男子校でデート----
297 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 22:31:35.50 ID:hyChlD450 [50/59]
俺「よーし、誰も来てないぞー。今の内にとっとと着替えちまえー」
ニパ「う、うん」
俺「この寒い時期に体育で校庭を使うことはないだろうから、この体育倉庫には誰も来ない……はずだ」
ニパ「そうだといいけど……ううっ寒っ」ブルッ
俺「ほら、とっとと着替えないと風邪引いちまうぞ?」
ニパ「ああっサラシまでグッショリだ……」
俺「代わりにこのテーピングを使おうぜ」スッ
ニパ「ありがと……ってうわああああああああああああこっち見ないでよおおおおおおおお!!」
俺「うわっスマン!」バッ
ニパ「もう……」
俺「あの……何だ? お前ってけっこう胸でかかったんだな…」ポリポリ
ニパ「~~~~!!! バカッ!」カァァ
298 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 22:37:53.32 ID:hyChlD450 [51/59]
俺「しかし、お前もつくづくツイてないな。まさか、ちょっと水飲もうとしただけで水道管が破裂するとは……」
ニパ「ううっ……男装して男子校に潜り込んでいることがバレちゃいけないのに……」
俺「もうそれ諦めたらどうだ? お前には無理だって」
ニパ「そ、そんなわけにはいかないよ! これまでずっと頑張ってきたんだし、俺くんにもたくさん協力してもらったんだから……」
俺「そんなに律儀にならなくていいって。俺だって好きでやってることなんだからさ」ニッ
ニパ「俺くん……………フフッありがと」ニコッ
299 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 22:43:20.34 ID:hyChlD450 [52/59]
俺「よし、誰も来てない。テーピングは巻いたよな? そろそろ行くか」
ニパ「うんそうだn……ふぇっ……クシュン」
俺「やっぱり体冷えちゃってるかー」
ニパ「うん……そうみたい」ブルルッ
俺「しょうがねぇな。ほら、これ着ろ」ファサッ
ニパ「あ、ありがと。私に学ラン貸しちゃったら俺くんが寒くない?」
俺「お、おう。ちょっとな。まあでも水を思いっきり被ったお前よりはマシだよ」ガタガタ
ニパ「それならいいけど……」
300 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 22:49:57.30 ID:hyChlD450 [53/59]
俺「さあ皆に怪しまれる前に教室に戻るぞ」ガクブル
ニパ「………」
俺「ん? どうした、ニパ?」ガタガタ
ニパ「………ちょっとだけ」ダキッ
俺「なっに、ニパ!?」カァァ
ニパ「この後寒い外に出るんでしょ? 私もまだ寒いし、俺くんも体が冷えてるだろうから、少し体をあたためてから出ようよ。もう、少しだけ……」ギュッ
俺「……うん、そうだな」ギュッ
ガラッ
「お~い、誰かおるんか~……ってお前ら何しとる?」
俺・ニパ「「あっ」」
「…………男二人で抱き合っている、か。ふむ、先生は見ていない。何も見ていないぞー。そろそろ授業が始まるから早く教室に戻れよー」
ニパ「ちょっ先生待って!」
ガラガラ ピシャッ
303 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 22:53:16.26 ID:hyChlD450 [54/59]
ニパ「………」
俺「………」
ニパ「……追っかけて誤解を解かないの?」
俺「ん~まあな。変に否定してお前が怪しまれても困るし、」
ニパ「その心配はあんまりないと思うけど……」
俺「何より、例え誤解を生んだとしても、俺がお前を好きっていうことを否定したくはないんだ」ニッ
ニパ「俺くん……」キュン
おわり
最終更新:2012年04月03日 23:46