うおつか。多分イケメン。
ググるとウオツカになる。イカス。
4p単騎に命をかける男。
三麻と四麻の二面打ちをしていることもある。時間がもったいないのだろう。

  • 4pで待つことに命を賭けた男達の物語
+ ...
まだvip個室の秋刀魚変態待ちといえば北単騎一択であった頃の話である。
秋刀魚変態待ち界の2トップであった(殿堂入りのくまさんには及ばないが)うおつかと毒電波時計は、東秋刀魚で連続して直接対決を行っていた。
索子を2つと役牌を晒しての1p単騎、筒子を2つ晒しての北シャボ待ちなど高レベルの戦いが続く。
つきあわされたもう1人は多分意味不明な2人だと思ったか、あるいはレベルの高さに圧倒されていたことであろう。
第2試合のうおつかの北単騎をこの第3試合に北単騎でやり返した毒電波時計は、東3局オーラスでトップに立っていた。
秋刀魚にはセーフティリードは存在しないものの、基本的にはまず追いつかれないだろう程度の点差であった。
そこで毒電波時計は奇策に出る。
北を切ってのリーチである。
当時、少ないながらも北を切ってのリーチもあったが、それは単騎待ちにならなかったときの非常手段であった。
そのことを知らない個室秋刀魚古参のうおつかではない。
数巡後、中筋の4pを切る。これは北切りリーチに対しては通る牌であると言えよう。
「・・・ロン」
うおつかは目を疑った。
上家の毒電波時計が牌を倒している。
綺麗に揃った6つの対子と4p、北単騎を蹴っての七対子4p単騎待ちである。
この和了でトップを確定させた毒電波時計は迷うことなく東秋刀魚を予約した。
うおつかも迷うことなく予約を押す。
この意味不明な2人が予約を押していることも知らずに、不運な1人が予約を押す。
うおつかとの直接対決第4戦の始まりである。
東1局の1本場、起家で連荘したうおつかに北暗刻の配牌が入る。
北暗刻はすなわち北単騎が無理ということを意味する。(当時は北抜き北単騎戦法はまだ導入されていなかった)
1枚2枚3枚と北を抜いたうおつかの画面にボタンが出る。
「リーチ」ボタンである。
その時のうおつかの牌姿は見事に6つの対子ができていた。
余剰牌は南と4p。
迷うことなく南を投げて4p待ちでリーチをかけるうおつか。
ヒントがないためまっすぐ手を進めていた毒電波時計が4pを手離すのには、それほど時間はかからなかった。
七対子ならどう見ても南待ち有利のはずである。
それにもかかわらずあえて4pで待ち、先ほどの借りをきっちり返したうおつかはそのままこの試合でトップを飾った。
そして4p単騎は伝説となったのである。

得意分野 単騎縛り
好きな役 一発海底摸月
スタイル 面前・変態打ち
段位 三段





縛り後の4pの詳細 2009/01/21時点

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最終更新:2009年01月21日 22:39