84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/21(水) 03:53:47.03 ID:h7iLuUHxO [1/2]

「はい、もしもし」
「あ、ウチですけど」
「ああ、はいはい。何でこんな時間に電話?」
「ん? 特に何もないけど。寝てるやろなー思て」
「ただの嫌がらせじゃねーか…」
「で、寝とったん?」
「いや。何かジメジメしてて寝付けてない」
「ウチも! 寝苦しゅうてかなわん。汗ベタベタ」
「ふーん」
「……今、何か変なん想像した?」
「シテマセン」
「いや、絶対した! ホンマ、変態やな!」
「してないしてない。ベタベタおっぱい関係ない」
「誰もおっ…ぃ、言うてへんわ! 何考えてんねん!?」
「大丈夫、汗も好きだから」
「『も』って何やねん、『も』ってぇ!」


85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/21(水) 03:55:53.62 ID:h7iLuUHxO [2/2]

「雨えらい降ってんね。休まれへんかなー明日も」
「どうだろな。この辺に警報出るのは9時頃だってよ」
「あー…なら休めそうもないか。残念やわー」
「一日中、家居たらつまんなくないか?」
「まあそうやけどさー、ゴロゴロ出来るし」
「俺ん家で?」
「ん。勉強せんでええし、暇潰せるしな」「別に構わんけど……ずぶ濡れで来られるのは困るな」
「? ちゃんとタオルで拭いたけど?」
「いや……目のやり場に?」
「………はい?」
「だから…ヌレタラ シロ スケル タワワ」
「……今から行くから待っとけや、変態」
「待て。あれは不慮の事故であって決し ブツッ

それから5分後、またずぶ濡れの状態でやってきて
キャッキャッウフフするのは別の話。
最終更新:2011年09月30日 23:07