110 :名無しさん:2005/11/14(月) 21:41:32 ID:1xezXEhI
  • 初雪、二人きりの夜空みたいなの

タ「お……雪降ってきた」
か「ほんとだ……綺麗……」
タ「これ初雪だよな?」
か「えっと……そうね。初雪ねこれ」
タ「ひぃ……雪を見たら余計に寒く感じるな。かなみ、手つなごう」
か「何でよ」
タ「何でって、寒いからだよ。手つなぐだけでも大分違うと思うぞ?」
か「嫌よ」
タ「ちぇ……」
か「………ねぇ」
タ「ん?」
か「……キス……しようか?」
タ「………?」
か「な、何よその顔。文句あんの?」
タ「手つなぐのは駄目で、キスはいいのか? 基準が分からん」
か「別にいいでしょ。私の勝手よ」
タ「なんじゃそりゃ」
か「で、どうなのよ? するの? しないの?」
タ「べ、別にいいけど……」
目を瞑るタカシ。そっとかなみの顔に自分の顔を近づけr――
バチーン!!
タ「いで!? な、何すんだよ!?」
か「やーいw 引っかかった引っかかったw バーカ。誰がアンタとこんなところでキスしますか。ちょっと考えたら分かるでしょw? 脳ミソ足りてないわよw」
タ「な!? て、てめぇ! 待て!」
か「バーカバーカ♪」
タ「待てーーっ! キスさせろーっ!!」
か「いやー♪ 痴漢に襲われるぅ~♪」
タ「!? や、やめろ! 叫ぶな! 誰かに聞かれたらどうすんだよ!?」
か「そん時はアンタはブタ箱いきねw いや~~♪」
タ「や、やめろーーーっ!! 待てーーっ!」

二人のほのぼのとした日常風景を書いてみたかった。
最終更新:2011年10月25日 16:41