◆H6MPnX7dHA

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◆H6MPnX7dHA - (2011/01/17 (月) 22:09:23) のソース

◆H6MPnX7dHA氏の投下物

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シナリオ進行案の提示。
台詞、描写、展開は適宜肉付けを行う。
素材製作補助を目的とする。
プロットを砕き、演出を追加した、「脚本」に相当する。

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#region(【シーン1 ヒロインとの回想】)
|NO.|シーン|背景|BGM|立ち絵左|立ち絵中|立ち絵右|表示名|テキスト(字下げなし・ルビなし)|シーン演出|SE演出|備考|
|1|シーン1 ヒロインとの回想|ドラクエっぽい設定入力画面|無音||||???|あっ、すごい、文字が出た!||||
|2|||||||???|ね、ね、このあとどうするの? あ、名前だって、名前!||||
|3||||||||『あなたの なまえ を にゅうりょく してください』|1文字表示につき、文字送り音発生。このシーンの文字送り演出につき、以下同じ。|文字送り音||
|4|||||||||プレイヤーによる名前入力。ひらがな、カタカナのみ。||以下本シーンの名前を2バイト文字の' _PN 'で表示。システムで置き換え。|
|5|||||||???|__PN……えー、なんで『いろな』じゃないのよう!||||
|6|||||||_PN|だってそれ、いろなちゃんの名前じゃないかあ||||
|7|||||||_PN|ゆうしゃは_PNだよう||||
|8||古の2ドット一画面街マップっぽい感じ|古のFC音源・OP|ロリ色菜(大)|||いろな|しょーがないなー_PNは……。||||
|||||||||あれ、これ誰かなあ||||
|9|||||||_PN|おおさま……じゃないよね。||||
|10||||||||女の人?||||
|10||||透過||ルーシー(小)|| るーしー||文字送り音||
|||||||||『わらわは みらいをよげんする うらないし るーしー||||
||||||||| そなたが ゆうしゃ _PN であるな?||||
||||||||| よくぞ せかいをすくうと けついした!』||||
|11||||||||『かみがみから そなたへの おくりものを さずけよう!』||文字送り音||
|12|||||||||画面フラッシュ|呪文音||
|13||||||||『このしょうじょは きおくを うしなっておる||文字送り音||
||||||||| しかし かならずや そなたをささえる そんざいとなろう!』||||
|14||||||||『しょうじょの なまえを にゅうりょく してください』||文字送り音||
|15||||ロリ色菜不機嫌(大)||透過|いろな|あんまり可愛くないなあ……こんなのが_PNの仲間になるの?||||
|16|||||||_PN|きっとヒロインなんだよ。||||
|||||||||格好からすると、ソーサラーかなあ||||
|17|||||||_PN|もしかしたら,どこかの国のお姫様なのかな||||
|||||||||名前は、と……||||
|18||||透過||||『 い||文字送り音||
|19||||||||  ろ||文字送り音||
|20||||||||  な』||文字送り音||
|21||||ロリ色菜(大)||消去|いろな|私の、名前……||||
|22|||||||_PN|あ、ごめん、いやだったかなあ||||
|23||||ロリ色菜頬染め(大)|||いろな|う、ううん!||||
|||||||||そんなことない!||||
|24|||||||いろな|そんなことないに決まってるじゃない……エヘヘ||||
|25|||||||_PN|どうしたの?||||
|||||||||顔が赤いけど……||||
|26|||||||いろな|なんでも、ないわよ。||||
|||||||||……なーんでも!||||
|27|||||||_PN|ふうん?||||
|28|||||||いろな|ね、ね、これ、二人で遊べるみたい!||||
|||||||||私が『いろな』をやるね!||||
|29|||||||_PN|うん!||||
|||||||||二人で、大冒険にしようね!||||
|30|||||||||フェードアウト|||
|31|||||||||全消去|||

#endregion

#region(【シーン2 学校で、ヒロインとの会話】)

|32|シーン2 学校で、ヒロインとの会話|休み時間の教室|学校||||N|授業終了のチャイムとともに、目が覚めた。|||コミカルな日常|
|33|||||||N|どんな……夢だったかな。||||
|||||||||たしか……。||||
|34||||||||『あなたの名前を入力してくだい』|プレイヤーによる名前入力。現実パートで表示。||以下主人公の名前を' *PN 'で表示|
|35|||||||N|そうだ、思い出してきた。||||
|36|||||||N|新しいゲームを買って、色菜を家に呼んだんだ。||||
|37|||||||N|色菜はあのころから可愛くて、俺は本当に色菜のことが好きで……。||||
|38|||||||N|でも色菜は、俺のことなんて、どうでもいいと思ってるに違いない。||||
|39|||||||N|眠い目をこするふりをして、隣の席を覗いた。||||
|40||||色菜(小)||||||||
|41|||||||N|色菜は今日も、美しかった。||||
|42|||||||N|健康的な肌。||||
|43||||||||黒く,感情を伺わせない瞳。||||
|44||||||||流れるような黒髪の美少女。||||
|45|||||||N|たわわに,はりさけそうなほど主張する胸。||||
|46|||||||N|御隅色菜。||||
|||||||||17歳。||||
|47|||||||N|初恋の少女。||||
|48|||||||N|口数が少ないためか,感情表現に乏しいと思われているようだ。||||
|||||||||クールに見えるためだろうか||||
|||||||||密かに行われている『恋人にしたいランキング』二年連続首位を獲得したばかりだ。||||
|49|||||||N|幼なじみで,ただでさえ席も隣の俺は,全校生徒の過半数から,命を狙われているのだ。||||
|50||||消去|色菜(大)|||||||
|51|||||||色菜|おい、*PN||||
|51|||||||*PN|な、なんだよ||||
||||||||色菜|いやなに,ちょっとな||||
||||||||N|色菜に突然話しかけられた時の衝撃は、経験者でないとわからないだろう。||||
|52|||||||N|教室がどす黒い殺気に包まれたのを感じた。||||
|53||||||||クラス中の視線が,俺に突き刺さる。||||
|54|||||||N|ぐ,やばい。||||
|||||||||怨念に満ちたうめき声が,そこかしこから聞こえてくる。||||
|||||||||だが色菜と話せるのなら,これくらいどうと言うことはないっ!||||
|55|||||||???|『また*PNかよ……』||||
|||||||||『そんな屑に話しかけないでくださいお姉様……』||||
|||||||||『あいつ死なないかな……』||||
|56|||||||*PN|やめろよお前ら!?||||
|57|||||||N|周囲を見回すが,みな視線を逸らす。||||
|||||||||ぼそぼそとした話し声だけに,妙にリアルで恐ろしい。||||
|||||||||くそう,負けない,負けてたまるかっ!||||
|58|||||||色菜|どうしたんだ,いきなり怒鳴り声をあげて||||
|59|||||||*PN|いや,なんでもない……。||||
|60||||||||いやあ,良い天気だなー||||
|61|||||||N|色菜には周囲のざわめきが耳に入っていないに違いない。||||
|||||||||ごまかすように,外を眺める||||
|62|||||||色菜|そうだな,日もささず今にも雨の降りそうな黒雲だ。||||
|||||||||ニュースでは大嵐が来ると言っていた。||||
|||||||||良い天気だ||||
|63|||||||N|それは良い天気とは言わないからな! ……とは,言わない。||||
|||||||||言うタイミングがつかめない。||||
|64|||||||色菜|そうだ*PN,傘は持ってきたか?||||
|65|||||||*PN|あー,特に用意してないが……||||
|66|||||||色菜|そうか? なら……||||
|67|||||||N|ぐあっ!?|画面シェイク|||
|68|||||||N|頭に鈍い衝撃が走る。||||
|||||||||クラスメイトの誰かが,思い切り投げたに違いない。||||
|||||||||細長く柔らかい棒状の……雨具のシルエットをしている。||||
|69|||||||*PN|あー……やっぱ持ってる||||
|70|||||||色菜|………………。||||
|||||||||………………。||||
|||||||||………………そうか||||
|71|||||||*PN|気を遣わせたな,悪い||||
|72|||||||N|『なんで頭を狙った!?』||||
|||||||||『ダメージがでかいのは頭に決まってるだろう』||||
|||||||||『目に刺せって言ってるんだよ!』||||
|73|||||||*PN|死ぬよ!?||||
|||||||||俺いつか死ぬからね!?||||
|74|||||||N|俺が見回すと,皆一様に口を閉ざす。||||
|||||||||お前らマネキンか!?||||
|75|||||||N|色菜が絡まなければ,気のいいやつらばっかりなのに……!||||
|76|||||色菜上機嫌(大)||色菜|うん,いつもどおり変なやつだ。||||
|||||||||実はいままでずっと忘れていたのだが,夕べふと思い出した||||
|77|||||||N|カバンから取り出した紙袋を,俺に向かって差し出す。||||
|78|||||||N|これは||||
|||||||||まさか||||
|||||||||ひょっとして!?||||
|79|||||||???|『おい……今日エイプリルフールだっけ?』||||
|||||||||『*PNの命日だ,今確定した』||||
|||||||||『死ねばいいのに』||||
|80|||||||N|ぐあああああ!||||
|||||||||本気でやばい。||||
|||||||||けど,思い出した。今日が何の日か。||||
|81|||||||N|中学に入ってからは疎遠になっていた,色菜。||||
|||||||||日に日に大人びてゆく彼女に,俺は声も掛けられず,距離だけが伸びた。||||
|||||||||そんな俺の,ささやかな夢。||||
|82|||||||N|クリスマスに。||||
|||||||||バレンタインに。||||
|||||||||修学旅行に。||||
|83|||||||N|いや,特別な日じゃなくていい。||||
|||||||||色菜と,デートが出来たなら。||||
|84|||||||N|ゲーオタの身分不相応な,でも,俺の,ささやかな夢。||||
|85|||||||N|色菜は,『思い出した』と言った。||||
|||||||||それはつまり,俺と色菜の,共通の思い出だろう。||||
|86|||||||N|一緒に遊んだこと。||||
|||||||||手をつないで出かけたこと。||||
|||||||||笑いながら,パーティーをしたこと。||||
|87|||||||N|そうだ。||||
|88|||||||N|今日は。||||
|89|||||||N|俺の。||||
|90|||||||N|誕生日なのだ--!||||
|91|||||||*PN|覚えてて……くれたん,だな……||||
|92|||||||色菜|昨日までは忘れていたがな||||
|93|||||||*PN|いや,思い出してくれただけで,俺は幸せだ--!||||
|94|||||色菜頬染め(大)||色菜|そうか?||||
|||||||||そんなに大切に思っていたんだな。||||
|||||||||いままで気付かずにすまなかった||||
|95|||||||*PN|そんな,そんなことない!||||
|||||||||言い出せなかった俺が悪かったんだ!||||
|96|||||||*PN|な,なあ,今日,一緒に……!||||
|97|||||||???|『させるかああああああああああ!!』|画面シェイク|||
|98|||||||*PN|ちいっ!?||||
|99|||||||N|クラスメイトが人垣となって襲いかかる!||||
|||||||||色菜と俺の恋路を邪魔する積もり……と見せかけて,狙いはこのプレゼントに違いない!||||
|100|||||||*PN|わ,渡すもんかああああ!||||
|101|||||||???|『くそっ! おい,出口をふさげ!』||||
|||||||||『フォーメーションΣだ! この日のためにした辛い訓練を思い出すんだ!』||||
|102|||||||???|『3班は左翼! 4班は外から回りこみなさい! 早く!』||||
|||||||||『でもここは4階だぜ?』||||
|||||||||『この間のルビコン廊下の死闘を忘れたの!? あいつ3階から飛び降りたのよ!?』||||
|103|||||||???|『あいつを生かしていては俺の青春が始まらないんだ!』||||
|||||||||『殺せ! 殺せ! 殺せ!!!』||||
|||||||||『我が麗しき青春のために!』||||
|104|||||||*PN|1つ言っておくが,お前らの青春は間違っているからな!?||||
|105|||||||*PN|色菜,ありがとう!||||
|||||||||このお返し,楽しみにしとけよ!||||
|106|||||色菜(大)||色菜|お返しって……||||
|107|||||||*PN|しまった,退路がっ! ……しかたない,これだけは使いたくなかったが……!||||
|||||||||じゃ,またな!|画面シェイク|落下音||
|108|||||||???|『消えた!?』||||
|||||||||『……見て! 床に穴が空いてる!』||||
|||||||||『あいつ忍者か何かの末裔かよ!?』||||
|109|||||||???|『追え! 逃がすな! 4班はまだ着かんのか!』||||
|||||||||『定期巡回中の遊撃班を向かわせるには……だめ! 距離が離れ……』||||
|||||||||『1,2班は東門,3班は裏門! 無傷での帰宅は我々の完全敗北と知れ……!』||||
|110|||||||???|『………………』||||
|||||||||『…………』||||
|||||||||『……』||||
|111|||||||||フェードアウト|||
|112|||||||||全消去|||

#endregion

#region(【シーン3 絶望】)

|113|シーン3 絶望|繁華街|学校|||||||||
|114|||||||N|まいた……かな?||||
|115|||||||N|まさか,こんなに早くあの経路を潰すことになるとは……明日からどうするか||||
|116|||||||N|あいつら日に日に殺人スキルが上達してくからなあ……このままだと,あと2週間くらいしか逃げ延びることが出来ないんじゃないだろうか。||||
|117|||||||N|いや,まてよ。||||
|118|||||||N|あいつらが俺を襲うのは,色菜を俺に取られると思っているからだ。||||
|||||||||けれども,色菜は俺の告白を受け入れてくれた。||||
|119|||||||N|……だったら,もう襲われる心配はないんじゃないか?||||
|||||||||ちょっとシミュレーションしてみよう。||||
|120|||||||N|『俺,色菜と付き合うことになったんだ!』||||
|||||||||色菜『*PN……すき』(ぴとっ)||||
|||||||||『おい,やめろよ色菜,みんなが見てるじゃないか』||||
|121|||||||N|『あの,羨望に満ちたまなざし……||||
||||||||| あれは……||||
||||||||| 殺 戮 者 の 目 だ ……!』|文字送り低速|||
|122|||||||N|……だめだ。||||
|||||||||どう考えても殺される。||||
|||||||||いままでの比じゃない。||||
|123|||||||N|でも。||||
|||||||||俺は,自然に笑みがこぼれた。||||
|124|||||||*PN|さっきの夢は,この暗示だったんだな……||||
|125|||||||N|しみじみと,つぶやく。||||
|126|||||||N|夢の中で。||||
|||||||||幼いころの俺達は,無邪気に遊んでいた。||||
|127|||||||N|誕生日に無理を言って買って貰った,RPGゲーム。||||
|||||||||二人でプレイ出来ると言うのが,魅力的だった。||||
|128|||||||N|大好きな色菜と,大冒険が出来るんだぜ?||||
|129|||||||*PN|そういや,カセットに相合い傘を書いたよな……。||||
|||||||||今思い出すと,恥ずかしいことしたもんだ||||
|130|||||||N|毎日のように,二人でプレイしようと思った。||||
|131|||||||*PN|でも。||||
|132|||||||N|色菜は,すぐに転校した。||||
|133|||||||N|俺は,あのゲームを色菜に渡して。||||
|134|||||||*PN|いつかまた,二人で遊ぼうね,って……。||||
|||||||||約束したんだ……。||||
|||||||||なんで,忘れていたんだろう||||
|135|||||||N|そうか,あれから,だな。||||
|||||||||好きだったゲームに,より打ち込むようになったのは。||||
|136|||||||N|色菜に,すごい,って,言われたくて。||||
|||||||||色菜と,ゲームで遊びたくて。||||
|137|||||||N|中学入学と同時に,色菜はこの街に戻ってきた。||||
|138|||||||N|色菜はずいぶんと口数が少なくなっていた。||||
|||||||||感情表現も,昔ほど多彩では無くなった。||||
|139|||||||N|でも,とても綺麗になっていた。||||
|140|||||||N|ゲームしか取り柄のない俺は,話しかける事すら出来ずに時は過ぎて。||||
|141|||||||N|忘れることの出来ない初恋を,胸に抱いたままで。||||
|||||||||切ない想いに,身を焦がし続けて。||||
|142|||||||*PN|それも,今日までの話……!||||
|143|||||||*PN|ふふ……色菜のやつ,教室の中で告白してくるなんて,大胆じゃあないか……||||
|144|||||||N|そういえば,逃げるのに夢中で,プレゼントが何か確認も出来なかった。||||
|145|||||||*PN|なんだろう。||||
|||||||||あまり大きくないな……箱が入ってるのか?||||
|146|||||||*PN|ハンカチ……いや,告白にハンカチはないだろ。||||
|||||||||あ,チョコレートかな?||||
|147|||||||*PN|抜けたところがあるし,誕生日とバレンタインデーを勘違いしていても,不思議じゃないし||||
|148|||||||*PN|さて,何がでるかな,何がでるかな~,っと||||
|149|||||||*PN|……これは……?||||
|150|||||||N|このパッケージは。||||
|||||||||夢で見た。||||
|||||||||嫌な予感が胸に沸いた。||||
|151|||フェードアウト||||*PN|思い出の品を,わざわざ手に入れてプレゼントしてくれたのか!||||
|152|||消去||||N|……そうに決まっている。||||
|||||||||決まっているさ……。||||
|153|||||||*PN|お,手紙!||||
|||||||||肉筆じゃないか,ふふ,想われてる!||||
|||||||||想われてるな,俺!||||
|154|||||||N|手紙には。||||
|155|||||||N|『借りっぱなしですまなかった。。||||
||||||||| 何度もプレイしたが,やっぱりつまらないな』||||
|156|||絶望のヤンデレ||||*PN|なん,だよ……これ……||||
|157|||||||N|包装紙で丁寧に包まれた箱の中に,カートリッジ式のゲームソフトが入っていた。||||
|158|||||||N|震える手で,カセットを取り出す。||||
|||||||||カセットの内側,差し込み口の裏を確認する。||||
|159|||||||N|かすれたマジック。||||
|||||||||いびつなマーク。||||
|||||||||二人の名前。||||
|160|||||||N|『_PN』|||シーン1で使用した_PN再利用|
|161|||||||N|『いろな』||||
|162|||||||*PN|告白……じゃ……||||
|163|||||||*PN|ない,よな……そりゃ||||
|164|||||||*PN|そりゃ……昔,少し遊んだだけだし……||||
|165|||||||*PN|ただの,ゲーオタだし||||
|166|||||||*PN|あいつが惚れてるわけ,ないもんな……||||
|167|||||||N|遠くから雷鳴が響き。||||
|168|||||||N|雨粒がぽつりと,頬にかかった。||||
|169|||||||N|俺は。||||
|170|||||||N|俺の,初恋は。||くぐもった雷鳴||
|171|||||||N|想いを伝えることなく,拒絶された。||||
|172|||||||||フェードアウト|||
|173|||||||||全消去|||

#endregion

#region(【シーン4 占い師ルーシー】)

|174|シーン4 占い師ルーシー|||||||||||

#endregion

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