アットウィキロゴ

相合傘

俺「それじゃ、行きましょうか。シャーリーさん」

シャーリー「ん、そうだな。 じゃぁ私が運転するよ」

俺「えっ、いいんですか?」

シャーリー「車の運転は趣味みたいなもんだし… だから、ね」

俺「なるほど~ わかりました! じゃぁ、お願いします」

シャーリー「うん、わかった。ところで、俺。 手に持っている棒みたいなのは何なんだ?」

俺「これですか? これはですね、『折りたたみ傘』です」

シャーリー「折りたたみ傘? そんな小さいのが傘なのか?」

俺「はい!これはカールスラントで発明されたヤツで…こうして…こうやって…ほら!」

シャーリー「おおっ! あっという間に傘になった! へぇ~っ、スゴイな!!」

俺「ホント、スゴイですよね~ 俺も初めて見たときはビックリしましたよ」

シャーリー「でも、なんで傘なんて持っていくんだ?」

俺「今日の午後は雨が降るって新聞に」

シャーリー「なるほど、それでか」

俺「降らないといいんですけど…念のために」

シャーリー「んー じゃぁ、雨が降り始める前に、とっとと街へ行っちゃうか」

俺「そうですね。 それじゃ、行きましょう!!」

― しばらくして… ―

シャーリー「ふぅ~っ 街に着いたぁ! 久しぶりの運転、面白かったなぁ~!!」

俺「そ、そうです…ね…」ゲソーッ

シャーリー「ん? どうしたんだ、俺。顔色が悪いぞ?」

俺「い、いぇ…なんでも…」

俺(し、知らなかった…シャーリーさんの運転が…あんなに過激だとは……うぷっ! は、吐きそう…)

シャーリー「それじゃぁ、まずは…どこに行こうか?」

俺「そうですねぇ……今回作るのは『ヒューナー・フリカッセー』とトマトのクリームスープ、あとステーキですから…鶏肉や牛肉、野菜が手に入る店に行きたいですね」

シャーリー「んー なら、この前ルッキーニに教えてもらったあの店にでも行ってみるか」

俺「この辺りはあまり詳しくないので…案内よろしくお願いします」

シャーリー「おう!任せてくれ!」


― あなたの求めている物は、きっとここにある! Negozio 『Tutto!』 第1号店―

俺「おおっ! ホントになんでも揃ってる!」

シャーリー「ホント、この店はすごいよなぁ~」

俺「それじゃぁ、まずは…鶏肉を…」

シャーリー「おぉ…鶏肉にも色々な種類があるんだなぁ」

俺「そうですねぇ~ うわっ、牛肉も…」

シャーリー「ホ、ホントだ……」

俺「んー 鶏肉はこれでよしっと! あとは牛肉…これでいいかな?」

シャーリー「俺、それよりはこっちの方が食べやすいぞ。その肉はちょっと固めだからな」

俺「へぇ~ そうなんですか! さすが、リベリオン出身」

シャーリー「ふふ~ん、さすがだろ?」

俺「はい、さすがです! そういえば、シャーリーさんの好きな食べ物って何ですか?」

シャーリー「私か? んー 基本的に肉料理は好きだけど…えぇっとー あっ、そうそう! 宮藤がよく作ってくれる『ニクジャガ』は好きだな!」

俺「ニクジャガですか~! 確かに美味しいですよね、あれ」

シャーリー「宮藤が作ってくれる料理は何でも美味しいよなぁ~ 納豆は別だけど」

俺「な、なっとうは…俺も勘弁です…」



―しばらくして ―

俺「ふぅ!よかった、ある程度の食材は揃いました」

シャーリー「それなら、よかった!」

俺「あっ、もうこんな時間か…シャーリーさん、どこかでランチ、食べませんか?」

シャーリー「あー うん。 私もちょっとお腹が空いてきたところだし、ちょうどいいな」

俺「じゃぁ、あそこのピザ店にでも入ってみましょう!」

シャーリー「ピザか。うん、いいぞ!」



シャーリー「俺はどのピザにする?」

俺「えっと…俺は『マルゲリータピザ』にします」

シャーリー「んじゃ、私は…えっと…これにしようかな」

俺「『サラミピザ』ですね。じゃぁ、早速注文っと。すみませ~ん」

店員「はい、なんでしょう?」

俺「コレとこのピザをお願いします」

店員「かしこまりました。焼きあがるまで、少々お待ちください」

シャーリー「悪いな、オーダーしてもらっちゃって」

俺「いえいえ、大丈夫です」

シャーリー「俺、もう基地には慣れたか?」

俺「はい、そこそこですけど」

シャーリー「それなら、よかった。 夜間哨戒、キツくないか?」

俺「夜間哨戒は前からやっていたので、そんなにはキツくないです。」

シャーリー「そうだった、俺はナイトウィッチだっけ。やっぱ今の時期の夜は寒いか?」

俺「まぁ、ある程度は魔法力で寒さは和らいでいますけど…それでも、寒いですね」

シャーリー「やっぱりなぁ…」

俺「…………」

シャーリー「…………」

俺「………」コクコク

シャーリー「ん? 俺、眠いのか?」

俺「あ、…その…暖かい陽気にあたっていたら、眠くなってきちゃいまして…」

シャーリー「へぇ~ そうなのか~」ニヤニヤ

俺「ど、どうしたんですか…? なんか、企んでる様な顔してますよ?」

シャーリー「気のせい、気のせい! ピザがくるまで、寝ていいよ。 きたら起こすから」

俺「そうですか、ありがとうございます。では……ちょっと……」

シャーリー「………」ニヤニヤ

俺「zzz…」

シャーリー(ふふふ…コップの中の氷を取って、俺の服の中へ……背中めがけて…エイッ!!)

俺「うひゃぁぁぁぁっ!?!?!?」

シャーリー「ぷっ!ははははははっ!!」

俺「な、何したんですかシャーリーさん!?!? せ、背中が…うわぁぁぁっ!!?」

シャーリー「だぁーっはっはっはっはっ!ひぃ~腹痛い~」

俺「い、一体なにを…」

シャーリー「あー面白かった! コレだよ、コレ」

俺「氷…?」

シャーリー「そうだよ。 コレを服の中にポイッとね」

俺「な、なるほど…それで背中が、冷たいんですね…」

シャーリー「驚いたか?」

俺「そりゃぁ…」

シャーリー「ははっ!ごめん、ごめん!」

店員「お待たせしました。こちらが『マルゲリータピザ』と『サラミピザ』です」

シャーリー「おっ!きたきた~」

俺「あっ! ありがとうございます」

店員「そして、もしよかったら、こちらもどうぞ」

俺「…これは…?」

店員「サービスです」

シャーリー「サービス?」

店員「今月中、当店では『春の恋人祭り』キャンペーンを行っておりまして、カップルで来店なさった方には、こちらのスイーツをサービスしております」

俺・シャーリー「「カッ…/////」」

店員「それでは、また御用がありましたら、何なりとお申し付けください。では、失礼します」

俺「……………/////」

シャーリー「…………/////」

俺「な…なんか…勘違い…されちゃいましたね…ははは…」

シャーリー「そ、そうだな…!」

俺「…………////」

シャーリー「………////」

俺「……た、食べましょうか…?」

シャーリー「う、うん……///」



シャーリー「んん~っ!! 美味しかった~っ!!」

俺「そうですね~。 機会があったら、また行ってみたいですね!」

シャーリー「次はどこ――― あっ!そうだった!俺、ちょっと私の用事に付き合ってくれてもいいか?」

俺「はい、大丈夫ですよ。 何処へ行くんですか?」

シャーリー「ルッキーニのお土産を買いに、ね。 ここからちょっと距離があるんだけど、いい店があるんだ」

俺「お菓子関係ですか?」

シャーリー「まあね。 ルッキーニはお菓子大好きだからね~」

俺(そういえば……ハルトマンもお菓子好きだったような…買っていってあげようかな…)

シャーリー「それじゃぁ、行こうか?」

俺「はい!」

― 森のくまさん 洋菓子店 ―

俺「ずいぶんキュートな店名ですね」

シャーリー「だろ? この店の名前、結構気に入ってるんだ」

俺「そうなんですか~ やっぱり、シャーリーさんも女の子なんですね」

シャーリー「オイオイ…どういう意味だよ~ 普段の私は女っぽくないってことなのか~?」

俺「い、いえ!決して、そういう意味で言ったんじゃありませんっ!!」

シャーリー「じゃぁ、どういう意味で?」

俺「なんかですね…その…基地では大尉として、軍人として振舞っているけど…街とかに来ると、女の子になるというか…その…すみません、上手く説明できなくて…」

シャーリー「私、基地で軍人らしく振舞っていないと思うけどな~」

俺「そんなことはありません!大尉として、しっかりと任務をこなしていると思います!」

シャーリー「ははっ、ありがと。 それはそうと、早く店に入ろうぜ?」

俺「了解です!」



シャーリー「ルッキーニは、このお菓子が好きだったな」

俺(…ハルトマンはどんなのが好きなんだろ……)

シャーリー「ん? 俺も何か買うのか?」

俺「はい。 ハルトマンに買っていってあげようと思いまして。 アイツもお菓子好きだと思うので」

シャーリー「確かにハルトマンもお菓子は好きだな。えっと…ハルトマンはこのお菓子が好きなはずだぞ?」

俺「コレですか…コレ、まだ売ってるんですね~」

シャーリー「もしかして、このお菓子はカールスラントのなのか?」

俺「はい。小さい時、このお菓子をポロポロとこぼしながら、ハルトマンはいつも食べてましたよ~ 」

シャーリー「小さい時?ああ、そういえば俺はハルトマンと幼馴染なんだっけ?」

俺「はい!」

シャーリー「なるほどな~ それで、小さい頃のハルトマンを知っている訳か~」

俺「そういう事です。 えっとじゃぁ…これください。それと、シャーリーさんはこのお菓子ですよね?」

シャーリー「うん、そうだよ」

俺「じゃぁ、これも」

店員「かしこまりました! 少々、お待ちください」

俺「シャーリーさん、この後はどうします?」

シャーリー「んー 特に予定は無いな。それに、雨が降らないうちに帰らないと」

俺「そうですね。それじゃぁ、帰りましょうか」

店員「お客様、お待たせしました!」

俺「ありがとうございます」

店員「それと…お客様」

俺「はい?」

店員「そちらの可愛らしい方は……彼女さん?」

俺「ち、違います!!///」

シャーリー(そんなムキになって否定しなくても…)

店員「えっ!?し、失礼しまし――『あ、あなたは!!』

俺「えっ?」

店員「て、店長?」

店長「も、もしかして…貴女は…シャーロット・イェーガーさんですか!?」

シャーリー「ん?私か? そうだよ~」

店長「サインくださいっ!!」クワッ

シャーリー「おわっ!? ち、近いって!!」

店長「し、失礼しましたっ!そ、その…私…貴女のファンでして…」

シャーリー「私の?」

店長「えっと…ボンネビル・ソルトフラッツでの貴女のバイク走行を見て…その一目惚れしちゃって…」

俺(ボンネビル・ソルトフラッツは…確か、バイクの世界記録が樹立された有名な所だよね?)

シャーリー「へぇ~っ! それは嬉しいな! サインだっけ? うん、いいよ!」

店長「ありがとうございます!じゃぁ、ここの店の壁にデカデカと!!」

シャーリー「壁に!? いいのか?」

店長「もちろんです!これを、ペンです」

シャーリー「んじゃ、遠慮なく。 それっ!!」



俺「………さすがに…大きすぎません?」

シャーリー「ははは……リ、リベリオンサイズさ…」

俺(でも…店長はどうして…シャーリーさんのサインを欲しがってるんだろ…ウィッチだからかな?)

店長「わぁぁっ!本っっっ当にありがとうございますっ!!お礼に、お菓子を好きなだけ貰っていってください!!」

店員「店長!!い、いいんですか!?」

店長「構わん!! あ、そうだ!!ついでに、私のバイクにもお願いできますか?」

シャーリー「おっ!! バイクがあるのか!?」

店長「ええ!店の裏口に置いてあります」

シャーリー「じゃぁ、ちょっと見せてもらおうかな~」



店長「これです!」

シャーリー「こ、これは…! 1920年モデルのレッドマン・スカウト!!」

店長「イェーガーさんに憧れて、バイクお揃いにしちゃいました!ははは!」

シャーリー「わぁぁっ!このバイクかぁ~っ!!」

俺「えっと…シャーリーさん。このバイクとシャーリーさんって、どんな関係なんですか?」

シャーリー「私はこの『レッドマン・スカウト』に乗って、スピード・ウィークで178.24マイルの世界記録を出したんだ」

俺「ええっ!?バイクでの世界最速記録のイェーガーさんってシャーリーさんだったんですか!?!?!?」

シャーリー「俺もバイク好きなんだから、もっと早く気づいて欲しかったんだけどな~」

俺「す、すみませんっ!!俺は、なんで今まで気づかなかったんだぁぁっ! そ、それと…!俺もサインくださいっ!!」

店長「キミキミ、私のバイクへのサインが先だぞ?」

俺「す、すみませんっ!!」

シャーリー「じゃぁ、まずはバイクに…ここら辺でいいか?」

店長「ズバっと書いちゃってください!」

シャーリー「それ~っ!」

店長「うひょぉぉぉっ!本当にありがとうございますっ!!」

シャーリー「どういたしまして!次は…俺だな。 どこに書けばいいんだ?」

俺「ど、どこに…しましょう…? あっ!そうだっ!俺も、俺のバイクにお願いします!」

シャーリー「俺のバイクにか?でも、確か…俺のバイクは501には無いよな?」

俺「はい。でも、来週基地に届けてもらう予定なんです」

シャーリー「へぇ~! 俺のバイクか!見てみたいな」

俺「届いた時は…サインお願いしますっ!!本当にお願いしますっ!!」

シャーリー「大丈夫だって!ちゃんとサインするって」

俺「ありがとうございます!シャーリーさんっ!!」

シャーリー「んじゃ、サインも終わった事だし。そろそろ行こう、なぁ俺?」

俺「そうですね」

店長「いやぁ~ 本当にありがたい! この事、街の新聞社に自慢してもいいですかね?」

シャーリー「まぁ、別に構わないよ」

店長「ありがとうございます。あっ、じゃぁ…写真いいですか?ツーショットで」

シャーリー「うん、いいぞ!」

店長「そこの彼氏さん!シャッターお願いします」

俺「お、俺はシャーリーさんの『彼氏』じゃないです!!////」

店長「恥ずかしがらなくてもいいって!だぁーっはっはっはっ!! それじゃ、カシャッとお願い!」

俺「彼氏じゃないのに……じゃぁ、いきますよー?Drei、Zwei、Eins…」

カシャッ!

店長「いやぁ~!ありがたい!これで、堂々と自慢が出来る!」

シャーリー「それじゃぁ、私たちはそろそろ。あっ!お菓子、好きなだけ貰っていっていいんだっけ?」

店長「ありったけ持って行ってくださいっ!!」

シャーリー「それなら、お言葉に甘えて…」



― 帰り道 ―

俺「シャーリーさん」

シャーリー「ん?」

俺「本当に大丈夫なんでしょうか…なんか不安になってきました…」

シャーリー「なにが?」

俺「いくら、ありったけ貰っていってもいいよと言われても…本当に全部、貰ってきてよかったんでしょうか…?」

シャーリー「別に大丈夫さ。店長がそう言ったんだから」

俺「それに加えて…余りにも量が多いので、基地に届けてもらうように頼んでしまって…迷惑になってしまったのでは…」

シャーリー「大丈夫、大丈夫! 店長が貰っていっていい、って言ったんだぞ?細かい事は気にしないのが一番!」

俺「で、でも……」

シャーリー「やっぱり、俺はカールスラント軍人なんだな~」

俺「えっ? それってどういう意味でしょうか?」キョトン

シャーリー「俺もバルクホルンと一緒で、何事にも厳格というか、お堅いんだよな~ (ハルトマンを除く)」

俺「そ、そうでしょうか?」

シャーリー「もうちょっと気楽にやったほうが、人生楽しいぞ~」

俺「そう…ですか?」

シャーリー「もちろん!」

俺「わ、わかりました…!以後、気をつけます…!」

ポツ ポツ ポツ

シャーリー「あっ…雨降ってきちゃったな」

俺「本当だ。 それじゃぁ、これが役に立ちますね」

シャーリー「おお!折り畳み傘の出番だな!」

俺「はい!では…」

バサッ!

シャーリー「あっという間に傘になったな」

俺「シャーリーさん、早く! 早く傘の下に来ないと、濡れちゃいますよ?」

シャーリー「そうだ―――はっ!!」

俺「どうしたんですか?」

シャーリー「い、いや…なんでもない…!」

俺「?」

シャーリー(…こ、これって…その…いわゆる『相合傘』ってやつ…だよな…)

俺「シャーリーさん、もっと近くに寄ってくれないと…ほら、肩ら辺に雨が掛かってますよ?」

シャーリー「そ、そ…そうだな!」

俺「………」ピトッ

シャーリー「………」ピトッ

俺「…雨、掛かってませんか?」

シャーリー「うん、大丈夫」

シャーリー(さすがに…密着しすぎ…かも…)

俺「それにしても、シャーリーさんが『クイーン・オブ・スピード』の人だなんて…全然、気がつきませんでした」

シャーリー「名前を聞いた時、気がつかなかったのか?」

俺「同じ名前だ、ぐらいにしか…すみません…」

シャーリー「まぁ、いいさ。 こうして気がついてくれたんだから」

俺「本当にすみません…」

シャーリー「いいって、いいって!」

俺「……シャーリーさん。『最速』の世界って…どんな感じなんですか?」

シャーリー「んー どんな感じ……えっと、一言で言えば…『気持ちいい』かな」

俺「気持ちいい…ですか…?」

シャーリー「なんか上手く表現できないんだけど…大平原を猛スピードで、風を切りながら颯爽する、あの感覚が私は大好きなんだ」

俺「確かに…バイクで風を浴びながら走るのは気持ちいいですね」

シャーリー「だろ?あの感覚を何度も味わいたいから、私はバイクに乗り続けるんだ」

俺(…かっこいい…シャーリーさんって、可愛いらしい所もあれば、カッコイイ一面もあるなぁ…)

シャーリー「おっ、車が見えてきたな。 帰りも私が運転しようか?」

俺「帰りは、俺に任せてください(シャーリーさんの運転怖いってのもあるし…)」

シャーリー「そっか。 じゃぁ、お願いするよ」



― 基地へ帰る途中の車中にて ―

シャーリー「………」コクッ コクッ

俺「シャーリーさん?」

シャーリー「んあっ!? な、なんだ?」

俺「眠いなら、寝てても大丈夫ですよ? 基地に着いたら起こしますから」

シャーリー「あー 悪いけど、お願いするよ。ちょっと眠気が… 」

俺「了解です」

シャーリー「あっ! それと、私の服の中に氷は入れるなよ?」ニヤニヤ

俺「しませんって! それに、氷ないですし!」

シャーリー「それなら安心! じゃぁ……zzz…」

俺「……可愛い寝顔だなぁ…」クスッ





俺「シャーリーさん」

シャーリー「んん………」

俺「シャーリーさん!」

シャーリー「んん……着いた…のか?」

俺「はい。着きましたよ」

シャーリー「ん、わかった。 起こしてくれて、ありがとな」

俺「いえいえ」

シャーリー「ん? あの箱の山はなんだ?」

俺「あれは…もしかして、お菓子じゃないですか?」

シャーリー「もう届いてるのか! 早いなぁ~」

俺「シャーリーさん。俺、この後、夜間哨戒なので…料理を教えるのは明日でも大丈夫ですか?」

シャーリー「別に構わないよ。 あっ、でもさ、食材は大丈夫かな? 肉とかあるし…」

俺「それなら、基地にある大型冷蔵庫にしまっておけば、大丈夫です」

シャーリー「それなら、安心だな。 じゃぁ私は、あのお菓子の山をルッキーニに渡してやるか!」

俺(ついでに、俺もハルトマンに渡しにいこうっと)



― ハルトマン&バルクホルンの部屋 ―

コンコン

俺「失礼しまーす…」

俺「あれ? バルクホルンさんが居ない…それじゃぁ…ハルトマンも居ないのかな…」

エーリカ「んん……」

俺「あぁ…寝てたのか……いや、そんな事より……」

俺「やっぱり、ハルトマンの部屋は随分と趣があるなぁ~ 俺もこういう部屋にしようかなぁ…」

エーリカ「zzzz……」

俺「さてと、お菓子を渡すか! でも、起こすのは悪いからなぁ……ここに置いておくか」

エーリカ「zzzz……」

俺「寝顔は…小さい頃と変わらないな」

俺「……おやすみ、ハルトマン」



― 自室 ―

俺「ふぅ! お菓子も渡し終わったし、夜間哨戒に備えて、ちょっと寝ておくか!」

俺「その前に…恒例行事を…」

【男のたしなみ本 鑑賞中】

俺「…ずーっ!はーっ! 最近、少し裸への免疫がついてきた気がするな…この調子で過呼吸を克服できればいいんだけど…」

俺「…次はこの本で…うぎっ!? こ、こんな所のドアップ写真、載せていいの!?…(これは…来る!過呼吸が来るっ!!)」ハァハァ ドキドキ

ガチャッ

エイラ「オイ、俺。今日の夜間哨戒は中止になったみた………な、ななななっ!////」

俺「」

エイラ「わ、私は何にも見てないゾ!!ゴメンっ!!」

バタン

俺「こ、こここれは…!! ち、違うんですっ!!エイラさぁぁぁぁん!!」



エイラ(お、俺の持ってた本っテ…エ、エロ本…だよナ…? な、なんでソンナ物持ってんだよォ…///)

エイラ(アイツも一応、男だかラ…仕方が無いのかもしれないけド……うぅ…俺と顔を合わせづらくなるナ…)



俺「ど、どどどどどどうしよう!? ハルトマンにバレた時は、何とかなったけど…今回はかなりマズイ気がする…!!」

俺「一体…どうすれば…」


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年03月29日 10:24
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。