[8] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/10(月) 02:48:55.69 ID:k4rmqEXc0
無「連休ばっかりだと有り難みも薄れると思わない?」
タ「そう?じゃあ学校行って勉強でもしてきたら?」
無「促すけど僕は行かないよっていうような言い方が気に食わない」
タ「ああ、ごめんごめん。学校行って勉強でもする?」
無「そういう気分じゃないから私はいい」
タ「いやおかしいでしょ。僕が一緒に行くなら乗り気じゃないんだけど、とか愚痴りながらもスキップで登校する流れでしょうよ今のは」
無「学校でも家でもやることは変わらないもの」
タ「言われてみれば確かに……。本読んでるか音楽聞いてるか勉強してるかだもんね」
無「家ではイヤホンじゃないけどね」
タ「それだと僕がいる意味ないしなあ」
無「タカシはそこらへんに転がってるだけでいいの」
タ「えー……」
無「今もないっていわれるよりはましじゃない」
タ「メンタル強い僕でもそれはきつい」
無「まあ、ぬいぐるみみたいにしてたら私が抱きつくかもね」
タ「なん……だと……」
無「ちょっとトイレ……あっ」
タ「~~~!」
無「そんなところに転がってたら邪魔なんだけど」
タ「………」
無(……ああ、ぬいくるみだから動けないし喋れないんだ)
[9] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/10(月) 02:50:05.69 ID:k4rmqEXc0
暫くー
無「一冊まとめて読むのは、さすがにちょっと疲れる……。
でも、休みの日くらいにしかできないからちょっと贅沢な感じ」
タ「………」
無「……いつまでやってるつもりなの」
タ「萌茄が抱きつくまで」ぼそぼそ
無「思ったんだけど、ぬいぐるみが一つもない部屋に住んでる子は、もともとそういう趣味がないんだからぬいぐるみに抱きついたりしないんじゃない?」
タ「……あっ」
無「タカシは今日も何もせずに1日が終わりそうね」
タ「………」
無(……今度はショックで黙っちゃった)
さらに暫くー
無「流石に目が疲れる」
無「ねえ、タカシ?」
タ「……ぐぅ」
無「………寝てるのね。放っておきすぎたかな」
無「………」
無「さすがにかわいそうだし」こらん
無「ほんとは逆がいいんだけど……」ぎゅ
無「……落ち着く」
タ(寝たふりでしたって言う空気じゃないよなこれ)
〆 自分に素直な無表情ちゃんまじ天使
最終更新:2011年10月15日 14:27