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860 名前:1/3[] 投稿日:2011/10/13(木) 20:58:58.94 ID:moRXQMMLP [2/4]
お嬢と体育祭の予行

九月も終わりに近づき、雲一つない天気で空が高く見えた。
そんな今日は体育祭・・・の予行日である。というわけで俺たちは学校のグランドに立っていた。
「うーん、絶好の予行日日和だな」
「空気が澄んでいて気持ちいいですわね」
「さてとっそれじゃ練習するか」
俺が出る種目は二人三脚だ。・・・相手はこいつなんだけど。
「二人三脚なんて初めてですわ。お相手がタカシではなければ良かったのですが・・・」
「俺で悪かったな。俺が休んでるうちに勝手に決めたのが悪いんだ」
「決める日に休む方が悪いに決まってますでしょう」
「むぅ・・・とりあえず練習するぞ」
りなの右足と俺の左足を紐で結び、りなの肩に手を置くと、パシッって払われた。えー
「き、気安く触らないでもらえます?だ、だいたいくっつきすぎじゃありませんか?」
「いや、二人三脚ってこういうものだから・・・」
「そ、そうでしたわね。それなら仕方ありませんわ」
「中、外のかけ声でいくから、初めはゆっくりな」
「わかりました」
「中!」
かけ声とともに左足をゆっくりと出す。それにひっぱられる形でりなも右足を出す
「外!」
右足を出す。うむうむこの調子だ。
徐々に速度を上げていく、初めてなのになかなか上手いこと走れるものだ。
ここでふと気づく、どうやって止まろうか・・・。
「そ、それじゃ徐々に速度落とすからな」
「はい?な、なにか言いましたか?」
「もう止まるからなって!」

861 名前:2/3[] 投稿日:2011/10/13(木) 20:59:28.07 ID:moRXQMMLP [3/4]
「え、え、え!?止まるんですか!」
「ちょっと歩幅があってないって!!」
「きゃぁ!!」
「うわっ!!」
二人三脚でバランスを崩すということは共倒れになるということで
もちろん俺たちも例に漏れず、地面に向けて盛大に転んだのである。
「いってー・・・りな大丈夫か?」
「・・・痛い・・・ですわ」
りなを見ると目に涙を浮かべていて、足を見ると膝を擦りむいていた。
「うぅぅ・・・痛い・・・」
「大丈夫?立てるか?」
「立てません・・・」
仕方ないといった感じでりなの前に腰を下ろし手を後ろに出す。おんぶの格好だ
「ほら、保健室まで送ってやるよ」
「な、なんの真似です。そんな恥ずかしいことできませんわ・・・」
「でも立てないんだろ」
「ですけど・・・・・・し、仕方ありませんわね、お言葉に甘えさせてもらいます」
そういってりなはぎこちなく背中に乗る。しかし乗せて立ち上がったあとに気づく
背中に柔らかいモノが無茶苦茶当たってることに、柔らかいモノとは・・・
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡
やばい、なんというか大きさとか柔らかさがやばい。落ち着け落ち着け・・・
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空・・・
「な、なにぶつぶつ言ってるのです、恥ずかしいので早く行きましょう」
「お、おう、早く行かないとな、俺自身のためにも」

862 名前:3/3[] 投稿日:2011/10/13(木) 20:59:52.51 ID:moRXQMMLP [4/4]
保健室に着く。道中こっちを見てなにかぶつぶつ言っていた山田を見かけた、あとが怖い。
「よっと・・・やっぱり先生居てないな」
「職務怠慢ですわね」
「とりあえず消毒しよう」
ベットに下ろして、消毒剤を手に取り、傷口にかける。
「少し足に触りすぎではありません・・・?」
「わ、悪い」
「だいたい、タカシが急に止まろうと言い出すからあんなことが起きたのですわ」
「悪かったって」
「まったく・・・本番では絶対に一位取りますわよ」
「ハイハイ」
「ハイは一回で十分ですわっ!」

その後、猛練習をして本番当日俺たちは見事に一位を勝ち取ったとさ
最終更新:2011年10月15日 15:07