33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/01(土) 06:53:04.23 ID:RfhF7w9F0 [12/13]
無表情さんのメガネを取り上げて困らせたい

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/01(土) 07:36:05.26 ID:nYMm7TI40 [1/3]
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「よっと」
『あっ、ちょっと、何するのよ』
「いやー、むみさんって家じゃ眼鏡だったんだね」
『だから何よ? 勉強が終わったら構ってあげるから、大人しくしてなさいって言ったでしょ』
「でも、強引に家に連れてきたのは、むみさんだよね」
『さ、さーて、馬鹿は放っておいて課題を終わらせましょう。眼鏡なくても見えない訳じゃないし』
「ふふ。まあ、僕はむみさんと一緒にいられるなら、何だって良いんだけどね」
『なら、眼鏡を返しなさい! な、何よ、人の顔をジロジロ見て』
「はい、眼鏡」
『え、ええ。ねえ、私の顔に何かついているのかしら? あまり見られると集中できないわ』
「いやー、たださ」
『ただ?』
「眼鏡姿のむみさんも普段のむみさんも、やっぱり、どちらもすっごく可愛いなあって思っただけだよ」
『な、ばっ、馬鹿じゃないの!?』
「眼鏡かけてるときの照れ顔も新鮮だし可愛いなあ」
『照れてないわよ! もうっ』
「学校でも眼鏡かけてよ、可愛いし」
『ふん。絶対にかけてなんかあげないから』
「えー、何でさ? 似合ってるのにもったいないよ」
『なんでもよ (貴方だけに知ってて欲しいの、なんて言えるわけないでしょ、馬鹿)』
最終更新:2011年10月09日 11:53