115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/26(月) 21:02:02.76 ID:2F117Ons0 [24/26]
ツンデレに私の事愛してないのねって言ったら

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/26(月) 21:32:01.38 ID:Sych4sY70 [5/11]
115
「私のこと愛してないのね」
『端的に言って気持ち悪い。死ねばいい』
「ひ、ひでえ。最近、あんまりにも冷たすぎやしませんか、むみさんや」
『別に。貴方に冷たいのはいつものことよ』
「うぐっ。ま、まあそれは良いとしてだ。ちょっと試しに俺に向かって愛してるって言ってみてよ」
『はあ? そんなことして私に一体何の得があるというの? とうとう脳味噌が腐り落ちたのかしら』
「あぐっ。そう言わずにさ、たまにはむみさんから恋人らしい台詞の一つも聞きたいなあと思ってさ」
『はあ。どうしてもと言うからつき合ってあげてるのに、調子に乗ってきたものね』
「いや確か告白してきたのは君だったよね」
『ちょっと何言ってるか分からないわ』
「思いっきり顔が赤くなってますよむみさん」
『う、うるさいわね。一言言えばいいんでしょ。その、えと、あ、ああ、あいしっ』
「愛してる」
『そ、そう、それよ。もう良いでしょ。半分以上言ったわ』
「ダメだよ、全部言わないと。それに明後日の方向くんじゃなくて、ちゃんとこっち見てよ」
『いちいち注文の多い男ね! 分かったわよ。え、えーと、その、あっと、ああ、あいしてるわっ、貴方のこと!』

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/26(月) 21:42:18.67 ID:Sych4sY70 [6/11]
「ありがとう。僕もむみさんのことを世界一愛してるよ!」
『ひぅ』
「あれ? むみさん?」



『はっ』
「あ、目が覚めたね、むみさん。いきなり立ったまま気絶するからびっくりしたよ」
『立ったまま気絶? そ、そうよ! 貴方、いきなり何言ってるのよ!』
「別に、恋人からの告白に返しただけだよ」
『こ、告白じゃないわよ! 言わされただけじゃない!』
「はいはい」
『はいはいじゃない! ば、罰としてもう一回言いなさいよ』
「別にいいけど」
『け、けど、何よ?』
「膝枕してあげてることにはいつ気づくのかなあと思って」
『え、ええっ!?』
「そんなところも愛してるよむみさん」
『ひゃぅ』
「あっ、むみさんまた気絶しちゃった」
以下無限ループしましたとさ
最終更新:2011年10月01日 17:06