59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/03(火) 14:07:14.65 ID:GOySA4O7O [7/35]
- ツンデレと二人で混浴温泉宿に泊まったら(ちなみさんVer.)
男「ふぅ……いい湯だわこりゃ」
男「たまにゃあ都会の喧騒から離れて、温泉ってのもいいもんだな」
男「お? 誰か入ってきた」
男(そういやあここって確か混浴なんだよな……こりゃひょっとすると眼福か?)
女「……ふぅ」サパーッ
男「ってぇ、ちなみ!?」
女「……あ、タカシ」
男「何やってんのお前。ここは混浴だから部屋の個人浴槽使えっつったろ!!」
女「……せっかく温泉きたのに……せせこましい部屋風呂なんて嫌……」
男「裸見られたらどーすんだ! お前だって恥ずかしいだろ!」
女「……うるさい……混浴で裸見られるのくらい……普通だし……」
男「動じないな……けどな、俺はお前の裸見られるの嫌なんだよ」
女「……だったら……混浴になんか……誘うな……」
男「だって、宿予約してから気づいたんだもん!」
女「それに……そういう説教は……私の体に反応している……特定部位を鎮めてから言え……」
男「あ……いや、これは……」
女「……変態」
男「うぅ、俺の株ばっか下がりまくりじゃねぇか……」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/03(火) 14:27:55.02 ID:GOySA4O7O [8/35]
- ツンデレと二人で混浴温泉宿に泊まったら(かなみさんVer.)
女「ふぅ……いいお湯ね」チャプン
男「全くだ」
女「あんたもたまには気が効くじゃない。こんないい温泉宿知ってるなんて」
男「まぁね。温泉マイスターの称号は伊達じゃないぜ」
女「たまには素直に感心してあげるわ。すごいすごい」
男「……ところで、かなみ?」
女「なに?」
男「このアイマスク、いつまで着けてりゃええの?」
女「私が上がるまでに決まってるでしょ! あんたはすぐ人のことやらしー目で見てくるんだから」
男「混浴って聞いても動じなかったから、ついに観念したのかと思ったら……」
女「このくらいの予防策、あんたとの付き合いが長ければすぐ思いつくわよ」
男「正直、もうそろそろ我慢できないかも」
女「その時は大声出して人呼ぶから、そのつもりで」
男「布一枚隔てた向こうは天国なのに……うぅっ」
女「アイマスクの奥で泣くな、スケベ!」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/03(火) 14:48:22.05 ID:GOySA4O7O [10/35]
- ツンデレと二人で混浴温泉宿に泊まったら(尊さんVer.)
尊(ふむ……泉質は軟水で、肩こりやリウマチによく効く、か)
尊(あの馬鹿にしては良い温泉を見つけたものだ……)ザパーッ
尊(……ん? 誰か来た)
男「……みーことっ!」ガバッ
尊「ひゃあぁっ!?」ビクゥッ
男「やっぱり尊だった。背中だけで分かるなんて、俺は天才だな」
尊「な、なな、何をしているんだ貴様は!? ここは女湯だぞ!!」
男「え? 違う違う。ここ、混浴。女湯、ノーよ」
尊「な、なんだと!?」
男「まさか尊、注意書も読まずに入ってきたのか?」
尊「せ、泉質しか見ていなかった……というか、離れろこの下半身馬鹿!!」
男「斬新な罵倒語だな。でもいいじゃん、他に客いないし」
尊「そーいう問題ではないっ!! そ、それに……お前の、その、アレが、さっきから……」
男「あ、やっぱり気になる?」
尊「当たり前だ!! 当てるな、興奮するな!!」
男「そりゃ無理ってもんだ。尊の肌スベスベだし、おっぱいにも手が届きそうだし」
尊「貴様、ナニが二度と使えなくなるのと今すぐ離れるのと、どっちを選ぶ!?」ゴゴゴゴ…
男「お、おぉう。ちょっと調子に乗りすぎた……しかしこの程度ではへこたれん!」
尊「そうか。なら今すぐそれを握り潰してやるからそこに座れ!!」
男「いやあぁぁ尊に押し倒されるうぅぅぅ」
尊「ぬぅっ、逃げるなタカシ!!」
この後、はしゃぎすぎて番頭から厳重注意を受けた二人であった……。
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/03(火) 15:11:03.36 ID:GOySA4O7O [11/35]
- ツンデレと二人で混浴温泉宿に泊まったら(纏さんVer.)
男「今日の~お風呂~は混浴~ですよ~っと♪」
男「しかも纏が先に入ってるって言ってたしな……こりゃテンションも上がるっつーの」
男「それじゃあ、纏の産まれたままの姿を拝ませてもらいますかね……ウシシ」
纏「おう、来たか主よ」
男「……あるぇー? 纏さん、なんで風呂場で浴衣着てんすか?」
纏「三助に決まっておろうが。知らんのか?」
男「さ、三助? って何?」
纏「銭湯で、客の背中を流したり番台で番をしたりする役職のことじゃよ」
男「まさか、それしたいがためにずっとここで待ってたのか!?」
纏「主が来るのを見計らって、中に移動したんじゃ。さすがにずっとここにはおらぬ」
男「じゃあ、風呂は……?」
纏「とっくに入り終わったわ。残念じゃったな」
男「なんてこったい……トホホ」
纏「そう気を落とすな。背中を流してやるゆえ、こちらへ向けるが良い」
男「しかし、よく宿の人が三助なんか許可したな」
纏「もともと混浴じゃし、他の客の邪魔にならなければと快く承諾してくれたぞ」ゴシゴシ
男「ふぅん(まぁ、これはこれでなかなか……)」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/03(火) 15:38:13.61 ID:GOySA4O7O [12/35]
- ツンデレと二人で混浴温泉宿に泊まったら(いいんちょVer.)
男「いいんちょ、後から来るって言ってたけど遅いなぁ。早く一緒に風呂入ってくんずほぐれつしたいのに」
女「べ、別府くん……」ソローッ
男「おぉ、来た来た。って、あれ? いいんちょ、公衆浴場ではタオル外さないと駄目だって」
女「それくらい知ってます! けど、やっぱり恥ずかしいし、湯船に入る時は外しますから……」
男「勿体ないなぁー。いいんちょの身体見たかったのにー」
女「別府くんには恥じらいがないんですか? もっと常識を持って下さい」
男「男にとっては常識<<<<<<女体なんだぜ!(キリッ」
女「……別府くんはもうちょっと包み隠すことをした方がいいと思いますよ」
男「自覚はしてる。ところで、さっきからなんか足元ふらふらしてるけどどうした?」
女「……メガネを外してるので、湯気が濃ゆいと視界が狭くて」
男「あぁ、確かにな。湯船の縁まで手ぇ引いてやろっか?」
女「なんか、ほんのり下心を感じるんですが」
男「いや、これはただの親切心だから。こけて怪我したら洒落ならん」
女「……じゃあ、お願いします」
男「ん、こっちこっち」
女(あ……別府くんの手、温かい……///)
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/03(火) 15:55:07.91 ID:GOySA4O7O [13/35]
- ツンデレと二人で混浴温泉宿に泊まったら(お嬢Ver.)
女「修学旅行の際にも思いましたけれど、公衆浴場って恥ずかしい施設ですわよね」
男「そうか? 俺はガキのころよく銭湯行ってたから、慣れっこだけどな」
女「しかも男女一緒の浴場まであるなんて……不思議ですわ」
男「昔は男女一緒が当たり前だったんだよ。混浴は日本の文化だ! なんつってな」
女「そうですわね。昔なら今のタカシのように、人の着替えをじろじろ見る破廉恥漢もいなかったでしょうし?」
男「見てない、見てない。お嬢のパンツが意外に可愛かったなんて知らない」
女「バッチリ見てるじゃありませんの! やっぱりタカシとは、時間をずらして入るべきでしたわ」
男「せっかく男女同伴旅行の許可が出たんだから、風呂くらい一緒に入ってもらわんと」
女「お父様も何を考えておいでなのかしら……こんな獣との旅行を許可するなんて。しかも混浴」
男「俺もお前の親父さんに認められるまでは、苦労したもんなぁ。まぁ、労を労うと思って我慢してくれ」
女「言っておきますけれど、何かしらえっちな行動に出たら、すぐにSPを呼びますからね?」
男「大丈夫! すでにえっちなことしか頭にないから!」
女「……やっぱり今からでも帰ろうかしら?」
男「ああああ、せっかく脱いだ服を着なおさないでえええええ」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/03(火) 16:09:43.08 ID:GOySA4O7O [14/35]
- ツンデレと二人で混浴温泉宿に泊まったら(かつみさんVer.)
女「ヒャッホゥ、でかい風呂ってチョー久しぶりだぜ!!」
男「あんまはしゃぐな。番頭さんに怒られるぞ」
女「どうせ俺たちしかいないって。早く入ろうぜ!!」バッ
男「おうふ……男の前で全裸になるのも抵抗無し、か」
女「うちは男兄弟ばっかだったからな。けっこうでかくなるまで風呂も一緒だったし」
男(この爆乳を前によく我慢が効いたなぁ……心中察するぜ)
女「あ、でもタカシはあんまり見るんじゃないぞ」
男「なんでだよ、裸見られるのは慣れてんだろ?」
女「好きな奴に見られんのはまた違うんだよ。言わせんな恥ずかしい」バシバシ
男「いてて……。その割に、俺の前でも全然恥じらったりしないけどな」
女「んー、そうか? けど、夜になったらもーっと開放的になるかもな?」ニヤリ
男「ブッ…!? おま、何言ってんだ」
女「ま、それまでせいぜい楽しみにしとけよ? ダ・ア・リン(はぁと」ニッコリ
男「……久々の旅行で、かつみのテンションがおかしくなっとる」
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/03(火) 16:28:49.96 ID:GOySA4O7O [15/35]
- ツンデレと二人で混浴温泉宿に泊まったら(ボクっ娘Ver.)
女(ふふふ~ん、今日はタカシと温泉旅行だよ♪)
女(今日こそはボクの悩殺ボディで、メロメロにしてあげるんだから!)
女(おっと、水音が。タカシはあっちかな?)ソロ~
女「……うりゃっ!!」ギュッ
?「わぁっ!!」
女「へへ……どう、タカシ。いつも子供扱いしてる私の胸は?」ヌリュ、ヌリュ
?「あ、あの……ちょっと……」
女「気持ち良すぎて言葉にならない? でも、降参するまで許してあげないんだから!」ヌチュウゥゥッ
?「……すみません、あなたどちら様ですか?」
女「……へ?」
男「おーい、梓。俺はこっちだ」
女「タカシ!? じゃあこの人は?」
男「無関係なただの客だ。早く離してあげなさい」
客「へ、へへ……どうも」ニヤニヤ
女「い……いやあぁぁぁぁぁ!! バカタカシ、こっち見るなぁ!」
男「お前が勝手に間違ったんだろうが! 全く、何をするかと思えばなんてアホな」
女「うぅ……タカシのせいで恥かいた……」
男「全っ部自業自得じゃい」
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/04(水) 09:00:54.02 ID:GFz3HW26O [15/37]
- ツンデレと二人で混浴温泉宿に泊まったら(関西さんVer.)
男「あ」
女「え? きゃあっ!」
男「な、なんでいずみが風呂に!?」
女「それはこっちの台詞や! 裸見られんの恥ずかしいから、時間ずらして入ろて言ったやん!」
男「お前が風呂入ってからもう一時間近いぞ? 上がって土産物屋でも寄ったのかと思ったから……」
女「女の子と自分のお風呂の時間が同じなはずないでしょ!?」
男「す、すまん……すぐ上がるから」
女「ちょ、ちょっと待ち!」
男「な、何?」
女「もうここまで来たら、上がって入り直すんも面倒くさいんと違う?」
男「そりゃあ……早く湯船に浸かってさっぱりしたいけど」
女「だ…だったら、今日だけ一緒に入るの許してあげるわ。特別にな」
男「まるきり自分ちの風呂みたいな言い方だな……」
女「その代わり、うちのことあんまりじろじろ見たら、吊し上げて死ぬまでしばき倒すから覚悟しとき?」
男「お、おう……」
女「分かったならいいわ。そしたら、ちょっと背中流してちょーだい」
男「いいけど……それで裸を見るなというのは些か酷な話では」
女「あんたが自制心をフル稼働させればいいだけの話や。それとも、今後二度と固い物が食べれんようになりたい?」
男「いえ、この歳で入れ歯は嫌です……」ゴシゴシ
女「そ、最初からうちには逆らわんとき。んー、気持ちい♪」
229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/04(水) 09:29:31.09 ID:GFz3HW26O [16/37]
【番外編・友ちゃんと山田が混浴温泉宿に泊まったようです】
友子「ふぅ~、いいお湯だねぇ」
山田「友ちゃんが温泉なんか誘ってくるから何事かと思ったら、ここ混浴だったんだね」
友子「何よぅ、その言い方だと私に何か裏があるみたいじゃない」
山田「ないの? 裏」
友子「さぁね。ないといえばない、あるといえばある」
山田「正直な話、純粋な好意だけで誘われたとは到底思えないんだけど」
友子「そうね。ここまで来た仲なんだから、お互い最後まで行っちゃう? レッツ既成事実!」
山田「やっぱそういう魂胆があったんだ……」
友子「山田だって、そういう展開を期待してなかった訳じゃないんでしょ?」
山田「……そりゃあ、かなり」
友子「んふふ……私はね、山田」グィッ
山田「えっ……」
友子「あんたになら、私の大事な物、あげてもいいかなって思って誘ったんだよ」ボソッ
山田「うえぇっ!?」
友子「部屋に帰ったら、寝床の準備してもらおうね。それとも……いっそここでしちゃう?」
山田「かっ飛ばし過ぎだよ、友ちゃん……」
友子「なぁんてね、ふふ……」
最終更新:2011年05月10日 00:30