仮確定事項

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仮確定事項 - (2008/06/19 (木) 00:02:26) の編集履歴(バックアップ)



人物一口設定

相川 博也……主人公。内科の研修医として鳥之宮医院に赴任。理想と現実のギャップに苦しむ。

藤城 由希……後天性眼疾患。性格自体は暗くない。両親が共働きで、家にこもっていたために、同年代の友達がいる鳥之宮医院のビハーラに入居。

沢越 ひなた……ナース。割と巨乳。

塚原 勲……無声にメロンを贈る老人。かつて無声の手術費用を拠出した。

豊平 あゆむ……塚原の身の回りの世話をする人。外見は十代だが性別不明。

無声少女(片野すず)……幼少期に患った大病がもとで、家族に捨てられる(夜逃げ)。老人が手術費用を出し、病気自体は完治するが、極度の人間不信と、手術のために外国にわたっている間に同じ病気の友達が死んでしまったことにより無声に。

人物詳細設定

相川博也(あいかわ ひろや)

20代前半。
医科大学卒業後、鳥之宮医院に研修医として赴任。
オーソドックスな主人公の外見。
私服はあまり派手ではない。
あえて地方の小病院での研修を希望するが、現実に直面し挫折感を味わっている。
ビハーラの少女たちや、往診先の患者や医院の人々とのつながりの中で、苦しみながらも理想の医師像に近づいていく。

藤城 由希(ふじしろ ゆき)

10代。
後天性眼疾患のために高校に通うことができなかった。ほぼ視力をすべて喪失しているため、外出もままならない。両親が共働きのため、ずっと家にこもっていた。見かねた両親が、同年代の友達がいる鳥之宮医院のビハーラに入居させた。
入居後は、かつての明るい性格を少しだけ取り戻しつつあるが、普通の女子高生として高校に通うという夢は叶わず、人生に不安や絶望を感じている。
眼意外は悪くないが、外出するときは常に車椅子に座っている。

沢越 ひなた(さわごえ ひなた)

20ちょうどぐらい?
看護学校を卒業後、地元である鳥之宮市に帰ってきた。そのまま鳥之宮医院に就職している。
当初は、主人公と同じような理想を抱いていたが、現在ではすっかりスレてしまっている。
背は低いが、胸は大きい。
根元は明るく人懐っこい性格で、主人公や患者ともよく喋るが、厳しい医療の現実がそれを覆い隠している。
主人公の赴任により、かつての自分を思い出す。表には出さないが、心の中では葛藤がある。

塚原 勲(つかはら いさお)

70~80代
第二次世界大戦末期、海軍航空隊のパイロットとして出撃。復員後、会社を興す。戦前憧れていた女性がいたが、終戦後は消息が分からなくなっており、あるとき、女性が亡くなっているという話を風の噂で聞く。
以後、塚原は仕事のみを生きがいとするようになり、会社は大成功を収めて日本有数の富豪となるが、家庭も持たずずっと独り身のままであった。
引退後、莫大な遺産を無為に浪費する日々を送っていたが、ある日訪れた病院で、同じ大病に苦しむ二人の少女に出会う。そのうちの片方、無声少女(当時は普通の孤児)が初恋の女性によく似ていた、というだけで、少女の手術費用だけを出す。
やがて時を経て偶然再会するが、少女は声を失っており、塚原はそれを自分の独りよがりな偽善心からだと思い込み、自らの身分を明かさない。
せめてもの罪滅ぼしにと、毎月メロンを贈り続ける。

豊平 あゆむ

外見は10代。性別不詳。
サブ予定なんでキャラデザとか自由に。
塚原の身の回りの世話をする人。出自その他謎。

無声少女 as 常盤 小夜子(ときわ さよこ)(名前は仮)

10代。
幼少期に患った大病(または先天性障害)が元で、親に捨てられる。
塚原が手術費用を出し、外国で手術を受けて完治するが、帰国後同じ病気で苦しんでいた友達が死亡したことを知ってしまう。人間不信に拍車がかかり、孤児院でも誰とも喋らなくなるうちに声を出せなくなる。
外国にいたころは普通に話すことができていたため、英語(あるいはその他外国語)を多少使うことができるが、学校に通えていないために、文法はあまり出来がよくない。
会話はジェスチャーあるいはテキストボードを使って行う。
英語の詩を作るのが趣味。




舞台設定

鳥之宮市


 本州南部、海に面した小都市。市の中心部を川が流れる。

鳥之宮医院


 主人公が赴任してくる診療所。障害をもった少年少女が入居するビハーラを併設している。設備は貧弱で、救急の受け入れ体制もない。

ビハーラ(名称未定)


 無声と藤城由希が入居する障害者支援施設。入居者数は少ない。