65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/14(金) 08:51:50.10 ID:qsN03Vu/O [5/22]
  • 嫁尊さんを箱に入れてみた


男「おーい、尊。ちょっとこれ見てくれよ」
尊「……なんだそのデカい段ボールは?」
男「仕事場で梱包するのに使ったんだけど、余ったから昨日もらって来ちまった」
尊「また貴様はそんな無駄な物を……片付けるのはいつも私なんだぞ?」
男「まぁまぁ、そう言うなって。なんか入れるもんくらいあんだろ?」
尊「かえって邪魔になるだけだ。全く、貴様はいつも余計なことしかしないな」
男「ははは、すまんすまん」
尊「どうするんだ、これ。燃えるゴミの日はまだ先だぞ」
男「うーん……とりあえず尊が入ってみれば?」
尊「なんだと?」
男「ほら、これだけデカいと人一人くらい簡単に入りそうじゃん?」
尊「誰が入るか!!」
男「いいじゃん。ほら、ほら」グイグイ
尊「お、押すな、馬鹿っ……あぁ、分かった分かった、入るから無理矢やり押し込めようとするな!」
男「やったー」
尊「お前という奴は……何考えてるか皆目わからんぞ……」ブツブツ

すぽっ

男「おぉ……」
尊「何がおぉ、だ。今日のお前はいつも以上に意味不明だ」
男「なんだか捨て猫のような儚さと可憐さを持ち合わせていますねぇ」
尊「要するに捨て猫のようにみすぼらしいということか」
男「猫みたいに可愛いって言ってるの!」グリグリ
尊「むぅ……まぁそういうことにしておいてやろう」
男(なんか嬉しそうだなー)
最終更新:2011年10月15日 15:22