからもずっとアンジーのそばにい続けてやろうと思っている」

パティ「うん、それがいいよ。アンジーのためにも俺くんのためにも……きっと、私のためにも……」

俺「どこまでもアイツについていくよ」

パティ「そうだよね……いつまでも二人で……」

俺「何言ってんだ? パティもいっしょに、だろ?」

パティ「へ?」キョトン

俺「おいおいあのめんどくさいアンジーの世話を俺一人に押し付ける気か?」

パティ「いやっそのっ……いいの?」

俺「こっちからお願いしたいくらいだ。というか、俺はお前もついてきてくれるとばっかり……」

パティ「………」

俺「なあパティ、」

パティ「うん」

俺「不器用で生真面目で堅物でかっこよくてカワイイあの娘をさ、これからもいっしょに支えていこうぜ」ニッ

パティ「…………うん」







36 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:30:21.72 ID:OZqy7GXd0 [16/20]

俺「よし、これで俺と――」

パティ「で、でもさ! このまま俺くんと……その……恋人になっちゃったらアンジーから好きな人を奪っちゃうことになってあの娘を悲しませることに――」

俺「言い忘れてたけどアンジーからの伝言。

  アンジー『あまり私を見くびるなよ』

  だってさ」

パティ「あうぅ……」シュン

俺「パティ、もう一度言う。俺はお前のことが好きだ」

パティ「うぅ……何よぅ……二人して私のことを追い詰めて……」

俺「へへっいつも俺達はお前に手玉に取られているからな。仕返しだ」ニヒヒッ

パティ「もう……でも、こういうのも悪くないかもえへへ」ニコニコ

俺「だろ?」ニコニコ








37 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:36:54.18 ID:OZqy7GXd0 [17/20]

パティ「俺くん……私も、これからずっとアンジーといっしょいたい。ずっとあの娘を支えていきたい」

俺「うん」

パティ「だって、私は本当にアンジーが大好きなんだもん♪」

俺「きっとアンジーもそう思ってるよ」

パティ「えへへそうかな?」

俺「俺のことは?」

パティ「え~? 俺くん~? 今日はずいぶん意地悪だったからどうかな~?」ニヤニヤ

俺「うぐっ……」

パティ「俺くん、私の嘘偽りない本当の気持ちを伝えます」

俺「………」


パティ「私は俺くんのことが好きです。ずっといっしょにいてくれないかな♪」ニコッ







39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:41:42.41 ID:ROLWKUNb0
ニヤニヤしてしまう
支援







40 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:42:07.77 ID:OZqy7GXd0 [18/20]

エンディング


ガチャッ

パティ「おはよう、アンジー。今日はアンジーもお休みだよね? 俺くんといっしょに町に出よ……っていない」

俺「どうした? アンジーいないのか?」

パティ「うん……あっ書き置きがある。何々……

    アンジー『今日は俺とパティが付き合って一周年だろう。というわけで、二人で町にでも行って水入らずで過ごしてくれ』

    だって」

俺「で、アイツはどっかに行っちまったと」

パティ「私達に気を遣ってくれたのね……」








41 自分:俺とララサーバルとパトリシア[sage] 投稿日:2012/03/10(土) 23:42:48.12 ID:OZqy7GXd0 [19/20]

俺「そっか……アンジーいないのか……どうするパティ?」

パティ「どうするってもちろん……」

俺・パティ「「」」ニッ

俺「パティは基地の屋上に行ってくれ! 俺は格納庫を探してみる!」

パティ「了解!」

俺「無用な気遣いをするアイツを絶対に見つけ出すぞっ!」

パティ「うん♪」



Fin

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最終更新:2012年03月11日 00:05
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