35 :名無しさん:2005/09/21(水) 02:31:56 ID:lo33z49.
裏・前夜祭だれにも知られず、ひっそりと終了!ぎゃははははは!
これぞ避難所クリオネ!

宇宙に憧れるツンデレ
男「酔い覚ましに芝生の上でご休憩かい?お姫様」
ツン「あ…こ、こんばんは…」
男「俺もご一緒していいかな?どうもああいうパーティは苦手でね」
ツン「は、はい…どうぞ」
男「ふぅ……こうやって寝転がって星みるのなんて、何年ぶりかな」
ツン「…キレイですね、吸い込まれちゃいそうです…」
男「ん、何となく分かるね。それ」
ツン「なんだか不思議ですよね。宇宙ってこんなに広いのに…。
  ボクたちがこうして、二人でいるなんて…」
男「ははは、随分と哲学屋さんなんだね」
ツン「そ、そうですか?すいません、あの…ボク、こういうの初めてですから…」
男「その相手が俺とはね。こりゃ光栄だ」
ツン「……あの、つまんないですか?」
男「いいや、君の事はもっと知りたいと思っていたからね。宇宙にロマンを
  感じるなんて、ステキだと思うけどな」
ツン「憧れなんです…いつか、あの大きな空に行きたいって……」
男「行けるさ、きっと。君ならね」
ツン「そ、そうでしょうか…だけどボク……」
男「自信をもつことさ。できるって信じることさ」
ツン「………あ、あの…」
男「なんだい?」
ツン「きょ、今日はこのまま……ずっとそばにいてくれますか?」
男「そりゃあお安いご用だけど…何でまた?」
ツン「貴方といれば……ボクにも自信がもてる気がしたから……」
男「ははは、君のためになるなら何だってするさ」
ツン「あ、ありがとうございます……」
男「…キレイだな」
ツン「はい、ホントにキレイな星空ですね」
男「そうじゃなくて……君のことなんだけどな」
ツン「えっ……あ、あのっ…えっ?えっ?」
男「ははは、気にしない気にしない」
ツン「や、やだ……からかわないでください…」

翌朝~
男「ううん……なんだ、あのまま寝ちゃったのか」
ツン「ん……あ、あれ?ボクなんで外に…?」
男「やあおはよう、よく眠れたかい?」
ツン「な、な?!ボクのとなりで、なにしてるんですかっ!」
男「何って……キミが傍にいてくれっていったんだぜ?」
ツン「ボ、ボクはそんなこと言ってませんっ!」
男「やれやれ。ま、昨晩はキミの可愛い一面が見れたからよしとするか」
ツン「え?!ボクになにをしたんですかっ?!あ、ちょ、ちょっと!」
最終更新:2011年10月25日 16:19