俺部屋
アリーセ「パパおそいなー」
シャーリー「アリーセのパパはまだお仕事中だからなー。だからあたしがアリーセの相手を頼まれたんだ」
アリーセ「シャーリーおねえちゃんありがとう」
シャーリー「アリーセのパパとあたしは付き合う事になったから暫くはあたしがアリーセの面倒を見ることが増えそうだよ」
アリーセ「ほんとう?シャーリーおねえちゃんがわたしのママになってくれるの?もうママってよんでもいいの?」
シャーリー「あははーまだわからないなー。だからまだシャーリーお姉ちゃんって呼んでくれよ?」
アリーセ「うん!」
カチャッ
俺「ただいまアリーセ。シャーリーもアリーセの面倒を見てくれてありがとう」
アリーセ「パパー、おかえりー。ねえねえ、シャーリーおねえちゃんがママになってくれるって本当?」
俺「アリーセ……まだ全然そんな事は決まってないんだ。ママはもう少し待ってくれないか?」
アリーセ「パパとシャーリーおねえちゃんはつきあうんでしょ?つきあったらけっこんするんでしょ?」
シャーリー「あたしなら別にいいぞー?」
俺「シャーリーも煽らないでくれ。アリーセ、前も言った通りこの事は簡単には決められる事じゃないからママはもう少し我慢してくれ、な?」
娘「でも……グスッ」
俺「アリーセ、わがままばかりはいけません。わがままばかり言っているとパパ怒っちゃうからな?」
娘「うわーん。パパなんてだいっきらい!」
俺「大嫌い…大嫌い…大嫌い…シャーリー娘に嫌われた。もうだめだ生きてるのがつらい死にたい」
シャーリー「しっかりしろ、俺。俺ーーーーーー」
俺「くぁwせdrftgyふじこ」
シャーリー「こうなったらしばらくはダメだなー。アリーセはあたしが後を追いかけておくよ。大丈夫、あたしに任せておけってー」
俺「」
俺「いかん、腑抜けている場合ではない。私もアリーセを追わねば!待ってろアリーセェェェェーーーーーー」
ズドドドド…
俺「どこへ行ってしまったというんだ。てっきりみんなの所かと思ったんだが、となると後はミーナの所か」
ミーナ部屋
俺「ミーナ大変だ!アリーセを見なかったか?」
ミーナ「あら俺さんアリーセちゃんがどうかしたのかしら?」
俺「アリーセに大嫌いって言われた…そうだった、大嫌いって言われたんだった。ドウシヨウ娘に嫌われた。このままじゃ生きてけない」
ミーナ「俺さん落ち着いてまずはゆっくり深呼吸をしてください」
俺「すーはーすーはー」
ミーナ「落ち着いたかしら?」
俺「ああ、それでアリーセが部屋を飛び出してしまって探しているんだがここへ来なかったか?」
ミーナ「ええ、アリーセちゃんなら私のところへ来たわよ。その後シャーリーさんが来てアリーセちゃんならシャーリーさんと一緒にどこかへいったわ」
俺「シャーリーと合流したのか。そのシャーリーはどこへいくか聞いていないか?」
ミーナ「ええ、どこへ行くかは聞いていないわ。けど、俺さんはアリーセちゃんと少しの間距離をとったほうがいいかもって言っていたわね」
俺「今会いに行ってもまた大嫌いって言われるかもしれないな。ミーナ仕事の邪魔をしてしまったな」
ミーナ「お仕事はもう終わってるから大丈夫よ?ねえ俺さん、少しお話でもしません?」
俺「かまわないが何の話だい?」
ミーナ「アリーセちゃんやグレーティアさんの事よ?」
俺「そうきたか。しかしまだあの事は完全には吹っ切れていないぞ?」
ミーナ「俺さんはやっぱり今でもあの人の事を……?」
俺「ああ、未だに忘れられない。もう居ないってわかっているのにそのうちひょっこり帰ってくるんじゃないかとまだ思ってしまうんだ」
ミーナ「だからなのね」
俺「アリーセにもそろそろ母親が必要だとは思うんだ。けどどうしてもグレーティアの事が頭をよぎってしまう」
ミーナ「俺さん、その事なんですが」
俺「ミーナ、ダメだよ?ミーナが何を言いたいかはわかる。けどその答えにはNOとしか答えられないからね」
ミーナ「……」
俺「そんな顔をしないでくれよ。私は一度ミーナを捨てた男だ。私にミーナの答えにYESと答える資格などないよ」
ミーナ「けどっ!」
俺「すまないミーナ。今はどんなことがあろうと絶対にNOとしか言えない」
シャーリー部屋
シャーリー「なーアリーセ、そろそろ機嫌を直したらどうだー?」
娘「パパなんてだいきらいだもん」
シャーリー「アリーセのパパだってアリーセの事を色々考えた上でああいってるんだぞー?」
娘「パパなんてしらないもん!だいきらいだもん!」
シャーリー「アリーセも俺に似て強情なところがあるなー」
娘「パパになんてにてないもん!」
滑走路
俺「私もいい加減過去を振り返ってばかりなのをどうにかしないといけないな」
「「「「わっせわっせわっせわっせ」」」」
「「「「俺少佐こんな所でどうしたでありますか!」」」」
俺「どうもしてないさ。シッシッ、お前らとっとと訓練に戻れ」
「「「「俺少佐が落ち込んでる時は100%アリーセたんに何か言われた時でありましょう?今度はなんと言われたんですか?」」」」
俺「うるさい!お前達には関係ないだろう」
「「「「いえ、我々はアリーセたんが心配であります」」」」
俺「私を心配してるんじゃないのか!?」
「「「「当たり前であります!我々の小さなアイドルのほうが心配であります、お義父さん!」」」」
俺「お義父さんだと、おまえら……そこへ直れ!」
カチャリ
「「「「俺少佐、銃をしまってくださいであります!」」」」
俺「大丈夫だ、俺の魔法を忘れたか?誰がお前達にアリーセをやるか!久しぶりに恐怖体験をさせてやる」
「「「「俺少佐、拳銃をしまってください。そんな大口径な銃で撃たれたら吹き飛んでしまいます!」」」」
俺「ぎりぎりで曲げてやるから大丈夫だ、問題ない」
俺「リボルバーか、私はあまり好きじゃないが……。さてまずはノッポお前からだ」
カチャッ
ノッポ「待ってください少佐!撃鉄を起こさないでください!」
デブ「俺少佐、前、前!」
俺「んんん?なんだこの魔法陣?撃鉄を起こしたら出てくるのか。しかしなんだこれは。おい、ガングロちょっとその魔法陣触ってみてくれ」
ガングロ「俺っすか!いやっすよ!」
俺「うるさいやれ」
ガングロ「俺少佐横暴すぎますよ……!」
俺「特に何も無しか……仕方ない一発撃ってみるか」
カチ。ダンッ。キュゥィィィィイイイイ……
俺「弾が魔法陣に吸い込まれた?……これはまずいかもしれないな、俺の直感がやばいって言っている。ノッポ、思いっきり横へ走って逃げろー!」
ノッポ「なんですってー!?」
ゴォォォォォ
デブ「ぎゃーーーーーーーーーーー極太ビームがくるーーーーー」
俺「やれるか? Lv3:フリー!曲がれぇ!」
ノッポ「……少し髪の毛かすった。けど生きてる。生きてるって素晴らしいな」
俺「なるほど。あの魔法陣に弾丸を撃ちこむ事で術式が完成するわけか……しかも私の魔法の効果も乗るみたいだな。危ないがいざという時に役に立ちそうだな」
翌朝食堂
娘「…(ツーン」
俺「ははは…アリーセ、今日のご飯もおいしいな」
娘「…(プイッ」
俺「なあ、アリーセ?」
娘「パパなんてだいきらい!」
俺「だいきらい…だいきらい…」
エイラ「俺少佐が灰になったゾ」
シャーリー「俺しっかりしろよ~。あたしからも後でなだめておいてやるから元気だせよ~」
俺「…シャーリー頼むよ。全てがかかってる」
坂本「なあ、ミーナも俺を元気づけてやらなくていいのか?」
ミーナ「え、ええそうね……」
坂本「ミーナ?」
ミーナ「でもここは私でなくシャーリーさんに任せておいた方がよさそうね……」
坂本「それもそうか。子供の扱いはルッキーニで慣れているだろうし適任か……だが、この間の戦闘以来随分と俺とシャーリーの中がいいな」
ミーナ「そうかしら?」
坂本「気のせいか。ミーナ、シャーリーに俺を取られないようにな」
ミーナ「美緒何いってるのよ!?」
坂本「はっはっはっ」
俺「はぁ……」
シャーリー「しっかたないなー……ほら、しっかりしろってー。ほらちゃんと食べないともたないぞー?」
俺「すまない……食べるよ」
ミーナ「そうね、私ももう少し頑張った方がよさそうね」
外
俺「はぁ……今日の訓練はもう終わりでいい」
ノッポ「どうしたんだろうな、俺少佐。まさか……(ヒソヒソ」
眼鏡「ああ、アリーセたんに嫌われたままらしい(ヒソヒソ」
ガングロ「それだけなのか・・・?(ヒソヒソ」
デブ「それだけでも俺少佐にとっては大ダメージだよ・・・(ヒソヒソ」
芳佳「えっ?まだ準備運動しか終わってませんよ」
俺「え?そう、なら自主的に訓練しておいいてくれ」
芳佳「え?は、はい」
リーネ「俺少佐、大丈夫かな」
ペリーヌ「・・・ちょっと口を聞いてもらえないだけでああなんて、なさけないですわ」
坂本「ふむ。あれは少々重症のようだな」
基地内
俺「どうすればいいんだろうか……」
シャーリー「俺じゃないかー。まだ口もきいてもらえてないのかー?」
俺「全然だめだ……もう生きているのが辛い」
シャーリー「そんなに落ち込むなってー。なんならあたしが俺を慰めてやろうかー?ほれほれー」
俺「子供じゃあるまい、そんな事じゃ慰めになんてならないさ」
シャーリー「ちぇー。もう少しあたふたしてくれたら面白そうだったんだけどなー」
俺「私はもういい年だからな。胸を押し付けられて取り乱したりなんてしないさ」
シャーリー「つまんないなー」
俺「つまらない男で悪かったね」
シャーリー「けど、そこが俺のいい所なんだよなー。ま、気分転換でもしようぜ?あたしの手伝いをしてくれよー」
俺「気分転換か……それもいいかもしれないな。よし、手伝おう」
シャーリー「助かるよー。人手がなくってさー、ルッキーニじゃちょっと手伝いは無理そうだしなー」
俺「そうかそうか」
同時刻俺部屋
ミーナ「俺さん居るかしら?」
キィ……
ミーナ「……居ないみたいね。この時間だと訓練かしら?」
ミーナ「俺さんの部屋……少し位ならいいわよね」
ミーナ「これが俺さんのベッド……すぅー……俺さんの匂いがする。(モゾモゾモゾモゾ」
ミーナ「こうして布団に包まっていると、俺さんに抱きしめられてるみたい……」
ミーナ「俺さん……なんで私に振り向いてくれないのかしら……シャーリーさんとはあんなに仲がよさそうなのに、なんで私は……」
ミーナ「……ちょっとスケジュールを調整して俺さんと一緒に居られるようにしちゃおうかしら」
ミーナ「なら、さっそく俺さんのお休みをいじって私と休みを合わせなきゃ……でも今はもう少しだけこうしていたいわ……俺さん……」
基地内廊下
俺「・・・(チラッチラッ」
娘「・・・(プイッ」
俺「まだダメか……しかたない訓練でもするか(トボトボ……」
ミーナ「あら?あれは俺さんね……シャーリーさんも一緒じゃないし今がチャンスかもしれないわね!」
ミーナ「俺s シャーリー「おーーーい、おれーーー」
俺「どうしたシャーリー、私に何か用か?」
シャーリー「いや、姿が見えたからな呼んだだけだけどなー。それより俺はなんでこんなところをとぼとぼ歩いてたのさ」
俺「アリーセがまだ口を聞いてくれないから、ちょっとリハビリと気分転換を兼ねて飛ぼうかとね」
シャーリー「そんな事ならあたしが一緒につきあってやるよー。またあの時みたいに落ちそうになったら困るだろう?」
俺「それもそうだな、なら一緒に飛んでくれるかい?」
シャーリー「もちろんさ」
俺「ありがとう、また落ちそうになった時は頼むよ」
シャーリー「任せとけよ」
テクテク×2
ミーナ「あっ、俺さん待って……」
昼
ミーナ「おr シャーリー「おーい、俺―――!」
俺「ん?またシャーリーか。どうしたんだ?」
シャーリー「そろそろお昼だし、一緒にご飯を食べないか?」
俺「もうそんな時間だったか。それじゃあ行こうか」
シャーリー「そんな事だろうと思ってもう準備してもらってるんだぜー?」
ミーナ「…………どうしてなの?」
夜
ミーナ「 シャーリー「おーいおれー、飲もうぜ!」
俺「そうだな・・・まだアリーセが口を聞いてくれないし今日は飲んで嫌な事を忘れたほうがいいのかもしれないな……」
シャーリー「そう思って誘ってみたんだー。おつまみも宮藤に作ってもらったから俺の部屋で飲もう」
俺「準備がいいな。それじゃあアリーセを誰かに預けてこないとな」
シャーリー「おつまみを作って貰ったときに宮藤に頼んでおいたから大丈夫だぜー?」
俺「そうか。ならいこう」
ミーナ「……(ギリッ」
ミーナ・自室
ミーナ「シャーリーさんさえいなければ私が……はっ、なんてことを考えてるの私ったら…きっと疲れているのね」
ミーナ「そうだ、俺さんの休みの日を直しておかなきゃ。こうしてこうしてこうして…これでよし。うふふ、明日が楽しみね」
ミーナ「そうだ、俺さんとシャーリーさんの様子を見ておかないといけないわね」
俺部屋・前
ミーナ「……あれから大分時間がたったけどまだシャーリーさんは出てこないわね。俺さんの休みを変える作業なんて15分もかからなかったから15分ちょっとで飲み終わるなんてないだろうし……待つしかないわね」
ミーナ「……もう12時、出てこないわね……何をしてるのかしらね」
ミーナ「…………1時」
ミーナ「……2時。ふふ、二人は随分遅くまで飲んでるみたいね」
ミーナ「……3時」
ミーナ「……4時。どうしてシャーリーさんは出てこないのかしら?もう4時よ?もう流石に飲んでる訳ないし、俺さんと何をしているのかしら……」
ミーナ「……けど、俺さんに色仕掛けは通用しないし、まだ会って数日だからあんなことやこんなことはきっとしてないわよね?」
ミーナ「……5時」
ミーナ「……6時。そろそろ俺さんが起きてくる時間だからここに居ては不味いわね……」
数時間前・俺部屋
俺「うおーーーん、アリーセーーー口を聞いてくれよーー」
シャーリー「泣くなよ、俺―」
俺「泣かないでいられるかー今日はヤケ酒だ!(グビグビ」
シャーリー「それにしても、いい飲みっぷりだなー。酒は強いのか?」
俺「……(フルフル」
シャーリー「弱いのにそんなにのんだのかよ…流石に飲みすぎだぜ?それにもう12時過ぎてるしそろそろ寝たほうがいいぞー。ほら、歩けるか?手を貸してやるからもう寝ような」
俺「すまない…(フラフラ」
シャーリー「フラフラじゃないかー本当に大丈夫か~?……っとうわわ」
ぽふっ
俺「しゃーりぃ…」
シャーリー「お、俺!?アリーセのママになってもいいっていったし、そうなったらどんなことをするかもわかってるけど、あ、あたしにだって心の準備が……あれ?俺?」
俺「Zzz…アリーセェ…」
シャーリー「何だ、寝ちゃったのか。でもびっくりしたなー……身動きとれないや、仕方ない、あたしも今日はここで寝よう。お休み俺(ギュッ」
チュンチュン
シャーリー「んー……よくねたなー」
俺「うーん…愛してるよ、グレーティア…むにゃむにゃ」
シャーリー「グレーティアって確か俺の亡くなった奥さんだよな……やっぱり今の俺はあたしは眼中にないのかな…」
俺「アリーセ……グレーティア……」
シャーリー「よし、こうなったら俺をあたしに振り向かせてやるっ。その前に……あたしも一度自分の部屋に戻ったほうがよさそうだなー。あのカタブツに俺の部屋から出てきた所を見られたらなんて言われるか分からないしなー」
俺部屋・前
ミーナ「……7時。結局俺さんも起きて来なかったわ……。やっぱりお楽しみだったのかしら……俺さん、5年も独り身だったからシャーリーさんのわがままボディーに誑かされて……俺さんに限ってそんな事ないわよね…流石にこれ以上は無理ね、もう戻るしかないわね」
トボトボ…ギィ、バタン
ミーナ「!?」
ミーナ「あれは…シャーリーさん。やっぱり昨日は俺さんの部屋に居たのね……しかも下着姿だなんて……(ドンッ」
ミーナ「まずは壁を殴って落ち着くのよ…後少しじゃない、朝食の時に俺さんを誘えばいいだけよ」
朝食後
娘「パパきのうはごめんなさい…」
俺「ど、どうしたアリーセ!」
娘「あのね。おねえちゃんたちからいろいろきいたの。わがままばかりいってごめんなさい…」
俺「…そうだアリーセ、明日は休みになっていたから街に一緒に遊びに行こう!」
娘「うん!」
ミーナ「(チャンスが来たわ!ここで街を案内をするために誘えばいいのね!今よ!)」
シャーリー「俺―、ならあたしが街を案内してやるよー。丁度あたしも休みなんだ。ロマーニャは
初めてなんだろ?」
ミーナ「(私としたことが、俺さんと私が一緒の休みになるようにしたのはいいけど、シャーリーさんを入れ替えるのを忘れていたわ……ああ、私の馬鹿っバカっ)」
俺「そうだな、それじゃあ頼もうか」
娘「やった~!パパだけじゃなくてしゃーりーおねえちゃんもいっしょにくるんだ~♪」
ミーナ「……(ギリッ」
ミーナ「・・・」
坂本「おい、ミーナ。顔色が悪いぞ?大丈夫か?」
ミーナ「ええ、ちょっと昨日は睡眠不足だったのと、日ごろの疲れが溜まってるだけだから大丈夫よ」
坂本「ふむ…それならいいが、よかったのか?ミーナも休みなら一緒に付いていけばいいだろう」
シャーリー「中佐も明日休みなのかーなら一緒にいかないか~?」
俺「そうだな、人が多い方が賑やかでいい」
娘「みーなおねえちゃんもいっしょにいこうよ~」
ミーナ「3人で行ってらっしゃい。私は基地でゆっくりして日頃の疲れを取らせてもらうわ」
シャーリー「そっかー。なら仕方ないかー」
娘「こんどはみーなおねえちゃんもいっしょにいこうね!」
ミーナ「ええ、そうねアリーセちゃん。今度一緒に行きましょうね」
娘「やくそくだよ!」
ミーナ「ええ、約束よ」
ミーナ「……」
坂本「ミーナ…」
俺部屋
ミーナ「はぁ…俺さん……すぅー…やっぱり布団から俺さん以外にあの女の匂いがする……!」
キラリ
ミーナ「この髪の色、長さ……確定ね。昨日この布団で俺さんとシャーリーさんは一緒に……」
ミーナ「……どうしましょう。どうしたら俺さんを私のほうに振り向かせられるかしら。アリーセちゃんを懐柔したほうが早いかしら……」
夜
娘「~♪」
宮藤「アリーセちゃん物凄く嬉しそうだけどどうしたの?」
娘「あしたね、パパとシャーリーおねえちゃんと一緒におでかけするの!」
リーネ「よかったね、アリーセちゃん」
娘「うん、それにこんどはミーナおねえちゃんともおでかけするんだ!」
ペリーヌ「よかったですわね、パパと仲直りもできたようですし」
娘「うん!おねえちゃんたちありがとう」
俺「アリーセこんな所にいたのか。明日は出かけるんだからもう寝ないとだめだぞ?」
娘「うん!きょうはパパといっしょにねる~」
俺「そうかそうか。ならもう部屋に戻ろうな」
娘「うん、おやすみなさいおねえちゃんたち!」
俺「3人ともお休み。お前たちも遅くまで夜更かしはダメだぞ?」
宮藤「はい、おやすみなさい」
リーネ「おやすみなさい。芳佳ちゃん、私達も今日はもう寝よう?」
ペリーヌ「わたくしも今日はもう寝ることにしますわ、みなさんおやすみなさい」
俺部屋・前
俺「ん?シャーリーか、どうしたんだ?」
シャーリー「よう、俺。アリーセに頼まれて来たんだ」
俺「アリーセに頼まれた?アリーセ、シャーリーに何を頼んだんだ?」
アリーセ「うんとね、シャーリーおねえちゃんもいっしょにねよう?」
俺「」
シャーリー「なるほどー。来てとしかいわれなかったけどそんなお願いだったのかー」
娘「うん!パパとしゃーりーおねえちゃんといっしょにねたいの」
シャーリー「あたしはいいぞー?俺はどうなんだ?」
俺「……まあ、昨日の事もあるしこの位のアリーセからのお願いは断るわけにはいかん」
娘「やった~!」
俺部屋
娘「んとね、パパはみぎがわー」
俺「わかった。ここでいいか?」
娘「うん、そこでいいよ!そしてわたしがまんなかー♪しゃーりーおねえちゃんはひだりがわね!」
シャーリー「あたしはここでいいかー?」
娘「うん、これでいいよ。えへへ」
俺「そういえば俺も小さい頃は父親と母親と川の字になって寝てたっけ…」
シャーリー「あたしも小さい頃はそうだったなー」
娘「昨日はよしかおねえちゃんとリーネおねえちゃんとこうやってねたんだよ」
俺「そうかそうか」
娘「んー…ぱぱもっとわたしのほうによってー?」
俺「この位でいいか?」
娘「だめーもっとー」
俺「こうか?」
娘「うん!しゃーりーおねえちゃんももっとー」
シャーリー「はいはい。これでいいかー?」
娘「うん!えへへ…」
俺「それじゃあアリーセ、もう寝ようね」
娘「うん!わたしがねるまででちゃんとぎゅってしててね?」
俺「ああ、いいとも。それじゃあお休み」
シャーリー「アリーセお休み」
娘「おやすみなさい、パパ。シャーリーおねえちゃん」
娘「Zzz……ぱぱ……まま……」
俺「ふぅ、ようやく寝付いてくれたみたいだな」
シャーリー「仕方ないさ、きっと明日が楽しみで楽しみでしかたなかったんだ」
俺「やっぱりそうだろう。シャーリーもアリーセのわがままに付きあわせてしまってわるかった」
シャーリー「いいっていいって。なあ、俺。今日も泊まっていっていいか?」
俺「今日はアリーセもいるしいいぞ」
シャーリー「サンキュー。な、な、そっちに行ってもいいか?」
俺「別にかまわないがアリーセを起こさないようにな」
シャーリー「わかってるさー、よいしょっと」
俺「別にこっち側に来る必要なんてなかったんじゃないか?」
シャーリー「だって、こっち側に来ないとこんなこともできないだろ?(チュッ」
俺「……全く」
シャーりー「なー俺はまだ前の奥さんの事を忘れられないのかー?」
俺「なぜそんな事を聞くんだ?」
シャーリー「昨日、寝言でグレーティアグレーティアって連呼してたぞー?」
俺「そうか……」
シャーリー「あたしじゃやっぱりダメなのか?」
俺「……どうなんだろうね。そういえば前にも同じ用な事をミーナに言われたな…」
俺「私はまだグレーティアの事を忘れれる事なんてできないのかもしれないな。何時かは決着をつけなくてはいけないのだろうけど…」
シャーリー「……それが聞けただけでもよかったよ。あたしたちももう寝ようぜ。お休み」
俺「私に抱き着いたまま寝るつもりか?」
シャーリー「ダメか?」
俺「まあ、いいだろう。ただしアリーセが起きる前に起きてくれよ?」
シャーリー「分かってるよー。お休み」
俺「ああ。お休み」
翌朝
娘「パパ―!シャーリーおねえちゃんおきて!おきて!」
俺「うーん…アリーセ。ずいぶん今日は早く起きたんだな」
娘「だってきょうはパパたちとおかいものだもん!」
俺「そうだったね。ほら、シャーリーも起きなさい」
シャーリー「もう朝かー?んー……」
娘「シャーリーおねえちゃんもパパにだきついてないでがやくおーきてー」
シャーリー「おはようアリーセー。今日は一緒に買い物にいくんだったなー」
娘「そうだよ!だからはーやーくー」
俺「こらこら。そんなに急かしちゃだめだよ。まずはごはんを食べて着替えてから出かけるからね?」
娘「はーい!」
シャーリー「それじゃーあたしも部屋に戻って着替えてくるよー。またあとでなー」
食堂
娘「ぱぱーはやくたべてー」
俺「まだ早いからそんなに慌ててでかけても、お店が全然空いてないぞ?」
娘「んー・・・うん」
宮藤「アリーセちゃんは楽しみで楽しみで仕方ないんだよね?」
娘「うん!」
俺「ミーナは本当に一緒に来なくていいのか?せっかくの休みなんだから休みの日まで基地に居るよりは気分転換になるとおもうんだが」
ミーナ「シャーリーさんと3人で行ってらっしゃい。街にでかけちゃったら余計疲れがたまっちゃいそうだもの」
俺「そうか、なら仕方ないな」
ミーナ「アリーセちゃんとは今度一緒に行くって約束したからその時にはちゃんと一緒に行かせてもらうわ」
俺「わかった。みんな買ってきて欲しいものがあったらメモをくれ」
シャーリー「俺ー、アリーセおまたせー」
娘「シャーリーおねえちゃんおーそーいー」
シャーリー「悪いね、準備に少し手間取っちまった」
俺「アリーセも忘れ物はないな」
娘「うん!」
俺「それじゃあそろそろ出かけようか」
シャーリー「ふふん、それじゃー車にのってくれ。飛ばしていくぜー?」
バルクホルン「俺少佐、アリーセと楽しんでくるといい。リベリアン、くれぐれも迷惑をかけるなよ?」
宮藤「それじゃ俺少佐、買い物の件よろしくお願いします」
リーネ「俺少佐、どうかご無事で」
俺「わかった。では今日は楽しませてもらうとするよ」
シャーリー「いっくぜー!」
ミーナ部屋・窓辺
ミーナ「……(ジー」
ミーナ「行っちゃったわね……私も一言一緒に行きたいって言えばよかったのに……」
道中
俺「シャーリー?なあ、もう少し速度を落とすべきじゃないか?」
シャーリー「そうかー?もう少し速度あげてもいいと思ったんだけどなー」
娘「シャーリーおねえちゃんすごーい!」
シャーリー「そうかー。ならアリーセ、こんなんはどうだー?」
俺「カーブだぞ?ブレーキ、ブレーキ!」
シャーリー「ふふん」
ガチャッ。キキーーーーーーー
俺「今、スピンしかけたよな?もっと安全運転を…」
シャーリー「スピンじゃないぜ?ドリフトだよドリフト」
娘「すごくたのしいよ!」
俺「リネット曹長の言っていたご無事ではこの事だったのか…」
シャーリー「ほら、ロマーニャの街が見えてきたぞ?後少しだからぶっとばすぜー」
娘「いけー!シャーリーおねえちゃん!」
俺「後少しなら飛ばさなくてもいい!!!」
基地・露天風呂
ミーナ「ふー…生き返るわね。こんな朝からお風呂なんて久しぶりね。そろそろ俺さんはロマーニャに着いた頃かしら?」
ミーナ「……ハァ。でもこうお風呂に入ってると嫌な事も忘れられるわね」
ミーナ「いいお湯加減だったわ。……今日は夕方まで俺さんもいないし、私も仕事もないし、うふふ」
俺部屋
ミーナ「やっぱり俺さんの布団に包まれてるって良いわ……こうやって俺さんの匂いが……俺さん以外の女の匂いがするわね」
ミーナ「また長い髪の毛……この色は…アリーセちゃんね。またあの女の髪かと思ってしまったわ。……けど、あの子も邪魔ね」
ミーナ「あら、いけない。またいけない事を考えてしまったわ……今はまだ必要よね。そのうち邪魔になってしまうけど」
ミーナ「ふぅ……私の俺さん……!?この髪の毛、シャーリーさんのよね、昨日全部拾って捨てたのにまた落ちてる……どういうことなのかしら、あの泥棒兎」
街
娘「パパー、たのしかったね!」
俺「帰りは安全運転で頼む」
シャーリー「そうかそうか~。アリーセはたのしかったかー。さーて、ロマーニャの街だよ」
娘「すごーい!パパみて。すごいおおきいたてものがあるよー」
俺「凄いな、ロマーニャの街は」
シャーリー「ふふん、驚くのはまだまだこれからさ。まずは買い物だろ?こっちだよ」
デパート
娘「みてみて、パパー。にあう?」
俺「とっても似合ってて可愛いよ。そうだな、店員さん、今この子が着てる服と、そこのとあそこのも一緒にください」
店員「かしこまりました」
シャーリー「おーい、俺ー。あたしのはどうだー?」
俺「シャーリーもよく似合ってるじゃないか」
シャーリー「なら次、これはどうだー?」
俺「ノーコメントだ」
シャーリー「なんでだよー。どうだ?可愛くないかー?」
俺「……下着位自分で選びなさい」
シャーリー「俺だって見る事になるんだから、一緒に選んでくれよー」
俺「……なら、それでいいんじゃないか?」
店員「奥様も大変似合ってますよ?」
シャーリー「奥様!?あはは、そう見えるかー、うんうん」
俺「奥様……か。店員さん、あの服と下着もさっきの子供用の服と一緒に会計を」
シャーリー「いいよ、この位自分で払うよー」
俺「いやいいさその位。デートで年下の女性から代金を出させるのは大人としてはちょっとね」
シャーリー「そうかー、ならお言葉に甘えさせてもらうよー」
店員「ありがとうございましたー、またお越しくださいませー」
シャーリー「俺、ありがとう」
俺「いやいいさあのくらい」
シャーリー「しかしたくさん買ったなー、よかったなアリーセ」
娘「うん!パパー次はあそこみたい!」
俺「玩具か。よし、行こう」
娘「んーと、えーと……あのおにんぎょうと、おうちと……やっぱりあっちのおにんぎょう」
俺「両方ともでも、いや好きなだけでいいんだぞ?」
娘「ほんとう?じゃああれも!」
シャーリー「アリーセはなんの人形をかってるんだー?」
娘「えーとね、森の家族の人形だよ!」
シャーリー「森の家族かー。なるかしいなー」
娘「みて、このにんぎょうパパとシャーリーおねえちゃんと一緒の耳だよ」
シャーリー「ウサギとグレートデーンか。ならこれはバルクホルンかー」
娘「うん!こっちはリーネおねえちゃんだし、これはミーナおねえちゃん!」
俺「シャーリー、少しアリーセを見ていてくれないか?私も少し探すものがあるんだ」
シャーリー「いいぜー、あたしたちはここに居るから探し物してきてくれよー」
俺「頼んだ」
俺「アリーセ、シャーリーお待たせ。こっちの買い物は終わったよ」
シャーリー「もう終わったのかー。こっちはまだまだ悩んでるみたいだぞ?」
娘「うーん……」
俺「まだ決まらないのか?」
娘「うん、どれとどれにしよう……」
俺「その位なら全部いいんだぞ?人形12個とその家でいいんだろう?」
娘「うん!」
俺「それじゃあお会計お願いします」
店員「ありがとうございましたー!」
シャーリー「ふー、みんなから頼まれたものも買ったしこれでいいなー」
俺「ああ、随分と大荷物になってしまったな」
シャーリー「殆どこれアリーセの荷物だぞー?こんなに甘やかしていいのかー?」
俺「たまにはいいのさ。な、アリーセ」
娘「うん、パパだいすき!」
俺「だいすき……大好き……(グッ」
シャーリー「その、なんだ。余韻に浸ってるのはいいんだけどそろそろお昼にしないかー?」
俺「それもそうだな……アリーセ何が食べたい?」
娘「んーと……おこさまらんち!」
シャーリー「それならあそこにあるレストランだなー」
俺「よし、そこにしよう」
レストラン
俺「アリーセ美味しいか?」
娘「うん!すっごく美味しいよ」
シャーリー「だろー?ここでよかっただろー」
俺「ああ、こっちの料理も凄く旨いな。よく知っていたな」
シャーリー「ルッキーニから前に教えてもらったんだよ」
俺「そういえば、ルッキーニ少尉はロマーニャ出だったな」
シャーリー「そういうことさ。ほらアリーセ、ほっぺにトマトがついてるぞ?(ヒョイ、パクッ」
娘「ありがとう、シャーリーおねえちゃん!」
シャーリー「服にこぼさないようになー」
俺「……」
シャーリー「どうしたんだ?何か嫌いな物でもはいってたか?」
俺「すまない、少し考え事をしていた……(まるで本当の親子みたいだな」
数時間後
俺「アリーセ楽しかったか?」
娘「うん!シャーリーおねえちゃんいろいろおもしろいところにつれていってくれてありがとう」
シャーリー「時間があればもっと色々回れたんだけどなー」
俺「仕方ないさ。一日じゃ回りきれないさ」
娘「また今度連れてきてね?」
俺「そうだな、次はミーナと一緒にこような」
シャーリー「それじゃあ帰ろう。帰りも飛ばしていくぜー?」
俺「安全運転で頼む……」
基地
娘「ただいま~~~」
宮藤「お帰りなさい、アリーセちゃん」
リーネ「今日は楽しかった?」
娘「うん!すごくたのしかったよ!」
バルクホルン「可愛い服だな。俺に買ってもらったのか?」
娘「うん!にあう?」
バルクホルン「ああ、凄く可愛いぞ。可愛いぞ……可愛い服を着た妹ぉ!」
俺「ただいま、みんな。今日はお休みをありがとう」
シャーリー「ただいまー。いやー、遅くなってわるかったよー」
ミーナ「あら、お帰りなさい。アリーセちゃん、今日は楽しかった?」
娘「うん!……ミーナおねえちゃん、大丈夫?」
ミーナ「どうかしたのかしら?」
娘「んー……今日のミーナおねえちゃんなんだか怖い…」
ミーナ「あら、まだやっぱりまだ疲れてるのかしら……」
娘「ミーナおねえちゃん、早く元気になってね?」
ミーナ「アリーセちゃんありがとう。ちょっと元気になった気がするわ」
娘「うん!」
ミーナ「ところで俺さんとシャーリーさんは何処へ行ってしまったのかしら?」
エイラ「俺少佐達なら大量の荷物があるから置いてくるって部屋に戻っていったゾ」
ミーナ「ちょっと手伝いに行ってくるわね」
廊下
俺「シャーリー、今日は本当に助かった。お礼といっちゃなんだが、これを。ショーケースずっと見てただろ?」
シャーリー「これは……ありがとう。服といい、これといい……けどもう1個お礼を貰ってもいいか?」
俺「いいぞ?何が必要なんd、むぐっ」
シャーリー「ん…ちゅ……」
カランっ
俺・シャーリー「!?」
ミーナ「嘘…俺さんにシャーリーさん……そんな……嘘よ……」
俺「ミーナ!?」
シャーリー「中佐、これには訳が」
ミーナ「ごめんなさい、お邪魔よね。みんなには内緒にしておくから二人はゆっくりしてらっしゃい」
タタタタタタッ
俺「ミーナ……」
俺「シャーリー、ちょっとミーナの所に行ってくるよ」
シャーリー「あ、ああ・・・」
俺「ミーナ、待ってくれ!」
シャーリー「行っちゃったか……あたしだけ見ててくれればいいのにな」
ミーナ部屋
俺「ミーナ、開けてくれ俺だ!(ドンドン」
ミーナ「……かえって!俺さんはあのままシャーリーさんとイチャイチャしてればいいじゃない!シャーリーさんにアリーセちゃんのお母さんになって貰えばいいじゃない」
俺「ミーナ、違うんだ。話を聞いてくれ(ドンドン」
ミーナ「もうほおっておいて!俺さんなんて今も昔も私の気持ちなんか知らないくせに!」
俺「……」
坂本「俺少佐、何があったか知らないがミーナがここまで取り乱すような事なんだ、少し一人にさせてやろう」
俺「……はい」
ミーナ部屋
宮藤「ミーナさん、大丈夫ですか?ご飯持ってきました」
ミーナ「宮藤さんありがとう……まだ食べたくないからそこに置いておいて貰えるかしら」
宮藤「あ、はい。それよりミーナさん大丈夫ですか?目が真っ赤に腫れてますよ?」
ミーナ「ええ、大丈夫よ。ちょっと泣いただけだから大丈夫よ」
宮藤「ミーナさん、無理はしないでくださいね」
ミーナ「ええ、宮藤さんありがとう。食器は自分で戻しておくわ」
宮藤「はい、わかりました。お願いします」
ミーナ「はぁ……せっかく俺さんが追いかけてきてくれたのに追い返しちゃったわ……」
モゾモゾ
ミーナ「何かしら」
娘「ミーナおねえちゃん大丈夫?」
ミーナ「あら、アリーセちゃん。何時の間に来ていたのかしら。布団に潜り込んでいたのに気付かなかったわ」
娘「今、よしかおねえちゃんといっしょにきたんだよ。ねえ、ミーナおねえちゃんだいじょうぶ?ないてるの?」
ミーナ「ちょっとね……でももう大丈夫よ。心配してくれてありがとう」
娘「パパがね、わたしが寂しかったり泣いてた時はこうしてくれたの(ギュッ」
ミーナ「ありがとう……(ナデナデ」
娘「ねえねえ、ミーナおねえちゃんききたいことがあるの」
ミーナ「私が分かることならだけど…」
娘「んー……ママのことおしえて?パパはなにもおしえてくれないの」
ミーナ「アリーセちゃんのママの事ね。よく知ってるわ……そうね」
ミーナ「これでいいかしら」
娘「Zzz…」
ミーナ「あら、疲れて寝ちゃったのかしらね。私も少し喋りすぎちゃった。起こすわけにもいかないし今日は一緒に寝るしかないわね。おやすみなさい、アリーセちゃん」
娘「Zzz……」
ミーナ「でも、本当にイライラする位あの女にそっくりね……この子もあの女と一緒に死んでしまえばよかったのに……」
ミーナ「そうしたら、俺さんはずっと私に依存してくれたはずなのに……」
食堂
坂本「で、お前はミーナの事をどう思っているんだ?」
俺「ミーナの事ですか……それは……」
坂本「隠さなくてもいい、お前とミーナの関係はバルクホルン達から聞いている」
俺「あの二人め……ええ、確かに私とミーナは一時期付き合っていました。けど、恋愛とかそんなものではなく、お互いの傷を舐め合っていたと言った方がいいでしょう」
坂本「あそこでミーナはクルトを失い、俺はグレーティアを失った……か」
俺「そうです。それで互いに支えてくれるものを求めていて丁度目の前に同じものを探していた人が居たわけですよ。元々知らない人ではなかったから尚更」
坂本「そうだったのか……俺は今のミーナの気持ち、知っているんだろう?」
俺「ええ……まだ私の事を好きでいてくれているみたいですね。一度はミーナを捨てたこんな私を」
坂本「俺はどうなんだ?ミーナの事をどう思っているんだ」
俺「ミーナの事は……嫌いではないです、好きです。よりだって戻したいと思った事だってあります」
坂本「なら、なぜそうしなかった。お前がよりを戻そうと言えば簡単にいったのではないか?」
俺「そうかもしれませんね。けどあの頃と違ってある程度冷静にモノを見れるようになり、どうしても私はまだ妻の事が……それに私からから捨てたんです。そんな私が再びミーナの隣に立つ事など…」
坂本「そうか……気持ちの整理が落ち着いたら、またミーナの隣に立てるのか?」
俺「整理がつけば……でしょうね。アリーセの事もあるし近日中には決着は付けるつもりです」
坂本「振り切れるのか?」
俺「もう5年だ。いい加減逃げるのはやめにします」
翌朝
ミーナ「もう朝ね……昨日の事考えていたらまた一睡もできなかった」
娘「Zzz……」
ミーナ「私の気もしらないでのんきに寝てられるなんて……(グッ」
娘「……」
ミーナ「このまま首を絞め続けたら死んじゃうかしら?」
娘「けほっ、けほっ……」
ミーナ「……」
娘「けほっ、けほっ」
ミーナ「……(パッ」
娘「ごほごほ。おはようミーナおねえちゃん」
ミーナ「おはおう、アリーセちゃん」
娘「ごほごほっ、苦しくて目がさめちゃった」
ミーナ「あらあら大変ね。大丈夫?」
娘「けほっ。うん。もうだいじょうぶ」
ミーナ「それじゃあごはんを食べに行きましょうか」
娘「うん!」
数日後
ミーナ「…(ボー」
坂本「ミーナ?ミーナ!聞いているか?」
ミーナ「ええ、何だったかしら。ちょっとぼーっとしていたみたい…」
坂本「大丈夫か?目のしたのクマが最近酷いぞ?」
ミーナ「大丈夫よ?ちょっと最近寝付きが悪くて寝不足気味なだけよ」
坂本「ふむ、そうか……」
ミーナ「私は部屋に戻って書類と格闘してくるわ。後の事はよろしくね、美緒」
坂本「ああ。しかしミーナこそほどほどにしておかないと倒れてしまうぞ?」
ミーナ「ええ、わかってるわ……(バタッ」
坂本「おい、ミーナ!?」
最終更新:2011年08月12日 01:44