91 :1/4:2005/10/20(木) 05:48:52 ID:18AQ9KIE
ツンデレ男×ツンデレ女 新作『遊園地シリーズ、観覧車』

データ消しちゃったんで、あらすじをば・・・・・・
遊園地に遊びに来たツン男、ツン女、内藤、委員長の四人
お化け屋敷でのアクシデントにより、ツン男がツン女をお姫様抱っこしてでてくる
内藤の言葉で冷静になり、すぐにいつもの二人になるが、

委員長(・・・・・・もう、見てられないよぉ・・・)

視線をそらし、下唇をきゅっとかむ委員長の瞳にはゆらめくなにかが確かにあった
(すまん、完璧に覚えてるわけじゃないから、台詞間違ってるかもw)


ツン女「ん~っ!!やっぱり、遊園地といえばジェットコースターよね♪」
ツン男「うぷっ・・・・・・、なんだって、あんな気持ち悪くなるようなもんならねーといけねえんだ・・・・・・」
ツン女「あらぁ? ツン男ってもしかして絶叫系弱かったの? ごめんねぇ、そんなの知らなかったからさぁ」
ツン男「ばっ!! んなことあるか。あんなもん楽勝に決まって・・・・・・うぶっ!!」
ツン女「ちょっと、なにしてんのよ、馬鹿っ!!!」

ツン男の背中をさするツン女。それを後ろから見ている委員長と内藤

内藤「いつもの二人だお」
委員長「ぇ? ぁ、そうね」
内藤「委員長、やっぱり、お化け屋敷の時のこと気にしてるお?」
委員長「な、内藤くんったら、いきなり何いいだすのよ。そんなことあるわけないじゃない」
内藤「僕の気のせいならいいんだけどだお」(でも、やっぱり、どこかおかしいお。委員長のことは僕が一番見てるんだお、なんて言えないお)

92 :2/4:2005/10/20(木) 05:49:29 ID:18AQ9KIE
ツン女「さ~て、もうそろそろ暗くなってきちゃったし、帰ろっか」
ツン男「あぁ、いいんじゃねえか? にしても、お前にしきられるとこう、なんかむかついてくるな」
ツン女「なんですってぇ? ジェットコースターで目を回してたのは誰だったかしらぁ?」
ツン男「お、お前だってお化け屋敷で腰ぬかして・・・・・・」
ツン女「ぬ、ぬかしてなによ・・・・・・って」(お、お姫様抱っこ・・・・・・)
ツン男・女「・・・・・・」((絶対忘れられない思い出になったな)なっちゃった)
委員長「ねぇ!」
ツン女「ひぅっ!? な、なに? 高瀬、急に」
委員長「あ、あのさ、帰るんだったら最後に観覧車乗らない・・・・・・?」
ツン男「観覧車ぁ? 俺ああいうのは嫌いなんだよな。なにがおもしろいのかわかんねーし」
委員長「あ、そっか・・・」
内藤(・・・・・・おかしかった理由がわかったお・・・)
委員長「なら、しょうが・・・・・」
内藤「僕も乗りたいお! ツン女ちゃんも乗りたいお?」
ツン女「ぇ? あぁ、いいんじゃない?」
内藤「ほら、多数決で乗るお。ツン男もあきらめるお」
ツン男「ちっ、しゃーねえな」
内藤「委員長、がんばるお・・・・・・(ボソ)」
委員長「ぇ・・・?」
内藤「観覧車はあっちだお、ブーン」

委員長「あのね、ここの観覧車は二人乗り専用なんだって」
ツン男「ふーん」(ツン女と・・・・・・)
ツン女「へぇ」(ツン男と・・・・・)
お互い相手を見てしまう
ツン男「な、何見てんだよ!!」
ツン女「あんたこそ何見てんのよ!!」
内藤(今だお!)「喧嘩はいけないお。ほら、ツン女ちゃん、一緒に乗るお」
ツン女「・・・・・・ぁ・・・、ぇ、うん・・・・・・」(なにやってんだろ、あたし・・・・・・)
委員長「じゃ、じゃあ、ツン男くんは私とだね、あは・・・」
ツン男「ぁ、あぁ、そうだな。・・・・・・いくか・・・」

93 :3/4:2005/10/20(木) 05:49:57 ID:18AQ9KIE
ツン女「うわ~♪ ほんときれ~♪ ほらほら、内藤くんもみなさいよっ」
内藤「わ、わかってるお。うわー、綺麗だお」
ツン女「なんか棒読みっぽいわね・・・・・・」
内藤「き、気のせいだお;;;」(委員長とツン男はどうなってるかな)

ツン男「・・・・・・」
委員長「・・・・・・」
ツン男「・・・・・・あのよ、黙っててもおもしろくねーじゃん」
委員長「ぁ、ごめんなさい。ちょっとぼぉっとしちゃって・・・」
ツン男「委員長から誘ったんだからしっかりしてくれよ~?」
委員長「ぁ、あのさ・・・・・」
ツン男「ぅん?」
委員長「今日楽しかったね・・・」
ツン男「あぁ、そうだな。遊園地なんて久しぶりだから、ついはしゃいじまったぜ」
委員長「そ、そうなんだ・・・・・・。・・・・・・ぉ、お化け屋敷のあれもそのせいなのかな・・・・・・」
ツン男「な、あ、あれはツン女が泣くし、立てねえしでなぁっ、あ、あれだ、あの、そぅ、仕方なくってやつだよ!!」
委員長「そんなあわてなくても私しか聞いてないよ・・・・・・」
ツン男「あ、あぁ、そうだな・・・・・・」(そうじゃねえか、俺今委員長と二人っきりなんだ・・・・・・。うぉ、急に意識してきた・・・・・・)
委員長「あのさ、も、もしもだよ? もしも、私もツン女みたいになっちゃったらさ・・・・・・、ツン男くん、・・・どうする?」
ツン男「いや、ツン女みたいになっちまったら。そりゃ、同じようにするけど? 当たり前じゃん
委員長も・・・」
委員長「委員長じゃなくて、高瀬、・・・だよ?」
ツン男「た、高瀬もツン女も俺の大切な友達だしな」
委員長「そ、そうなんだ♪」(なんかこの台詞だけで幸せになれちゃった・・・・・・。だから、だめなのかな・・・)
ツン男「ん? なんかうれしそうだけど?」
委員長「ぇ、あ、ううん。そんなことないよ、普通だよ、普通。そっかぁ、ツン男くんにとって私は大切な友達なんだぁ」
ツン男「あぁ、そうだけど」
委員長「それでぇ・・・、ツン女は大切な“特別”な友達なんだよね♪」
ツン男「な、そんなんじゃねえってのっ!! からかうなよなっ」
委員長(これでいいの・・・・・・。ツン男くんは不器用で、鈍感で、まっすぐで、うそのつけない人。だから、分かっちゃうんだよね・・・・・・)

94 :4/4:2005/10/20(木) 05:50:53 ID:18AQ9KIE
ツン女「おっそ~い! 委員長となんかへんなことでもしてたんじゃないでしょうね」
ツン男「んなことするわけねえだろっ!! てめえも内藤となにしてたんだかね・・・」
ツン女「な、なにしてってなによ!? あんたなんか死んじゃえ~!!!」
バキッ
ツン男「ぐほっ!!!」

内藤「それで、ちゃんと話できたお?」
委員長「えへへ、失敗しちゃったのかな」
内藤「委員長、失敗っていってるわりに笑ってるお」
委員長「なんかね、そういう気分なの。あの二人は特別なの」
ツン女「高瀬に内藤くん、おそい~!!」
委員長「はいはい、今行くわよ。内藤君、行こ♪」
委員長の手が内藤の手を握り、そのまま走っていく
内藤(い、委員長の手小さくてぷにぷにしててやわらかすぎるお!!)
委員長はくるりと走るのをやめ、内藤の方を向く
委員長「ツン男くんの特別はツン女だけど、私の特別は内藤君、かな?  あは♪」
その微笑は今までに見たことのないほどさっぱりとした明るい笑顔だった

ツン男たちからは見えない遊園地の一角では
ファービー「オイ、クソボケ!! デケエ図体シテ泣イテンジャネエヨ」
番長「・・・・・・くっ・・・、内藤・・・・・・」
ファービー「チ、酒飲メルダロ? シャアネエカラ、オゴッテヤラア・・・・・・」
番長「・・・・・・うぅぅ・・・・・・、目から汗が止まらん・・・・・・」


書いていて、思ったが・・・・・・。俺が書くとツンデレ要素が薄くなる・・・・・・orz
最終更新:2011年10月25日 16:36