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俺教官2話

翌日、外


俺「貴様ら俺が居なくなってから相当サボっていたな!」

「「「「「サー、ノー、サー!」」」」」

俺「ふざけるな!大声だせ!xx落としたか!」

「「「「「「サー、イエッサー!」」」」」

俺「まずは滑走路を往復100本からだ、とっととはじめろ!」

「「「「「サー、イエッサー!」」」」」

俺「早く終わらせろ!一瞬で終わらせろ!貴様らxxどもの特別訓練のせいで俺とアリーセの楽しい時間が刻一刻と削られていってるんだ、おい、貴様らなんだそれはxxxのxxxxのほうがまだ気合が入ってるぞ!とっとと走れ、光の速さで走れぇぇぇぇ!」


宮藤「よかった……あんなきつそうな訓練じゃなくて」

リーネ「う、うん」

ペリーヌ「わたくし達の訓練の時とは偉い違いですわ……」

坂本「はっはっはっ。俺少佐は男に対しては凄く厳しいみたいだからな」



俺「お前らやる気あるのか!とっとと終わらせないとぶっ○すぞ!!」

「「「「「サー、イエッサーーーーーー!」」」」」


ハンガー


ミーナ「報告書にあった俺少佐用の追加兵装がこれね」

坂本「試作型魔導電磁加速砲と試作型魔導銃……か」

ミーナ「まさかもうレールガンが完成していたなんて本国の技術陣は頑張りすぎね」

坂本「ふむ、魔力で弾丸をコーティング、強化し、魔力と磁場の力を借りて超高速で弾丸を発射するのか。リーネの固有魔法を強力にしたものを機械が変わりに行うようなものなのか」

ミーナ「あら、よく知ってるわね」

坂本「分厚いマニュアルの他に簡単ガイドという薄い説明書がはいっていた。魔力で超強化・超加速された弾丸で大型ネウロイのコアを装甲ごとぶち抜いちゃえ。だそうだ」

ミーナ「確かにこんな分厚いマニュアルなんて読む気は起らないわね……」

坂本「しかし、もう一つの拳銃のほうは何も書かれていないな」

ミーナ「ええ、何かしらね。俺少佐なら何か知っているかもしれないわね」

坂本「しかし俺少佐は飛べないのに、外見以外は別モノにカスタムされたストライカーユニットといい試作型の新兵器といい色々と送られてくるな」

ミーナ「ええ、それだけ上層部は俺少佐の復帰を期待しているのよ。それにこの武器は俺少佐位でないと扱えそうにないわ」

坂本「どういうことだ?」

ミーナ「俺少佐の固有魔法は弾丸の軌道を好きなように曲げたりできるの、この武器だと普通に狙いなんてつけられないだろうから、弾道を自由自在に操れる俺少佐が適任だったんでしょうね」

坂本「まだ試作段階とはいえ人の魔法頼みな武器とはな……」

ミーナ「そうね、俺少佐も後もう少しで復帰できそうだから早く復帰してくれるといいのだけど」

坂本「ミーナが何とかしてやればいいじゃないか。以前中々良い関係だったそうじゃないか」

ミーナ「ダメよ。この前また振られちゃったもの」

坂本「そうは見えなかったが……」

ミーナ「昨日の夜…ね。それに俺少佐は大人の男性だから何もなかったように接してくれているのよ」

坂本「ふむ……そうか」



居住区


俺「はぁはぁ、ようやく終わった。アリーセェェェェ!」

娘「パパ~」

俺「みんなには仲良くしてもらってるか?」

娘「うん。フラウお姉ちゃんやトゥルーデお姉ちゃんもいたよ!」

俺「いじめられたりはしてないか。もしいじめられたりしたらすぐに言うんだぞ。パパがそいつを生きていることを後悔するような特訓漬けにしてやるからな」

娘「だいじょうぶだよ~」

芳佳「あんなデレデレな俺少佐見たことないよ」

リーネ「うん。やっぱり誰だって娘は可愛いものなんだね」

ペリーヌ「すっごい親馬鹿ですわ……」

エーリカ「相変わらず娘の事になると激甘だねー」

トゥルーデ「トゥルーデお姉ちゃん…トゥルーデお姉ちゃん…ハァハァ」

ミーナ「みんな居るみたいね」

娘「ミーナおねえちゃん!」

ミーナ「あら、アリーセちゃん。私に抱き着いても何も面白くないでしょう?」

娘「ううん。わたしミーナおねえちゃんだいすきだもん」

ミーナ「あらあら」

俺「アリーセ、ミーナ中佐が困ってるだろう?それよりも、誕生日は何が欲しいんだ?パパが何でも買ってやるぞ」

娘「なんでもいいの?ならね、わたしママがほしい!」

俺「アリーセ、それは無理だ。それ以外ならなんでもいいから他のものに」

娘「なんでもいいって、ぐすっ。パパもいつもいっしょにいれないし、ぐすっ。パパのうそつき・・・だいっきらい、うわあああああああん」

俺「だいっきらい……だいっきらい……娘に嫌われた……もう生きてけない……ウツダシノウ」

俺は混乱している

芳佳「俺少佐大丈夫なのかな……」

リーネ「大丈夫だといいけど……」

ペリーヌ「……ほっときましょう」

娘「うわ~~~~~ん」

俺「な、泣き止んでくれ。な、な。お菓子でもおもちゃでも何でも好きなものを好きなだけ買ってあげるから、な」

娘「うわ~~~~ん」

ミーナ「よしよし、アリーセちゃん泣き止んで」

娘「ぐすっ。ならミーナおねえちゃんがわたしのママになってくれる?」

ミーナ「ちょっとそれは無理かしら……」

娘「うわ~~~~~ん」

シャーリー「よしよし。ならあたしがママになってやろうか?」

「「「「「「「えーーーーーーー!」」」」」」」

シャーリー「アリーセのパパがOKしたらだけどな」

娘「ほんとう!?」

俺「シャーリー大尉、急に何言い出すんだ。冗談はやめてくれ」

シャーリー「冗談じゃこんなこと言わないよ。あたしって少し惚れっぽいからね、あの時ちょっとクラっと来ちゃったのさ」

俺「けど、一日二日でどうなるって問題じゃないだろう」

シャーリー「確かに。けど泣いてる子供を見てたらねー」

俺「……」

シャーリー「で、どうする?俺少佐」

俺「だから、そんな急には決めれるわけないだろう?」

娘「ぱぱ……ダメなの?」

俺「アリーセ、結婚とかはこんな勢いで適当に決めていいものじゃないんだよ」

娘「……ぐすっ」

俺「アリーセ、泣いてもダメだぞ?わがままばかりはダメだ」

娘「ぐすん……うんわかった。でもパパ。わたしできればママが欲しいのはおぼえておいてね?」

俺「ああ、覚えておくよ」

シャーリー「それじゃあ俺少佐、お付き合いからはじめるかー?」

俺「……それもありかもしれないな」

ミーナ「……(ギリッ)」


ウーーーー

ミーナ「ネウロイの襲撃!?」

坂本「またネウロイか!皆、行くぞ!」

「「「「「「「了解」」」」」」」」」

シャーリー「俺少佐、帰ってきたら答えを聞かせてくれよな」

俺「考えておこう」

娘「おねえちゃんたち、がんばってね!」


上空


坂本「なんだあのネウロイは……露出しているコアは本物のコアか何かの罠か?」

バルクホルン「目の前にコアが見えてるんだ、やるしかないだろう!」ズガガガガ

シャーリー「子機を大量に出してコアを守った!?」

リーネ「ダメです。こっちも何度撃っても子機に阻まれて……しかもあの子機が盾みたいにすごく硬いです!」


基地


ミーナ「……苦戦しているようね」

娘「おねえちゃんたち大丈夫かな……ネウロイをやっつけてくれるよね?」

俺「ああ、大丈夫だよアリーセ。ストライクウィッチーズは強いからどんなネウロイだってやっつけてくれるよ」

ミーナ「ええ、そうね。だからアリーセちゃん大丈夫よ」

娘「うん!」



娘「まだおねえちゃんたち帰ってこないの?」

ミーナ「ネウロイが少し特殊なみたいね、苦戦しているわ」

俺「新種のネウロイか……」

ミーナ「ええ、どうやらコアがむき出しになっているにもかかわらず、大量の盾のような子機に阻まれて撃破に至ってないみたい」

俺「……ここまで時間が経つとなると、そろそろ弾薬も魔力もまずくなる頃か」

ミーナ「ええ、そうね……」

娘「おねえちゃんたちだいじょうぶ?」

ミーナ「ええ、大丈夫よ」

ミーナ「……」

俺「そろそろ一度戻すべきではないか?」

ミーナ「ええ、そうね。もうみんなも限界に近いわ」

娘「おねえちゃんたちネウロイをやっつけられないの?」

ミーナ「ええ、ちょっと今までとは違うネウロイで一回対策を考えないといけないの」

娘「なら、パパがネウロイをやっつけて?」

俺「パパはもう飛べないんだよ……」

娘「うそっ!パパは飛べるよ、だって基地の人はみんなパパは強いっていってたもん!」


『だめだ、やはりコアに届かない。いったいどれだけ子機を放出するつもりだ!』

『このままじゃ弾もなくなって魔法力も尽きてみんな墜落しちまうぞ?』

『諦めるな!何か方法があるはずだ……』


俺「……」

眼鏡「報告します!防衛線が徐々に下がってきています」

ノッポ「このままでは……ネウロイがこの基地へ到達してしまいます」

ガングロ「ウィッチ達ももう限界が近い模様!」

デブ「そろそろミーナ中佐や俺少佐もここから避難を!」

ミーナ「いえ、私はここに残ります」

俺「……お前たち、アリーセを頼む」

デブ「イエッサー!でも俺少佐何処へいかれるのですか?」

俺「ちょっと散歩にでてくるよ」

ミーナ「こんな時に散歩だなんて、俺少佐だけでも避難してください」

俺「いや、ちょっとそこまで行ってくるだけだからすぐ戻る」

娘「……パパ。おねえちゃんたちを助けてあげてね」

俺「ああ、任せておけ」

ミーナ「!?」

俺「ならアリーセ。ちょっとパパいってくるよ。誕生日の事は帰ってからゆっくり考えような」

娘「うん!パパいってらっしゃい。悪いネウロイをやっつけてきてね」


ハンガー


ミーナ「俺少佐……本当に大丈夫なの?」

俺「ああ、やるしかないな。アリーセと約束してしまったしね」

ミーナ「けど、俺少佐はまだ……」

俺「大丈夫、前みたいなようにはいかないさ。今日こそは飛べる気がするんだ」

整備兵「俺少佐、武器は何を使いますか?」

俺「一番いいのを頼む」

整備兵「よし、試作型魔導電磁加速砲の準備だ、早くしろ!」

「はいっ!」

整備兵「こいつはかなりのじゃじゃ馬らしいですのでお気をつけて。使い方は大丈夫ですか?」

俺「大丈夫だ、問題ない」

ミーナ「俺少佐、後はこれを。一緒に届いていた試作型の魔導拳銃です」

俺「それじゃあそれも貰っていこう」


俺「よし、やっぱり今までと感じが違う……!」

娘「パパーー!がんばってねーーー!」

俺「ああ、それじゃあ悪いネウロイをやっつけてくるから待っているんだよ」

整備兵「俺少佐、進路クリア。いつでも発進できます」

「「「「俺少佐、少佐なら必ずできるはずです!」」」」

俺「お前たち……」

ミーナ「俺少佐……」

俺「ミーナ中佐大丈夫さ。俺の戦闘能力の事はよく知っているだろう?」

ミーナ「はい……けどブランクを考えるとやっぱり出撃許可を出す事なんて……」

俺「私が行かないと、みんなが危ないんだ。止めても無理やり出撃するさ」

ミーナ「なら、必ず無事に戻ってきてください……チュッ」

俺「……勝利の女神からのキスも貰ったことだし必ず無事に戻る」



俺「俺、出るぞ!」





上空


坂本「烈風斬!」

パリン パリン パリン

坂本の放った烈風斬は再び本体を守る小型の盾ネウロイによって阻止されていた。烈風斬だけではない、ウィッチーズの攻撃は周囲を守る小型ネウロイによってことごとく防がれてしまう

芳佳「ああ、またあの小型が邪魔を!」

ルッキーニ「うじゅ~もう弾がないよ~」

シャーリー「こっちもだ、どうする少佐、一回戻るか?」

坂本「くそっ、何か方法はないのか……」

バルクホルン「また攻撃が激しくなってきた、シールドだってもうギリギリだぞ」

エーリカ「小型を減らしても減らしても増えるし、硬いしもう帰ろうよー」

坂本「しかし、ここで撤退したらあのネウロイはロマーニャへ侵攻してしまう」

バルクホルン「しかし、今の我々の戦力ではもう無理だ少佐!」

坂本「……くっ」

リーネ「坂本少佐、ますます敵の攻撃が激しくなってます……このままじゃぁ」

シャーリー「まったく、本当に勘弁してほしいねーこりゃ」

バルクホルン「リベリアンよそ見をするな、上だ!小型が突っ込んでくるぞ!」

ルッキーニ「シャーリー危ない!」

シャーリー「うそ、まじかよやばっ」

ドンッ……

パリン パリン パリン パリン パリン

しかし、小型ネウロイはシャーリーに突っ込む事はなく四散していた。

シャーリー「……何ともない?」

俺「シャーリー大尉大丈夫か?」

シャーリー「俺少佐!?おかげで大丈夫だよ。それよりも俺少佐あんた飛べなかったんじゃないのか?」

坂本「ミーナから今は飛べないと聞いていたが飛べるようになったのか」

俺「なんとか、な。娘の頼みごとだからかなり無理をしてきた」

坂本「しかし、その魔導電磁加速砲、資料通り物凄い威力だな。一発であの硬い小型を複数同時に打ち抜くとは……」

俺「しかしチャージと排熱のせいで連射が効かないのが欠点だがな」

芳佳「リーネちゃん、さっきの見えた?」

リーネ「うん、なんとか少しだけ見えた……。弾がなんて言えばいいんだろう……ジグザグに動いて一気に複数の小型を打ち抜いてたよ」

ペリーヌ「弾がジグザグに?あり得ないですわ……」

バルクホルン「俺少佐、本当に大丈夫なのか?随分空から遠ざかっていたはずだ」

エーリカ「大丈夫だよトゥルーデ、見たでしょさっきの射撃」

バルクホルン「ああ、だがしかし……」

俺「大丈夫さ二人とも。さて、今度はあの盾みたいなネウロイがどのように動くか見せて貰おうか。『プログラム』……真っ直ぐど真ん中を打ち抜く」

ドンッ……

パリン パリン パリン パリン……


俺「成程……あのネウロイは銃口の真正面を守るように動いてくるわけか。なら話は早いな」

シャーリー「すげー……コアまでは届かなかったけどまた大量の小型をぶち抜いたぞ?どんだけ威力があるんだよ……」

リーネ「凄い……あの反動で狙いも付けていないのにネウロイのコアを狙ったなんて!」

バルクホルン「これならいけるか!?」

エーリカ「駄目だよ見て!またネウロイが小型を出してきたよっ」

坂本「あの武器では一度に数を大きく減らせても次を撃つまでに小型の数が回復してしまう……やはり一度戻って対策を練ったほうがいいか」

俺「坂本少佐、戻るのはこのネウロイを倒してからだ。次弾で落とす」

宮藤「でも、2回もネウロイに攻撃を防がれてどうやって倒すんですか?」

リーネ「俺少佐、一度もどって対策を練るべきです」

俺「対策はもう練った。必ず次で落とすよ」

坂本「……わかった。俺少佐に任せよう」

シャーリー「でも、どうやってあれを倒すんだ?その武器だってコアにまで攻撃は届かないじゃないか」

俺「普通に撃てばな。あの小型ネウロイはどうやら銃口の真正面を守るみたいだから真正面以外から攻撃する」

シャーリー「はぁ?何言ってるんだよ。弾は銃口から真っ直ぐ出て飛ぶんだぞ?」

俺「普通に撃てばそうなるな。だけど俺ならやれるんだ……見てればわかるさ」

俺「これで終わらせる!」

「「「「「「「「!?」」」」」」」」

俺は試作型魔導電磁加速砲をネウロイではなく上空へと向けた

無論周りのみんなは驚いたような顔をしていたが問題ない。正面がダメならこうすればいいんだ

シャーリー「正気か!?そんな上空に撃ったって何の意味もないじゃないか?」

リーネ「そうです、私も援護しますから一緒にコアを狙ってください」

俺「大丈夫だ。これでいい……」

冷却は完了済み。エネルギーチャージもOK。次弾も装填され、既に魔力のコーティングも終了している。

俺「小型の位置、コアの位置把握……弾道を『プログラム』……さて、ネウロイこの攻撃は対処できるかな?」

ドンッ

上空に向けて弾丸が真っ直ぐに放たれた。しかし直後弾道が変化、真上へ移動していた弾丸はネウロイへ向けて進路を変える

そして小型の群れの中をまるで生きているように合間を縫っていき……

コアを打ち抜いた

坂本「コアを打ち抜いたのか!」

リーネ「弾丸が生きてるみたい……」

宮藤「早すぎて何も見えなかったよ?」

バルクホルン「流石、俺少佐だ!」

エーリカ「相変わらずあの魔法は凄いねー」

俺「ま、こんなものさ……」

フラッ

シャーリー「おっと、俺少佐大丈夫か~?」

俺「すまない、シャーリー大尉。無事成功して安心したら気が抜けてしまってな、本当によくここまで飛んでこれたよ」

シャーリー「空を飛ぶのは数年ぶりなんだろう?ほら、肩をかしてやるよ」

俺「お言葉に甘えさせてもらうよ」

ルッキーニ「あたしの場所が~……」

シャーリー「ルッキーニ、基地まで俺少佐を連れていかなきゃいけないだろう?それまで我慢してくれよー。わがままばっかり言ってると俺少佐の地獄の特訓がまってるぞ?」

ルッキーニ「うじゅー、なら我慢するー……」

俺「あははシャーリー大尉、私を一体なんだと思っているんだよ?」

シャーリー「やっぱり俺少佐は良い男なんだから笑顔でいた方がいいな」

俺「笑顔か……娘以外の前でこんな顔をしたのは何年ぶりだろうな」

上空・帰路


シャーリー「そうだ、さっき出撃前の答えってもう考えてくれたのか?」

俺「ああ、そういえば……」

シャーリー「まさか忘れてたなんていうんじゃないだろうな?」

俺「いや、覚えていたさ。そうだね、付き合ってみるのも悪くないかもしれないな」

シャーリー「ってことはOKと受け取っていいのか?」

俺「ああ、OKだ」

シャーリー「まさかOKとはなー。てっきり断られるかとおもったよ~」

俺「娘の事も考えるとそろそろ私も身を再び固めたほうがいいみたいだしな」

シャーリー「じゃあこれからよろしくな、俺」

俺「ああ、よろしく頼むよシャーリー大尉」

シャーリー「おいおい、これから付き合う事になる相手の名前に大尉付けはよしてくれよ~」

俺「わかったよ、……シャーリー」

シャーリー「うんうん、さー基地が見えてきた。アリーセに報告しないとな」

俺「そうだな、アリーセにも一応教えないといけないな。けどシャーリー、いきなり「今日からあたしがママだぞ」なんて言うなよ?」

シャーリー「やっぱりいきなりはまずいか?」

俺「ああ、本当にそこまで行けばいいが行かなかった場合アリーセがなんていうか分からないからね」

シャーリー「じゃあ、ゴールインできるように頑張るだけさ」

俺「そうだな、うまく行けばいいな」



基地・ハンガー


ミーナ「俺少佐……!」

シャーリー「ただいまミーナ中佐」

俺「ミーナ、ただいま。約束通り無事に帰ってきたよ」

ミーナ「よかった……私、俺少佐が途中で墜落しているんじゃないかって心配で心配で……」ギュッ

俺「酷いな、アリーセだって待っているんだからそんなヘマはしないさ」

シャーリー「あはは。ネウロイを倒した後、気が抜けて墜落しかけてたじゃないか」

俺「おい、シャーリーばらさないでくれ」

ミーナ「(シャーリー……?おかしいわね、俺さんはシャーリー大尉って呼んでいるはずなのに)」

シャーリー「あはは、いいじゃないか別に。墜落したわけじゃないんだしさー」

ミーナ「だから俺さんはシャーリーさんに肩を貸してもらって帰ってきたってわけね」

俺「ああ、恥ずかしながらそうなるね」スッ……

娘「パパーーー!」ギュッ

俺「ただいまアリーセ。約束通り悪いネウロイをやっつけてきたよ」

シャーリー「アリーセのパパは凄かったぞー?私達8人で手も足も出なかったネウロイを一人でやっつけたんだ」

娘「やっぱりパパはみんなのいうとおりつよいんだね!」

俺「たまたま運が良かっただけだよ。でも無事に帰ってこれてよかったよ」

ミーナ「……」

娘「ねー、パパ。帰ってきたんだからおたんじょうびの事決めようよー」

俺「そうだな。けどもう少し待っててくれるか?ちょっとやらないといけないことがあるんだ」

シャーリー「その間あたしが一緒に色々決めてやるよー。ついでにあの事もアリーセに伝えておくよ?」

俺「ああ、それじゃあシャーリー頼んだよ」

ミーナ「…………」

俺「ミーナどうした?さっきからじっとシャーリーを見て」

ミーナ「えっ?私そんなにシャーリーさんの事を見ていたかしら」

俺「ああ、何かシャーリーに言いたい事でもあったのか?あるなら後で伝えておくが」

ミーナ「いえ、なんでもないから大丈夫よ。多分ちょっと安心してぼーっとしていたからそう見えただけよ」

俺「ミーナが珍しいな。疲れてるんじゃないか?」

ミーナ「うーん大丈夫よ。心配してくれてありがとう。……俺さん!」

俺「何だい?」

ミーナ「その、さっきのネウロイの戦闘で何かありましたか?」

俺「いや?特に戦闘ではなかったけど……あのネウロイのレポートは書いたらもって行くよ」

ミーナ「…え、ええ。お願いします。」

ミーナ「(聞けなかった。シャーリーさんと何かあったかってことを。けど帰ってきてから随分と仲がよかったわね……)」

ミーナ「(きっと何かあったに違いないわ。私の横から俺さんを盗っていこうだなんて絶対に許さない……!)」



ミーナ「…………俺さんは私のものなんだから」

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最終更新:2011年08月12日 01:44
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