78 :その1:2005/10/09(日) 22:32:57 ID:inQv6TEc
ゴッキーを見て大暴れするツンデレ

山田&別府姉「『成敗!』」
ウォーク・サキハマ「のわぁぁぁぁぁぁっ!!」
ちゅどーん

別府ママ「あらあらまあまあ。」
別府パパ「はっはっはっはっは」

盗作をも「インスパイヤ」などと言い放ち、文化の破壊を目論むウォーク・サキハマの野望は費えた。
しかし四天王の一角を失った秘密結社アベックソは次こそ本気で襲い掛かってくるだろう。
負けるな山田!頑張れ、別府姉!!

俺「いやーしかし姉さんと山田強いなぁ。」
千夏『ホントホント。私ら何のためにいるのかわかんなくね?』
俺「まったくだぜ。」


山田「ふぅ…今日も僕はあんまり活躍できなかったお…」
別府姉『ふん!日頃の精進が足りぬからじゃ。』
山田「お姉さんは強くてかわいくて頭もよくて完璧超人だお…自分が情けなくなってくるお…」
別府姉『そうじゃろうそうじゃろう。それがし目指して努力を怠らぬ事じゃな。おほほほほ』
山田「うぅ…がんばるお…」
別府姉『そもそもの、うぬは実力はあるが精神が弱い!心を鍛えるのじゃ。先ほどもほれ、あのような怪人の色仕掛けに引っかかっておったではないか愚か者!』
山田「そ…それは…!」
別府姉『この大たわけが!少し女に言い寄られたからといってデレデレしおってからに…あー思い返してみれば腹が立つ!そこへなおれ!たたっ斬ってくれる!』
山田「ご、ごめんなさいだお!これからはお姉さんみたいに明鏡止水の心でがんばるから!許して欲しいお!」
別府姉『むぅ……ま、うぬがそこまで言うならいた仕方あるまい…許してつかわす。…それがしの様に、何者にも動じぬ心を持つのじゃぞ?』
山田「は、はい!ありがとうだお!…(カサカサ)…ん?」
別府姉『…!!!?…こ、この気配は…!!』
山田「あ、ゴッキーだお。」
別府姉『う……』
山田「どうしたお?」
別府姉『きぃぃぃぃぃぃやああああぁぁぁぁぁぁぁあっっ!!!ご、ご、ご、ゴゴゴゴゴゴ、ゴキブリィィィィィ!!!!!』
山田「あわわわ、お、お姉さん!?」
別府姉『ゴ、ゴキブリぞ!ゴキブリじゃ!あわわわわ!こうしてはおれぬ!防空壕へ!い、いや、連合艦隊出撃じゃ!!』
山田「お、落ち着くお!お姉さん!」
別府姉『ぬぬぬぬぬ!かくなる上は毛唐の力を借りてにゅーくりあぼむをば…!!(ピッ)もしもし、ホワイトハウスかえ?ブッシュを出しませ!時は一刻を争うのじゃ!早く!』
山田「わーー!お、落ち着くお!大丈夫だお!たかがゴキブリだお!」
別府姉『ええい離さぬかたわけ者!奴らは抹殺せねばならぬのじゃ!はーなーせー!』
ゴッキー「ぶ~~ん(←飛んだ)」
別府姉『ひいぃぃぃぃぃぃぃぇぇえええええええええっ!!お、おたすけぇぇぇぇぇぇっ!!』
山田「うわわわっ!刀を振り回しちゃあぶないお!お姉さん!しっかりするお!」
別府姉『いやぁあぁあああっ!くるなっ!くるなぁぁぁぁっ!!』
???「『まてぇいっ!!』」
ゴッキー「……!?」

79 :その2:2005/10/09(日) 22:33:42 ID:inQv6TEc
山田「こ、この声は…!?」
別府姉『ひぃぃぃいっぇええええええええっ!!』
???「いかな小さき命といえど、その重さは計り知れないものがある…」
???『だからといって過剰に活動すればその命はたちまち塵芥となってしまう…』
???「『人それを「害虫」という…!!』」
ゴッキー「………(カサカサ)」
???「『貴様に名乗る名などないっ!!』」
山田「タカシに…千夏ちゃん…っていうか、聞かれてないお。名前…」
ゴッキー「………(カサカサ)」
別府姉『きゃーーー!いやぁぁぁっ!』
千夏『くらえぇぇぃっ!バルサーンストォォォォム!!!』
ゴッキー「……!!?」
俺「次はこれだ!ゴキジェットブリザァァァァァッド!!」
千夏『止めだタカシ!』
俺「応!…必殺!烈風!丸めた新聞紙・せぇええええええけん!づきぃぃぃぃぃぃっ!!!!」
ゴッキー「………!!!?!?」
俺&千夏「『成敗!!』」
ちゅどーん

別府姉『きゃあああっ!いやあああっ!早くやっつけてぇぇぇっ!』
山田「お、お姉さん!もうタカシと千夏ちゃんがやっつけたお!」
別府姉『きゃぁぁぁあっっ!…へ?』
俺「姉さん、昔っからゴキブリ苦手だもんなぁ…」
千夏『意外な弱点だよなぁ…』
山田「お、落ち着いたお?お姉さん?」
別府姉『……こほん。よくやったぞ弟よ。ほめてつかわす。』
みんな「『だぁぁっ(←吉本仕込のずっこけ)』」
別府姉『ふ、ふむ。少し取り乱してしまったようじゃ。ゆるせ。』
千夏『少しどころじゃなかったけど…』
別府姉『何か言ったかえ?』
千夏『い、いえいえ、なんでも。』
山田「お姉さんも、ちょっと修行が足りないかもしれないお?」
別府姉『なっ…何を言う!あ、あれはだな…』
山田「昆虫ごときにあんなに取り乱してちゃだめだお。」
別府姉『うぬぬぬぬ…………黙れうつけが!うぬがそれがしに意見するなど100年早い!』
山田「はいはいわろすわろす」

80 :その3:2005/10/09(日) 22:34:20 ID:inQv6TEc
別府姉『うぬぬぬぬぬぬうぅぅっ!……(ぷっちん)しょ、しょうがないじゃない!ゴキブリ怖いんだからぁっ!!』
俺「……!?」
千夏『……!!!』
山田「お、お姉さん…?」
別府姉『怖いものはしょうがないでしょう!?それなのに、それなのに…あんまりよ!!うわああああ!』
俺「ふ、普通に喋れたんだ…」
千夏『う、うん…驚いた…』
山田「て…テラモエスwwwww」
別府姉『なによなによー!ばかー!みんなしてバカにしてー!うえええええん!』
山田「ああ…もう泣かないで…(ぎゅ)…怖いものの一つや二つあってあたりまえだお。にんげんだもの。」
別府姉『うぐ…ひっく…さっきはひどい事言って…ごめんなさい…ひっく…ひっく…山田君…ごめんね…大好き…』
俺「うはwwwwなんだこの流れwwwww」
千夏『意味わかんねー!!』
山田「えwwwナニコレwwwww」
別府姉『ごめんね…大好きなの…なのに…いつもいつもひどい事ばっかり…ごめんね…ごめんねぇ…!』
山田「あ…う、うん…ぼ、僕も、お姉さん大好きだお。」
別府姉『ホント!?よか…った………(かくん)』
俺「お、おい!姉さん!?」
山田「お姉さん!?お姉さん!?大丈夫かお?しっかりするお!」
別府姉『……やかましいのぉ…な、ななななな、何を抱きついておる山田!汚らわしいぞ愚か者!(バキッ)』
山田「ごへっ!ひ、酷い…なんで…?」
俺「………」
千夏『ど…どういうこと!?』
別府ママ「説明しましょう!お姉ちゃんは極度の緊張状態になるとぷっつんしてデレデレになっちゃうのよ~おほほほほ」
俺「はぁ?」
千夏『い、意味わかんねぇ…』
別府姉『ふんっ!精進が足りぬぞ山田!ではさらばじゃ!』
山田「うぅ…で、でも…なんかちょっと安心したかも…」
俺「まあ…なぁ。」
千夏『それでいいのか…山田…』

別府ママ「あらあらまあまあ」
別府パパ「はっはっはっはっは」


地球を影から脅かすゴッキーの野望は費えた。
しかし一匹見れば30匹はいるといわれるとおり、彼ら全てが滅びたわけではない。
負けるな山田!頑張れ、別府姉!!

俺「姉さんにあんな秘密があったなんて…」
千夏『…無理にキャラ作ってるからあんなことになるんだよ。』


おわり。規制解除されなくてむしゃくしゃしてかいた。別府姉の設定はなかったことになるかもしれないと思った。今は反省している。
最終更新:2011年10月25日 16:33