「まったく、あのクソオヤジ。意味もないことで呼び出して。」
「大将のせいでしょうが。命令無視して敵たおしにいっちゃうからでしょう?
輸送機の護衛任務だったのに。」
司令部の廊下をふたりの人間が歩いている。
ひとりはだるそうな目が特徴的な黒髪の女性。
もうひとりは金髪のショートで体格もこれまた小さな女性だ
「倒したんだし、結局は守りきったんだからいいじゃないか。
それなのにぐちぐちと二時間も説教することないだろ。」
「あはは;それに付き合わされたわたしにいうことじゃないと思うんですけど。」
そういってふたりは曲がり角に差し掛かる。
「ちっ、いらいらする。アイツをぶっ飛ばしたらスカッとするかも。」
「マジで止めてくださいね。大将がいうと冗談に聞こえないです。」
「い~や絶対殴る。こうやってアイツの豚ヅラに一発……シッ!」
そういって彼女は趣味のボクシングで鍛えた拳を繰り出した。
それと同時に曲がり角からひとりの男が姿を表す。
バキッィ!
「へぶっ!」
「あ、ヤバ。」
見事にストレートが顔に決まった俺は頭から床に倒れた。
「た、大将!?なんてことしてくれやがりましたか!」
「いや、え、私のせい?」
「他になにがあるですか!と、とにかく医務室に運ばないと!」
~医務室~
「う~ん、ここは?イテテ!」
俺が目をさますと白い天井が見えた。
「えっと、医務室かな?どうしt「あ!目が覚めましたです?」ん?」
見慣れない金髪の少女が俺に声をかける。
「大将~!彼が目を覚ましましたよ~。」
「おう。目が覚めたか?結構いいのがはいったからな。スマンスマン。」
「もう大将!反省してくださいよ~。」
「あ、あの貴女たちは?」
状況が理解できない俺はとりあえずふたりの名前を聞くことにした
「ああ私か?私はドミニカ。ドミニカ・S・ジェンタイル。でこっちが・・・」
「ジェーン・T・ゴッドフリーです。よろしくです。」
「はぁ、どうも、よろしく。」
これが俺と彼女たちとの最初の出会いだった。
このあと、彼女たちによって様々なことに巻き込まれることになることを
俺はまだ知らない。
最終更新:2011年01月07日 14:04