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二度寝をしましょう

ミーナ「…さてと、今日も一日がんばらなくちゃ!」

宮藤「あっ!ミーナ中佐、おはようございます!」

リーネ「おはようございます!」

ミーナ「おはよう、ふたりとも。 えっと…めずらしいわね。 俺さんが起きていないなんて。 確か、夜間哨戒は無かったはずなんだけど…」

宮藤「そういえば、そうですね。 俺さん、いつも早起きなのに」

ミーナ「まぁ、いいわ。たまには、ゆっくり寝かせてあげましょう」

リーネ「そうですね」

ミーナ「ところで、今日の朝ごはんは何かしら?」

宮藤「今日は、鮭の塩焼きとトマトスープ、そしてご飯です」

ミーナ「あら、サーモンね。ちょうど食べたいと思っていたから、よかったわ」

リーネ「ミーナ中佐は、お魚がお好きなんですか?」

ミーナ「ええ、割と好きよ」

宮藤「へぇ~っ 西洋の人って、なんだかお魚よりお肉ってイメージがあったので、なんだか驚きです」

ミーナ「ん~ 男性は、お魚よりお肉って人が多いわ。 でも、女性は…半々ぐらいかしら?リーネさんは、どっちの方が好みなの?」

リーネ「私は…お魚もお肉も好きです」

ミーナ「そうなの。 宮藤さんは?」

宮藤「私は…お魚…かな? あっ、いや…でも…お肉も…好きかな?」

ミーナ「ふふっ! 好きなものが多いのは、いいことだわ」

― しばらくして… ―

坂本「おはよう、みんな」

宮藤「あっ!坂本さん!おはようございます!」

リーネ「おはようございます!」

ミーナ「おはよう、美緒」

坂本「うむ、おはよう。 おっ、バルクホルン、ルッキーニ、そしてペリーヌも来たみたいだな」

ペリーヌ「おはようございます」

バルクホルン「おはよう」

ルッキーニ「おはよう…ふぁぁ~っ…」

ミーナ「おはよう、みんな。 えっと…エイラさんとサーニャさんは夜間哨戒があったから、寝てるし……残りはフラウとシャーリーさん、そして俺さんね」

坂本「ん? 俺はまだ、起きてないのか? めずらしいな」

ミーナ「そうよね。 もう朝ごはんを食べる時間だし…フラウは……トゥルーデ、起こしてきてくれる?」

バルクホルン「はぁ…仕方が無い…まったく、あいつにも困ったものだ」

ミーナ「シャーリーさんは…」

ルッキーニ「はいはいはいっ! 私が起こしてくる~っ!!」

ミーナ「わかったわ、ルッキーニさん。お願いね?」

ルッキーニ「うん、まかせて~っ!!」

ミーナ「俺さんは…どうしようかしら?」

坂本「うむ、私が起こしに行ってやろう」

ミーナ「じゃぁ、美緒。お願いするわ」

坂本「まかせろ!」

ミーナ「じゃぁ、悪いけど…3人を起こしてきてちょうだい」





― ハルトマン&バルクホルンの部屋 ―

バタァン!!

バルクホルン「起きろっ!ハルトマン!!もう、起床の時間はとっくに過ぎてるぞっ!!」

エーリカ「うぅ~ん……あと1世紀…」

バルクホルン「なっ!? 冗談で言っているのか!? 冗談なら笑えないどころか、怒りさえ感じるぞっ!! いいから、起きろっ!!」ガバッ

エーリカ「うぅ~ん……ホントに眠い…だから…もう一回…寝させて…」

バルクホルン「駄目だっ!! 起き――― ん? どうした、フラウ。目の下に…隈が…」

エーリカ「だから…言ったじゃん… 今、本当に眠いって……」

バルクホルン「……なかなか、寝られなかったのか…?」

エーリカ「…んん…まぁね……」

バルクホルン「…大丈夫…なのか…?」

エーリカ「うん…寝れば、大丈夫になると…思う…むにゃむにゃ…」

バルクホルン「…ふむ…そうか……それなら…仕方が無いな…ふむ…今回だけは、起こすのを止めよう」

エーリカ「…ん…ありがと、トゥルーデ」

バルクホルン「……朝食は、後で持ってくる。 まぁ、なんだ。その……今日ぐらいは…ゆっくり寝て…体調を万全にしておけ。 じゃぁ、私はこれで」

エーリカ「んん…zzzzz……」

バルクホルン「…心配だな…」




ルッキーニ「ミーナ中佐~」

ミーナ「あら、ルッキーニさん。 シャーリーさんは?」

ルッキーニ「それがね。シャーリー、部屋に居なかったの~」

ミーナ「あら、それじゃぁもう起きてるのかしら。 もしかして…エンジン整備かしら…格納庫は見に行ったの?」

ルッキーニ「うん! そこにも、シャーリーいなかった…」

ミーナ「そうなの……どこいったのかしら?」

バルクホルン「…今、戻ったぞ」

ミーナ「トゥルーデ。あら、こっちも…フラウは?」

バルクホルン「その事なんだが…さっき起こそうとしたら、フラウがちょっと寝不足っぽかったんだ。 目の下に隈も出来てたし…だから、今日は起こすのをやめた」

ミーナ「……それは、心配ね…」

バルクホルン「ああ…だが、フラウは寝れば大丈夫と言っていたから…多分…大丈夫だろう」

ミーナ「だと、いいんだけど…」


― 俺の部屋では… ―

俺(起きたのはいいけど…い、いいい…一体、何が起きてるんだっ!?!?)

シャーリー「すぅ……」

俺(ど、どどどど…どうしてシャーリーさんが俺のベッドに!?!? しかも…こんなに密着して…!)

シャーリー「ん……」モゾッ

フニュン

俺(うわぁぁぁぁっ! 温かくて柔らかいモノが、顔に…!!)

シャーリー「すぅ……」

俺(ひぃぃぃぃぃっ!寝息が耳に…! このままじゃ、過呼吸が…!! とにかく、起こさなくちゃっ!)

俺「シャ、シャーリーさんっ!!起きてくださいっ!!」ユサユサ

シャーリー「んんっ……」ギュッ

俺(うわぁぁぁぁっ! さらに密着してきて…か、顔が…シャーリーさんのむ、むむむむ胸に…埋もれるッ…!)

俺「うむむむむむっ!!」ゴソゴソゴソ

シャーリー「…むにゃむにゃ……そのキャンディー…私の…だぞ……」

ペロッ

俺「うひゃっ!?」

シャーリー「んん……」

ペロ ペロ ペロッ

俺「くっ…うぐっ…」

俺(ヤバイヤバイヤバイッ! 俺の耳たぶが…! シャーリーさんに舐められてるっ…!!)

シャーリー「んぁ…んん…おいしい……むにゃ…」

ペロペロペロ

俺(くっ…! なんだか……変な気持ちに……これは…危ない……!)

シャーリー「んん…んちゅっ……」

俺「あががががが…!」

シャーリー「こらぁ……ルッキーニ…それは…私の肉だぞ…」

ガジッ

俺「痛たたたたたたたたっ!! シャーリーさん!か、噛まないでぇぇぇぇぇっ!!」

シャーリー「………すぅ…」ダキッ

俺「うむむむむむっ!!ぐ、ぐるじい……」

バタン

坂本「起きろ!俺!! 朝食のじか―――――」

シャーリー「すぅ……」ダキッ

俺「ぐむむむむーむ!? むむむむむぐむむ!!(訳:坂本少佐!?助けてください!!)」ピトッ

坂本「」

バタン

≪むーっ!!むーっ!!むーっ!!≫

坂本「……なんだか…見てはいけないものを、見てしまったような気がする…」




ミーナ「後は、俺さんね」

坂本「…まさか……」

ミーナ「あら、こっちも… 俺さんは?」

坂本「………まさか…」ブツブツ

ミーナ「美緒?」

坂本「あ、ああ…すまない…なんだ?」

ミーナ「俺さんは?」

坂本「あ、ああ…そうか…俺の事か……うむ…その…言いづらいんだが……俺は…」


                      「…シャーリーと一緒に寝ていた…んだ…しかも…抱き合いながら…」


ミーナ「」

バルクホルン「」

ルッキーニ「俺、ずるーいっ!シャーリーは私のものだもんっ!!シャーリー!!!」タタタタタタタタッ

宮藤「え、えぇぇぇえ!? そ、それって……!!」

ペリーヌ「ななななな…!なんてことを…!」

リーネ「あわわわわ……」

坂本「私も…信じられなくてな…一体、何があったのかと……」

ミーナ「……トゥルーデ。とにかく、現場へ急行よ」

バルクホルン「りょ、了解した!」




バタァァァン!!

ルッキーニ「シャーリーぃぃっ!!」

ドサッ

シャーリー「うぐえっ!? な、なんだ!?」

ルッキーニ「んん~っ!シャーリー、ぱふぱふ~っ」

シャーリー「ル、ルッキーニ!?」

ドタドタドタ

ミーナ「俺さん!? シャーリーさん!?」

バルクホルン「俺ぇぇぇぇっ!!」

シャーリー「うわっ!? ミーナ中佐に、バルクホルン!? どうしたんだよ!?」

ミーナ「詳しい話は、後よ!! 一体、どういう事なのよ!?」

シャーリー「どういうことって…私には何がなんだかさっぱり…」

バルクホルン「さ、坂本少佐によると…リベリアン、貴様は俺といっ、一緒に……抱き合って寝ていたらしいじゃないか…!!///」

シャーリー「なっ!?//// わ、私が…!? ど、どうやったら、そんな状況になるんだよっ!!////」

ミーナ「それじゃあ、隣の俺さんはどう説明するの!!」

シャーリー「と、隣の…?」チラッ

俺「はぁはぁ…く、苦しかった……それに…耳たぶ…痛い…」

シャーリー「えぇぇぇぇっ!? な、なんで俺が!?」

バルクホルン「お、お前たち…まさか……そういう関係に…」

シャーリー「違う違う違うっ!! えーっと…なんで…私が俺の部屋に………あっ!!」

シャーリー「思い出した! 実は、昨日の夜―――」

バルクホルン「き、昨日の夜だと!? 夜って事は…あ、あんなコト……破廉恥だぞ!」アセアセ

シャーリー「なに考えてんだよっ!! 私の話をしっかりと聞けっ!! 実は―――」





ミーナ「なるほどね。 そんな事があったのねぇ… 」

シャーリー「どうだ? これで誤解は解けたか?」

バルクホルン「ま、まぁ…」

俺「どうりで…… ケーキ食べた後の記憶が無い訳だ…」

ルッキーニ「いいなぁ~ 私も食べたかったな~」

バルクホルン「…だが…リベリアン、お前なら魔法を使ったり、なんとかして俺を離す事が出来たんじゃないか?」

シャーリー「えっ…? あ、あー… そう言われてみたら、そうかもな…」

バルクホルン「まったく…」

ミーナ「…はぁ…ふたりとも、今後は誤解を受けるような行動はやめてちょうだい…特に俺さんは気をつけてね」

俺「えっ?」

ミーナ「あなたは何かと誤解しそうな問題を起こすから…例えば、この前のサーニャさんを部屋に連れ込んだり…」

俺「あ、あれは…仕方がなく…」

ミーナ「……でも、普通は『サーニャさんなら俺の部屋で寝ていますよ』だなんて発言聞いたら、誰だって誤解するわよ…」

俺「す、すみません……」

ミーナ「まぁ、いいわ。 ふたりとも、そろそろ朝食の時間だから、早く来てね。じゃぁ」

バタン

俺「ええっと……昨日の夜は、迷惑掛けて…すみませんでした…」

シャーリー「あ、ああ…別にいいよ!その…一緒に寝られて嬉しかったし…///」ボソッ

俺「嬉しかった?」

シャーリー「あっ!? い、いや!!なんでもないぞ!!なんでもない!! ただ、誤解が解けて、嬉しいなぁ~って…思っただけで…」アセアセ

俺「ああ、なるほど」

シャーリー「はは、ははははは……」

俺「……はぁ……まさか…あんなにちょっとのお酒だけで…酔っ払ってしまうなんて…考えていませんでしたから…」

シャーリー「俺ってお酒、飲んだ事ないのか? 確か、カールスラントでは16歳からお酒、飲めるんだろ?」

俺「ええ。でも、俺は…なかなかお酒を飲む機会がなくて…今まで、飲んだ事が無かったんです」

シャーリー「へぇ。 じゃぁ、今後、俺はお酒には気をつけたほうがいいな。 ケーキに入ってる、ちょっとのお酒で酔っ払うんだから」

俺「は、はい…気をつけます…」

シャーリー「それじゃぁ…朝ごはん、食べに行こうぜ…?」

俺「そうですね」




俺「ふぅ! 朝ごはん、おいしかった! それにしても…ハルトマン、大丈夫かな…」

俺「まだ寝てるのかな…?……ちょっと、部屋に行ってみるか…」

コンコン

俺「……返事が無い。バルクホルンさん居ないのかな?」

ガチャッ

俺「ハルト…マン………?」

エーリカ「すぅ……」

俺「…寝てるのか。じゃぁ、起こすのも悪いし…また後で…」

ガサッ

俺「おっと…本が崩れた…」

エーリカ「……んん……トゥルーデ…?」

俺「あっ、起こしちゃったか? ごめん 」

エーリカ「……俺…?」

俺「うん。 体調、大丈夫?」

エーリカ「…大丈夫、みたい。 寝たら、良くなったよ」

俺「それなら、よかった。 朝ごはん食べてないんだし、早く台所へ行ったらどうだ?」

エーリカ「……うーん…ご飯を食べるのもいいケド…」

俺「?」

エーリカ「…ちょっと、こっち来て」

俺「?? いいけど…なに?」

ガシッ

俺「えっ!?」

ババッ

俺「うわっ!?」

ドサッ

俺「お、おい…なんで…俺はハルトマンのベッドに…引きずり込まれたんだ…?」

エーリカ「にしし♪ 特に理由は無いよ~」

俺「……え、えぇぇぇ…勘弁してくれよ…」

エーリカ「別にいいじゃん」

俺「よくないっ! まったく……そんじゃぁ俺、自分の部屋に戻るよ。よいしょっと」

ガシッ

俺「…ハルトマン…?」

エーリカ「………」

俺「……えっと…袖から、手を離して…くれないか…?」

エーリカ「…………」

俺「…………」

エーリカ「…………」

俺「…………」

エーリカ「…ねぇ俺」

俺「…なに?」

エーリカ「……一緒に…二度寝…しよ?」ニコッ

俺「………う、うん…」




エーリカ「にしし!」

ダキッ

俺(なんでOKしちゃったんだろ……それに、どうして…今日に限ってこんな事が何度も……今朝も…こんな感じでシャーリーさんと…)

俺(それと…不覚にも…ハルトマンの笑顔にドキッとしちゃった……ハルトマンって…あんなに可愛かったっけ…?)

俺「あ、あまりくっつくなって…」

エーリカ「えー? だって俺、温かいんだもん」

俺「温かくても…離れろって…」グイグイッ

エーリカ「ちぇ~っ 俺のイジワル…」

俺「……はぁ…」

エーリカ「ねぇねぇ俺」

俺「ん?」

エーリカ「…昨日の夜、シャーリーと一緒に寝たの…?」

俺「えっ? なんでまた、突然とそんな話題に?」

エーリカ「…だって…俺の軍服から…シャーリーの匂いがするんだもん…」

俺「まぁ、結果から言えば、一緒に寝たかな。昨日の夜は、お酒に飲まれてたから、記憶が無いんだけどね」

エーリカ「……ふーん…」

俺「でもさ。シャーリーさんには申し訳ない事をしたよ。 まさか、俺があんなに…酔っ払いやすい体質だなんて…ハルトマンも見てたろ?」

エーリカ「まぁね。 男の人で、お酒に弱い人ってめずらしいよね」

俺「だよなぁ…」

エーリカ「…でさ…何も…なかったの…?」

俺「ん?」

エーリカ「だから…その…何も無かったのかなぁって…」

俺「…例えば…どういう事?」

エーリカ「……なんでもない…」プイッ

俺「?」

エーリカ(…どうして私…こんなに俺のことを…気にしてるんだろ……幼なじみだから…かな…?)

俺「そういえば…なぁハルトマン、時々俺の部屋に内緒で入ってるだろ?」

エーリカ「どうして?」

俺「だってさ…その…訓練本が自然と増えてるし…勝手に持ち込んでいるのかなァって。 それに幼なじみ系のが多いし…」

エーリカ「訓練本? 訓練本ってなに?」

俺「アレだって…アレ…」

エーリカ「あれ? あー エッチな本のこと?」

俺「う、うん… 」

エーリカ「あー そのことね。 たまぁに、何冊か俺の部屋に持って行ってるよ。 俺の過呼吸を治すためにね」

俺「やっぱり…… っていうか、何処で手に入れてるんだよ…? 」

エーリカ「整備士たちに『エッチな本ちょうだい』って言ったら、すぐ貰えたよ?」

俺「えっ!? そ、そんな事…整備士たちに言ったの!?」

エーリカ「うん。ちょっと恥ずかしかったけど」

俺「お、オマエ……もしも、変な風に勘違いされたらどうするんだよ?」

エーリカ「大丈夫だよ。ここの基地は、基本的に男女交流禁止だし」

俺「でもさ…… 万が一…ハルトマンが…その…襲われたりしたら……どうするんだよ…」

エーリカ「その時は魔法で、ババッってやればいいでしょ? 大丈夫だって」

俺「………そりゃそうだけどさ……今度からは、やめてくれよ… まさか、そんな風にして本を貰っているとは…」

エーリカ「そうだね、今度からはやめるよ。 でも、どうするの? 訓練本の補充は?」

俺「今、あるやつで十分。それに、エイラさんにタロットで占ってもらったんだ。俺の過呼吸は治るのかって」

エーリカ「へぇ。それで、結果は?」

俺「それがさ! 努力すれば治るって結果が出たんだよ!! 俺、てっきり治らないものだとばかり思っていたんだけど…」

エーリカ「あー 残念だったね、俺」

俺「えっ!? 治るのに…残念…?」

エーリカ「エイラの占いはね、あべこべで当たることで有名なんだよ」

俺「…そ、そうなの…?」

エーリカ「うん」

俺「……そんな……」ガクッ

エーリカ「残念だったね。でも、頑張れば…治るかもしれないね」

俺「そ、そうだよな!! 頑張れば、きっと!」

エーリカ「………にしし♪」

俺「…な、なんだよ…急に笑い出して…」

エーリカ「俺って、面白いなぁって思ってさ」

俺「俺が?」

エーリカ「うん」

俺「どうして?」

エーリカ「わかんないけど、なんか面白い」

俺「なんだそれ……」

エーリカ「さてと!そろそろ起きようかな。 お腹も空いたし!」

俺「んじゃ、俺も自分の部屋に行こう。 じゃぁな!」

エーリカ「うん。ありがとね、付き合ってくれて」

俺「おう。今日の午後の訓練、サボるなよ?」

エーリカ「えー!? 今日、訓練あるのぉ!?」

俺「基本的に毎日あるでしょ……じゃぁ、これで―――」

ガツッ

俺「痛だだだだだっ! 足を何かに強打したぁっ!」グラッ

エーリカ「俺!?大丈夫!?」

俺「うわわぁっ!?」グラッ

ドサッ

エーリカ「…………」

俺「…………」

エーリカ「………」

俺「……ハ、ハルトマン……」

エーリカ「………」

俺「…………」

エーリカ(…俺の顔が…こんなに近くに……もうちょっとでキスしそうな距離…)

俺(あわわわわ…! ハルトマンに覆いかぶさるように…なっちゃった…! 顔が近い…!)

エーリカ「………」

俺「…………」

エーリカ「……俺…はやく…どいてよ…それに顔、近い…////」

俺「ご、ごめん!」ガバッ

エーリカ「…………」

俺「……えっと…ごめん…」

エーリカ「……それじゃぁ…私、ご飯食べに行くね」

俺「う、うん…」

バタン

俺「…うぅ…ビックリした……」

俺「……ハルトマン…顔が赤くなってたような気がしたけど…気のせいかな?」

俺(………何度も言うようだけど……ハルトマンって…あんなに可愛かったっけ…?うーむ……)

俺「………講談室にでも行ってみよう」

バタン

― 講談室 ―

バルクホルン「釣りのリベンジ?」

俺「はい!今、思い出したんですけど… 前に釣りをやった時に『ボウズ』だったのは、俺とバルクホルンさんだけだったんで…」

俺「いつかリベンジしましょうって約束した気が…」

バルクホルン「ああ、そういえば…確かにそうだったな」

俺「…どうですか?」

バルクホルン「そうだな!明日にでも、やってみるか」

俺「了解です!」


続く

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最終更新:2012年05月13日 14:44
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