世界にその名を轟かす最凶の雀士--
その名は--
第一章輝かしき栄光の歴史
団体戦最多得点(MVP)経験あり、団体戦優勝4回、個人戦優勝3回
この数々の偉業を成し遂げた雀神、それがメゲルーワだ
第二章役満に愛された眩き者
メゲルーワを語る上で外せないもの、それは麻雀を語る上で外せないものと同義である
それは何か?
-平和?
-タンヤオ?
-立直?
そんなチンケなものではない--
そう--
役満である
雀神メゲルーワは役満に愛されている
この牌譜をご覧頂きたい
常人ではそもそも聴牌することすら困難である役満、この雀神は
咲スレ団体戦史上初めて、いともあっさりと和了して見せたのである
この大三元などほんの一例にすぎない
この直後にもすぐさま
国士無双を聴牌している
いや、聴牌ごときはもはや数えきれない
ほとんどすべての役満、あの
九蓮宝燈や
地和ですら聴牌程度ならあっさりと経験しているのだ
地和聴牌に関してはもはや伝説である
頭なし地和聴牌でツモ切りをしての9p単騎待ちを捨てて、第一自摸の4p単騎待ちに受けたのだ
これはメゲリーと呼ばれ、今なお大会参加者の間で語り継がれている
役満に愛されし者には常人には見えない「何か」が見えている…そう思わずにはいられない一手であった
第三章その閃きは全国へ
雀神メゲルーワの圧倒的強さは咲総合スレ個室、及び個室内のローカル大会のみに収まらない
まずひとつ挙げられるものは段位戦での脅威の記録である
こちらの画像をご覧頂きたい
これは雀神メゲルーワの上卓での記録である
集計対象5000人を超える段位戦上卓速東風で8位
これがどれほどの快挙なのかは一目瞭然である
しかしここで一つ疑問が生じる
何故、8位どまりなのか--
この輝かしき経歴、圧倒的雀力を持つメゲルーワの強さを目の当たりにしたみなさんにとっては当然の疑問だ
しかしこの疑問は驚くほど簡単に解消されるだろう
「8」という数字をよく見てほしい
もうお分かりだろう
そう、横に倒せば「∞」となるのである
これは「自分は寝っ転がっているだけで無限の力を行使できる」ということの暗喩であることは明らかだ
段位などでは敵無しであることがこれで証明された
そして次、みなさんは5月6日に行われた「鉄鳴きの麒麟児杯」を覚えているだろうか
この大会は公式運営の超大規模大会である
無論、多数の参加者が集い、咲総合スレ民も数多く参戦した
咲スレ民が誇る数多の特上民、一般参加の無数の鳳凰卓民
そしてなにより、魔神・渋川までもが参戦していた
これらの腕利きの精鋭たちが500人近く集まった「地獄」のような大会だったのだ
常人であればこの話を聞くだけで震えが止まらなくなるだろう
しかしやはり、この大会でも雀神メゲルーワはやってくれた
最終集計結果95位という快挙を成し遂げたのである
これは麒麟児杯に参加した咲総合スレ民のなかでは貫禄の、当然のトップである
さらには魔神・渋川の最終集計結果101位を上回っているのだ
-雀神が魔神を上回った-
この歴史的瞬間に立ち会えた私はとても幸運なのだろう…
無論、今この事実を知ることができたみなさんもとても幸運を感じていることでしょう
雀神メゲルーワ、その閃きは世界を照らし続けるのだ
第四章戦場に降り注ぐ暖かな明り
本来ならば大会会場は誰もが殺気を隠さず、いつ乱闘が起きても不思議でないほど殺伐としている
それもそうだ、これから死闘を繰り広げるというのに仲良しこよしな空気になるわけがない
しかし、ログを見てみればわかる通り、乱闘はおろか無益な争いはほとんど起きていない
むしろ終始穏やかに、とても楽しく大会が進行しているのである
-戦場で笑顔が絶えない、争いで誰も傷つかない-
何故そのような奇跡が起きているのか
そう、メゲルーワがいるからである
メゲルーワを語る上で外せない要素、それは圧倒的な雀力だけではない
その人柄、人望こそがメゲルーワが雀神たる由縁なのである
メゲルーワを参照していただければわかるように、
ハゲネタが定着している
想像してみてほしい
匿名掲示板の住人、顔も知らぬ人々から
ハゲ、ハゲとからかわれる自分を
無性に腹が立ってくるだろう
怒りを抑えられないだろう
-しかしメゲルーワは違う
雀神はその程度のことは気にもとめないのだ
皆も、それがわかっているからこそ安心してネタにする
この宇宙すら小さく思えるほどの広大で、雄大な人間性
大海よりも深く、厚い人望
もはや流石としか言い様がない
一部の人はひとつ疑問を持っているだろう
そう、
5/11 ドラフト制団体戦だ
この団体戦、メゲルーワはまさかの
無指名で終わったのだ
これほどの実力、そして人望を持つメゲルーワが何故指名されなかったのか?
理由はいくつか考えられる
1.競合を避けた
普通に考えればドラフト一位指名×4が当然である
しかしその競合はあまりに倍率が高く非効率的である
-ならいっそメゲルーワを外そう-
そう監督たちが考え、たまたま最後まで指名されなかった
そう考えれば無指名も納得である
2.約束された勝利を避けた
メゲルーワは圧倒的強さを誇る雀神である
それを指名するなど、ゲームでチートを使うのと同義
それを避けたと考えれば無指名も納得である
3.圧倒的プレッシャー
その深い人望、あたたかみすらも凌駕する驚異の雀力
そのプレッシャーに指名はおろか名前を口にすることすらできなかった
そう考えれば無指名も納得である
以上3つの理由から ドラフト無指名はメゲルーワの人望の無さを裏付ける事実にはならない
みなさんもがこのような人間になりたいと思ったことだろう
誰もが恐れ、崇め、そして憧れる
それがメゲルーワという雀士なのだ
最終更新:2013年06月06日 22:57